テレワークをされている皆さん、毎日本当にお疲れ様です。
テレワークをしていると通勤時間が短くなるのはありがたい反面、生活スペースでの仕事はオン・オフの切り替えをするのが難しいですよね。
私も在宅勤務を経験しているので、お気持ちすごくわかります。
中でも私が特に気になっていたのは、周囲からの音。
外からご近所さんの話声が聞こえたり、一緒に住んでいる家族やペットの気配を感じたり…。
できれば、静かな環境で心穏やかに仕事したいなぁ…なんて思ってしまいますよね。
そこで、この記事ではテレワーク中に実践したい防音対策を、インテリア専門店の目線からご紹介したいと思います。
目次
テレワーク集中のカギは防音にあり!
★テレワーク小話★
在宅ワークをしていたころ、夕方になるといつも近所の小学生がバスケの練習をしていたので、ドンッ!ドンッ!というドリブル音が聞こえていました。
決して大きな音ではなかったのですが、それでも音が鳴っているなかで仕事に集中するのはすごく難しかったです。
仕事や勉強など集中する環境を整えるにあたって、雑音を少なくするというのはとても重要です。
「家だとなんだか集中できない…」という方は、ぜひ仕事中に発生する『音』を見直してみてください。
テレワークで防音したい音の種類
防音対策をするには、まずテレワークの時に気になる音の種類について知っておきましょう。
テレワークの防音対策をするときは主に以下の3つの音に気を付けてください。
- 生活音
- 屋外の騒音
- 自分が発する音
家族の話し声やテレビの音、廊下を歩く音など、家の中でも様々な音が発生しています。
仕事に集中したいときだと、普段は気にならない生活でも気になってしまうことがありますよね。
『音』の問題は外からの騒音だけではありません。
テレビ会議の声や椅子を動かす音など、自分が発する『音』も注意が必要です。
賃貸やマンションなどの集合住宅に住んでいる方は、騒音トラブルを予防するためにも特に気をつけましょう。
テレワークでできる4つの防音対策
テレワークに集中するためにも、防音対策はしっかりと行っていきたいところ。
ここでは、テレワーク中に実践できる防音対策を4つご紹介いたします。
★テレワークでできる主な防音対策★
- 仕事ブースを作る
- イヤホン・耳栓をする
- パーティションを活用する
- インテリアを工夫する
仕事ブースを作る
家族が家にいる状態で在宅勤務をしていると、なんとな~く集中しにくいですよね。
廊下を歩く音や、子どもが遊ぶ声が聞こえてくるとそっちに意識がいってしまいます。
特にリビングやダイニングなど家族の共用スペースで仕事をしている方は、仕事だけになかなか集中しづらいと思います。
できることなら、個室など自分一人の空間で仕事をするようにしましょう。
「子供が小さくて目が離せない」「自分の部屋がない」など、一人で集中する空間を確保するのが難しい場合は仕事机に小さな仕事ブースを作ってみましょう。
間仕切りなどを活用すれば、周囲の音と視界を遮ることができますよ。
イヤホン・耳栓をする
イヤホンや耳栓を活用すれば、手軽に防音対策をすることができます。
最近では、周囲の音を聞こえにくくするノイズキャンセリング効果のあるイヤホンなども販売されています。
作業用BGMやお気に入りの音楽を流せば、モチベーションも上がりそうですね。
仕事の電話が鳴ったときに聞こえるよう、イヤホンで音楽をかけるときはボリュームに気を付けてください。
パーテイションを活用する
デスク周りをすっぽりと覆うパーテイションを設置することで、卓上に自分だけの仕事ブースを作ることができます。
クッション性のあるフェルト生地などのパーティションを使えば、テレビ会議の声が漏れるのを防げますよ。
ただし、外からの音をシャットアウトするのには向いていないので、生活音や騒音が気になる方は別の防音対策と併用して実践しましょう。
インテリアを工夫する
外からの音を遮るときも室内の音漏れを防ぐときも、やはり部屋そのものに防音対策をするのが一番効果的です。
とは言え、大々的に家をリフォームするのは非現実的ですよね。
そんなときは、カーテンやラグなどのインテリアグッズを工夫するのが効果的です。
防音機能を兼ね備えたカーテンやラグを活用することで、リフォームするよりも手軽で安価に防音対策をすることができますよ。
【賃貸OK】防音対策におすすめのインテリアグッズ
カーテンやカーペットなどのインテリアグッズは、買い替えが手軽で、賃貸でも実践できる防音対策です。
ここからは、当店おすすめ!防音対策にぴったりのインテリアグッズをご紹介いたします。
選び方のポイントや活用法なども詳しくレクチャーしていくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ハニカムスクリーン
集中できる環境づくりを目指すなら、ハニカムスクリーンが断然おすすめです!
ハニカムとは「蜂の巣」のことで、このように六角形が連なったデザインからその名前がつきました。
聞きなれない方もいらっしゃるかもしれませんね。
独特なデザインをしていますが、防音・遮熱効果はバツグン!
