和室をスタイリッシュに演出してくれる、プリーツスクリーン。
プリーツスクリーンは障子のような風合いがあるため、和室に人気の窓周りアイテムです。
ですが、あまり見慣れないアイテムのため使い勝手や選び方などわからない部分も多いですよね。
そこで、この記事では『和室に合うおしゃれなプリーツスクリーン』と『プリーツスクリーン選びのポイント&活用術』について解説します。
目次
和室・和モダン空間に合うプリーツスクリーン
プリーツスクリーンとは、生地がプリーツ状になっている窓周りアイテムのことです。
生地を折りたたむようにして開閉します。
プリーツの規則正しい水平ラインは、スタイリッシュな窓辺を演出してくれますね。
障子のような雰囲気をもっているため、洋室だけでなく和室の窓に取り付けるアイテムとしても人気なんですよ。
障子のように破れたりする心配がないので、お子さんのいるご家庭やペットのいるご家庭でも安心して使える窓周りアイテムです。
和室に合うプリーツスクリーン選びのポイント
ここからは、和室に合うプリーツスクリーン選びのポイントについて解説します。
和室にプリーツスクリーンを合わせるときは以下の3点に気をつけましょう。
- 色選び
- 遮光・非遮光
- 上下生地の配置
それぞれ詳しく解説していきますね。
色選び
和室をコーディネートするときに悩みがちなのが『色選び』。
洋室と同じ感覚で選んでも大丈夫なのか気になりますよね。
和室に取り付けるプリーツスクリーンは以下のような色がおすすめです。
- アースカラー
- 淡い色
- 深みのある色
- モノトーン
アースカラー | ●●● |
和の雰囲気を引き立てたいときは、アースカラーのプリーツスクリーンを合わせましょう。
アースカラーとは自然の中にある色のことで、緑や茶色、ベージュなどが含まれます。
和室にある畳や柱と同じ色なので、優しく馴染みますよ。
淡い色 | ●●● |
ピンクやオレンジなどの明るい色も、淡いトーンなら和室にコーディネートできます。
桜色や藤色は、日本の伝統カラーでもありますよね。
非遮光のプリーツスクリーンを淡い色にすれば、ほんのりと彩を与えてくれますよ。
深みのある色 | ●●● |
和室に深みのある色のプリーツスクリーンを合わせると重厚感のある雰囲気になります。
旅館などでもよく見かける色合わせですよね。
和室をレトロにコーディネートしたいときにもおすすめのカラーです。
モノトーン | 〇●● |
和モダン空間を目指すなら、モノトーンのプリーツスクリーンがおすすめ!
面積の大きい窓に黒いプリーツスクリーンを合わせると圧迫感を与えてしまうので、落ち着きのあるグレーを合わせましょう。
白のプリーツスクリーンなら、障子のような風合いを楽しめますよ。
遮光・非遮光
プリーツスクリーンは光を通さない遮光タイプと、柔らかく光を取り入れてくれる非遮光タイプがあります。
それぞれ良さがあるので、お好みに合わせて選びましょう。
非遮光プリーツスクリーン
障子のような風合いにしたい方は、非遮光タイプがおすすめです。
柔らかな透け感は見る人の心をほっこりと落ち着かせてくれます。
遮光プリーツスクリーン
西向きの部屋など、眩しさを軽減したいときは遮光タイプがおすすめです。
日光をしっかりガードしてくれるので、畳の劣化を防ぐ効果もありますよ。
上下生地の配置
ツインタイプやペアタイプのプリーツスクリーンは、レース生地と不透明生地を組み合わせて使うことができます。
ですが、どちら生地を上に配置すれば良いのか迷ってしまいますよね。
生地を配置してから変更するのは難しいので、どちらを上に設置するのが良いかしっかり吟味しておきましょう。
