ベッド下や横側にカーペットを敷いてみませんか?
インテリアのおしゃれなアクセントになりますし、床の傷つき防止にも役立ちます。
素足でも心地よく過ごせるので、リラックスして過ごしたい寝室にもぴったりですよ。
この記事では『ベッド周りにカーペットを敷くメリット』や『おすすめカーペット7選』をご紹介していきます。
目次
ベッド周りにカーペットは必要?3つのメリットを解説
「ベッド下やサイドにカーペットって必要?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
特に賃貸物件の場合、ベッド下の床に傷やへこみがつかないか気になりますよね。
先ほどのご質問に対するお答えはこうです。↓
ベッド周りのカーペットは必須ではないけどあると便利ですよ~。
「後々のトラブルを防ぐために絶対敷いとくべき!」というような切羽詰まった理由はありませんが、寝室のおしゃれ度や心地よさが格段にUPするのでカーペットを敷くことをおすすめします。
①素足でも心地よい!足元ヒヤッとを解決
朝起きてベッドから足を下した瞬間、ヒヤッとして思わず身をすくめてしまったことはありませんか?
床材がフローリングやプラスチック系場合には、特に冷たく感じますよね。
これは「接触温熱感(冷感)」と呼ばれる現象で足裏の皮膚が持つ熱が床に逃げ、皮膚温度が瞬間的に下がることが原因で起こります。
足の裏と床の接触温度に差があると急激に血管が収縮し、ヒートショックによる心筋梗塞や脳卒中を引き起こすこともあります。
足元があたたかいというのは心地よさにとどまらず、健康に快適に暮らすためにもとても大切な要素なのです。
カーペットには空気を多く含む断熱層があるので、素足で触れても冷たさを感じにくい「接触温熱感」に優れた素材です。
②おしゃれカーペットでコーディネートのアクセントに
1人暮らしのお部屋あるあるといえば、”THE殺風景”。
ベッド、ローテーブル、棚(シェルフ)など必要な家具を揃えてきれいに整頓してみたものの「イメージしてた部屋の雰囲気と違う」と思ったことはありませんか?
もし「冷たい雰囲気でリラックスできない」「無難でおしゃれさに欠ける」と感じるなら、お部屋の中にファブリック(繊維製品)の割合が少ないことが理由かもしれません。
そんなときには、インテリアコーディネートのアクセントになるカーペットやラグをベッド周りに敷くのがおすすめ!
カーペットが醸し出すあたたかな雰囲気は、おしゃれな上質空間づくりにもぴったりです。
③賃貸物件の傷予防にもおすすめ
賃貸物件に住んでいるとき、気を使うのが床の傷や凹みですよね。
ベッドは本体に重量があるうえ使用時には人の体重も加わるのため、床材に負荷がかかります。
できればカーペットを敷いて保護しておく方が安心です。
特に畳の場合は家具の跡がつきやすいので注意しましょう。
最近では賃貸物件の原状回復(契約終了時に物件を借りたときの状態にしてから貸主に返す義務)に求められる基準がだいぶ緩やかになってきているので、通常の使用範囲であれば費用請求されないケースが多いです。
ですがあくまで借り物の住居なので、なるべくきれいに使うことを心がけたいですね。
カーペット選びのポイントは?
ベッド周りに敷くカーペットを選ぶとき、押さえておきたいポイントがいくつかあります。
実際に使い始めてから「こんなところが不便」「いまいち気に入らない」と思って後悔しないように、購入前にチェックしておきましょう。
◇ベッド周りに敷くカーペットを選びのポイント
- 滑り止めがついている。(ない場合には別売りの滑り止めマットを併用する。)
- リラックスできる色やデザイン。
- クッション性があり踏み心地がよい。
- 掃除がしやすい。
- 防ダニ加工などの機能つきが安心。
- 欲しいサイズに加工できる。
ベッド周りに敷くカーペットを選ぶときに一番大切にしてほしいのは「滑りにくさ」や「引っかかりにくさ」です。
寝起きでまだ頭がぼんやりしているときに足を下す場所なので、滑って転倒することのないよう裏面に滑り止め加工が施されたラグがおすすめです。
滑り止めがついていない場合には、別売りの滑り止めマットを併用しましょう。
【タイプ別解説】サイズ選びの参考例
ベッド下やサイドにカーペットを敷くなら、どれくらいのサイズがベストなのでしょうか?
ベッドを基準にしてサイズの比較をしてみましょう。
ちなみにベッドの奥行ですが、通常サイズでは200㎝前後のものが主流です。
カーペットをベッドの上にのせた上で少しゆとりを持たせたサイズにしたいなら、幅と奥行きにそれぞれ50㎝ほどプラスするのがおすすめです。
敷物のサイズは「カーペットサイズ」と「ラグサイズ」の2パターンがあるので両方チェックしてみましょう。
◇カーペットのサイズ
畳の大きさをベースに分類しているのがカーペットサイズです。
ベッドの横側に敷くなら3畳くらい、ベッドの下に敷きこむなら4.5畳以上はあるといいでしょう。
◇ラグのサイズ
ラグサイズはカーペットサイズよりコンパクトなものが豊富!
