目隠し効果抜群!のレースカーテンといえば、「ミラーレースカーテン」。
カーテン生地に光沢感のある糸を織り込み、ミラー(鏡)のように光を反射する仕組みです。
屋外からの視線をブロックして、お部屋の中のプライバシーをしっかり守ります。
さらに、気になる紫外線を遮る”UVカット効果”があるのもうれしいポイント。
一石二鳥なアイテムです。
ところが、そんな便利なミラーレースカーテンにもデメリットがあります。
それは・・・「夜には透ける」「生地に特有の光沢感がある(※)」ということ。
(※光沢を感じにくい、ナチュラルな風合いのミラーレースもあります。)
メリットだけでなくデメリットも踏まえたうえで、ベストなレースカーテンを選びたいですよね。
今回は「ミラーレースカーテンの効果」や「ミラーレースカーテンを選ぶときのコツ」についてお伝えしていきます。
夜でも透けにくいレースカーテン(遮像レースカーテン)もあわせてご紹介しているので、カーテン選びの参考にしてみてください。
目次
ミラーレースカーテンの効果とは
★ミラーレースカーテンとは?
レース生地に光沢糸を使用することで裏面を鏡面仕上げにして光を反射させることにより外から室内が見えにくくするものまた、太陽光を通常のレース生地よりもカットするので部屋の日焼けや色褪せを抑える効果もある。
簡単に説明すると、ミラーレースカーテンとは光沢のある特殊な糸を織り込んでいるカーテンのことです。
「生地表面にミラー(鏡)をまとっているカーテン」というとわかりやすいでしょうか?
そしてミラーレースカーテンは窓際にせまる太陽光を反射させ、次の3つの効果を発揮します。
ミラーレースカーテンの効果とは?
- 日中、屋外からの視線を遮る。
- 紫外線をカットし、家具や床の日焼け・色あせを防ぐ。
- 太太陽熱をカットし、外気の影響を減らすことで冷房を省エネで使える。
いかがでしょうか?
ミラーレースカーテン、特殊な糸を使っているだけあってけっこう万能!ですよね。
レースカーテンに欲しい機能はほぼそろっているという印象です。
ですが、ミラーレースカーテンにもデメリットがあります。
ミラーレースカーテンにはデメリットがある?
ミラーレースカーテンの効果をぱっと見た印象だと万能なように思えますが、ミラーレースカーテンにもデメリットはあります。
ミラーレースカーテンにどのようなデメリットがあるのか解説しますね。
曇りや夜だと透ける
ミラーレースカーテンのデメリット。
それは「曇りや夜だと透ける」ということ。
「えー、ミラーまとってるはずなのにどうして!?」「目隠しカーテンなのに、夜は効果がないの!?」と思いますよね。
なぜ透けてしまうのか・・・?
その理由は、ミラーレースカーテンの機能をふりかえってみるとわかります。
ミラーレースカーテンは太陽光を反射することで、目隠し効果を発揮します。
つまり、太陽光ありきだということ。
そして曇りの日や夜は、屋外が暗く太陽光が少なくなります。
つまりミラーレースカーテンが反射すべく太陽光が・・・ない(少ない)・・・。
このような状態では、ミラーカーテンはふつうのカーテンと変わらなくなってしまいます。
ということで、ミラーレースカーテンは夜になると透けます。外から見えてしまいます。
とはいえ、夜にはドレープカーテン(厚地カーテン)との合わせ使いが基本です。
外が暗いなと思ったら、ドレープカーテンを閉めるようにすれば心配ないでしょう。
室内から外の形式が見づらい
生地に厚みがあるミラーレースカーテンは、室内から外の景色が見づらいというデメリットがあります。
通常のレースカーテンの生地をイメージして窓にミラーレースを取り付けてみたら、イメージよりも透け感が少ないと感じるかもしれません。
ミラーレースカーテンは通常のレースカーテンより透け感が少ないのは、生地に厚みがあるのとミラー加工されているからです。
そのため、レースカーテンのような開放感が欲しいという方は、ミラーレースカーテンの生地の厚みに注意して選ぶことが大切です。
室内が暗くなりやすい
ミラーレースカーテンの遮像効果が高いと、外からの光を遮ってしまうので部屋が暗くなりやすいというデメリットがあります。
ミラーレースカーテンの遮像効果が高いほど、生地の厚みが増す(生地の密度が高い)ため、太陽の光を通しにくくなります。
採光性に優れた物を選ぶことでデメリットを解消することができます。
外からの光を屈折・拡散させる機能を持つカーテンなら、室内の明るさを確保しつつミラーレースの遮像効果を発揮してくれます。
