子供部屋にロールスクリーンっていいですよね。
ロールスクリーンは1枚のフラットなスクリーンになっているので、まるで窓辺に絵を飾っているよう!
おしゃれな感じに仕上がります。
また、ロールスクリーンは子供部屋の間仕切り(2人で使っている部屋を区切る。)や押入れスペースの目隠しにも使えます。
ロールスクリーンってとっても便利なアイテムなんです。
一方で気になるのが耐久性や安全面。
子ども部屋で使用するときには、チェーンやメカ部分の不具合やチェーンが絡まるなどのトラブルが心配ですよね。
親子で使い方をよく確認することが大切です。
この記事では『子供部屋でロールスクリーンを使うときのメリット&デメリット』をご紹介していきます!
目次
子供部屋にロールスクリーンはアリ?ナシ?
子供部屋にロールスクリーンってアリ?ナシ?
これに対するお答えは・・・アリ!です。
おしゃれでかわいいデザインがたくさんありますよー。
ですが、ここには『正しい操作方法で使用するなら』という条件がつきます。
ちょっとまどろっこしい答えになっちゃいましたね。
つまり、「ロールスクリーンは子供部屋にもおすすめですが、ていねいに使いましょう!」ということです。
子供部屋にロールスクリーンがアリ?ナシ?
それを見きわめるポイントは、次の2つです。
- お子さんの年齢。
- お子さんに正しい操作方法をレクチャーできるかどうか?
ポイント(1)お子さんの年齢
子供部屋の主である、お子さんの年齢はおいくつでしょうか。
ロールスクリーンを上手に操作できるようになるのは、うーん、そうですねぇ。
おそらく5~6歳にならないとむずかしいと思います。
少なくとも2、3歳のお子さんはさわらない方がいいでしょう。
「やりたい!」気持ちはすごくあるけど、うまくできない~~~。むきーーーっ。ってなります。
お子さんがまだ小さいなら、ロールスクリーンの操作は大人がしましょう。
チェーンは専用クリップでコンパクトにまとめて、お子さんの手が届かない場所にあげておきます。
そして「さわっちゃいけないよ。」「おもちゃじゃないよ。」としっかり伝えましょう。
小学生以上のお兄ちゃん、お姉ちゃんなら上手にマスターできます。
ポイント(2)お子さんに正しい操作方法をレクチャーできるか?
ロールスクリーンの操作方法をていねいに教えてあげましょう。
子供に何か教えるときって、なかなか根気がいるものですよね。
ですがここを適当にしてしまうと、お子さん自己流操作が定着。
故障の原因になってしまうこともあります。
まずは、お父さんお母さんが操作しているところを見せてあげましょう。
次にいっしょにやってみて、最後にお子さん一人でやってもらいます。
正しくマスターできているかどうか、親子で確認しましょう。
子供部屋にロールスクリーンをつけるメリット
子供部屋にロールスクリーンをつけるメリットは、
- カーテンよりスッキリ感がある。
- かわいい柄が映える。
- 洗えるもタイプもある。
の3つです。
では、順番に説明していきますね。
カーテンよりスッキリ感がある
ロールスクリーンのメリットといえば、スッキリ感があること!です。
カーテンって表面が波々ですよね。
(この波々のことを”ドレープ”といいます。)
ロールスクリーンは1枚のフラットな布なので、窓辺がシンプルに仕上がります。
せまいスペースのお部屋でも、広々した印象になります。
かわいい柄が映える
ロールスクリーンは、とにかくかわいい柄が映えます!
カーテンのように凹凸がないので、柄のデザインが100%楽しめます。
↑北欧のドット柄。
子供部屋以外の場所にも飾りたい可愛さですよね♪
洗えるものも登場
ロールスクリーンは水洗できないタイプが主流です。
ですが最近、メカ部分を取り外して洗えるものも登場しました!
子供部屋って何かとハプニングがよく起こるもの。
汚れやすいですよね。
(ジュースこぼしちゃったり、ジュースこぼしちゃったり、ジュースこぼしちゃったり・・・。)
なので、いざというとき洗える方が安心ですね。
ちなみに、普段のお手入れはハンディモップなどでほこりをふき取る程度でOKです。
子供部屋にロールスクリーンをつけるデメリット
子供部屋にロールスクリーンをつけるデメリットは、
- 故障しやすい。
- チェーンや体に物をひっかける可能性がある。
- お子さんが戸惑うこともある。
の3つです。
では、順番に説明していきますね。
強く引っ張ったりして故障しやすいかも
ロールスクリーンは無理な使い方をすると
- 生地が破ける。
- メカ部分が故障する。
などのトラブルが発生します。
子供って遊んでいるうちにテンションがあがってきて、大人がびっくりするような行動をとることがありますよね。
飛び跳ねたり、ひっぱったり、笑いすぎてひっくり返ったり。
楽しいのはいいことなんだけど、ロールスクリーンがその被害を受ける可能性もなきにしもあらず・・・です。
ロールスクリーンを強くひっぱると、生地がビリビリッとやぶけてしまいます。
また、チェーンをあらぬ方向にひっぱるとメカ部分が故障することもあります。
チェーンに体や物を引っかける可能性
チェーン。
これに興味を示さない子供はいません。
ついつい、さわってみたくなっちゃいますよね。
長いからぶらんぶらん揺らしてみたり、なんとなく輪の中に自分が入ってみたり、ハンカチを結んでみたり。
すると思います。
だけど、チェーンが身体にひっかかったり絡まってしまったら大変ですよね。
思わぬ事故やトラブルにつながってしまいます。
安全にロールスクリーンを使うための基本は、チェーンがからまるような使い方をしないこと。
まずお子さんによく言い聞かせましょう。
「上げ下げするとき以外は、さわらないよ。」と。
それでもさわってしまいそうなら、クリップでチェーンをまとめてお子さんの手が届かない場所にあげておきましょう。
▼専用クリップがついたロールスクリーン
また、ロールスクリーンの中には思わぬ事故を防ぐために、チェーンが工夫されているものもあります。
『セーフティコネクター』と言って、チェーンに一定以上の負荷がかかったら、プチっと外れる仕組みになっているんです。
「安心設計」ですね。
(ちなみに、外れたチェーンはもう一度はめなおすことができます。)
お子さんの安全のためにも、安全性の高いロールスクリーンを選んであげてくださいね。
操作方法に戸惑うお子さんも
何かをはじめて見たりさわったりするときって、身がまえちゃいますよね。
ロールスクリーンもそうでしょう。
「むずかしそう・・・」と戸惑うお子さんもいるかもしれません。
かくいう私は、メカ系(?)に苦手意識があります。
エアコンや空気清浄機などパーツ分解することがあるのですが(掃除のときに)、毎回ちょっと気を使います。
こんな私なので、もし子供だったら・・・ロールスクリーンにもたじろいだかもしれません。
でも大丈夫です!
