白がメインのインテリアコーディネートには、凛とした美しさがありますよね。
さわやかで開放感があり、明るい。
やっぱり白は特別な色です。
一方で白の統一コーデは、無機質で寂しい印象になってしまうこともあります。
白のアイテムで統一しつつ、ポイントとしてグリーンやタッセルなどを上手に取りいれてみましょう。
この記事では『おすすめ白カーテン』や『白カーテンの鉄板コーディネート』についてご紹介します。
目次
白色カーテンの魅力
見ているだけで心が洗われるような、白色のカーテン。
見た目の良さ以外にも様々なメリットがあります。
清潔感を演出する
白色は花嫁のウェディングドレスや雪など「純粋さ」や「清潔感」を感じさせる色です。
カーテンに白色を取り入れることで、清潔ですっきりとした窓辺を演出することができます。
部屋全体を白で統一することで、上品で洗練されたお部屋を演出できますよ。
白はくすみや汚れが目立ってしまうので、お手入れを怠らないように気を付けてくださいね。
部屋を広く見せる効果がある
白には空間を広く見せる効果があります。
白いカーテンで開放感のある広々としたお部屋を演出しましょう。
壁の色に近い白を選ぶことで、壁との統一感も生まれ、すっきりとした窓辺になります。
また、自然光や室内の照明を反射してくれるので、お部屋全体を明るくしてくれる効果もありますよ。
狭いワンルームの場合や、家族で過ごすリビングにはぜひ白いカーテンを取り入れてみてください。
コーディネートしやすい
「白」はどんな色とも相性がよく、馴染みやすいことが特徴です。
どちらかというと脇役になりやすい色ですが、割合をぐっと増やして前面に押し出すことでメインカラーにすることもできます。
コーディネートのコツは、とことん白を採用すること!
ひかえめな色なので、他の色と組み合わせると存在感がうすくなってしまいがちです。
カーテンやラグなど大きな面積を占めるインテリアは”白で統一”するのがおすすめ。
潔い美しさ漂うコーディネートが完成します。
素材の風合いを楽しめる
ひと口に白いカーテンといっても、素材や質感によって印象が全然ちがいます。
たとえば、リネンやコットンなどのナチュラル素材だと清楚で優しい雰囲気に。遮光カーテンなど化学繊維を使用した素材だと、すっきりクールな印象に仕上がります。
風にそよぐリネンの白カーテン。
陽の光がそそぐお部屋でくつろぐのも、贅沢な時間ですね。
リネンやコットンなどの天然素材の白カーテンには、ナチュラルな優しい雰囲気があります。
白カーテンは風水的にも◎
白はリセットを意味し、悪い気を浄化する効果があると言われています。
邪気を払ってくれるので、清潔を保ちたいお部屋におすすめです。
くすんだり、汚れていると効果が薄れてしまうので、常に清潔を心がけましょう。
カーテンの風水効果について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
白色カーテンを選ぶときの注意点
おしゃれでインテリアに合わせやすい白カーテンですが、コーディネートするときにはいくつか注意することがあります。
白カーテンを取り入れるなら、以下の2点に気を付けましょう。
汚れが目立つ
清潔感を与えてくれる白カーテンは、くすみやカビなどの汚れが目立ってしまうというデメリットもあります。
白色のカーテンは、お手入れをして汚れないように気を付けましょう。
定期的にブラシなどでカーテンについたホコリを落とすようにすると、カビや汚れの発生を予防することができますよ。
ウォッシャブルタイプのカーテンなら、カーテンが汚れても手軽に洗濯できるので安心です。
遮光カーテンが少ない
実は「遮光カーテンの白」ってなかなかありません。
機能性のないカーテンなら(ふつうのカーテン)たくさんありますが、遮光カーテンの白はレアです。
なぜかというと、遮光カーテンには黒糸が織り込まれているからです。
★遮光機能とは?★
光を遮って室内を暗くするための機能。
外からの光が入ってこないようにする機能で、休日の朝ゆっくり眠りたい!ってときや、プロジェクターで映画鑑賞したい!ってときに活躍します。
そして、この遮光機能を備えるために必要なのが黒糸。
ほとんどの遮光カーテンは、生地の中間に黒い糸を使用しています。
中間の黒い生地が透ける
遮光カーテンは、このように黒い生地を表地と裏地でサンドしている構造です。
ということは、白いカーテンの場合・・・
「白と白で黒をはさんでいる」状態。
その結果どうなるかというと、黒が透けちゃいます。