風通しは感じにくい
ミラーレースカーテンの生地は、通常のレースカーテンよりも生地が詰まった作りになっているので通気性は良くありません。
通気性が悪いと、夏はカーテンを締め切っていると部屋に熱が籠もってしまったり、窓を開けて換気したときの効果は低くなります。
ただ、通気性が悪いといっても通常のレースカーテンと比べてみた場合です。
それに、ミラーレースカーテンの生地に厚みがあって通気性が低いということは、夏は冷房で冷やした空気が外に逃げるのを防いでくれて、冬は外からの冷気が侵入してきにくいというメリットもあります。
夜に透けるデメリットを解消!遮像レースカーテンの特徴とは
曇りの日や朝方、夕方など、ドレープカーテンを使うと閉塞感があるので、レースカーテンだけで過ごしたいというときもありますよね。
そんなときは、「遮像レースカーテン」がおすすめです。
遮像レースカーテンとは、ミラーレースカーテンと同じく「プライバシーレースカーテン」と呼ばれるカーテンのひとつです。
通常のレースカーテンと比べて、レース生地に厚みがあり、透け感が少ないのが特徴です。
防透視性試験によって、遮像レースカーテンの夜の透け感はミラーレースカーテンよりも低いことが証明されています。
遮像レースカーテンがおすすめなのは、以下のポイントにあてはまる方です。
- 夜、曇りの日、朝方夕方などにレースカーテン1枚で過ごしたい。
- お隣さんの窓が近い、大通りに面している、女性の一人暮らし。
- ドレープカーテン(厚地カーテン)の閉め忘れがよくある。
これらにあてはまる項目があるなら、遮像レースカーテンを検討してみましょう。
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ミラーレースカーテンの選び方のコツ
ミラーレースカーテンを選ぶときのコツは次の5つです。
- ナチュラル派は、室内側に光沢感のないタイプにする。
- 美しいウェーブをキープしたいなら、形状記憶加工にする。
- レースカーテン注文時には、丈サイズに注意する。
- お部屋の雰囲気やインテリアテイストと合わせる。
- ミラー効果以外の必要な機能をチェックする。
これらのコツを押さえておけば、ご自宅の窓にピッタリのミラーレースカーテンを見つけることができるはずです。
では、それぞれのコツについて詳しく解説しますね。
室内側に光沢がないものだとナチュラル
目隠しに抜群の効果があるミラーレースカーテン。
特殊な光沢糸が織り込まれているため、生地表面にギラつきを感じてしまうこともあります。
ミラーレースの種類にもよるのですが、テカテカ&ギラギラみたいな・・・感じがします。
これがね、お部屋をナチュラルな雰囲気にしたい人にとってはちょっと難点なんですよね。
思っていた風合いとちがった!ってなりやすいかもしれません。
ミラーレースカーテン特有のギラつきを、ちょっとでも防ぎたい場合は「室内側に光沢感がないタイプ」を選ぶといいですよ。
レースカーテンは使う時間が長いので、ぜひ見た目も機能も満足のいくものを見つけていただきたいと思います。
ちなみに、ナチュラル派におすすめな光沢の少ないミラーレースカーテンもあります。
レースにも形状記憶で見た目キレイ
レースカーテンに欲しい機能・・・それは形状記憶加工です!!
形状記憶加工とは、カーテンのウェーブを美しくキープする機能のことです。
レースカーテンに欲しい機能ランキング・ベスト3に入っています。(※私の個人ランキングです。笑)
なんたってわが家のレースカーテン。
(数年前に某量販店で購入)
洗濯を何度か繰り返すうちに、ウェーブなんてすっかりなくなってしまいました。
くたっとのびきった感じが何とも・・・生活感あふれています。
そして、洗濯のたびにこまかいシワが気になります。
脱水時間を短くしたり、レールにかける前に手でぱんぱんとたたいてみたりはしているんですけど、やっぱりシワが残っちゃうんですよね。
あー、形状記憶加工のレースカーテンにしておけばよかった・・・。としみじみ思う瞬間です。
形状記憶加工、あったほうがいいですよ!
ミラーレースカーテンにもついているアイテムがあるので、ぜひご検討ください。
やっぱりお手入れが簡単って大切です。
もはやワイシャツだけでなく、カーテンも形状記憶加工の時代ですね~。
レースカーテンは厚地カーテンからはみ出さないのが鉄則
レースカーテンのサイズを決めるとき、気をつけてほしいのが「丈」の長さです。
レースカーテンの丈は、厚地カーテンからマイナス1cmにしましょう!
