シンプルで都会的な雰囲気が魅力のブラインド。
「いつかはわが家の窓も、ブラインドにしてみたいな~」とひそかに憧れている人も多いのではないでしょうか。
だけど、賃貸物件に住んでいるとブラインドにするのはためらってしまいますよね。
きっとそれは「ブラインドはネジで固定する」というイメージが根強いからだと思うのですが・・・それは誤解です。
ブラインドはネジで固定する方法のほかにもつっぱる力を利用したり、カーテンレールに取り付けて固定することもできるんです。
このやり方ならネジ開け不要なので、賃貸でも安心ですね。
この記事では『穴を開けずにブラインドを取り付ける方法』や『賃貸OK!おすすめブラインド』についてご紹介していきます。
目次
そもそもブラインドって?

ブラインドとは、横向きや縦向きの羽根が均等に並んだ窓周りアイテムのことです。
横向きの羽根(スラット)が並んだものをベネシャンブラインド、縦向きの羽根(ルーバー)が並んだものをバーチカルブラインドと言います。
ブラインドは羽根の向きを変えることで外から差し込む光の量をコントロールできます。
また、カーテンにはない直線的なデザインは、おしゃれでモダンな窓辺を演出してくれますよ。
賃貸では穴あけNG?退去時に修繕費が発生するかも

賃貸住宅でブラインドを取り付けるときに気をつけなければならないのが『ネジ穴』。
実際に借家契約では、賃借人に対して退去時の『原状回復義務』を特約している場合が多いです。
そのため、借主が故意に壁に穴を開けた場合、退去時に修繕の費用が発生することがあります。
入居時に預けた敷金(何も問題なければ全額返金される)から修繕費をガッサリひかれた!というのもよく耳にする話ですよね。
何より、借り物である住居にネジ穴をあけてしまうのは後ろめたい…。
損害賠償や修繕費を巡ってトラブルに発展することもあるので、ブラインドを賃貸の窓に設置する場合は、ネジ穴をあけない方法を選びましょう。
賃貸OK!3つのブラインドの取り付け方法
ブラインドを賃貸に取り付けるときは、ネジ穴をあけずに設置できる方法を選びましょう!
賃貸物件でブラインドを使用したいとき、おすすめの取り付け方法は次の3つです。
■賃貸でもできるブラインドの取り付け方法
- カーテンレールに取り付ける
- つっぱり式(ノンビス)にする
- 木枠取り付けプレートを活用する
カーテンレールに取り付ける
ブラインドの中には、ネジ固定のだけでなくカーテンレールへの取り付けにも対応しているものがあります。
カーテンレールで取り付ける専用ブラケット(パーツ)が付属しているので、こちらを使いましょう。
手順はとっても簡単です。

既存のカーテンレールのランナー(輪っか状のパーツ)を取り除きます。

カーテンレール専用のブラケットを通し、ドライバーで固定します。

あとはカーテンレールのキャップをもとに戻して、ブラケットにブラインド本体をはめ込むだけ。
はい、これにて完了!です。
カーテンレールにブラケットを通すだけでできるので「斜めにならないように採寸しないと」とか「ドライバーでビスを回すのって、意外と力がいる」と言った、設置にまつわる関門とはほぼ無縁です。
ネジ固定と比較したときのデメリットは、しいていえば見た目のすっきり感でしょうか。
カーテンレールがついている分、ブラインドだけのときよりもやや劣ると思います。
またカーテンレールの位置が窓枠から少し離れたところにあるので、手前に突き出している感じが気になる人も中にはいるかもしれません。
ですが、誰でも簡単に取り付けられるので、賃貸でブラインドを使いたい人にはおすすめのやり方です。
カーテンレールに取り付ける注意点
カーテンレールの形状によっては、ブラインドを取り付けできないことがあります。
ブラインドを取り付ける前に、カーテンレールの形状を確認しておきましょう。
例えば、当店で販売しているアルミブラインドでは次のようにご案内しております。
▼ブラインドが取付可能なカーテンレール▼
| 取付可能なカーテンレール |
| 「C型」「角型」 機能性カーテンレール ![]() |
| 取付できないカーテンレール |
| 「I型」機能性カーテンレール 装飾カーテンレール ![]() |
耐荷重量が5㎏以上で、断面が「C型」「角型」になっているカーテンレールならブラインドを設置できます。
また、取り外したカーテンランナーを紛失しないようにすることも重要です。
退去時に元の戻せるように、大切に保管しましょう。
カーテンレールへの取り付けOK!おすすめアルミブラインド
賃貸OK!カーテンレールに取り付けできるおすすめブラインドはこちら。
カーテンレール取付OK!当店オリジナルの激安アルミブラインド。窓のサイズに合わせて1㎝単位でオーダーできます。
『アルミブラインド 単色タイプ』
1cm単位でオーダーできる当店オリジナルアルミブラインド!とってもお買得です!
【賃貸OK】激安!光漏れが少ない高遮蔽タイプ
『ネジ留め高遮蔽アルミブラインド(カーテンレール取付可) 単色タイプ』
特殊形状スラット&コードの穴がないので光漏れ軽減!スタイリッシュなアルミブラインド
つっぱり式(ノンビス)にする
外側につっぱる力を利用して固定する「つっぱり式」なら、ノンビスで取り付けられます。
ブラインドを窓枠の内側に設置して、すっきりおさめたいときにはこちらの方法がおすすめです。
やり方はとても簡単。
まずブラケット受けを窓枠に貼りつけます。
ブラインド本体をブラケット受けにはめ込み、固定します。
伸縮部分をブラケット受けにあてがい、ぐっと縮ませながら取り付けましょう。
つっぱり式のデメリットは、製作できる幅に制限があることです。
例えば当店の「つっぱり式 アルミブラインド」だと、オーダーできる幅は最大で160㎝です。
ネジ固定式が最大幅220㎝まで対応しているのと比較すると、サイズの選択肢がだいぶ狭まってしまいますね。
なお対応サイズは商品によって異なりますので、ご注文時によくご確認ください。
つっぱり式(ノンビス)のおすすめアルミブラインド
当店おすすめ!つっぱり式のアルミブラインドをご紹介。
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つっぱり式で賃貸でも安心のPVCブラインド!特殊形状スラット&コードの穴がないので光漏れ軽減
木枠取り付けプレートを活用する

