・窓辺をブラインドにしたいけど、取り付けが大変そう。
・賃貸物件だからネジ穴をあけたくない。
そんなあなたにおすすめなのが、カーテンレールへの取り付けです。
専用金具が付属しているブラインドなら、誰でも簡単に設置できますよ。
この記事では『カーテンレールにブラインドを取り付ける方法』や『おすすめのブラインド』をご紹介していきます。
目次
カーテンレールにブラインドを取り付けるつの3つのメリット
カーテンレールにブラインドを取り付けると、どのようなメリットがあるのでしょうか?
まずはカーテンレールにブラインドを取り付けるメリットについて解説します。
壁に穴を開けずに設置できる
ブラインドは窓枠や壁に穴を開けて設置するのが一般的です。
ですがカーテンレールを活用すれば、壁や天井に穴を開けることなくブラインドを設置できます。
カーテンレールを取り外す必要がない
もともとカーテンをつけていた窓にブラインドを設置したいときには、カーテンレールにブラインドを設置しましょう。
カーテンレールを取り外さなくても、ブラインドを設置することができます。
取り付ける際には、カーテンレールが壁や窓枠にしっかりと固定されているか確認するようにしてくださいね。
賃貸でも設置できる
カーテンレール付けなら、壁に穴を開けることなくブラインドを設置できます。
賃貸だと壁に穴を開けるのは難しいですが、カーテンレールに取り付けるなら問題ないですよね。
備え付けのカーテンレールを活かせるのも嬉しいポイントです。
水平に設置しやすい
ブラインドを設置するときは、設置する場所に自分でネジを打ち込んで設置します。
そのため、うっかりすると「右下がりになっちゃった…」とブラインドを設置するときにゆがみが生じてしまうこともあります。
カーテンレールに設置するときは、カーテンレールが基準になるので歪んでしまう心配がほとんどありません。
手軽にまっすぐブラインドを設置したいときは、カーテンレールに取り付けましょう。
カーテンレールにブラインドを取り付ける方法
ブラインドは窓枠や壁にネジ穴を開けて取り付けるのが一般的なやり方です。
でも、「穴あけ」ってちょっと勇気いりますよね。
そんなときおすすめなのが、カーテンレールにブラインドを取り付ける方法です。
わざわざネジ穴をあけたりカーテンレールを取り外す必要がないので、賃貸物件にも最適!
今の段階でカーテンを吊るしている窓辺でも、簡単にブラインドにチェンジできますよ。
ではでは、カーテンレールにブラインドを取り付ける方法を解説していきます。
※商品によって、ブラインドの取り付け金具の形状は異なります。
ここでは一例をご紹介しますが、詳しくは各商品の説明書に従って設置してください。
カーテンレールにブラインドを取り付ける手順
ここからは、カーテンレールを取り付ける方法を解説します。
1~2人でも簡単に設置できるので、ぜひ試してみてくださいね。
下準備 カーテンレール取付金具を用意する。
ブラインドの取り付け金具(ブラケット)はこちら(↓)です。
カーテンレールへの取り付けOKなブラインドには、このような金具がセットになって梱包されています。
形状は製品やメーカーによって異なりますので、詳しくは説明書をご参照ください。
必要な取付け金具の個数は2~3個。
ちなみに当店オリジナルのアルミブラインドには、幅140㎝以下で2個、141㎝以上で3個付属しています。
(※仕様の変更に伴い、取り付け金具の個数が変更になることもあります。)
①②キャップストップを取り外し、ランナーを取り除く。
カーテンレール端のキャップストップを外し、カーテンランナー(*)を取り除きます。
*カーテンランナーとは、カーテンフックを引っかける可動式パーツのことです。
賃貸物件の場合は退去時に元の状態に戻して返却しなければいけません。
このとき回収したカーテンランナーは大切に保管しておきましょう。
③④取付金具をカーテンレールに通す。
取り付け金具(ブラケット)にビスを仮止めします。
ビスを仮止めした状態で、取り付け金具をカーテンレールに通します。
取り付け金具の位置が決まったら、ドライバーを使用してビスをしっかり固定します。
▼ 取り付け金具を固定する位置
取り付け金具の個数が2個のときは、製品の端から4㎝ほど内側に左右それぞれ固定しましょう。
3個以上ある場合は、取り付け金具の間隔が均等になるように配置します。
⑤キャップストップを取り付ける。
②で取り外したキャップストップをレール端に装着する。
⑥取り付け金具にブラインド本体をセットする。
レールに固定した取り付け金具にブラインド本体を設置します。
取付金具のツメにヘッドボックス(ブラインド上部のメカ部分)をひっかけ、カチッと音がするまで押しこみましょう。
カーテンレールへの取り付け方法を動画でチェック!
