刺繍入りレースカーテン。
とってもおしゃれですよね。
プリントでは表現できない贅沢な魅力があります。
刺繍レースといえば、”フェミニン・エレガント”な印象がありますが、最近では”アンティーク・ナチュラル”なデザインのアイテムも人気です。
今回は、おしゃれな「刺繍レースカーテン特集」や「取り扱い上の注意点」についてお伝えします。
目次
刺繍入りレースカーテンの魅力
刺繍入りレースカーテンの魅力。
それは「繊細で優美なデザイン」ですよね。
眺めているだけで、ほんっとーにうっとりします。
美しい・・・。
かわいい・・・。
やわらかい・・・。
あたたかい・・・。
やすらぐ・・・。
そんな気持ちにさせてくれる魅力が、刺繍にはあります。
この模様はひと針ひと針の繰り返しでつくられているんだなぁ・・・と想像しながら見ていると、さらに感慨深くなりますよね。しみじみ、いいなーと思います。
陰影の美しさ
美しい刺繍は、飽きませんよね。
手にとってアップで見てみたり、ひきで全体的な雰囲気を眺めてみたり・・・といろんな楽しみ方があります。
ですが、実はもう一つ!
とっておきの楽しみ方があるんです。
それは・・・
陽の光をうけて、床にうつる刺繍の陰影を眺めること。
息をのむ美しさってこれのことです。
もちろん刺繍そのものもきれいですが、床に影となってうつしだされることで、その美しさは神秘的なものへと変貌します。
こんな美しい陰影がお部屋で眺められるなんて・・・いいですね・・・。
朝日や夕日が差し込む時間帯は、日常の忙しさからしばし離れて刺繍カーテンの陰影をながめる。
それは、あなただけのとっておきの時間になると思います。
裾の折り返しがなくもたつかない
通常のレースカーテンの裾は折り返して縫製し、生地端の処理をしています。
つまり、裾のところは生地が2重になっています。
そしてこの折り返しの存在がちょっとやっかいで、ときにカーテンの美しいウェーブをはばんでしまうことがあります。
ちなみにわが家のレースカーテン(形状加工なし)は、洗濯をくり返すうちにウェーブがなくなってきちゃいました。涙
とくに裾は、ほぼフラット状態!です。
やっぱり折り返しの存在(裾から10cm折り返しされています。)が大きいのでしょうかね。
ですが、レースの刺繍カーテンなら裾部分の折り返しがなく1枚仕上げなので、もたつく心配はありません!
どうして折り返しがないのかというと、スカラップのライン(裾部分)に刺繍をほどこすことで生地の端処理をしてあるからです。
ですから、刺繍カーテンには折り返しなしでOK!
裾のウェーブもとっても自然な仕上がりになっています。
うん、きれいだ。
柔らかいウェーブだ。↓
ところで、生地の端処理を刺繍でするってすごく贅沢なことですよね。
本当なら生地を折り返してダダダダッって縫えば完了!なところを、デザイン重視でこんなにも繊細な縫製をしているんですから。
きっと何倍も手間暇かかっているはず。
糸もたくさん使うし。
そう思ったら、カーテンの裾全体に惜しみなく刺繍をしているカーテンに一層魅力を感じますね。
そして裾に刺繍があるって、ときめきませんか?
目立たないところまでちゃんとおしゃれで、風になびく姿もかわいいです。
継ぎ目がない
美しい刺繍がほどこされたレースカーテン。
ですが、カーテンの途中に継ぎ目が入ってしまうと台無しですよね。
横幅の長いカーテンだと生地幅が足りずに、途中で継ぎ足しになってしまうことがあるかもしれません。
せっかくデザインがきれいなカーテンなのに、縦に継ぎ目が入るなんて悲しすぎる。
これは絶対に避けたいところです。
当店の刺繍レースカーテンには、継ぎ目がないのが特徴です!
カーテン生地を横方向に使用するので、長い横幅でも対応可能!
1枚仕立てで美しく仕上げることができます。
エレガントにもナチュラルにも合う
少し前まで、レース刺繍カーテンといえば『エレガント』『ヨーロピアン』なイメージがありましたよね。
生地全体に上品な光沢があり、きらびやかな花柄模様のデザインが多かったと思います。
もちろん、エレガントスタイルは今も健在!ですが、最近では気負わないナチュラルテイストのお部屋にぴったりのレースカーテンも人気があります。
当店では「優雅でエレガント」なデザインから、「どこか懐かしいアンティーク風」のデザインまで豊富に取り揃えています。
そして、同じデザインでも色味によってこんなに雰囲気が変わるのも興味深いところです。
個人の印象では、色味がホワイトに近いほど『エレガント』な雰囲気になり、アイボリーやベージュに近いほど『ナチュラル』な雰囲気になる気がします!
