「タイルカーペットを敷きたいけれど、使い勝手はどうなんだろう?実際に使う前にデメリットも知っておきたい!」
と思っていませんか?
一枚ずつ敷いて取り外せて手洗いしやすいタイルカーペットは、お子様がいる方、ペットを飼っている方から特に人気の敷物です。
その一方で、「一枚ずつ敷くのって大変そう…」「ずれたりしないのかな?」と実際に使ったときのデメリットも気になりますよね。
そこで、タイルカーペットのメリット&デメリットについて解説いたします。
目次
タイルカーペットのデメリット
敷いてから「思ってたのと違った…」とならないためにも、デメリットはきちんと知っておきたいですよね。
タイルカーペットの主なデメリットは以下の4つです。
★タイルカーペットのデメリット★
- 使用感が硬く感じられるかも
- 通気性にやや欠ける
- 敷くのが大変
- ずれることがある
- ややデザイン性に欠ける
使用感が硬く感じられるかも
日ごろからカーペットや絨毯を愛用されている方には、やや硬めの質感に感じられるかもしれません。
なぜなら、タイルカーペットはその名の通り、カーペットでありながら、同時にタイルの要素も兼ね備えているからです。
実際に触れてみると、柔らかな生地の底に、うっすらとタイルのような硬い部分があるように感じられます。
そのため、ふかふかのラグやカーペットに慣れ親しんでいる方にとっては、タイルカーペットの質感がやや硬めに感じられるかもしれません。
購入してからではどうしようもないので、事前に実物に触れて質感を確かめておくようにしましょう。
通販サイトの場合は、カットサンプルを注文すると、生地の一部を届けてもらえますよ!
通気性にやや欠ける
タイルカーペットはタイル部分もあるので、通気性に欠けてしまいます。
そのため、カーペットと床材の間に湿気がこもりやすくなってしまうのです。
長い間放置していたり、梅雨時期など湿気が高まるとカビが発生してしまうことがあるので、定期的にカーペットをはがして湿気を取り除くようにしましょう。
とくに、水や飲み物をこぼしてしまうと、カーペット同士の隙間から水分が入り込んでしまうことがあります。
タイルカーペットに水をこぼしてしまったときは、カーペットをめくって、中に水分が入り込んでいないか確認するようにしてくださいね。
敷くのが大変
タイルカーペットの最初のデメリットは、「普通のカーペットよりもきれい敷くのが難しそう…。」ということです。
タイルカーペットは一辺が約40~50cmのタイルです。
一枚一枚敷き込んでいかなければならないため、部屋全体に敷くとなるとかなり大変そうですよね。
また、ずれないように敷こうとするとメジャーで計測して、丁寧に貼り付けて…となんだか難しそうですよね。
タイルカーペットを楽にきれいに敷くコツは、中心から端に向かってカーペットを敷くことです。
中心の目印は、糸を使って基準線を引いておくと便利です。
詳しくはこちらの記事を参考にしてくださいね。
ずれることがある
吸着タイプのタイルカーペットは、きちんとタイルカーペットに対応している床に敷くようにしましょう。
対応している床材でないと、タイルカーペットがきちんと吸着せずズレたり滑ったりしていまいます。
例えば、当店のタイルカーペットだと対応している床材の種類は以下のようになっています。
特に凹凸があると吸着しにくくなるので、タイルカーペットを敷く前に掃除機をかけて床にゴミが落ちていない状態にしてから敷くようにしてください。
ややデザイン性に欠ける
タイルカーペットは無地で毛足が短いものが多いです。
ベーシックでどんなお部屋にも合わせやすい一方で、シャギーラグや北欧柄のカーペットなどデザイン性を求める人には物足りないかもしれません。
デザイン性を重視したい方は、タイルカーペットの色を変えてみましょう!
