はさみやカッターで手軽にカットできる、フリーカットカーペット。お部屋のサイズに合わせてぴったり敷き込める便利なアイテムです。
引っ越しや模様替えで敷き場所が変わっても、DIYでじょきじょき切れるのでカーペットを無駄にすることなく何度も再利用できちゃいます。
この記事では『カーペットをきれいにカットするポイント』や『おしゃれで便利なフリーカットカーペット』をご紹介していきますね。
目次
切って使えるフリーカットカーペットとは?
自分で切るカーペットとは、どのようなアイテムなのでしょうか?
カーペットに限らず繊維製品をカットする経験ってこれまであまりなかったですよね。
いきなり「カーペットを切って大丈夫!」と言われても、すんなり飲み込めないかもしれません。
- 切り口が毛羽だったりほつれたりしてこないか?
- 硬くてきれいに切れないんじゃないか?
など、気になると思います。
ということで、ここからは「フリーカットタイプのカーペットってなあに?」という疑問にお答えしていきます。
ハサミやカッターでセルフカットできる!
ハサミやカッターざくっと切って、切りっぱなしでOKなのがカットタイプのカーペット。
サイズや形を指定するオーダーカーペットと比較すると、価格がリーズナブルなものが多いのも魅力です。
裏面はこのような(↓)フェルト素材のものが一般的で、手作業でもカットしやすい仕様になっています。
カーペットをハサミで切ると布のようにほつれるイメージがあると思いますが、その点についてはご安心ください。
切れるカーペットはタフテッドカーペットといって、基布に毛足を刺す方式で作られています。
繊維を交差させて織る方式ではないので、途中でざくっと切っても切り口から次々糸が出てほつれるようなことはありません。
安心して、思いのままにカットしてくださいね。
とにかく便利!フリーカットカーペット3つのメリット
はさみやカッターでセルフカットできるカーペット。
どのような場面で「いいね!」を実感できるのでしょうか?
フリーカットカーペットの便利なポイントを3つにまとめてみました。
①自分でぴったりサイズにカットできる
お部屋のサイズぴったりにできることが、カットタイプカーペットの魅力です。
縦や横の辺をスパッとまっすぐカットして一回り小さくすることはもちろん、柱の凹凸や出入り口の形に合わせて角を落としたりカーブさせることも可能。
部屋の形って四角だというイメージがあると思いますが、案外きれいな四角形をしていることの方が珍しくてどこかしら凸凹しているものです。
自分でカットできるタイプなら引っ越しや模様替えで敷く場所が変わった場合にも、面積が小さくなる分には何度でもサイズ調整できます。
すっきりきれいに敷き詰めたいときには、フリーサイズにカットできるカーペットを上手に活用してくださいね。
②残布も有効活用♪お揃い玄関マットを作ろう
思いのままにフリーカットできるカーペットは、残布を活用して玄関マットやキッチンマットも製作できます。
お部屋のカーペットとお揃いで小さなマットが欲しい場合には、それも踏まえて少し大きめサイズで注文しておくといいですね!
切り方次第ではトイレマットや車の座席下のマットもできちゃいます。
滑り止めがついていない場合には、100均などで販売されている滑り止めシートを間にはさんでおくと安心です。
③カーペットを処分するときもラク
カーペットを買うときって、処分するときのことまで考えないですよね。
「部屋に敷いたらどんな雰囲気だろう?」「きれいにカットできるかな?」「こんな機能があったら便利だからほしいな」とか。
敷く場面や使っている場面は想像しても、「捨てるときに大変そう」とは思いません。
ですが、カーペットは大きなサイズになればなるほど処分するときが大変。
6畳や8畳のお部屋に敷き込めるほど大きなカーペットを部屋から持ち出すのは至難の業です。
つまり、何が言いたいのかというと・・・
はさみで簡単に切れるカーペットの方が捨てるときも楽だよね!ということです。
小さくカットすれば何回かにわけて燃えるゴミの日に出せるので、わざわざ粗大ごみ回収を申し込まなくても処分できます。
【プロ直伝】フリーカットカーペットのきれいな切り方を解説!