白の裏にぴったり黒をくっつけることになるので、透けはなかなか避けられません。
どのくらい色味が違うのか、遮光と非遮光の白カーテンを見比べてみてみましょう。
左が遮光カーテン、右が非遮光のカーテンになります。
遮光カーテンも白くはありますが、非遮光に比べると少しグレーががっているように見えますね。
また非遮光のカーテンは外からの光が差し込まない分、暗く見えやすくなります。
遮光性を高めるために色味をプラスしている
同じ遮光機能があるカーテンでも、色によって遮光性がことなります。
濃い色は遮光性が高く、薄い色は遮光性が低いんです。
つまり、白が一番遮光性が低い!ということです。
遮光性という面で考えたとき、カーテンの色は濃い色の方が適しているんですね。
ということで、遮光カーテンの多くは真っ白ではなく、グレー系・ベージュ系などの色味をプラスしているものが多いです。
白色カーテンを上手にコーディネートする5つのポイント
ここからは、白いドレープカーテンを上手にお部屋に取り入れるためのポイントを解説します。
日差しや紫外線を避けるには「遮光カーテン」を選ぶ
南向き、西向きのお部屋など、強い日差しが気になるお部屋には遮光カーテンを選びましょう。
白いカーテンは光を通しやすいため、非遮光のカーテンだと紫外線や日差しが差し込みます。
家具やお肌の日焼けの原因にもなるので、遮光タイプのカーテンを選んだり、UVカット機能付きのレースカーテンと合わせるようにしましょう。
寝室など光をしっかりと遮りたいときは、『完全遮光』や『1級遮光』のカーテンがおすすめです。
ほどよく自然光を取り込みたいときは、『2級遮光』『3級遮光』のカーテンを選びましょう。
また、白いカーテンは夜になると外から室内のシルエットが透けて見える可能性もあります。
人通りの多い窓や、一人暮らしで防犯面が気になるときは、厚手で透けにくいカーテンを選ぶようにしてくださいね。
遮光カーテンの透け具合や種類については、こちらの記事で詳しく解説しています。
素材感にこだわる
シンプルなお部屋に合わせるために、無地の白色カーテンを探している方もいますよね。
どんなコーディネートにもよく合う白い無地のカーテンですが、一方で無機質な印象を与えてしまうこともあります。
白の無地カーテンを選ぶ場合は、素材感にもこだわってみましょう。
おすすめは素朴な風合いのリネンカーテンや、高級感のある光沢が魅力のベルベットカーテンです。
白の美しさが際立つよう、生地の風合いも見ながら選んでみてくださいね。
部屋に合った色合いのチェックをする
「白色」と一口に言っても、「アイボリーに近い白」や「漂白したような白」など様々な色合いがありますよね。
部屋にあった白色を選ばないと、カーテンだけが浮いて見えてしまうことがあります。
お部屋の雰囲気や使い勝手に合わせて白を選ぶようにしましょう。
ポイントは、壁や天井など部屋の広い面積で使われている白色と色合いを揃えるとお部屋に統一感が生まれます。
カーテン選びで失敗しないためにも、購入する前にサンプルを見て色合いをチェックしておきましょう。
↓このようにサンプルをお部屋の壁にかざしてみると、色合いの違いが良くわかりますよ。
カーテンサンプルを茶色いテーブルなどに置くと、カーテンにテーブルの色が透けてしまいます。
白いカーテン同士で色味の違いをみたいときは、白い場所に置くと色味の違いが良くわかりますよ。
照明や光の影響を受けやすいことを考慮する
洋服を購入した時に、お店で見ていたときと、家や外の光で見たときに色味が違って見えたことはありませんか?
布製品は、照明など光の種類によって色合いが違って見えることがあります。
特に白は自然光や照明の影響を受けやすいので、店頭で見たときと、実際に家に取り付けたときで色合いが変わって見える場合が多いです。
白色のカーテンの場合は、外から日の光が当たると多少黄色く見える場合があります。
サンプルなどを持ち帰って、家の照明でどんな白色に見えるのか確かめておきましょう。
当店おすすめ!おしゃれな白カーテン7選
ここからは、当店自慢のおしゃれな白カーテンを紹介します。
当店ではカーテンのカットサンプルを5枚まで無料でお届けしております。
気になる商品はぜひ手に取って確認してくださいね。
リーネ
アイボリーではなく、白にこだわりたいならこのカーテンがおすすめ!
すっきり美しい白色と、リネン混の素朴な風合いが魅力です。
リネン混ですが洗濯機で丸洗いできるので、こまめにお手入れしたい方にも!!