取付方法を動画で確認したい方は、こちらをご覧ください。
取り付ける前にチェックしたい6つのポイント
カーテンレールに取り付ける前に、次のポイントをクリアできているか確認しましょう。
チェック①カーテンレールの形状
カーテンレールの形状によってはブラインドの取り付けができない場合があります。
カーテンレールの種類を見極めるため、断面がどんな形をしているか確認しましょう。
※カーテンレールに取り付けるときは、購入するブラインドに『カーテンレール取付金具』が付属しているか確認してくださいね。
取付け可能なカーテンレール
- 「C型」「角型」の機能性カーテンレール
- 幅15㎜以上で中身が空洞になっている機能性カーテンレール
取付けできないカーテンレール
- 「I型」のカーテンレール
- 装飾レール
チェック②カーテンレールの耐荷重
ブラインドを取り付ける前に、カーテンレールの耐荷重量を確認しましょう。
ブラインドの製品重量にもよりますが、一般的には10㎏以上あれば取り付け可能です。
さらに、カーテンレールの設置がしっかりされているかも合わせて見ておきましょう。
下地のない場所に仮止めされていたり、斜めになってぐらついているカーテンレールへの設置は大変危険です。
重みに耐えられなくなり、カーテンレールごと落下してしまう恐れもあるので注意してください。
しっかり設置されているか、ブラインドの重みがプラスされても大丈夫そうか、実際にさわって確かめることも必要です。
カーテンレールが2本(レース・ドレープカーテン用など)ついている場合は、窓側のレールに設置することで重みに耐えやすくなりますよ。
チェック③素材・タイプ
ブラインドは素材やタイプなどの種類があります。
全てのブラインドがカーテンレールに設置できるわけではないので注意しましょう。
アルミ製
一番スタンダードなのがアルミ製のブラインドです。
カラーが豊富でインテリアの雰囲気に合わせてお選びいただけます。
アルミ製のブラインドは軽いため、カーテンレールにも無理なく取り付けできますよ。
木製
ナチュラルな雰囲気がおしゃれなウッド(木製)ブラインド。
木製なので静電気が発生しにくく、ホコリや汚れが付きにくいというメリットもあります。
ですが、木製ブラインドは重みがあるためカーテンレールに設置できないことが多いです。
カーテンレールに取り付けたい場合は、木目調のアルミブラインドなどで代用しましょう。
ウッドブラインドをカーテンレールに設置できるかどうかについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
バーチカルタイプ
羽根の向きが縦型になっているバーチカルブラインド。
縦に伸びたスタイリッシュなデザインが魅力で、ホテルやオフィスなど高級感のある空間にも使われます。
通常、バーチカルブラインドをカーテンレールに設置するのはおすすめしません。
バーチカルブラインドは重量があるため、カーテンレールに負荷がかかってしまうからです。
(ちなみに、当店でもカーテンレール取付に対応しているバーチカルブラインドはございません。)
設置できる保証はありませんが、どうしても取り付けたい場合は、一度販売店に相談してみてください。
チェック④スラット幅
ブラインドの羽根のことをスラットと言います。
スラットの幅は種類によって違うので、どんな幅が良いのかも併せて検討してみてください。
15mm | 見晴らしが良い。小さい窓や細長い窓におすすめ。 |
25mm | スタンダードなタイプ。どんな窓にも合わせやすい。 |
50mm | 高級感がある。重みがあるため注意が必要。 |
とくにこだわりがないときは、ベーシックな25mm幅のスラットがおすすめですよ。
チェック⑤サイズ
ブラインドなどの窓周りアイテムはサイズ選びがとても重要です。
横幅・高さともにサイズ間違いのないように注意してください。
横幅
ブラインドをカーテンレールに取り付ける場合は、カーテンレールの幅を基準に横幅を決定します。
