クッション性のあるカーペットは、床でのくつろぎタイムには欠かせないアイテム。
ですが、春夏に敷くとジメジメ暑苦しく感じてしまうこともありますよね。
とくに秋冬用のふわふわマイクロファイバーのラグは見ているだけで体感温度が上がっちゃうかもしれません・・・。
春夏にもカーペットを敷きたいなら、毛足が短くさらりとした触り心地のものや消臭機能つきのものがおすすめです。
この記事では『春夏でも快適!おすすめカーペットの選び方』をご紹介していきます。
目次
あなたが欲しいのはラグ?カーペット?
春夏向きのカーペットをご紹介する前に、まずは一つ確認してほしいことがあります。
それはあなたが欲しい商品が「ラグ」なのか?「カーペット」なのか?ということです。
この2つはどちらとも床に敷くものではありますが、実はちょっと定義が違うんです。
何が違うのかと言いますと・・・それはずばり、サイズです。
ラグとカーペットの違いはサイズ!
「ラグ」と「カーペット」は、次のようなサイズ基準によって分類されています。
【ラグ】おおよそ1畳から3畳未満サイズの敷物。
【カーペット(絨毯)】おおよそ3畳以上のサイズの敷物。
つまり3畳未満なのか3畳以上なのか?が、ラグかカーペットかの分かれ道なのです。
とは言いつつ厳密な規定ではないので、3畳以上のラグもあれば3畳未満のカーペットもあります。
だいたいのイメージとして「ラグは小さめ」「カーペットは大きめ」と考えておくと商品が選びやすくなるので、ぜひ覚えておきましょう。
季節ごとに模様替えするならラグがおすすめ
季節のうつろいに合わせてラグを模様替えしたいな~と思っていませんか?
- 春夏は涼やかなサラリとした素材。
- 秋冬はふんわりあったか素材。
など、ラグに欲しい機能はそのときの気候によっても違ってきますよね。
もし「季節に合わせて敷物の模様替えをしたい」なら、カーペットよりもラグがおすすめです。
なぜならラグは比較的コンパクトなサイズなので敷き替えが簡単、収納する場所もとらないからです。
さらに涼感素材やあったか素材などの機能が充実していることも、ラグならではのメリット!
対するカーペットは部屋の広範囲に敷かれることが多く、ラグのように気軽にチェンジするわけにはいかないでしょう。
このような事情からカーペットは季節を問わず通年使える仕様が主流なのです。
春夏用ラグの特集ページはコチラ!
この記事では、春夏カーペットをご紹介していきます。
もし「小さめサイズ(およそ3畳未満)の春夏ラグが欲しい!」という場合には下記でご紹介するページをご覧ください。
春夏にぴったりな綿(コットン)、竹、いぐさなどの素材のラグや、冷暖房効率がUPするアルミ基布を使用したラグなど、春夏にぴったりなさわやかラグをご紹介しています。
そのほか春夏ラグの選び方ポイントを「色」「素材」「お手入れのしやすさ」にわけ、詳しくまとめました。↓
カーペットは年中快適に使えるものを選ぶべし
一般的にカーペットとは、3畳以上サイズの敷物のことをさします。
それなりに大きなサイズなのでシーズンごとに敷き替えるよりも、通年敷きっぱなしで使うことをイメージして選ぶ方がいいでしょう。
カーペットを通年愛用するメリットとは?
カーペットは季節を問わず通年での使用がおすすめです。
その理由についてまとめてみました。
- 心理的なリラックス効果が高い。
- 防音性に優れている。
- 転倒時の衝撃を和らげる効果がある。
- 素足でも心地よい。
- クッション性がよく足腰の疲労感が少ない。
- 照明の反射が少ない床材なので、まぶしさが軽減される。
いかがでしょうか?