なぜマイナス1cmなのかというと、厚地カーテンの裾からチラチラ見えると見た目がよくないからです。
レースカーテンは厚地カーテンの内側に、すっきりおさまるようにしたいですね。
かといって、短すぎもよくありません。マイナス1cmくらいがちょうどいいです。
ちなみに”アジャスターフック”で丈を調整することもできます。
(★アジャスターフックとは?カーテンを装着するときに使うフックのことで、取り付け位置を調節する機能がついているもの。)
部屋の雰囲気・テーマに合わせて色を選ぶ
ミラーレースカーテンは、取り付ける部屋の雰囲気や部屋のインテリアテイストに合わせた色や柄を選びましょう。
日当たりが良くて眩しいと感じる部屋は、落ち着いた色のグレイ系やブラウン系のミラーレースカーテンを選ぶのがおすすめです。
また、日当たりの悪い部屋では、ホワイト系のミラーレースカーテンを選ぶと部屋を明るい雰囲気にすることができます。
それに、色だけでなく植物などの柄が入ったレースカーテンもあります。
インテリアテイストに合わせた色や柄のレースカーテンを探してみてくださいね。
必要な機能をチェックしておく
ミラーレースカーテンは、UVカット機能や遮熱機能などの機能の他に、防音や防炎などの機能を持つ物があります。
外からの騒音が気になるという方は、防音機能が付いたミラーレースカーテンを選ぶと騒音を和らげてくれます。
また、高層マンションで暮らすご家庭では、窓に取り付けるカーテンは防炎の物を使う必要があるので、
ミラーレースカーテンのデザインだけでなく機能についてあらかじめ調べておいて、必要な機能の備わったカーテンを選びましょう。
サンプル生地をもらおう
ミラーレースカーテンを通販で購入する前に、できればサンプルをもらいましょう。
サンプルでカーテン生地の風合いや色を確認しておくと「イメージとちがった!」という失敗が少なくなります。
とくにミラーレースカーテンは光沢感のあるタイプが多く、その良し悪しは人によってわかれるところ。
写真だけではわかりにくいところですので、実物を見たうえでどれにするか決めましょう。
気になるアイテムを何枚かサンプル請求して、見比べてみるのもいいですね。
当店では、無料のサンプルお届けサービスを行っております。
ぜひお気軽にご注文ください。
ミラーレースカーテンのおすすめ6選
ミラーレースカーテンの選び方のコツを参考に、ご自宅の窓にピッタリのミラーレースカーテンを選んでみてください。
でも、ミラーレースカーテンは沢山の種類があるので、選ぶのに迷う方もいると思います。
そこで、どんなミラーレースカーテンを選べばいいのか迷った方に、おすすめのミラーレースカーテンをご紹介しますね!
リアム
リアムはUVカット効果を持つミラーレースカーテンで、UVカット率は80%と高く紫外線から家具や床の日焼けを守ってくれます。
見た目のデザインは飾り糸が使われているのでシンプルながらおしゃれなデザインが特徴です。
形状記憶加工されているので、美しいウェーブを長く保つことができて、洗濯機でお洗濯もできるので清潔な状態で使うことができます。
アリア
UVカット率84%にミラー加工されたアリアは、日焼けから家具や床を守るだけでなく、ご自宅のプライバシーも守ってくれます。
こちらのアリアは、ミラーレースカーテンの中では生地が厚めで、透け感が少ないのも特徴です。
完全に視界を塞ぐのではなく、外からの光をほどよく室内に取り入れたい方におすすめのミラーレースカーテンです。
イリゼ
イリゼはナチュラルな質感のあるデザインのミラーレースカーテンです。
天然素材のコットンやリネンのような生地の質感がおしゃれで、素朴なナチュラルテイストのインテリアとも相性が抜群です。
ミラー効果だけでなく、洗濯機洗いが可能なのでお手入れも簡単なのもうれしい特徴です。
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マジックミラーレース
こちらのマジックミラーレースは、外の景色が楽しめるミラー効果のあるカラーレースカーテンです。
ブラック系のインテリアテイストのお部屋にピッタリのカラーレースカーテンでおしゃれに窓をコーディネートすることができます。
また、透け感が強い生地なので黒色のレースカーテンでも部屋の中から外の景観を見ることができ、部屋が暗くなりすぎないのもおすすめの特徴です。
カナン
お部屋に飾る観葉植物で人気のモンステラの柄が入ったミラーレースカーテンです。
北欧テイストやナチュラルテイストのインテリアとも相性がよく、窓をおしゃれにコーディネートしたい方におすすめのレースカーテンです。
デザインもおしゃれですが、UVカット効果・遮熱断熱効果・夜も見えにくいといった機能性にも優れています。
カラージュ
カラージュは8種類の色から選ぶことのできるミラー効果のあるカラーレースカーテンです。
カラーバリエーションが豊富で、好みの色を選んだり、お部屋のインテリアテイストと合わせた色を選ぶこともできます。
ブライト糸(光沢のある糸)を使ったミラー効果で強い日差しを遮ってくれて、UVカット効果もあるので日差しの強さが違うシーズン毎に違った色のレースカーテンを使うのもいいかもしれませんね!
まとめ
ミラーレースカーテンは特殊な光沢糸を織り込んだカーテンのこと。
光を反射することで、外からの視線を遮る効果があります。
また、比較的リーズナブルなお値段のアイテムが多いので「目隠し効果があってお手頃なカーテンが欲しい。」という方にもおすすめです。
ただし、屋外が暗くなる夜、曇りや雨の日には効果を発揮できないため要注意です。
ドレープカーテンと合わせて使うようにしましょう。
屋外が暗いときもレースカーテン1枚で使いたいなら、「遮像レースカーテン」を検討してみましょう。