外からの光や視線を遮りたいときは、窓枠の幅より5~10cm大きいサイズで注文しましょう。窓枠をすっぽりと覆うことができますよ。
また、カーテンレールに取り付けるときの最大幅は、両端の固定ランナーの内側幅になります。
固定ランナーとは、カーテンレールの両端にある固定されている輪っかのことです。
最大幅で注文するときは、採寸幅-1cmで注文するようにしましょう。
高さ
ブラインドの高さも、カーテンレールを基準に決定します。
カーテンレールの下側から、窓枠下側や床面までの長さを測りましょう。
窓枠下側まで採寸する場合は、採寸サイズ+5~10cmで注文します。
ゆとりを持たせることで、窓をしっかり覆うことができますよ。
床面まで採寸する場合は、採寸サイズ-1cmで注文します。
採寸サイズより少し短く注文することで、ブラインドが床に当たってしまうのを予防しましょう。
チェック⑥操作方法
ブラインドには「ポール式」「ワンポール式」「ループコード式」などいくつかの操作方法があります。
窓のサイズやブラインドの使用頻度などにあわせて、ぴったりの操作方法を選びましょう。
▼ポール式▼
ポール式はコードでブラインドの昇降操作を、操作棒でスラットの角度を調節を行います。
オーソドックスな操作方法で、リーズナブルな価格で種類も多いです。コード&ロッド式とも呼ばれます。
▼ワンポール式▼
ワンポール式は1本の操作棒で昇降操作とスラットの角度調節ができます。
シンプルですっきりとした見た目に仕上がります。
▼ループコード式▼
ループコード式は一本のロープで昇降操作とスラットの角度調節を行います。
軽い力で昇降できるので大きいサイズのブラインドやウッドブラインドにおすすめです。
▼リモコン回転式▼
リモコン回転式は、備え付けのリモコンで開閉操作する方法です。
費用は高くなりますが、ワンタッチで簡単に昇降操作とスラットの角度調節ができます。
ブラインドの操作方法についてもっと知りたい方は、こちらの記事をご参照ください。
カーテンレールへの取り付け可!賃貸にもおすすめのブラインド
ここからはカーテンレールに取り付けできるおすすめブラインドをご紹介していきます。
窓枠や壁に設置する際に使用する「取り付けブラケット」とカーテンレールに設置する際に使用する「カーテンレール取付金具」の両方が付属しているので、設置場所に合わせてどちらを使用するかお選びください。
賃貸などで壁に穴を開けたくないときは、つっぱり式のロールスクリーンもおすすめです。
カーテンレールのない窓にも取り付けできて便利ですよ。
激安!【賃貸・浴室OK】光漏れが少ない高遮蔽の
『つっぱり式高遮蔽PVCブラインド 単色タイプ』
つっぱり式で賃貸でも安心のPVCブラインド!特殊形状スラット&コードの穴がないので光漏れ軽減
ブラインドの無料サンプル注文はこちら!
当店ではブラインドの無料サンプルをご用意しております。
「気になる商品がある。」
「色選びで迷っている。」
という方は、是非一度サンプルを注文してみてください。
実物を手に取って色味や質感をお確かめいただくことで、通販によくある”イメージ違い”を防げます。
無料サンプルのご注文はコチラから。↓
カーテンレールを活用して、ブラインドを設置しよう!
この記事では「ブラインドをカーテンレールに取り付ける方法」や「おすすめのブラインド」をご紹介してきました。
壁や窓枠にネジ穴をあける必要がないので、賃貸物件へのブラインドの設置も叶います。
壁にネジで固定するときのように「右がさがってる!」「平行に取り付けられない」などと悩む必要もありません。
ただし、窓枠や壁に設置する場合と比べて、窓との間に隙間ができるので光漏れが気になる人や断熱性を高めたい人には不向きかもしれません。
この場合には、従来どおりネジ穴をあけて固定する方法がおすすめです。
新たにブラインドを購入する場合には、カーテンレールの形状・耐荷重量の確認を忘れないよう気を付けましょう。