中には「こんなメリットがあるなんて知らなかった!」ということもあったと思います。
カーペットは毎日の暮らしを快適にするための魅力をたくさん秘めているアイテムです。
リラックス効果が高く、防音性やクッション性にも優れているという性質があるので、秋冬に限定せず通年のご愛用をおすすめします。
通年敷きっぱなしの方が模様替えの手間なくラクなのも、うれしいポイントですよね。
カーペット選びの基準は「秋冬」より「春夏」
もし1年通して同じカーペットを敷くなら、「秋冬」よりも「春夏」を基準にして選ぶことをおすすめします。
なぜならカーペットは、もともと秋冬の使用に適しているからです。
特別な選び方をしなくても、オーソドックスなものでも十分活躍してくれます。
ですが春夏はどうでしょうか?
毛足の長いモフモフシャギーのカーペットだと、ちょっとツライですよね。
この点についてはちょっと考えておく必要がありそうです。
通年使用するカーペットを探すなら、春夏の使用をよくイメージして選びましょう。
【選び方ガイド】おすすめの機能&素材とは?
カーペットの中でも毛足がすっきりな「ループタイプ」なら、春夏でも快適に使えるのでおすすめです。
(※ループタイプとは、このようにカーペットの毛足が輪っか状の構造になっているもの。↓)
そのほか吸放湿に優れたウール素材のカーペットなら、夏は涼しく、冬あたたかく過ごしたいという希望を叶えてくれるでしょう。
汗をよくかく時期なら、消臭機能つきもうれしいですよね。
ちなみにお手入れについてですが、カーペットの場合は「拭き掃除」が基本です。
薄めた中性洗剤に雑巾を浸して拭き掃除。
その後雑巾をよくすすぎ、水拭きで仕上げます。
このようにカーペットを敷いたままの状態でもお手入れできるので「汗をかいても洗えないから不潔」とか、「洗えないし、カーペットは消臭じゃなくちゃ!」とは思わなくて大丈夫です。
春夏も快適!おすすめカーペット7選
ここからは春夏でも快適に過ごせる!
おすすめカーペットについてご紹介していきます。
春夏には毛足短めのシンプルなカーペットがおすすめです。
広い範囲に敷きこんでも、全体的にすっきりとした印象に仕上がるでしょう。
◇ウールカーペット
春夏って湿度が高くて、とにかくジメジメしますよね。
カーペットで過ごしているときのベタっと感が気になる方にはウール素材のカーペットがイチオシです。
ウールはムレや湿気を自分で調整する特性があり、その効果は「天然のエアコン」と評されるほど。
夏涼しく、冬暖かい。1年を通して過ごしやすいお部屋を実現します。
お値段はややお高めですが、汚れがつきにくく落ちやすいことや、静電気が帯びにくいこともウールならではのメリットです。
◇綿(コットン)カーペット
衣類や肌着でもおなじみのコットン(綿)素材。
吸水性・通気性に優れ、やわらかな肌ざわりと安心感が魅力です。
汗をかいてもはじかず吸収してくれるので、いつでもサラサラで心地いい。
一方で綿には汚れやすいというデメリットもあるため、定期的なお手入れを心がけましょう。
コットン素材の敷物は、手軽にお洗濯できる小さめサイズもおすすめ。
洗濯機で洗えるタイプなら、きれいを楽々キープできます。
無染色コットンのラグは、綿本来のナチュラルな風合いをお楽しみいただけます。
◇消臭機能つきカーペット
春夏は汗をよくかく季節なので、カーペットの臭いが気になりますよね。
消臭機能つきなら、臭いの原因にしっかりアプローチしてくれるので安心です。
中にはカーペットだけにとどまらずお部屋の空気全体をクリーンにしてくれる優れものもあるので、是非チェックしてみてくださいね。
まとめ
この記事では春夏におすすめのカーペットについてご紹介してきました。
カーペットとは一般的には、3畳以上の大きめサイズの敷物のことを指します。
部屋全体に敷き詰めて使う場面も多く、ラグのように気軽に敷き替えることは難しいでしょう。
春夏秋冬と季節を問わず、1年を通して使用することをイメージして選ぶことをおすすめします。
毛足の短いループタイプなら、春夏でも快適!
シンプルですっきりした印象に仕上がり、掃除機がけも楽々です。
湿気によるジメジメ感が気になる場合には、コットンやウール素材のものを選びましょう。