100×140㎝や100×200㎝くらいのサイズなら、6畳や8畳の1人暮らしワンルームに敷くのもおすすめです。
ラグの片側だけをベッドの下に敷き込み、カーペットが占める面積を調整してバランスよく仕上げても◎。
ベッドとの相性抜群な円形ラグも人気です。
こちらはソファを基準にしたサイズ比較ですが、イメージの参考にご覧ください。
ベッド下(サイド)にぴったり!おしゃれなラグ10選
ここからはベッドの下に敷きこんだり、横側に敷くのにぴったりなおすすめラグ(カーペット)をご紹介していきます。
長方形のおすすめラグ
ベーシックな長方形ラグは、ベッドサイドの足元をしっかりとカバーしてくれます。
大きめサイズなら、床からの冷えをしっかりガードしてくれます。
【当店オリジナル商品】洗濯機で洗える。国産高機能のツイストシャギーラグ
『レーベン2 グリーン』
2色のツイストシャギーが表情豊か。納得のふかふかボリュームとさらさらタッチが気持ちいい。
円形のおすすめラグ
おしゃれな円形ラグは、ベッドサイドにもぴったり!
足元をしっかりカバーしたい方は、少しベッドに被るくらいの位置にラグを敷いてみましょう。
全厚29mm!NYのトレンドカラーがオシャレな極厚低反発ウレタンラグ
『ソフル アーモンドオイル 約190cm円形』
はっ水加工・手洗いOK!ゆっくりと沈み込むふっくら低反発ウレタンラグ
丸型がカワイイ!手洗いOK!スベリ止め付きマイクロファイバーラグ
『ファーム アイボリー 』
可愛い丸型!オールシーズン対応!手洗いOK!素足が気持ちいいマイクロファイバーシャギーラグ
意外と使える!?キッチンマット
ベッドの足元に意外とおすすめなのが、キッチンマットです。
横幅が小さいので、狭い場所でも敷くことができます。
お部屋が狭くてベッドサイドの余白スペースが少ないときにおすすめです。
デザインや滑り止めの有無などを意識しながら選んでみてくださいね。
足元だけ敷ける!小さめラグ
「ベッドサイドだけに敷ければOK!」という場合は、ラグは小さめサイズでも大丈夫です。
足元ヒヤッを防止するなら、低反発ラグなど厚みのあるタイプを選びましょう。
組合せで個性を発揮!新2層洗えるウレタンのふんわりマイクロファイバーパズルラグ
『トロフル ベージュ』
洗濯機で洗える!遊び心万才!並べて楽しい、病みつきのふんわりとろけるウレタンパズルラグ
寝室カーペット敷き詰めのススメ!ホコリの舞い上がり抑制して心地よい空間に
カーペットはベッド下や横など部分的に敷くのもいいですが、いっそのこと寝室全体に敷き詰めるスタイルもおすすめ。
なぜならカーペットを敷き詰めることで「ホコリの舞い上がり抑制」「照明の反射の軽減」「防音性能UP」など、さらなるメリットが期待できるからです。
カーペットを上手に活用することで、良質な睡眠環境を整えましょう。
「ダストポケット」が気になるホコリを吸着
カーペットといえば「ホコリが刺激になるからアレルギー持ちの人には不向き」というイメージがあると思いますが、それは誤解かもしれません。
アレルギー症状を抑えるうえで大切なのは、空気中に舞い上がるホコリの量をなるべく少なくすること。
ひとたび舞い上がったホコリは約8時間も浮遊し続けると言われているので、眠っている間ずっとホコリが室内に漂っている状態にもなるのです。
ですが、床材がカーペットにするとその心配は大幅に軽減されます。
カーペットには繊維内部にホコリをとりこむ特性(ダストポケット)が備わっており、床面のホコリをしっかり吸着してくれるからです。
歩行時に舞い上がるホコリの量をフローリングの約10分の1に抑えられるという調査結果もあり、カーペットは健康で快適な暮らしに役立つアイテムです。
ちなみに貴金属店の床がカーペットである理由は、貴金属にホコリが付着するのを防ぐためなのだそうです。
良質なウールカーペットでワンランク上の空間を目指そう
寝室に良質なウールカーペットを敷き詰めれば、保温性や吸音性の高く上質なくつろぎ環境を演出できます。
ウールは保温性や断熱性に優れた素材なので、冬暖かく夏涼しい。
室内の湿度をコントロールする特性もあり、季節を問わず1年中心地よく使えるのもうれしいポイントですね。
使用開始してから一定期間発生する”遊び毛”が気になる方は、合成繊維であるナイロン素材のカーペットがおすすめ。
家具やカーテンに合わせて、お部屋のコーディネートを楽しみましょう。
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まとめ
寝室は1日の疲れをとり、明日への鋭気を養う大切な空間です。
ベッド周りにカーペットを敷くと、
- 素足でもあたたかく心地よい。
- 冬場のヒートショックを防ぐ。
- 床面を傷や凹みから保護する。
- コーディネートのおしゃれなアクセントになる。
などのメリットがあります。
断熱保温効果や肌ざわり、リラックスできる色・デザインを基準にお気に入りのカーペットを探しましょう。
小さめサイズのラグなら、毛足長めのボリューミーなシャギーラグもおすすめです。