慎重になっているのは、きっと最初だけです。
「こうすれば簡単にできるよ。」と、実際にやっているところを見せてあげればOK。
慣れたら、さくさく使いこなせるようになります。
子供部屋に人気の柄物ロールスクリーン
子供部屋のロールスクリーンは、個性的な柄デザインが人気です。
当店では、キッズスクリーンのデザインを豊富にとりそろえています。
お子さんの好みにあわせて、お気に入りの1枚を見つけてくださいね。
◆男の子のお部屋向け
男の子のお部屋には、寒色系やモノトーンのロールスクリーンがおすすめです。
お子さんの好きな柄を取り入れてあげるのも良いですね。
シンプルなグラデーションデザインは人気のデザインです。
落ち着いた色合いなら、お子さんが成長してからでも使いやすそうですね。
真っ白なキャンバスに世界地図が描かれた大胆なデザイン。
冒険に出かけられそうな気分♪
モノトーンはどんなインテリアにも合わせやすく、模様替えの多い子供部屋におすすめです。
クールなチェック柄も、男の子から人気のデザインです。
シンプルな直線デザインは、お部屋にしっくりなじみます。
◆女の子のお部屋向け
女の子のお部屋には、かわいらしく明るいデザインがおすすめです。
やっぱり花柄がかわいい!
おしゃれな北欧デザインや手書き風のポップなデザインを、大胆に楽しみましょう。
優しい色合いのお花デザインです。
大人っぽいデザインなので、お子さんが成長されてからもご愛用いただけます。
カラフルな色使いは子どもの色彩感覚を豊かにしてくれます。
お部屋の印象もパッと賑やかになりますよ。
当店ではサンプル生地を無料でお届けしております。
もし気になる柄があれば、お気軽にご注文ください。
(余談)2人部屋の間仕切りにロールスクリーンはあり?
2人部屋の間仕切りにロールスクリーン、おすすめです!
小さいうちは2人で広いお部屋であそぶけど、年齢があがるとそれぞれ自分の部屋がほしくなってきますよね。
どうやって区切るのか?
ちなみに私は子供の頃、2人部屋をカラーボックスで区切って使っていた時期がありました。
(カラーボックスって背丈がないので、あんまり区切れてないですけどね。お互いよく見える。笑)
それでも、自分専用のスペースがあるってうれしかったです。
ロールスクリーンは天井から床まであるので、カラーボックスよりもっとしっかり区切れますよね。
壁のように完全に区切るわけではないので、お互いの気配を感じることができるのも◎。
取付けも簡単です。
厚みがないぶん、それぞれのお部屋を広く使うことができるのもメリットですね。
そしてスクリーンを上にあげたら、いつでも2人部屋に戻せます。
きょうだいそれぞれのペースも大切に、だけどいっしょに過ごせる。
私事ですが今思い返せば、きょうだいと過ごせた時間って思いのほか短かったー。
大人になったら戻れません。
今のこの時期を大切にしてほしいですね。
ロールスクリーンでお部屋を区切る方法、おすすめです!
ロールスクリーンを天井に設置する場合の注意点
ロールスクリーンの取り付けが可能かどうか、あらかじめ確認する必要があります。
一般の方には判断がつきにくいので、建築会社や管理会社に問い合わせてみましょう。
また『下地探し』など、市販のアイテムを活用して確認することもできます。
ご自身で行う場合には、自己責任のもとおこなってください。
落下などのトラブルの可能性もありますので、業者さんにお願いすることをおすすめします。
(※ご不明な点がある場合には、お電話にてお気軽にご相談ください。)
子供部屋を間仕切りする方法については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
まとめ
この記事では『子供部屋でロールスクリーンを使うときのメリット&デメリット』についてお伝えしてきました。
メリットは「窓辺がすっきりした印象になること」「柄のデザインを楽しめること」です。
デメリットは「故障やトラブルの可能性もあること」「操作方法に慣れてもらう必要があること」です。
また、「操作方法に不慣れな子供のお友達が、無理に引っ張って故障してしまった。」というケースもあるようです。
ロールスクリーンの使い方について、親子でよく確認しましょう。
操作方法に慣れるまでは、ていねいにレクチャーしてあげる必要があります。