タイルカーペットはカラーバリエーションが豊富なので、3色あれば並べ方を変えることで様々なデザインを楽しむことができます。
また、最近では手触りの良いシャギータイプのタイルカーペットや、デザイン性に優れた柄物のタイルカーペットもあります。
「タイルカーペットだから見た目は妥協しよう…」と諦めず、ぜひ「これだ!」という柄を探してみてくださいね。
タイルカーペットのメリット
タイルカーペットにはデメリットもありますが、もちろんタイルカーペットならではの長所もたくさんあります。
タイルカーペットのメリットは以下のとおりです。
★タイルカーペットのメリット★
- 掃除しやすく、お手入れが楽
- サイズや形を自由にできる
- リラックス効果がある
- クッション性に優れている
お手入れが楽
普通のカーペットだと汚れてしまうと全部を水洗いしなければならないので、飲み物をこぼしてしまったり汚してしまうとお手入れが大変ですよね。
その点、タイルカーペットは取り外すだけで簡単に部分的に水洗いすることができます。
部屋全体に敷く大きなカーペットだと水洗いしたあと干すのも一苦労ですが、タイルカーペットなら一枚一枚分けて運べるので干しやすいです。
また傷んでしまった場所や汚れが落ちない場所は、汚れた部分だけを買い換えるだけですむので長い目で見たときに経済的ですね。
サイズや形を自由にできる
タイルカーペットは、一辺が40~50cm四方のパネル状になっています。
そのため、販売サイズが決まっているラグと違い、タイルカーペットはL字型の部屋や細長い廊下など、敷く場所に合わせて自由に形を変えることができます。
キッズスペースやペットが過ごす場所だけタイルカーペットを敷きたいという方にも便利ですよね。
また、タイルカーペットはセルフカットもできるので、家具や部屋の角に沿ってピッタリ合わせて敷くことができますよ。
リラックス効果が高い
タイルカーペットやラグは、その柔らかでフカフカとした踏み心地が魅力です。
カーペットが敷かれている部屋は、フローリングの部屋よりもリラックス効果が高くなるという研究結果もあるそうです。
確かにお部屋にカーペットが敷いてあると、床に座ったり寝そべったりしたときもゆったりできますよね。
最近では、絨毯のような質感のタイルカーペットも多く販売されています。
お手入れのしやすさと、高いデザイン性を両立できるのもタイルカーペットの魅力の一つと言えそうですね。
クッション性に優れている
タイルカーペットはある程度の厚みがあり、クッション性も抜群です。
弾力性があるため、転倒した時のケガの予防にもなります。
小さいお子さんや、介護が必要な高齢のご家族がいて、転倒やケガが心配な時には、タイルカーペットを敷いておきましょう。
タイルカーペットは室内はもちろん、狭い廊下にも敷きやすいので、気になる場所に敷いておきましょう。
また、固くて滑りやすいフローリングは、犬や猫などペットの足腰にも負担がかかってしまいます。
クッション性に優れたタイルカーペットを敷いておくことで、ペットの足腰の負担も軽減することができますよ。
防音効果が期待できる
タイルカーペットには、防音効果も期待できます。
子どもが元気いっぱい遊んでいる姿は微笑ましいですが、マンションや集合住宅に住んでいると階下への騒音が気になってしまいますよね。
タイルカーペットはクッション性に優れているので、階下に響きやすい足音や、家具を引きずったりするような音を和らげてくれます。
ご近所トラブルになりやすい騒音対策を、タイルカーペットでおこなっていきましょう。
タイルカーペットが活躍するのはこんなとき!
ここまではタイルカーペットのメリット&デメリットについて解説してきました。
では、タイルカーペットはどんなときに活用しやすいのでしょうか?
タイルカーペットがおすすめなのはこんなシチュエーションです。
★タイルカーペットがおすすめなとき★
- 汚れやすい場所に
- 転倒時のけが防止に
- 変わった形状の場所に敷きたいとき
タイルカーペットは、「お手入れのしやすさ」「クッション性の高さ」「形状を自由に決められる」という3点を活かして上手に敷いていきましょう。
汚れやすい場所に
タイルカーペットは、部分的に取り外して手洗いすることができます。
普通のカーペットだと汚れてしまっても水洗いするのが大変ですが、タイルカーペットは手軽に水洗いができます。
そのため、お部屋はもちろんキッチンマット代わりとして使うこともできるんです。
部分的に取り外して洗えるので、うっかり汚れてしまっても洗う手間が少なくてすみます。
お手入れを簡単にするなら、汚れや水をはじいてくれる『はっ水加工付き』のタイルカーペットがおすすめです。
消臭効果付きのタイルカーペットなら、お手入れのしやすさに加えて、ペットのにおい対策にも役立ちますよ。
転倒時のけが防止に
クッション性に優れたタイルカーペットは、衝撃を吸収してくれるので転倒時の怪我防止に非常に役立ちます。
小さいお子様や高齢の家族がいるときには、万が一のために敷いておくと安心ですね。
我が家では怪我防止のために、タイルカーペットを子供用のジャングルジムの下に敷いていました。
うっかり足を滑らせたり転んだときにも、衝撃を吸収してくれて大活躍でしたよ。
フローリングは人にとって不便でなくとも、わんちゃんや猫ちゃんにとっては滑りやすく足腰を痛めてしまう原因になってしまいます。
滑りにくく、クッション性にの高いタイルカーペットはペットの足腰の負担を軽減してくれますよ。
変わった形の場所に敷きたいときに
「部屋の中心に柱がある」「廊下にカーペットを敷きたい」「部屋がL字になっている」など、四角形のカーペットだと敷くのが難しい場所もありますよね。
そんな、変わった形状の場所にはタイルカーペットを敷き詰めましょう。
1辺50cmのタイルカーペットなら、タイルの敷き方次第で形やサイズを自由に変えることができます。
縦長に並べることで、玄関マットやキッチンマットとしても活用できるんですよ!