この六角形が空気の壁を作ってくれるので、音や熱をシャットアウトしてくれます。
外からの騒音だけでなく、暑さや寒さも防いでくれるので集中できる環境づくりにぴったりです。
防音効果を高めるなら、生地が分厚い遮光タイプを選ぶようにしましょう。
防音カーテン
『窓』は壁や屋根に比べると薄い構造のため、音が漏れやすくなっています。
そのため外からの音を予防するなら、窓の防音対策を行うのが一番効果的です。
防音カーテンを使って、外からの騒音をしっかりガードしましょう。
また、室内の音漏れも防いでくれるのでテレビ会議の声が外に漏れてしまうのを防いでくれます。
防音カーテンは中高音域の音に対して遮音効果を発揮してくれるので、電車や車の音、犬の鳴き声、ピアノの音などにも効果的です。
遮音効果を高めたい場合は厚みや重量のあるカーテンを選ぶようにしましょう。
【お急ぎ便】心躍る11色のカラーラインナップが魅力の日本製ドレープカーテン
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カーペット
賃貸にお住いの方だと、階下への音を気にしてしまいますよね。
カーペットは表面に空気を含んだ繊維層があるため、衝撃音を和らげ階下への音を軽減してくれる効果があります。
また、音の反響も押さえてくれるのでテレビ会議の声などが音漏れしないように防いでくれます。
お部屋全体に敷きこむことで、椅子を動かす音などを軽減することもできるので賃貸の方にもおすすめです。
繊維でできたカーペットは床からの光の反射を抑え、空気中のホコリをキャッチしてくれるので、集中したい仕事スペースにぴったりです。
特におすすめなのはウール素材のカーペット。
カーペットって夏場は熱そうなイメージがありますが、ウールには吸湿効果があるので夏場もジメジメせずサラッとお使いいただけます。
廊下を歩く人の音が気になるときは、廊下敷きのカーペットを敷くのがおすすめです。
チェアマット
チェアマットは椅子を転がした時の傷や衝撃を和らげてくれるだけでなく、椅子を引きずる音を軽減してくれる効果があります。
在宅勤務中って飲み物を取りに行ったり、郵便を受け取ったりと意外に席を立つことが多いと思います。
そのたびに椅子を出し入れしていると、キャスターの転がる音や、ズズズ…と引きずる音が下の階まで響いていないかヒヤヒヤしますよね。
クッション性のあるチェアマットを一枚敷けば、そういった階下への音を吸収してくれます。
防音効果を高めたいなら、タイルカーペットなどクッション性の高いものをチェアマットとして敷くのがおすすめです。
床のひんやり感も和らげることができますよ。
14色から選べるカットパイルのタイルカーペット
『アタック270 キャンバスファイン 40x40cm』
ペットの爪が引っかかりにくいカットパイル、気になるニオイを消臭するエアファイン加工などペットとの暮らしも快適に。
ロールスクリーン
キッチンやリビングなど家族が集う場所でテレワークをしていると、周囲の生活音で何となく集中できない…。
そんなときは、音と視界を遮る間仕切りを使いましょう。
ロールスクリーンはお部屋の間仕切りとして使うのにとても便利です。
一枚サッと取り付けるだけで、MYワークスペースを確保できます。
防音効果を高めるのであれば、遮熱性・遮光性など生地が厚いタイプがおすすめです。
遮熱タイプは熱気や冷気が部屋に侵入するのを防いでくれるので、冷暖房効率をアップさせてくれますよ。
賃貸で壁に穴をあけて設置するのが難しい場合は、つっぱりタイプを選びましょう。
在宅勤務に集中できる環境づくりのコツ
テレワークの集中を妨げるのは、騒音問題だけではありません。
お仕事ブースを作るのであれば、防音以外にの環境にも気を使いましょう。
最後に、テレワークで集中力を高めるための方法をご紹介します。
シンプルにまとめる
集中できる環境づくりは、「防音だけ気をつければOK!」というわけではありません。
極端な話、防音カーテンであってもビビットな赤と青の水玉柄だったら、音を軽減できたとしても仕事に集中できないですよね。(目がチカチカしそう…。)
テレワークの防音対策として取りそろえるものは、シンプルで集中しやすい色やデザインのものを選びましょう。
おすすめカラーは茶色、緑、青などのアースカラーです。
特に青色は心を落ち着ける効果があるので、集中したい環境に最適です。
クリエイティブな仕事をされている方なら、想像力を刺激する紫などもおすすめですよ。
室温も意識する
1日中家で過ごすテレワークは、どうしても光熱費が気になってしまいます。
ついついエアコンを節約したくなりますが、暑すぎたり寒すぎても仕事に集中できないですよね。
電気代を惜しまず、適温の環境で仕事ができるようにしましょう。
冷暖房効率をアップさせるのであれば、遮熱性の高いカーテンやロールスクリーンがおすすめです。
防音以外の機能にも着目して、インテリアグッズを探してみましょう!
まとめ
この記事では、テレワークの防音対策におすすめのインテリアグッズについて解説してきました。
テレワークに集中するためには、お部屋の防音対策が不可欠です。
『生活音』『屋外の騒音』『自分が周囲に発する音』の3つの音を意識して防音対策を行っていきましょう。
テレワークで実践できる防音対策は以下の4つです。
- 仕事ブースを作る
- イヤホン・耳栓をする
- パーティションを活用する
- インテリアを工夫する
生活音が聞こえないよう、テレワークで仕事をするときはできるだけ個室で行うようにしましょう。
インテリアグッズを工夫することで、手軽にお部屋の防音対策をすることができますよ。
デザインはなるべくシンプルに、オンオフが切り換えやすい環境づくりをしていきましょう。