上:シースルー生地 下:不透明生地
上にシースルー生地があるツインタイプは、水平方向からの視線を遮りつつ日差しを取り入れることができます。
1階のお部屋や外からの視線が気になるお部屋におすすめです。
上:不透明生地 下:シースルー生地
上に不透明生地があるツインタイプは、上からの視線を遮りつつ景色を楽しむことができます。
周囲に高い建物がある場合や、上からの強い日差しを遮りたいときに便利です。
和室におすすめ!おしゃれなプリーツスクリーン8選
プリーツスクリーンは和紙のような風合いをお楽しみいただけます。
和室になじみやすくおすすめですよ。
柔らかく光を取り込む非遮光タイプ
お部屋を明るく彩ってくれる非遮光タイプのプリーツスクリーン。
非遮光タイプのプリーツスクリーンは障子のような雰囲気がありますよね。
外からの光が入ってくるので和室を開放的に演出することができます。
【和室におすすめ】激安!柔らかく光を取り込む非遮光タイプのプリーツスクリーン
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安心の日本製!和室に合わせやすいナチュラルな色合いのプリーツスクリーン
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しっかり日差しをガードする遮光タイプ
外からの日差しが気になるお部屋には、遮光タイプのプリーツスクリーンがおすすめです。
日差しを通さないので、畳の日焼け予防にもなります。
アップダウンスタイルは上部と下部両方から生地を操作することができます。
上からの日差しを遮りつつ景観を楽しんだり、外からの人の視線を遮ったりと必要に応じて様々な使い方ができますよ。
便利なアップダウンスタイル!遮光機能で日差しを遮ります。光沢のある生地が高級感を醸し出します
『ステア アップダウンスタイル チェーン式』
遮光機能付き!日光をしっかり遮るプリーツスクリーン
日差しや眺望を自由に調整!ツインタイプ
ツインタイプのプリーツスクリーンは、シースルー生地と不透明生地を組み合わせて使います。
外からの視線を遮りつつ日差しを取り入れたり、眩しい日差しを遮りながら眺望を楽しんだり、生活シーンに合わせて日差しや眺望を自由にコントロールすることができますよ。
光を柔らかに映す不透明生地とシースルー生地の組み合わせ!和紙調の生地に癒されるツインスタイルプリーツスクリーン
『ベーネ / ミノリ ツインスタイル コード式』
機能充実!防炎や制電機能付きプリーツスクリーン
遮光生地とシースルー生地を上下に配置できる!強い日差しが気になる部屋におすすめの高級感あるプリーツスクリーン
『ステア / ミノリ ツインスタイル コード式』
遮光機能付き!日光をしっかり遮るプリーツスクリーン
冷暖房効率アップならハニカムスクリーンもおすすめ
プリーツスクリーンではないのですが…。
和室の冷暖房効率アップを狙いたいときは、ハニカムスクリーンもおすすめです。
ハニカムスクリーンとは六角形が連なったようなユニークなデザインのスクリーンで、断熱効果が非常に高いことで知られています。
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『ハニカムスクリーン 遮光タイプ』
1cm単位でオーダーできる当店オリジナルハニカムスクリーン!とってもお買得です!
非遮光タイプは遮光タイプよりも断熱性がやや落ちますが、ほんのりと光が透けて障子のような風合いをお楽しみいただけますよ。
和室・和モダンに合う!
