1分でわかる!この記事のポイント
- リターン加工にすると側面から光や冷気が入りにくくなる
- リターン加工にするときはカーテンレールの種類を確認し、カーテンの横幅を大きめに注文する
- 賃貸のカーテンレールや既存のカーテンでもリターン仕様にすることが可能
寝室やシアタールームなど真っ暗にしたいお部屋だと、カーテンのサイドからの光漏れが気になりますよね。
カーテン横から漏れる光が気になるときは、リターン縫製がおすすめです。
カーテンレールを覆うように取り付けることで、サイドから光が入り込むのを防いでくれますよ。
この記事では、窓装飾プランナーがカーテンのリターン縫製について解説します。
目次
カーテンのリターン縫製とは?

通常のカーテンは、ドレープカーテンとレースカーテンが平行に吊るされていますよね。
横一直線に伸びているため、カーテンレールの横から光が入り込んでしまう仕様となっています。
一方、カーテンのリターン縫製は、ドレープカーテンをコの字型に折り返す縫製のことです。
レースカーテン側に厚手生地を折り返して取り付けることで、横から光が漏れるのをガードしてくれますよ。
カーテンのリターン加工のメリット
カーテンをリターン加工にするメリットは以下の通りです。
■リターン加工のメリット■
- 光漏れ予防に最適
- 遮熱断熱性アップ
- 外からの視線をカット
- 窓のインテリア性が高まる
それぞれ詳しく解説していきますね。
光漏れ予防に最適

お部屋を暗くしておきたいときに、カーテンの横から光が漏れていると気になりますよね。
リターン縫製にすることで、カーテンのサイドからの光漏れを防ぐことができます。
寝室やシアタールームのカーテンをリターン加工にすることで、室内を真っ暗にすることができますよ。
サイド以外の光漏れを防ぎたいときはこちらの記事をご覧ください。
遮熱断熱性アップ

リターン加工にすることで、窓の遮熱断熱性を高めることができます。
窓は家の中でも特に熱の出入りの激しい場所です。
通常のカーテンだと、カーテン生地と窓の間に隙間があるため日差しや冷気が入り込んでしまいます。
リターン加工にすることで、カーテンの横から熱や隙間風が入るのを防ぐことができますよ。
外からの視線をカット

着替えをする部屋や寝室など、外からの視線が気になる窓にはリターン加工がおすすめです。
通常のカーテンの場合、カーテンの側面から室内がチラッと見えてしまうことがあります。
リターン加工のカーテンは、サイドからの視線を遮ることができます。
プライバシー対策だけでなく、防犯対策にも効果的ですよ。
窓のインテリア性が高まる

カーテンをリターン仕様にすることで、レースカーテンがすっぽりと隠れます。
カーテンレールのサイド部分も見えなくなるため、窓周りの印象がすっきりしますよ。

Bフックのリターン加工カーテンを取り付ければ、カーテンレール全体を覆うことが可能です。
無機質なカーテンレールを隠せるだけでなく、上からの光漏れも軽減できますよ。
カーテンのリターン加工のデメリット

一方で、リターン加工にはデメリットもあります。
■カーテンのリターン加工のデメリット■
- カーテンレールの種類が限られる
- カーテンの横幅にゆとりが必要
- 費用が高額になりやすい
それぞれ詳しく紹介していきますね。
カーテンレールの種類が限られる

リターン加工は、カーテンレールの種類が限られてしまうのがデメリットです。
レース側にドレープカーテンの端を掛けるので、1本しかついていないレールだとリターン仕様にできません。
また、カフェカーテンのような突っ張り棒タイプもリターン加工にするのは難しいです。
リターン加工にするときは、2本タイプ(ダブル)のカーテンレールを選びましょう。
カーテン生地の横幅にゆとりが必要

リターン仕様の場合は、通常のカーテンよりも横幅に余裕が必要です。
ゆとりのないカーテンをリターン仕様にすると、カーテンらしいウェーブが出なかったり、中央部分に隙間ができたりすることがあります。
不格好にならないようカーテンの幅はゆとりを持ったサイズで注文しましょう。
費用が高額になることもある

カーテンをリターン仕様にする場合、通常のカーテンよりも費用が高くなりやすいです。
リターン加工のカーテンは横幅にゆとり分をプラスするため、料金が高くなってしまうことがあります。
また、カーテンをリターン仕様にする際に、オプション料金がかかるケースもあるのです。
予算が心配なときは全ての窓をリターン加工にするのではなく、リターン加工が必要な窓を見極めてコストを抑えましょう。
カーテンをリターン加工にするポイント

ここからは、カーテンをリターン加工にするポイントについて解説します。
■リターン加工にするポイント■
- カーテン幅は長めに注文する
- カーテンレールの種類
それぞれ詳しく見ていきましょう!
カーテン幅は長めに注文する

リターン縫製にする場合は、折り返し分のゆとりをプラスしてカーテン幅を決めましょう。
通常のカーテン幅はカーテンレールの両端についている固定ランナー同士の距離を採寸し、ゆとり分(5%)をプラスして注文します。
■カーテンの幅のサイズ目安■
注文サイズ=固定ランナー間の距離×1.05
※両開き(2枚使い)カーテンの場合は、半分のサイズで2枚注文します
リターン縫製の場合は折りかえし分を考慮し、通常の注文サイズより10cm程度(左右合計20cm程度)プラスしたサイズで注文しましょう。
カーテンの高さは通常のカーテンと同じで問題ありません。
カーテンレールの種類