タイルが余ってしまったときも、工夫次第で幅広く活用できそうですね。
ハサミで切ることができるタイプもあるので、部屋の形状にぴったりと合わせることができます。
斜めの壁や、角の出っ張りに合わせてカットすれば、より完成度の高い仕上がりに!
また、キッズスペースやペットが過ごす場所だけ敷きたいなど、部屋の一部分にのみカーペットを敷きたい場合にも活躍してくれますよ。
後悔しない!活用しやすいタイルカーペットの選び方・チェックポイント
ここからは、タイルカーペットを選ぶときに気を付けたいポイントについて解説します。
部屋にあったサイズと形を選ぶ
タイルカーペットは自由にサイズや形を選べるのがメリットなので、部屋の面積にあわせてぴったりのサイズを選びましょう。
普通のラグであれば「130cm×190cm」というようにサイズを指定して購入しますが、タイルカーペットはサイズが小さいので「何枚」という枚数指定をして購入することが多いです。
タイルカーペットを購入するときは、欲しいサイズを先に決めておき、その大きさを基準に、何枚のタイルカーペットが必要なのかを逆算しましょう。
タイルカーペットを「敷き詰めたいのか」「部分敷きしたいのか」をあらかじめ考えておくと、必要なサイズを決めやすくなります。
サイズ感がわからないときは、欲しいサイズに合わせて養生テープを引いたり、新聞紙を敷いたりすると、イメージがつかみやすいですよ。
必要なサイズがわかれば、あとはタイルカーペットの枚数を逆算するだけ!
こちらは、50cm×50cmのタイルカーペットの必要な枚数目安になります。
購入するときの参考にしてくださいね。
使用用途に合わせて毛並み・厚みを選ぶ
タイルカーペットには『ループパイル』と『カットパイル』2種類の毛並み(ループ)があります。
毛並みが輪っかになっているのがループパイル、ふさふさとした毛並みになっているのが『カットパイル』です。
毛並みの種類によっても使用感が変わってくるので、目的に合わせて選ぶようにしましょう。
▼タイルカーペットの毛並みとおすすめ活用法▼
ループパイル |
しっかりとした弾力があり、へたりにくく耐久性に優れています。家具の下に敷くときや、頻繁に歩く場所に敷く場合におすすめ。 |
カットパイル |
柔らかな手触りなので、寝転んだり座って過ごす場所に適しています。爪が引っ掛からないので、ペットと過ごす場所にもおすすめです。 |
タイルカーペットはクッションの厚みや、毛並みの長さによって厚みも変わってきます。
敷く場所や目的に合わせてぴったりの厚みのものを選びましょう。
▼タイルカーペットの厚みとおすすめ活用法▼
厚手(1.5cm以上) |
クッション性に優れているので、転倒のケガ予防に使いたいときにおすすめ。厚みがあるので騒音対策も効果が期待できます。 |
薄手(1.5cm未満) |
ドアの開閉に干渉しないので、全面に敷きたいときにおすすめ。タイルカーペットと床に段差を作りたくない場合にも有効です。 |
ニーズに合わせて機能を選ぶ
タイルカーペットを選ぶときは、機能面から選ぶのもおすすめです。
▼タイルカーペットのおすすめ機能▼
- はっ水
- 手洗いOK
- 抗菌・消臭
- 防音・遮音
- ホットカーペットOK
「トイレトレーニング中の子供がいるからササッと洗えるものが良い!」「ペットの臭い対策できるタイルカーペットが良い!」など、お部屋の過ごし方に合わせてほしい機能を考えていきましょう。
部屋に合うデザインを選ぶ
無地、キャラクター柄、ストライプなどタイルカーペットのデザインは商品によってさまざま!
お部屋のインテリアにあうデザインのタイルカーペットを選んでいきましょう。
タイルカーペットのメリットは、敷き方次第でデザインを自由に変えられることです。
複数のデザインや色のタイルカーペットを組み合わせてあなただけのオリジナルなデザインを楽しんでくださいね。
当店おすすめ!タイルカーペット6選
ここからは、当店自慢のタイルカーペットをご紹介していきます。
当店のタイルカーペットは「防汚」「消臭」加工付きで、丸洗い可能!
