
ようじゃく
用尺
要尺(用尺)とは、カーテンやローマンシェードを仕立てるために必要な『生地の量(巾×長さ)』のことです。
カーテンには上下左右に折り返し部分があったり、ヒダがあったりするため、仕上がり巾や仕上がり丈以上の大きさの布が必要になります。
そのため、カーテンをつく前には要尺を計算しなければなりません。
採寸はミリメートル単位で行うのに対して、要尺計算はセンチメートル単位で行うのが一般的です。
要尺は、仕上がり巾や仕上がり丈だけでなく、カーテンレールの種類、開閉方法、ひだ倍率、生地の向きなどさまざまな要素を考慮して算出されます。
カーテン生地の幅は100cm~150cmが一般的です。
そのため2m幅など大きいカーテンを製作するときには、2枚の生地を縫い合わせて作ることになります。
特に柄物のカーテンは、布のつなぎ目の柄を合わせるために、より多くの布が必要になります。
要尺は、カーテンを製作するときには必要ですが、購入するときは仕上がり巾・丈がわかっていれば問題ないのでご安心ください。