カーペットを自分で切れるって便利だけど・・・
「切り口がガタガタになりそう」
「斜めになりそう」
「糸がほつれないかな」
など、気になることもありますよね。
中には「失敗する予感しかしない・・・!」という人もいらっしゃるのではないでしょうか。
(私も自分でそう思ってました。)
確かにカーペットは大きくて長いので、A4の紙を切るように簡単にはいきません。
ですが、ちょっとしたコツを押さえて一つひとつの作業を丁寧に進めていくときれいな仕上がりになります。
ここからは、『カットタイプのカーペットをきれいに切る方法』を写真付きで解説していきます。
①カットしたい箇所を採寸する
きれいに仕上げるためにはフリーハンド厳禁!です。
まずはカットしたい場所を正確に採寸する作業から始めましょう。
長い辺をカットする際には、尺の長いメジャーを使用して1回で測りきる工夫をすると失敗が少なくなります。
②ペンで印をつける
カーペットを裏返し、マジックでカットしたい箇所に印をつけます。
定規を添えて丁寧に行いましょう。
③ハサミでカットする
ハサミでカーペットを切ります。
洋裁用の大きな裁ちバサミがおすすめです。
小さなハサミだと、糸が絡んできれいにカットできません。
ハサミのほか、カッターを使用しても◎。
カッターでカーペットを切る際には、床材に傷がつかないようカッティングシートや板などを下側に敷いて作業しましょう。
④完成
柱の凹凸に合わせて、きれいにカットできました♪
端っこに寄せてみましょう。
気持ちいいくらいにぴったりです!!
余分な部分がないので見た目もきれいですし、折り返しのペラペラでつまづく心配もありません。
ほつれが気になる場合の対策
自分でカットできるカーペットは、切り口から糸がほつれてダメになることはありません。
手軽にじょきじょき切れるのがウリなので、たじろぐことなく実行しましょう。
もしもカットでほつれが気になる箇所ができた場合には、少量のボンドを塗る方法がおすすめです。
ポイントはあまりたくさんの量を塗り過ぎないことです。
ボンドがカーペットの毛先に及ぶほどべったりつけてしまうと、固まったときに硬くなり踏んだときに「イタッ」となるのでご注意ください。
便利&おしゃれ!フリーカットカーペット7選
【びっくりカーペット】スタッフおすすめ!自分でカットできるカーペットをご紹介していきます。
デザインや機能を比較しながらお気に入りのカーペットを選びましょう!
まずはコチラをご覧ください。
おすすめカーペットのサンプルカットを7枚並べてみました♪
こうやって眺めてみるとかわいい・・・。(←手前みそ)
自分で切って使えるカーペットって機能性重視でデザインは無難かと思いきや、シンプルでおしゃれなラインナップが充実していますよ。
糸の色であしらわれたさりげない模様や、ナチュラルで優しいカラーが魅力です。
特に個人的にお気に入りなのがこちらの3点です。(↓)
①バートン
グレー・ベージュ・ブラウンの3色展開のカーペット。
どの色合いもきれいなので、「この中から1枚だけ選んで」と言われるとすごく迷います。←誰にも言われてないけど。笑
ひきで眺めると、モダンなチェック柄がおしゃれなデザイン♪
②ジャメナ
抗菌防臭機能付きで清潔に使えるフリーカットカーペット。
短い毛足なので、掃除機がけも楽々です。
ペットの爪が引っ掛かりにくいカットパイルだから、ワンちゃんや猫ちゃんがいるご家庭でも安心してお使いいただけます。
③ジュエル
繊細なホワイトのライン使いが上品なデザイン。
甘さ控えめな”大人かわいいインテリア”にもおすすめです。
どんなお部屋にも馴染みやすいベーシックカラーで、落ち着きのある雰囲気に仕上がります。
その他おすすめのラインナップ
その他「ウール混」「防ダニ」など、おすすめのフリーカットカーペットをご紹介していきます。
まとめ
自分で切って使えるカーペットはお部屋のサイズに合わせてぴったりにカットできる便利なアイテム。
品数は多くないので選択肢は狭めですが、おしゃれなデザインや生活に役立つ機能つきカーペットが充実しています。
自分で簡単にカットできるので柱の凹凸があるお部屋でもきれいに敷き詰められますし、1枚を分割カットして複数のおそろいマットをつくることもできますよ。
お部屋にきれいに敷きこめるカーペットをお探しの場合には、ぜひフリーカットカーペットをご活用ください。