■カリン・ホワイト
■カリン・アイボリー
レースカーテンにベージュって意外かもしれませんが、お部屋をあたたかい雰囲気に包んでくれそうですね。
主張しすぎないナチュラルなデザインなので、家族全員が集まるリビングなどにもおすすめです。
刺繍レースカーテンの諸注意
(↑リーフ模様の刺繍のカーテンです。)
刺繍レースカーテンは他のレースカーテンとちがって、ちょっと特殊です。
注文時の注意点や、取扱い方法のコツなどを順にお伝えしていきます!
あまり長い丈に対応していないかも
先ほどの「レースカーテンは継ぎ目がない方がきれいだよね!」というお話のところでもふれましたが、当店の刺繍レースカーテンは生地を横方向に使っているのが特徴です。
(カーテンに継ぎ目が入らないようにしている工夫です。)
ということで、横幅のサイズ調整にはほぼ万能。
ところが、残念ながら丈のサイズ調整には限界があります。
ですがその限界ってどれくらいかというと、260cmです。
2メートル超えなので、けっこう長いですよね。
ちなみにわが家の掃き出し窓のカーテン丈は180cmほどで、ごく一般的なサイズです。
(掃き出し窓とは、窓からベランダや屋外に出入りできる大きい窓のこと。)
そして計算してみました。
260cmってここからプラス何cm?なんだろう。
えーっと、プラス80cmですね!
プラス80cmってことはえーっと・・・だいぶあります!!(←アバウト)
あ、まって、
メジャーでちゃんとはかってきました。
わが家は天井までが240cmありました。
ということは、床から天井までの丈にしてもまだ20cmあまるってことですよね。
天井を見上げてみました。
ここからさらにプラス20cmかぁ。
うん、これは「だいぶある」・・・。(←アバウト)
私がイメージしてみたところ、
よっぽど窓が大きいデザイナー住宅とか、天井の高い豪邸でないかぎりは、丈も対応できるのではないかと思います。
まずは、お家の窓の採寸をして確認してみましょう。
もしちょっとでも不安がある場合は、どうぞお気軽にご相談ください。
繊細な刺繍やレースを引っかけないよう注意
刺繍レースカーテンはとても繊細。
フラットカーテンとはちがって凹凸のひっかかりやすい箇所が多いので、近くへ行くときには気をつけましょう。
たとえば、腕時計やネックレスの留め具、ピアスなどアクセサリー類が何かの拍子にからまってしまうことがあります。
そういうときって、「ひっかかるのが奇跡的!」ってくらい絶妙な角度で入っちゃうんですよね。
ちょうどこの角度でこの場所に、ぴったりあわさったのかぁ・・・。と思わず感心してしまうくらいです。笑
このような不測の事態を避けるのはむずかしいですが、カーテンにさわるときに「もしかしたら、このピアスひっかかるかも。」と意識するだけでもちがいますよね。
そして、もしひっかかってしまったときは、慌てずていねいに取り外しましょう。
無理やり引っ張るとほつれ、やぶれの原因になってしまいます。
先ほどのアクセサリーの例のように、身に着けているものが引っかかると気持ちが焦りますよね。
「え?なに?どうなってるの?」って冷や汗でます。
ですがここは一呼吸おいて、まずアクセサリーを自分から外しましょう。
自分が離れた状態で、カーテンとアクセサリーを見ながら取り外す方がスムーズです。
単純なことだけど、いざそういう事態になると気づかずジタバタしますよね。(あれ?私だけ?)
洗濯OKでも基本は手洗いと考えよう
繊細な刺繍カーテン。
デザインはすてきだけど、
「お手入れはどうしたらいい?」
「お洗濯ってできるの?」
ってことが気になりますよね。
カーテンは毎日使うものなので、お洗濯できないのは困りますもんね・・・。
ですが、ご安心ください!
刺繍カーテンでも自宅でお洗濯できるアイテムはたくさんありますよ。
(※生地の素材によっては、洗濯できないものもありますので、まずは洗濯表示を確認しましょう!)
ただし、お洗濯はやさしく手洗いするのが基本です。
洗濯機でのお洗濯は、勢いよく撹拌されて糸がひきつれてしまう可能性があるため避けましょう。
★レースカーテンを手洗いするときのポイント
- ネットに入れる。
- やさしく押し洗いする。(もみ洗いは厳禁です!)
- おしゃれ着用の中性洗剤を使用する。
刺繍のレースカーテンは、「優しくていねいに」お洗濯しましょう!
まとめ
刺繍のレースカーテンがおりなす世界観は、本当に魅力的ですよね。
朝日や夕日をあびてうつしだす陰影は、言葉では表現できない美しさがあります。
一方で、”刺繍”ときくと「お手入れに気を使いそう」という心配もあると思います。
日常使いしやすい刺繍レースカーテンがほしい!という方は、ぜひ当店の商品をご検討ください。
「ウォッシャブル」「形状記憶加工(きれいなウェーブが持続する)」など機能つきのものを豊富に取り揃えています。