リターン加工にする場合は、カーテンレールも重要です。
カーテンレールが2本タイプ(ドレープとレースを取り付けできるタイプ)かどうか確認しましょう。
写真のように、リターン用の専用金具がついている便利なカーテンレールも販売されています。
後付け用のリターン金具も販売されているレールもあるので、探してみてくださいね。
ただ、専用金具がついていなくても、カーテンをリターン加工にすることは可能です。
カーテンレールに専用金具がない場合ときの対処方法は次の章で紹介しますね!
後付けでカーテンをリターン加工にする方法

ここでは、後付けでカーテンをリターン加工にする方法を紹介します。
「今あるカーテンをどうにかしてリターン加工にしたい!」という方は、こちらの方法をお試しください。

まず、ドレープカーテンの一番端にあるフックを外します。ドレープの一番端のフックを、レースカーテンの一番端のフックと同じ場所に一緒に引っかけましょう。

ドレープカーテンの端から2番目のフックを、ドレープカーテン側レールの一番端に引っかければ作業終了です。とっても簡単ですね。

日中に、外からの光漏れを撮影した様子です。レールをコの字で覆う事で、横からの光漏れがほとんど発生していませんね。
後付けする方法はサイドに生地が取られるため、カーテンの長さにゆとりがないと中央が閉じなくなってしまうことがあります。
長さにゆとりがあることを確認してから試してみてください。
十分なゆとりが欲しいときは、カーテンだけを幅の大きいものに買い替えるのもおすすめです。
当店おすすめ!リターン仕様にできるカーテン&カーテンレール
当店ではリターン加工にできるカーテンやカーテンレールを取り扱っております。
オプションでリターン加工を選択いただくと、ご注文サイズにリターン部分(1枚につき+8cm)の生地を追加した状態で縫製いたします。
両開きカーテンでリターン加工にしたいときは「リターン左右振り分け」をお選びいただき、偶数枚ご注文ください。
1cm単位でサイズをオーダーできるので、窓の大きさにジャストサイズのリターン加工カーテンを取り付けていただけますよ。
ここからは、当店おすすめのリターン仕様にできるカーテンとカーテンレールをご紹介します。
リターン&中央マグネット付きカーテン『スキマガード』

カーテンの光漏れをとにかく防ぎたい!というときにおすすめなのが、リターン加工できるオーダーカーテン『スキマガード』。
スキマガードはカーテンの中央部にマグネットが入っています。
カーテンを閉じたときに、マグネットでピタッとくっつくので隙間が発生しにくいですよ。
1級遮光&遮熱断熱率61%なので、光の眩しさや暑さが気になるお部屋にぜひお使いください!
【リターン縫製OK】光漏れや節電対策にも!リターン縫製&マグネット付きで隙間なし 1級遮光カーテン
『スキマガード ライトグレー』
1級遮光・遮熱断熱・保温・防音機能付き!表情のある風通織のドレープカーテン
完全遮光リターン加工カーテン『エコマカロン』

ヘリンボーンの織り柄がおしゃれな完全遮光(遮光率100%)カーテン『エコマカロン』。
3層構造の生地が、光や熱が室内に入るのを防いでくれます。
リターン加工&完全遮光の組み合わせで、光漏れを大幅に防ぐことができます。
遮熱断熱率58%と高いので、省エネ効果も期待できますよ。
リターン専用金具付きカーテンレール『グレンディアス』

窓の遮熱断熱性をグンと高めてくれる、リターン専用金具付きカーテンレール『グレンディアス』。
カーテンレールの端にリターン専用金具がついているので、簡単にカーテンをリターン加工にすることができます。

レール上部にはトップカバーがついているので、上からの光漏れもしっかり防いでくれますよ。
リターン専用金具付きカーテンレールカバー『レーベル』

お部屋に合わせやすいナチュラルな木目調のカーテンレールカバー『レーベル』。
カーテンレールに後付けするタイプなので、今あるカーテンレールをリターン仕様にしたいときにおすすめです。
セルフカット可能なので、窓に合わせてぴったりサイズに調整いただけますよ。
カバーの端にリターン専用の金具がついています。
上部もしっかり覆ってくれるので、サイドからも上からも光漏れを防いでくれますよ。
【リターン仕様OK】レールサイドと上部の光漏れを防ぐ!おしゃれな木目調の後付けカーテンレールカバー
『レーベル』
遮光性・断熱性を高めて冷房効果アップ!カーテンレールに合わせて自由にカット
カーテンのリターン加工でよくある質問
最後に、カーテンのリターン加工についてよくある質問に専門店がお答えします。
リターン加工のカーテンフックは決まってますか?
AフックとBフックどちらでも対応可能です。
Bフックはカーテンレールを広く覆うことができるので、上からの光漏れを防ぐことができます。
ただし、装飾レールなどカーテンレールの形状によっては、Aフックのみ対応の場合があります。
カーテンのリターン加工は後付けできますか?
カーテンの長さにゆとりがあれば、後からでもリターン仕様にすることができます。
賃貸でもリターン加工できますか?
賃貸住宅でもカーテンをリターン加工にすることは可能です。
賃貸の場合は原状回復の義務があるため、既存のカーテンレールを活用してリターン仕様にします。
この記事のまとめ
この記事では、カーテンのリターン加工について解説しました。
リターンとは、ドレープカーテンをコの字に折り返すように縫製する方法です。
カーテンを折り返しにすることで、遮光性や遮熱性を高めることができます。
リターン縫製にするときは、折り返してもカーテンが閉じられるように、カーテンの幅にゆとりを持たせて注文しましょう。
後からリターン加工にしたいときは、レースカーテンの固定ランナーにドレープカーテンのフックを掛けてくださいね。
リターン加工カーテンで窓の省エネ対策をしていきましょう!








