ブラインドとカーテンを併用したい!
だけど、どうやって取り付けたらいいのかイメージが湧きにくいですよね。
- ブラインドとカーテン、どっちが窓側でどっちが室内側?
- ブラインドとカーテンの組み合わせって、どんな雰囲気に仕上がるの?
- 途中で落ちてきたりしないかな?
などなど、きっと疑問に思うことがたくさんあると思います。
この記事ではそんなあなたに!
『ブラインドとカーテンの併用例』や『取り付け方法&注意点』について詳しくご紹介していきます。
目次
ブラインドとカーテンは併用できる!
窓周りの装飾はやはり「ドレープカーテン×レースカーテン」や「ブラインドだけ」というパターンが王道です。
そんな中「ブラインド×カーテン」はちょっとレアなスタイルですよね。
身近であまり目に触れないだけに「実際使ってみたらどんな感じなんだろう?」「どうやって取り付けたらいいの?」など、謎に思うことが多いと思います。
まずは『ブラインドとカーテンを併用するメリット』をご紹介していきますね。
ブラインドとカーテンを併用するメリット
あなたがブラインドとカーテンを併用したいと思ったのは、どんな理由でしょうか?
- 見た目がスタイリッシュでおしゃれ!
- カーテンのふんわり感とブラインドのクールさを両方楽しみたい。
など、インテリアデザインとしての魅力を感じているからという人が多いと思います。
個性的でかっこいい感じが素敵ですよね。
ですが、ブラインドとカーテン併用スタイルのメリットは見た目だけではありません。
実用的なところでも、たくさんメリットがあるんです。
たとえば・・・
- 陽射しのきつい時間帯はブラインドを閉じて、しっかりシャットアウトできる。
- スラット(羽根)の角度を調整することで下からや上からなどの目隠しもできる。
- 風を通したいときにはブラインドのスラット(羽根)の角度を水平にするか、上にあげて畳む。このときレースカーテンをひくと目隠しができる。
などなど。
ブラインドのメリットである「日光をシャットアウトする」「上下からの角度のある視線を遮る」「風を通しながら目隠しする」に、
カーテンのメリットである「目隠し効果を高める」「遮熱断熱効果を高める」が上乗せされてダブルで便利!なのが”併用スタイル”の特徴なんです。
- 陽射しを遮りたい。
- 風をいれたい。
- 目隠ししたい。
など、それぞれのシーンに合わせて幅広い使い方ができますよ。
こうやって考えてみると、ブラインドとカーテンの併用はただおしゃれなだけでなく、いいとこ取りで便利に使える「賢いやり方」だと言えますね。
実例写真を紹介!
ブラインドとカーテン併用の実例として、当店のお客様レビュー写真をご紹介させていただきます。
(レビュー投稿してくださったお客様、ありがとうございます!)
木目調ブラインド×アイボリーのカーテンの組み合わせは、ナチュラルで優しい雰囲気が素敵です。↓
レースカーテンを中央でとめて端で束ねるスタイルもおしゃれに仕上がります。↓
西日がきついお部屋の窓もブラインドならしっかりシャットアウトしてくれるので、心強いですね。
続きまして、こちらの写真をご覧ください。
透け感の参考にしていただければと思い、当店で撮影した写真です。
◇レースカーテンとブラインドの組み合わせ
◇ドレープカーテン(厚手)とブラインドの組み合わせ
「取り付け場所」と「取り付け方法」
(注意:こちらの写真↑はハニカムスクリーン×カーテンの組み合わせです。)
たとえば窓周りにカーテンを取り付けたいなと思ったら・・・やり方はとてもシンプル!
カーテンレールについている輪っか(金具パーツ)にフックをひっかけていくだけなので、何も迷うことはありません。
ですが、ブラインドとカーテンレールを併用したいとなると・・・
どこにどうやって取り付ければいいのか、なかなかイメージがわかないのではないでしょうか。
特に住んでいるお部屋が賃貸物件の場合はネジ穴が開けられないので、なおさら難しそうな気がしますよね。
ブラインドとカーテンレールを取り付けるには、いくつかのやり方があるので安心してください。
仕上がりをイメージしながら、どの方法がいいかじっくり検討してみましょう。
ここからは「取り付け場所」と「取り付け方法」について、順番に解説していきます。
①ブラインドを窓枠内側に取り付ける
ブラインドの取り付けには、2通りの方法があります。
- 窓枠の内側にすっきりおさめる「天井付け」
- 窓を覆うようにして取り付ける「正面付け」
◇ブラインド天井付け
◇ブラインド正面付け
ブラインド単独で使用するならどちらの付け方にしてもOKですが、カーテンとブラインドを併用したい場合には「天井付け」がベター。
ブラインドが窓枠の内側にぴったりおさまるので、手前にカーテンを取り付けてももたつかず、スッキリした印象に仕上がります。
ちなみに天井付けの場合、サイズは窓枠よりも少し小さめがベストなので、スマートな仕上がりを目指すなら断然サイズオーダーがおすすめです。
製品サイズをオーダーするときは窓枠内側の寸法を測り、幅・丈ともに-1㎝のサイズで注文しましょう。
②カーテンの取り付けは通常どおり
①のやり方でブラインドを取り付けたら、お次はカーテンです。
とは言っても、こちらは特筆すべきことはなくいたって普通のやり方。
カーテンレールのランナー(輪っか状の金具)に、カーテンフックを順番に通していくだけでOKです。
新築物件でカーテンレールがまだついていない場合には、カーテンレールを設置しましょう。
適切に取り付けるためには下地の強度の確認などやや専門的な知識がいるので、できるだけ工務店に取付を依頼するのがおすすめです。
もしDIYで取り付けるなら、あらかじめ位置を相談しておくと安心です。
カーテンレールにはレーンが2つの「ダブル」とレーンが1つだけの「シングル」があるのですが、もしレースカーテンだけ(またはドレープカーテンだけ)しか使わない予定ならシングルにしてもいいでしょう。
こんな感じ↓でおしゃれな装飾カーテンレールと組み合わせても素敵ですよね!
