外から入り込む光を調節できる、調光ロールスクリーン。
便利そうだけど、使い勝手はどうなの?と疑問に思っていませんか?
この記事では調光ロールスクリーンのデメリット&デメリットについて紹介いたします!
取り付ける場所や使用用途によってもデメリットに感じる部分は違ってきます。
「こんなはずじゃなかった!」と後悔しないためにも、ご自宅の状況と照らし合わせながらチェックしてみてくださいね。
目次
調光ロールスクリーンの仕組み
ボーダー柄になったり、一色になったり。
そもそも調光ロールスクリーンって一体どういうものなのでしょう?
調光ロールスクリーンとは「光を透過する(シースルー)生地」と「光を遮る生地」がボーダー柄に並んでいるスクリーンのこと。
この2種類の生地の重なりを調節することで、お部屋に入る光の量を細かくコントロールすることができます。
透明生地の面積が広いとお部屋に日差しや風を取り込むことができ、透明生地が閉じると外から見えなくなります。
※調光ロールスクリーンの仕組みについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
調光ロールスクリーンのデメリット
調光ロールスクリーンのデメリットは以下の4つです。
★調光ロールスクリーンのデメリット★
- 外から見えるかも?
- 操作チェーンが絡まると危険
- 洗濯できない
- 価格がやや高め
外から見えるかも?
分厚い生地と薄い生地が交互に並んでいる調光ロールスクリーン。
シースルーの生地から、お部屋の中が見えてしまいそうですよね。
調光ロールスクリーンがどのくらい透けるのか、実際の写真を見てみましょう!
左2つの窓がシースルー生地が隠れた状態、右の窓はシースルーの生地が見えている状態です。
左の窓は透けにくい生地が、しっかりガードしてくれていますね。
シースルーの生地が見えている右の窓も、ボーダー模様になって部屋の中の様子はあまり見えません。
これなら、外の視線も気にせず過ごせそうですね。
プライバシーを守りたいときは、生地を閉じた状態にするか、シースルー生地の幅が狭くなるよう調節してみましょう。
調光ロールスクリーンは夜透ける!
実は、調光ロールスクリーンは昼よりも夜の方が要注意なんです。
というのも、室内が明るくなる夜はお部屋が透けて見えやすいんですよ。
先ほどの写真の夜バージョンを見てみましょう。
あらら…。シースルーの部分からお部屋の中が見えちゃってますね。
とは言え、左側の窓のように透明生地を閉じれば外から見えないので、夜は生地を閉め忘れないよう注意してください。
カーテンと併用することもできるので、どうしても外からの視線が心配な方は遮像カーテンと併用しましょう。
取り付けが難しい?
調光ロールスクリーン、ブラインド、シェード…。
「カーテンじゃない!」というだけで、窓に取り受ける難易度が高く感じられるのはどうしてでしょう?
フックを引っ掛けるだけでサクッと取り付けられるカーテンとは違い、専用の工具などが必要になる調光ロールスクリーンはDIYなどをしない方にとってはハードルが高くなってしまいますよね。
確かに、調光ロールスクリーンの取り付けには工具が必要になりますが、作業自体は実はとっても簡単なんです。
専用金具をネジで壁に固定し、そこに調光ロールスクリーン本体をカチッとはめこめば完了です!DIY初心者さんや女性でも簡単に取り付けできます。
賃貸物件にお住まいの方だと、そもそも壁にネジ穴をあけるのが難しいですよね。
そんなときは、既存のカーテンレールに取り付けちゃいましょう。
ちなみに、当店の調光ロールスクリーンはカーテンレールに取り付ける金具が無料でついています!
またオプションの『つっぱりテンションバー』を使えば、ネジ穴必要で設置することができますよ。
ロールスクリーン専用『つっぱりテンションバー』
ネジ穴不要で、つっぱる力で調光ロールスクリーンを固定します。
賃貸物件でロールスクリーンやアルミブラインドを取り付けたいときにもおすすめ。
操作チェーンが絡まると危険
調光ロールスクリーンは操作が「チェーン式」なので、サイドに長いチェーンでぶら下がっています。
チェーンで遊ぶと身体や首に絡まる危険性があります。
小さいお子さまがいる場合は、特に注意してください!
チェーンは、クリップなどで高い位置で結んでおき、お子さまの手に触れないようにしましょう。
最近ではセーフティコネクター付きの調光ロールスクリーンも販売されています。
セーフティコネクターは、操作チェーンに強い負荷がかかるとジョイント部分が外れる仕組みになっています。
万が一の時に、お子様の首や体にコードが絡まってしまうのを防いでくれますよ。
洗濯できない
調光ロールスクリーンは、水でじゃぶじゃぶ洗濯することができません。
ハンディモップで軽くホコリを落とすのが、調光ロールスクリーンの一般的なお掃除方法です。
そのため、カーテンと同じように頻繁にお洗濯したい人には向いていないかもしれません。
また、キッチンや洗面所は水・油汚れが付きやすいので、「水洗いできなくても大丈夫か」もう一度検討してみましょう。
価格がやや高め
調光ロールスクリーンは生地が二重になっているため、比較的価格設定が高めです。
同じ製品サイズで、非遮光ロールスクリーン、1級遮光ロールスクリーンと価格を比較してみましょう!
(※商品の種類やサイズによって値段は変わります。参考程度にお考え下さい。)
製品サイズ(幅90cm×高さ70cm)
非遮光ロールスクリーン: 3960円
1級遮光ロールスクリーン:6490円
調光ロールスクリーン: 7590円
調光ロールスクリーンのお値段は、非遮光タイプのロールスクリーンのほぼ2倍もあるんですね。
(当店のロールスクリーンが低価格なのも影響していると思います。)
調光ロールスクリーンは決してリーズナブルとは言えませんが、そのぶんロールスクリーンにはない魅力がたくさんあります。(後ほど詳しく紹介しますね!)