ピュアリーネ
ナチュラル好きさんにおすすめしたい、リネン素材100%の白カーテン。
天然素材を100%使用しているため、オフホワイト系のナチュラルな白色となっています。
窓から光が差し込むと、そよ風のような優しさを感じさせてくれますよ。
ボムール
自然な透け感をお楽しみいただけるホワイト綿カーテン。
ふんわりとしたコットンの素材感をお楽しみいただけます。
ナチュラル志向の方や素材にもこだわりたい方には特にピッタリのカーテンです。
ナチュラルな素材感が素敵なコットン100%の天然素材ドレープカーテン
『ボムール ホワイト』
幅100cmで丈は1cm単位でオーダーOK!ナチュラルテイストの綿100%の非遮光ドレープカーテン
エコマカロン バニラ
遮光カーテンでホワイト系をさがしているなら、イチオシはこちらの商品。
クリアホワイトに近い色なので、ホワイト系でインテリアを統一したい人におすすめです。
3層構造でしっかり遮光!なんと光を100%通さない完全遮光になっているんです。
遮光のほかにも遮熱断熱・形状記憶・防音など機能面が充実しています。
【100サイズから選べる】完全遮光・遮熱・防音・形状記憶の高機能カーテン
『エコマカロン バニラ』
全22色!豊富なカラーが揃ったお洒落で上品な光沢のヘリンボーン織り柄ドレープカーテン
いろは
いくつか遮光の白カーテンを見比べてみたところ、これが一番白に近い色!でした。
間に黒い生地をはさんでいるのでややグレーよりですが、表地に厚みがあるので透け感が少ないです。
寒色に近い白色なので、お部屋をクールに演出してくれますよ。
ダイアモンド
他のカーテンに比べ、やや温かみのある白となっています。
温かみのある白は、純白に比べて汚れが目立ちにくいため、お手入れを手軽に済ませたい人にもおすすめです。
ホワイト系のフローリングに合わせたときにすんなりと馴染みますよ。
【100サイズから選べる】白色なのにしっかり遮光!今大人気のホワイトカラー遮光ドレープカーテン
『ダイヤモンド 』
100サイズから選べる!1級遮光・防音・遮熱・ウォ・ッシャブル・形状記憶ドレープカーテン
ピステ
かわいらしいドットデザインが窓辺を彩るホワイトカーテン。
白のカーテンなら、大胆な模様もすんなりとお部屋になじみます。
インテリアのさりげないアクセントにぜひ!
【当店オリジナルデザイン】シンプルなのに華やかなドットサークルデザインのドレープカーテン
『ピステ ホワイト』
3級遮光・形状記憶加工・ウォッシャブル。他では買えないオリジナルデザイン!シンプル北欧柄ドレープ
白カーテンをインテリアに取り入れるポイントと実例
ここからは、白のカーテンを使ってインテリアコーディネートするときのポイントを実例写真とともに紹介しますね。
ワンポイントで色を取り入れる
白メインのインテリアコーディネートは、凛とした美しさがありますね。
一方で、シンプルすぎるとちょっと寂しい雰囲気になってしまうかもしれません。
うーーーん、さじ加減が難しい!
白の世界観を邪魔しない、ワンポイントになるようなアイテムを取り入れましょう。
小物やライトなど小さい場所に取り入れるときは、濃い色にすることでインテリアのアクセントになります。
ラグなど面積の大きな場所に取り入れるときは淡い色にするとお部屋のまとまりが良くなりますよ。
おしゃれなレースカーテンでアクセントに
白一色でも、模様があると華やかな印象になります。
カーテンを白系でまとめるのであれば、柄のあるレースカーテンを取り入れてみてはいかがでしょうか?
おすすめは、刺繍や編みで模様をほどこしたレースカーテン。
白の優しい雰囲気の中に、淡く模様が浮かびあがっておしゃれですよ。
カーテンと家具の素材を合わせる
白のリネンカーテンなど、天然素材のカーテンには、同じく天然素材でできたラグを選びましょう。
優しく素朴な風合いなので、お部屋に温かみをプラスしてくれますよ。
韓国風インテリアや、北欧インテリアなどInstagramで話題のインテリアにも相性バッチリ!
シンプルでおしゃれなインテリアを楽しみましょう。
さりげなく植物を取り入れる
白にはグリーンがよくはえます。
観葉植物やフェイクグリーンをあしらってみましょう。
非遮光タイプの白色カーテンであれば、日差しを取り込んでくれるので窓際に植物を置くと良く育ちますよ。
植物がちょっとあるだけで、やっぱり心が和みますよね。
シンプルすぎて無機質に感じてしまうときには、グリーンを上手に取り入れましょう。
育てるのが手間だという方には、フェイクグリーンもおすすめですよ。
まとめ
白いカーテンはリネン・コットンなどのナチュラル素材のものと、遮光機能のあるものとで大きくイメージが変わります。
- ふんわり柔らかい雰囲気にしたいなら、ナチュラル素材。
- モダンでクールな雰囲気にしたいなら、遮光機能つきのカーテン。
がおすすめです。
ただし、遮光カーテンは遮光性を備えるために黒糸を使用しているので『真っ白』は求めにくいところがあります。
とことん白がいい!という方は、ナチュラル素材カーテンの中から選びましょう。
また『白』は範囲が幅広いカラー。
「どこからどこまでが白?グレー?アイボリー?」という線引きがむずかしいです。
白カーテンをご購入されるときにはサンプル請求をして、実際に手にとって色味を確認されることをおすすめします。