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カーテンのふさかけは必要?ふさかけの取り付け位置を決める方法を解説
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カーテンのふさかけは必要?ふさかけの取り付け位置を決める方法を解説

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カーテンを開けたとき、カーテンをまとめるタッセルを引っ掛けるフックのことを「ふさかけ(房掛け)」と呼びます。

ふさかけはあまり注目されないカーテンの設備ですが、カーテンをまとめて留めるためにはとっても重要です。

ふさかけがあれば、カーテンを開けたときたたみ代をキレイにまとめることができて、カーテンと窓周りがすっきりします。

でも、窓枠に自分でふさかけを取り付けようと思っても、どの辺にふさかけを取り付けたらいいかのか迷うにことがあります。

そこで、カーテンのふさかけを取り付ける位置を決める方法について解説しますね!

カーテンにふさかけは必要なの?

ふさかけ(房掛け)とはタッセルを引っ掛けるフックのことです。

窓にドレープカーテンやレースカーテンを取り付ける場合は、カーテンを開いた時にタッセルをふさかけに引っ掛けてカーテンを束ねた方がまとまりがあってスッキリした見た目になります。

一部のカーテンやタッセルでは、ふさかけを必要としない物もありますが、タッセルを使ってカーテンをまとめる場合はふさかけが必要です。

ふさかけにはいくつか他の呼び方があって、「カーテンフック」やただの「フック」と呼ばれることもあります。

この呼称ですが「カーテンフック」はカーテンをカーテンレールに吊るすためのフック(アジャスターフック等)に使われる呼称でもあるため、ここでは「ふさかけ」でご紹介しますね。

ふさかけは、カーテンの窓枠に標準で取り付けられている場合もありますが、賃貸マンションなど一部の物件や窓にはふさかけが無い場合もあります。

その場合は、ふさかけを別で用意する必要があります。

特に、新築の戸建てや分譲マンションなどは、住人がカーテンレールと一緒にふさかけを用意する場合が多いです。

ただ、部屋のインテリアスタイルによっては、窓にカーテンではなくブラインドやロールスクリーンを取り付けることもあるため、必ずしもふさかけが必要というわけではありません。

ふさかけの取り付け方と取り付け位置

ふさかけは窓枠に付属している物と思うかもしれませんが、賃貸や新築の住宅では自分でふさかけを用意しなくてはならない場合もあります。

新しくふさかけが必要になった場合、ふさかけはホームセンターや100円ショップなどで購入することができます。

ふさかけの取り付け方と取り付ける位置について解説しますね。

ふさかけの取り付け方

ふさかけは、窓枠か窓枠近くの壁に取り付けるのが一般的です。

そのふさかけの取り付け方には2つの方法があります。

  • ネジ止め
  • 粘着テープ

ネジを使って固定するタイプ粘着テープを使って固定するタイプの2つです。

ネジ止め 粘着テープ

※表面にネジ穴があります。

※裏面に粘着テープが付いています。

ネジ止めは、ふさかけを取り付ける窓枠や壁に穴を開けてネジで固定します。

ネジ止めはしっかりと固定することができる一方で、窓枠や壁に穴を開けてしまうため、賃貸マンションやアパート等の借家では選ばれにくい方法でもあります。

粘着テープは、ふさかけを窓枠や壁に粘着テープ(両面テープ)で固定します。

ネジ止めと較べて粘着テープは取り付けが簡単で、窓枠や壁に穴を空ける必要がないので賃貸マンションやアパートでは粘着テープのふさかけがよく使用されます。

ただ、粘着テープのふさかけは、耐荷重が小さく500g~1,000g程です。

カーテンを留めるだけなので、ふさかけにあまり大きな耐荷重は必要ないように感じますが、何かの拍子に粘着テープが剥がれたり経年劣化で粘着力が落ちることがあります。

また、ふさかけの見た目や素材は、安価な樹脂製の物からデザインを重視したステンレス製の物まで種類は様々です。

部屋のインテリアや窓に吊るすカーテンのテイストに合わせてふさかけを選びましょう。

ネジ止めタイプのおすすめふさかけ

粘着テープタイプのおすすめふさかけ

ふさかけの取り付け位置

ふさかけを取り付ける場所は、窓枠または窓枠近くの壁が一般的というのは先にご紹介しました。

窓枠にふさかけを取り付けるのが一般的ですが、コーナー窓(L字窓)や壁一面が窓の場合など、窓枠にふさかけを取り付けるスペースが無い場合は壁にふさかけを取り付けることがあります。

ただ、ふさかけを壁に取り付ける場合は、壁の石膏ボード上だとネジ止めでふさかけをしっかり固定できなかったり、粘着テープだと壁紙を破ってしまう危険もあるため慎重に取り付ける場所を選んでください。

では、ふさかけを窓枠に取り付けるとして、どの位置にふさかけを設置するればいいのでしょうか?