価格面で折り合いをつけたいときは、調光ロールスクリーンを取り付ける部屋を選びましょう。
日差しを採り入れたいお部屋には、ぜひ調光ロールスクリーンをお使いください。
調光ロールスクリーンのメリット
調光ロールスクリーンのメリットは以下の3つです。
★調光ロールスクリーンのメリット★
- 光の調節がしやすい
- 目隠ししながら風・光を取り込める
- すっきりしたデザイン
「自然の光でお部屋を明るくしたい」という方は、ほどよく光が差し込む調光ロールスクリーンがおすすめですよ!
光の調節がしやすい
調光ロールスクリーンは、生地の重なり具合で光の量を調節することができます。
そのため普通のロールスクリーンよりも、細やかに日差しをコントロールすることができます。
日差しのコントロールが難しい小窓にも取り付けやすいですね。
私の部屋の小窓は遮光タイプのロールスクリーンを取り付けています。
おかげで朝まで暗くてぐっすり眠れるのですが、休日のお昼間はいつも日差し問題に悩まされます。
降ろしていると部屋が暗いし、全部上げると日光が暑いし、眩しいし…。
入社する前の私に調光ロールスクリーンを教えてあげたい!と思う今日この頃。
調光ロールスクリーンの半分は光を遮る生地なので、お部屋が眩しくなりすぎません。
「日差しを取り込みたいけれど、西日がきつい!」というときにも、日差しを遮りつつも光を取り込んでくれますよ。
目隠ししながら光・風を取り込める
調光ロールスクリーンは外からの視線を遮りつつ、風通し・日差しをを確保することができます。
普通のロールスクリーンだと風や日光を採り入れるときにスクリーンを巻き上げる必要があるため、外からお部屋が丸見えになってしまいます。
一方調光ロールスクリーンは、薄い生地の面積を大きくすれば外から風や日光を取り込めるので、スクリーンを巻き上げる必要がありません。
みんなが集まるリビングに取り付ければ、プライバシーを守りつつも心地よく朝日が差し込む爽やかな空間になりますよ。
スタイリッシュなデザイン
ロールスクリーン全般に言えることですが、凹凸のないスタイリッシュな見た目も魅力です。
特に調光ロールスクリーンは、ボーダー柄がモダンでかっこいいですよね。
まっすぐなシルエットなので、圧迫感も少なく、お部屋お広く見せることができますよ。
スクリーンを巻き上げたときも、生地がロール部分にすっぽり収まるので窓辺をすっきり見みせることができます。
また、フラットなデザインなので、窓辺に家具を置いても操作がしやすいですよ。
当店おすすめの調光ロールスクリーン
ここからは、当店おすすめの調光ロールスクリーンをご紹介します。
当店の調光ロールスクリーンは1cm単位でオーダーが可能です。
ナチュラルなカラー展開で、お部屋のインテリアに優しくなじみます。
「既製サイズだとなかなか見つからない!」という方は、ぜひ当店のサイズオーダー調光ロールスクリーンをご活用ください。
遮光機能付き!調光ロールスクリーン
カーテンレールにも設置できる調光ロールスクリーン『パルモア』。
外の明るさを遮ってくれる遮光機能付きなので、西向きの窓など明るさが気になるところにもおすすめです。
お部屋になじむシックで落ち着きのある色合いです。
全6色展開でインテリアのテイストに合わせてお選びいただけます。
ぜひ、お部屋のインテリアに合う一枚を探してみてください。
お部屋の採光と遮光をコントロール!オーダー調光ロールスクリーン
『パルモア 遮光タイプ』
前後二枚の生地をスライドして調節!小窓やスリット窓にもおすすめのオシャレな調光ロールスクリーン
日本製!調光ロールスクリーン『セレーノ』
日本製の調光ロールスクリーン『セレーノ』。
防炎機能付きなので、もしものときも安心!
高層マンションでもお使いいただけます。
生地の重なり部分が大きいので、光漏れしにくくプライバシーをしっかり守ってくれますよ。
無理な力がかかるとチェーンが外れるセーフティコネクター付き!
お子さまがいるご家庭でも使いやすいです。
後悔しない?気になるときはサンプル生地をチェック
「それでもやっぱり透け感が気になる…」
「お部屋に合う色を目で見て確かめたい!」
そんな時には、ぜひサンプルを手に取って確認しましょう!
実際に手に取って触ってみることで、生地の手触りや透け感などを確かめることができます。
ご自宅の窓にかざしたり、他の家具と合わせてみて、取り付けたときのイメージを膨らませましょう。
当店では、各種調光ロールスクリーンのサンプルを無料でお送りしています。
5枚まで請求いただけるので、気になる色味があるときは両方取り寄せて比較してみてくださいね。
まとめ
この記事では調光ロールスクリーンのメリット&デメリットについて解説してきました。
「こんなはずじゃなかった!」とならないためにも、調光ロールスクリーンを購入する前にメリット&デメリットについてきちんと知っておきましょう。
調光ロールスクリーンは薄い生地と厚い生地が交互になっているので、薄い生地を閉じないと夜はお部屋が透けて見えることがあります。
どうしても外からの視線が気になる場合は遮像性のレースカーテンと併用するようにしましょう。
優しく光と風を取り込んでくれる調光ロールスクリーンは、リビングや小窓におすすめ!
明るく爽やかなお部屋作りに一役買ってくれますよ。