さらに「防音」機能もついているので、足音や家具を引きずったときの音など生活音を吸収してくれます。
集合住宅などで階下への音が気になる方もぜひご活用ください。
ベーシックな無地、キャラクラー柄、ボーダー柄、和柄など幅広いデザインをご用意しております。
お部屋のインテリアに合わせてピッタリのものを探してみてくださいね。
ユナイト グリーン 50x50cm 6枚セット
タイルカーペット=子供っぽいデザイン
ユナイトはそんなタイルカーペットのイメージを覆す、おしゃれな北欧デザインのタイルカーペットです。
リビングやダイニングのお部屋の印象を損ねることなく、おしゃれにコーディネートすることができます。
はっ水機能付きなので、ダイニングラグとしてもお使いいただけますよ。
【1セット6枚】はっ水効果付き!組み合わせ次第で自由自在に床をデザインできるタイルカーペット
『ユナイト グリーン 50x50cm』
簡単に置き換えれて気分転換にピッタリ!賃貸やご家庭にオフィスと活用できます。
同シリーズのこちらの商品も人気です!
ECOソフト 50x50cm
ECOソフトはトウモロコシを原料に作成したサスティナブルなタイルカーペットです。
防汚性・耐久性に優れているので汚れやすい場所でも安心してお使いいただけます。
全厚2cmのボリューミーな毛足で、タイルカーペットの『硬さ』を感じにくいソフトな手触り!
厚みがあるので、防音効果も高いです。
【1枚から購入OK】洗える!防音対策もできる柔らかタッチのおしゃれなタイルカーペット
『ECOソフト 50x50cm』
子育てママやペットオーナー様に大人気!エコな素材と優秀機能のおすすめタイルカーペット
いちご泥棒 グレー 約50×50cm 6枚セット
タイルカーペットらしくない(?)クラシカルな雰囲気を味わえるタイルカーペット『いちご泥棒』。
いちごを食べるツグミを描いた『いちご泥棒』は、イギリスのデザイナーであるウイリアムモリスの代表作です。
草花が描かれた繊細で優美なデザインをお楽しみいただけます。
【モリスシリーズ】草花等のモチーフが美しい、世界で愛されるデザインのユニットラグ
『いちご泥棒 グレー 約50×50cm 6枚セット』
好きなサイズでサッと敷くだけ!お手入れ簡単で手洗い可能なユニットラグ
アースタイル グレー 50×50cm 16枚セット
防ダニ・防音・抗菌・消臭・はっ水など便利な機能がたくさんついた高機能タイルカーペット。
シンプルなデザインなので、どんなインテリアにも合わせやすいです。
ふんわりとした毛並みは触っているだけで癒されますね。
プルーフは繊維1本1本にはっ水加工が施されているため、小さな水滴も毛足に染み込みにくいです。
超強力はっ水で、長時間放置しても染み込みません。
ペットが万一粗相をしてしまったときにも、サッと拭き取れてお掃除楽々♪
トイレトレーニング中のお子さんがいるご家庭にもおすすめです。
圧倒的なはっ水力!オールシーズン使える、防ダニ・防音効果付きタイルカーペット
『プルーフ ブラウン 約50x50cm』
優れた撥水力で、お子様やペットのいるご家庭にも。お部屋に合わせて敷き詰めできるタイル型!
アタック270 キャンバスファイン 40x40cm
全厚9mmで使い勝手の良いタイルカーペット『アタック 270』。
カットパイルになっているので、ペットのいるご家庭でも安心してお使いいただけます。
防汚・消臭・防音・ホットカーペット対応など、欲しい機能が勢ぞろいしたタイルカーペットです。
手洗いできるので、汚れた部分だけ取り外して洗うこともできますよ。
14色から選べるカットパイルのタイルカーペット
『アタック270 キャンバスファイン 40x40cm』
ペットの爪が引っかかりにくいカットパイル、気になるニオイを消臭するエアファイン加工などペットとの暮らしも快適に。
ディック・ブルーナ パネルカーペット 約40x40cm 2枚セット
世界中で愛されているミッフィーが描かれたタイルカーペット。
ミッフィーと仲間たちのほっこり愛らしいデザインは、子供部屋にぴったりですよね。
鮮やかな色使いは、子どもの想像力や感性を刺激してくれます。
先ほど紹介した『アタック270』と組み合わせてお使いいただけるので、子ども部屋のアクセントに取り入れてみては?
まとめ
この記事ではタイルカーペットのメリット&デメリットについて解説してきました。
タイルカーペットのデメリットは以下の3つです。
- 使用感が硬く感じられるかも
- 通気性にやや欠ける
- 敷くのが大変
- ずれることがある
- ややデザイン性に欠ける
タイルカーペットは凹凸のある床に敷くとがズレたり、滑ったりすることがあります。
敷く前には床を掃除して、ゴミをなくしてからタイルカーペットを敷くようにしましょう。
タイルカーペットは敷くのが大変ですが、敷いてしまえばメンテナンスしやすく長く愛用いただけるカーペットです。
お手入れしやすく、クッション性も高いので小さい子どもやペットがいるご家庭はぜひタイルカーペットを活用してみましょう。