ふさかけの取り付け位置が悪いと、カーテンを開けてたたんだ時の姿が不格好になります。

カーテンを留めた時にバランス良く見える場所にふさかけを取り付けるには、カーテンの丈を基準としていくつかの法則を使ってふさかけの位置を決めます。

ふさかけの取り付け位置を決める法則

  • 3分の1の法則
  • デザインの黄金比「1:1.6」
  • デザインの白銀比「1:1.4」

窓の大きさや種類によってふさかけの取り付け位置は若干違います。

よく知られている法則として、3分の1の法則でふさかけを取り付ける方法です。

カーテンの丈を3分割して、カーテンの裾から3分の1の高さにふさかけを取り付けます。

他には、カーテンの丈を基準にしてデザインの黄金比白銀比の比率でふさかけの位置を決めます。

実際にどのように取り付け位置を決めるのか、掃出窓と腰高窓でふさかけの取り付け位置を解説しますね。

掃出窓のふさかけを取り付ける位置

掃出窓にふさかけを「3分の1の法則」と「デザインの黄金比」を参考に取り付けた場合。

3分の1の法則 デザインの黄金比

ふさかけは窓やカーテンの丈の中心ではなく、その中心よりも少し下に取り付けます。

例えば、カーテンの丈が190cmの場合、ふさかけの位置を黄金比で算出するとカーテンの裾から約73cmの高さにふさかけを設置します。

ただ、カーテンの裾が床につくようにして使っている場合、カーテンではなく窓枠の高さからふさかけの取り付け位置を算出してくださいね。

黄金比の計算方法(カーテンの裾からの高さ)
カーテンの丈 ÷ 2.6 = ふさかけの位置

腰高窓のふさかけを取り付ける位置

腰高窓にふさかけを「3分の1の法則」と「デザインの白銀比」を参考に取り付けた場合。

3分の1の法則 デザインの白銀比

カーテンが窓よりも大きくなる腰高窓などの小窓では、3分の1の法則でふさかけを取り付けると、ふさかけの位置が窓枠のかなり下になるので違和感を感じます。

そのため、カーテンの丈が窓よりも大きくなる場合は、デザインの白銀比で算出した高さにふさかけを設置するのがおすすめです。

例えば、カーテンの丈が120cmの場合、白銀比の比率で算出されるふさかけの取り付け位置は、カーテンの裾から約50cmの位置となります。

白銀比の計算方法(カーテンの裾からの高さ)
カーテンの丈 ÷ 2.4 = ふさかけの位置

タッセルとカーテンが触れる位置

ふさかけを取り付ける位置を決めるとき、タッセルとカーテンが触れる位置にも注意してください。

タッセルを使ってカーテンを留めると、タッセルが少し下に垂れ下がることがあります。

特にカーテンに付属しているタッセルを使うのではなく、別途購入したタッセルでは上の画像のようにゆったりとカーテンをまとめるタイプの物もあります。

そのため、ゆったりと余裕を持たせてカーテンを留めたい場合は、ふさかけの取り付け位置を黄金比などの比率で計算した位置から10cm~15cmほど高い位置に取り付けるのがおすすめです。

ふさかけをデザインで選ぶ

ふさかけは窓枠やカーテンレールの色に合わせたデザインの物を選びましょう。

ふさかけには色んなデザインがあります。

樹脂製(プラスチック)やステンレス製などふさかけの素材によってデザインや質感が違います。

窓周りをおしゃれにコーディネートするなら、ふさかけの見た目を窓枠の木材の質感やカーテンレールの素材(デザイン)と合わせましょう。

例えば、ライトブラウン系の木製窓枠にふさかけを取り付けるなら、同じくライトブラン系のカラーのふさかけを取り付けます。

ふさかけのデザインの見本

ふさかけのデザインの見本でも分かるように、ふさかけのデザインは窓枠やカーテンレール選んでくださいね。

ふさかけを使わないカーテンの留め方

ふさかけはカーテンを留めるために必要ですが、何らかの理由でふさかけを設置できない場合もあります。

例えば、賃貸マンションやアパートで壁や窓枠にふさかけを取り付ける穴を開けられないことがあります。

そんな時に、ふさかけを使わないカーテンの留め方をご紹介しますね。

マグネットタイプのタッセルでカーテンを留める

タッセルの両端に磁石が付いていて、磁石の力でカーテンを挟んでカーテンを留めます。

磁石で挟んでカーテンを留めるので、ふさかけにタッセルを引っ掛ける必要がありません。

また、カーテンのまとめ方も裾を持ち上げてスタイルカーテンのようにバルーンを作って留めるなどして、窓周りをおしゃれに見せることもできます。

紐タイプのタッセルでスタイルカーテン風に留める

紐タイプのタッセルもふさかけを必要としません。

紐タイプなら、カーテンを丈の中間で束ねてセパレートスタイルで窓周りを飾ることもできます。

スリット窓などの横が短く縦が長い窓にカーテンを取り付ける場合、タッセルをふさかけに引っ掛けてカーテンをまとめるより、セパレートスタイルにしたほうが見た目がスマートになるのでおすすめです。

まとめ

カーテンとタッセルを引っ掛けて収納するための器具が「ふさかけ」です。

ふさかけはふさかけの有無や取り付け位置によって収納したカーテンの見え方まで違ってきます。

ふさかけが無いとカーテンを上手く収納することができません。

ふさかけを取り付ける位置は、カーテンの丈を基準に黄金比や白銀比で算出することができます。

ふさかけを取り付ける場所に困っている方は、カーテンの丈を測って取り付け場所を決めてくださいね。

びっくりカーペットスタッフ

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この記事を書いたのは…

WEBライター歴が10年ありますが、インテリア業界は1年目の新人です。

夢は自分の部屋に好みのインテリアソファを置いて、そこでくつろぎながら読書することです。

休日はウォーキングに出かけるのが趣味になりました。
歴史物の書籍が好きで、戦国時代を題材にした本をよく読みます。
ウォーキングのついでに戦国時代の城跡を見に少し遠くまで出かけることも。

最近は早起きして早朝ウォーキングにも挑戦しています。

インテリア業界は未経験ですが、読みすくて有益な情報をコラムで紹介していけるよう頑張ります。

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