赤ちゃんやペットがいるご家庭だと、カーペットの徹底的な除菌がなかなかできなくて困ることがあるでしょう。
でも、水虫などのトラブルを抱えた家族がいる場合、そういっていられません。赤ちゃんに水虫がうつったら大変です
赤ちゃんやペットがいるご家庭だと、カーペットの徹底的な除菌がなかなかできなくて困ることがあるでしょう。
でも、水虫などのトラブルを抱えた家族がいる場合、そういっていられません。赤ちゃんに水虫がうつったら大変です!
どうしたらカーペットを簡単に除菌できるのでしょうか。
今回は、赤ちゃんなど薬品に注意すべき家族がいる場合の、カーペットの除菌方法をご紹介します。水虫も、ダニもまとめて退治してしまいましょう。
目次
水虫はうつる!
まず、水虫はどうしてうつるのかを確認しましょう。
実は水虫菌は感染力の弱い菌で、一回触れたくらいでは感染しないと言われています。
でも、家族の間ではうつってしまいます。
なぜかというと、水虫菌がいる足の皮の小さいかけらが落ちて、それを何回も踏んでしまうからなのです。
何回もというところがポイントです。
水虫がうつらないようにするためには、何回も踏まなくて良いように、足の皮膚のかけらを掃除して回収することが必要です。
また、菌が繁殖しにくいよう除菌をしてフローリングやカーペットを清潔にしておくことが必要です。
赤ちゃんにも害がない形でカーペットの除菌をしたい
簡単にできるカーペットの除菌方法は、以下の通りです。
- 除菌用のスプレーを使う
- 丸洗いをしてしっかり干す
- 重曹をすり込んでから掃除機で吸う
順番に解説していきます。
♢除菌用のスプレーを使う
ひとつ目の方法は、除菌用のスプレーを使った除菌方法です。
市販のスプレーは色々ありますが、無香料のものがいいでしょう。香料が入っているものだと、使った直後は良い香りがしますが、一時的なものなのでしばらくすると薄れてきます。
どの製品であっても一時的な効果しかないので、定期的に除菌スプレーをすることが大事です。赤ちゃんやペットがいても大丈夫という製品も販売されています。
◇丸洗いをしてしっかり干す
次に、丸洗いできるカーペットの場合は、丸洗いをしてしっかり干しましょう。
カーペットを敷いたままにしていると、どうしても床との間に湿気がたまります。それが、カビが生える原因となったり、ダニが増える原因になったりすることがあります。
そこで、季節の変わり目などに思い切ってカーペットをはがして、カーペットの下に空気を通してみましょう!
意外と、カーペットの下に汚れがたまっていることに気づくはずです。
また、自宅で洗う場合は手洗いか洗濯機で洗って、干してさっぱりしましょう。
洗濯機で洗う場合は、洗濯機の故障を防ぐためにも洗濯ネットに入れてください。
干す時は半乾きにならないように、完全に乾かしましょう。
完全に乾かすのが無理そうであれば、コインランドリーで洗濯することをおすすめします。コインランドリーでは、大きいものも洗えますし、乾燥機できちんと乾かすこともできます。
カーペットの素材によっては乾燥機が使用できない場合があります。
その場合は、物干し竿などにM字になるようにして屋外で影干ししましょう。
もし、洗濯できないカーペットの場合は、ドラッグストアなどで販売されているエタノールを使って除菌するのがおすすめです。
使い方は、エタノールをそのままスプレーボトルに入れてカーペットに吹きかけるだけです。エタノールは揮発性ですぐに乾くので、ドライヤーなどで乾かす必要もありません。
◇重曹をすりこんで掃除機で吸う
最後にご紹介するのは、重曹をカーペットにすり込ませてから掃除機で吸いこむ方法です。
除菌というよりも汚れ取りに近いかもしれませんが、重曹をカーペットにまいて、上から撫でるようにしてすり込みます。すり込んだらカーペットに掃除機をかけて、徹底的に吸ってください。
重曹が汚れを吸着してくれるので、カーペットの汚れを一掃できます。
ほかにも、スチームクリーナーなど蒸気で掃除ができるアイテムをお持ちの方は、高温で除菌できるので使ってみてください。
カーペットにいるダニを排除したい
赤ちゃんがいるご家庭であれば、ハイハイをする時期などは特にダニに気を使うでしょう。ダニの糞や死骸はハウスダストの原因となる可能性があります。
ダニの糞や死骸は、ダニそのものの数が少なければ減ります。糞や死骸はたまっていってしまうものなので、たまらないように掃除機をかけて吸うことが大事です。
カーペットにいるダニ対策は、以下の通りです。
- 掃除機をしっかりかける
- 洗濯機で丸洗いする
- 高温の乾燥機にかける
1.掃除機をしっかりかける
まず、しっかりと掃除機をかけていきます。
掃除機をかける時には、カーペットの毛の流れに逆らうようにしてかけてください。その際に、カーペットに押し付けるように力を入れるのではなく、カーペットの上を滑らせるようにかけていきます。
こうすることで、掃除機本来の吸引力を落とすことなく、ゴミやダニの死骸などを吸い取ることができるのです。
2.洗濯機で丸洗いする
次に、カーペットを洗濯ネットに入れて、洗濯機で丸ごと洗います。
掃除機では、カーペットの繊維の奥に入ったダニは取りきれないため、洗濯機で丸洗いします。これで大半のダニが洗い流されます。
手洗いOKのカーペットの場合は、浴槽で踏み洗いをしていきましょう。
中性洗剤を使って汚れを落としていきます。
洗剤が残らないように、しっかりめにすすぎをするようにしましょう。
3.高温の乾燥機にかける
そして最後に、乾燥機にかけていきます。
ダニは熱に弱いため、50℃以上の熱に30分ほどあたると死滅します。また、ダニは乾燥も苦手です。
そのため、50℃以上の高温の乾燥機に30分以上かけることで死滅できるのです。
洗濯不可のカーペットの場合
洗濯機や乾燥機にかけられないカーペットの場合は、手順1の後にスチームアイロンや布団乾燥機を使うのがおすすめです。
高温でダニが死滅するので、最後はしっかりと掃除機で死骸を吸い取りましょう。
ちなみに、スチームアイロンをかける際は、直接カーペットにアイロンを当てるのではなく、固く絞った濡れタオルの上から当てるようにしてください。
物によってはアイロンを使用できないため、使用する前にカーペットの洗濯表示を確認しましょう。
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まとめ
今回は、赤ちゃんやペットがいる家でもできる、カーペットの除菌方法についてご紹介しました。
カーペットの除菌方法は、
- 除菌用のスプレーを使う
- 丸洗いをしてしっかり干す
- 重曹を刷り込んでから掃除機で吸う
の3つです。丸洗いは少々手間がかかりますが、カーペットの汚れが抜群に落ちますので、もし丸洗いが可能なら、ぜひチャレンジしてみてください!
どうしたらカーペットを簡単に除菌できるのでしょうか。
今回は、赤ちゃんなど薬品に注意すべき家族がいる場合の、カーペットの除菌方法をご紹介します。水虫も、ダニもまとめて退治してしまいましょう。