プリーツスクリーンの活用術&実例
ここからは、プリーツスクリーンは窓をおしゃれにしてくれるわけではありません。
目隠しや間仕切りなど、さまざまなアレンジを楽しむことができます。
ここからは、おしゃれなコーディネート実例写真とともにプリーツスクリーンの活用術を紹介していきますね。
調光・眺望を楽しむ
障子は「開ける」「閉める」の2種類しかないため、外からの視線を遮りながら景観を楽しむことが難しいですよね。
その点、プリーツスクリーンなら、外からの視線を遮りつつ調光や眺望を楽しむことができます。
調光・眺望を自由に調節したいときは、ツインタイプのプリーツスクリーンを活用しましょう。
真横からの視線が気になるときは厚手生地を上に、上からの視線が気になるときは厚手生地を下に配置してくださいね。
スクリーンがツートンカラーになっているので、お部屋のカラーアクセントにも活用できますよ。
和モダンなインテリアを楽しむ
和室をスタイリッシュに見せたいなら、プリーツスクリーンがおすすめです。
スタイリッシュなデザインなので、旅館のような高級感を味わうことができます。
また、プリーツスクリーンは洋室にもコーディネートできますよ。
洋室にプリーツスクリーンを設置することで和のエッセンスが加わり、和モダンな空間を演出できます。
インテリア通が注目している、日本のインテリアと北欧インテリアを掛け合わせた『ジャパンディインテリア』とも相性バッチリです。
小窓の目隠しに
プリーツスクリーンは圧迫感がすくないので、細長い窓や小さい窓にも設置が可能です。
並んでいる小窓にお揃いで設置すれば、スタイリッシュなお部屋に大変身!
間仕切りの代わりとして
最近はリビングと和室が続き間になっているような間取も増えてきていますよね。
リビングと和室を引き戸や襖(ふすま)で間仕切りすると、フルオープンにすることができないため少し圧迫感がでてしまいます。
プリーツスクリーンは、和室とリビングの間仕切りにもおすすめです。
フルオープンにできるので、和室とリビングを開放的に演出できます。
視線を遮りたいときは、上下に開閉できるアップダウンスタイルのプリーツスクリーンがおすすめですよ。
和室にプリーツスクリーンを使うデメリットはある?使用の注意点
プリーツスクリーンは和室におすすめの窓周りアイテムですが、デメリットがないわけではありません。
リスクやデメリットも知ったうえで、プリーツスクリーンを検討しましょう。
ということで、ここからは和室にプリーツスクリーンを使うときの注意点を解説します。
型が崩れることがある
プリーツは不織布などで作られているため、障子のように破れる心配はありません。
ですが、無理な力で引っ張るとプリーツの型が崩れてしまうことがあります。
少々の負荷なら問題ありませんが、思いっきり引っ張ったり、型が崩れた状態で放置したりするとプリーツが戻りにくくなるので注意してください。
お子さんがいらっしゃる場合は、プリーツスクリーンで遊ばないようにしっかり言い聞かせてあげてくださいね。
出入りが少し大変かも?
プリーツスクリーンは、人の出入りが多い場所には少し不向きかもしれません。
プリーツスクリーンは上下に開閉する窓周りアイテムです。
障子の場合はサーッと横に開くだけで出入りできますが、プリーツスクリーンの場合は上下に開閉する必要があります。
大きな窓でも開閉することはできますが、1日に何度も出入りするような窓は開閉が少し大変に感じられるかもしれません。
頻繁に出入りする場所や、窓を開閉するような場所はに設置する場合は、プリーツスクリーンでも大丈夫か今一度吟味してくださいね。
洗濯できない
※こちらの写真はハニカムスクリーンを掃除している写真です。
プリーツスクリーンはカーテンのように洗濯することはできません。
日ごろはハンディモップなどでホコリを払い、汚れがひどいときは薄めた中性洗剤で拭き掃除をします。
汚れたときはじゃぶじゃぶ洗いたい!という場合はカーテンや洗濯できるロールスクリーンなどの方が適しているかもしれません。
プリーツスクリーンの日ごろのお手入れや汚れ落としについてはこちらの記事もご参照ください。
まとめ
この記事では『和室に合うおしゃれなプリーツスクリーン』と『プリーツスクリーン選びのポイント&活用術』を紹介してきました。
水平ラインが美しいプリーツスクリーンは、和室にぴったりです。
和室にコーディネートするときは、アースカラーや白のプリーツスクリーンを合わせましょう。
非遮光タイプのプリーツスクリーンなら、障子のような風合いでお使いいただけます。
畳の保護や機能性を重視する場合は遮光タイプのプリーツスクリーンを選びましょう。
和モダンスタイルを楽しめるおしゃれなプリーツスクリーンをぜひ取り入れてみてくださいね。