バーチカルブラインドとレースカーテンを併用する場合
バーチカルブラインド(縦型ブラインド)とレースカーテンとの併用も可能です。
ただし、開閉する際には手前側にたたみ代が必要なので注意しましょう。
カーテンレールの位置に照らし合わせて操作に支障がないかよく確認してください。
すでにカーテンレールがついていて間にバーチカルブラインドを取り付けるスペースがない場合は、カーテンを窓側にしてバーチカルブラインドを室内側に取り付ける方法を検討しましょう。
【おすすめバーチカルブラインド】
賃貸物件の場合
賃貸物件の場合は、壁や天井に穴をあけるわけにはいかないので取り付け方に迷ってしまいますよね。
カーテンレールを活用するか、つっぱり式のブラインドを活用する方法がおすすめです。
カーテンレールを活用する方法
このように↓既存のカーテンレールにブラインドのパーツを固定することで、簡単に取り付けられます。
ブラインド設置のために新しくネジ穴を開ける必要がありません。
レーンが2つある「ダブルのカーテンレール」なら、窓側をブラインドにして室内側をカーテンにすれば併用もOK!
カーテンレールへの取り付けはいいことずくめのように思えますが、見た目や安定性を考えるとやはりネジで固定する従来の方法に軍配が上がります。
どうしてもネジ穴を開けたくない!というときに検討してみましょう。
つっぱり式ブラインドを活用する方法
もうひとつの方法が、つっぱり式ブラインドを活用する方法です。
外に突っ張る力を利用するので、ネジ穴や工具がなくても取り付けることができます。
このようにつっぱり棒のような感じで取り付けます。↓
窓枠内にスッキリと収まるので、カーテンと併用するときも邪魔になりません。
ただし、つっぱり式のブラインドは製作できる幅に制限があるので注意しましょう。
例えば当店の「つっぱり式 アルミブラインド」は、オーダーできる幅は最大160㎝です。
(※対応サイズは商品によって異なります。商品ページをしっかり確認しましょう。)
そのため、幅の広い掃き出し窓に取り付けたい場合は、サイズが対応しているか確認するようにしてくださいね。
【おすすめつっぱり式アルミブラインド】
ブラインドとカーテンを併用するときの注意点
ブラインドとカーテンを併用するときには、次の3つの点に注意しましょう。
①ブラインドを操作するときは、カーテンを端によせる
ブラインドを開閉したり、スラット(ルーバー)の角度を調整する際にはカーテンを端によせましょう。
ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、ブラインドがカーテンを巻き込んでしまうと生地が破けるなどのトラブルにつながります。
②ルーバーやスラットの幅を考慮する
ブラインドとカーテンを併用する場合は、ルーバーやスラットのたたみ代を考慮してください。
狭いスペースに両方取り付けることは、難しいでしょう。
特にタテ型ブラインドの場合は、ルーバー幅が10㎝近くあるので手前にスペースが必要です。
実際に取り付けたらどうなるのかよくイメージして、操作に支障がないことを確認してから購入しましょう。
③ブラインドの汚れはこまめに掃除
ブラインドは金属製なので静電気を帯び、ほこりを吸着してしまいます。
とはいってもブラインド単体で使用する場合は、黒色でない限りはそれほど目立つことはありません。
ですが、カーテンと併用するならブラインドの汚れがうつることもあるので、ちょっと気にかけた方がいいですね。
特にレースのカーテンは黒ずみやすいので、そうならないためにもブラインドの汚れはハンディモップなどでこまめに取り除いておきましょう。
まとめ
この記事ではカーテンとブラインドを併用する方法について、実例をまじえてご紹介してきました。
ブラインドを内側に取り付けることも、カーテンを内側に取り付けることも両方できますが、必要なパーツや考慮すべき点が違うので注意しましょう。
一般的には、ブラインドを窓枠の内側に取り付ける方法がおすすめです。
設置予定の窓枠の厚みや幅など、注意事項をよく確認したうえで行いましょう。