ワクラクプレートとは、壁や木枠に穴を開けずにブラインドを設置できるアイテムのことです。
プレートについている穴に固定することで、壁や木枠には穴を開けずにブラインドを設置することができますよ。

取り付けはとっても簡単♪
プレート本体を木枠にギュッと挟み込み、プラスドライバーでネジを締めるだけ!
ワクラクプレートでブラインドを設置するときは、正面付けで設置することになります。
つっぱり式に比べて光漏れが少なく、窓枠をしっかり覆うことができるのも嬉しいポイントです。

壁を傷付けずに正面付けができるので賃貸にもオススメ!木枠レール取付けプレート
『ワクラクプレート』
意匠登録出願中!壁にネジを打たずにロールスクリーンなどの正面付けが可能。光漏れ対策としても
バーチカルブラインド(縦型ブラインド)は賃貸に取り付けできる?

では、タテ型ブラインド(バーチカルブラインド)は賃貸でも取り付けられるのでしょうか?
バーチカルブラインドも工夫次第で賃貸の窓に取り付けることができます。
■賃貸にバーチカルブラインドを取り付ける方法
- カーテンレールに取り付ける
- 木枠取り付けプレートを活用する
カーテンレールに取り付ける

バーチカルブラインドの種類によっては、カーテンレールに取り付け可能です。
カーテンレールに専用の取付金具を固定し、そこにバーチカルブラインド用のレールを取り付けて使用します。
ただし、バーチカルブラインドは横型ブラインドよりも設置できるカーテンレールの種類が限られます。
カーテンレールの耐荷重量や、カーテンレールの奥行なども事前に確認しましょう。
▼カーテンレールに設置できるバーチカルブラインドはこちら
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『バーチカルブラインド 非遮光タイプ』
1cm単位でオーダーできる当店オリジナルバーチカル(縦型)ブラインド!とってもお買得です!
カーテンレールにバーチカルブラインドを取り付ける方法については、こちらの記事をご覧ください。
木枠取り付けプレートを活用する
先ほど紹介したワクラクプレートを使えば、バーチカルブラインドも穴を開けずに設置することができます。
バーチカルブラインドの場合は、窓枠より上に設置する方がきれいにおさまるのでオプションパーツの『持ち上げプレート』を併用しましょう。

耐荷重が5kgまでとなっているので、バーチカルブラインドを設置する場合は重さに問題がないかも確認してくださいね。
壁を傷付けずに正面付けができるので賃貸にもオススメ!木枠レール取付けプレート
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意匠登録出願中!壁にネジを打たずにロールスクリーンなどの正面付けが可能。光漏れ対策としても
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ブラインドは引っ越しても再利用できる?
今住んでいる賃貸マンションは仮住まいで、いずれまた違う場所へ引っ越すことを予定している場合、気になるのがブラインドの行く末ですよね。
次の引っ越し先でも使えるのか、はたまた再利用は難しいのか?
ここからは引っ越しにまつわる疑問にお答えしていきますね。
窓のサイズが合わない問題!「正面付け」なら回避できるかも
ブラインドを次の引っ越し先でも使えるかどうかは、サイズが合うかどうかにかかっていると言っても過言ではありません。
特に窓枠内側におさまるようぴったりサイズでオーダーしたブラインドは、引っ越し先でも同じ取付け方法で使用するのは難しいでしょう。
(ちょっとくらい幅が足りなくても気にしない!という人は再利用できます。)
一方で、窓枠全体を覆うように取り付ける「正面付け」にするなら再利用しやすくなります。
というのも、正面付けの場合は窓枠よりも大きければOKなので、天井付けのようにジャストサイズである必要がないからです。
もし引っ越した先でブラインドを再利用したいなら、ブラインドよりも小さい窓に正面付けで取り付けることを検討してみましょう。
ブラケット(取り付けパーツ)を新品に交換すべし
引っ越しでブラインドをつけ外しする際には、ブラケット(取り付けパーツ)を新調しましょう。
ブラケットとは本体を固定するための小さなパーツのことです。↓
ブラケットはプラスチック製であることが多く、長く使用していると経年劣化による不具合が生じる可能性があります。
設置したままの状態だと問題ない状態でも、取り付けや取り外しの際に負荷がかかりバキッと折れた!というトラブルもあるので、ブラインドをつけ外しする際にはブラケットだけでも新品に交換しておくことをおすすめします。
別売りでブラケットのみの販売している店舗もあるので、問い合わせてみましょう。
激安オーダーアルミブラインドの無料サンプルはこちら!
びっくりカーペット(当店)では、ブラインドのサンプルを無料でお届けしております。
気になる商品がある方は、ぜひサンプルを請求して実際の色合いや質感をお確かめください。
「この色とこの色、どちらにしようか迷うな」というときには、サンプルを取り寄せて比較してみることをおすすめします!
賃貸にブラインドを設置するときのQ&A
最後に賃貸に取り付けるブラインドに関する気になるあれこれについて解説します。
賃貸につけるブラインドの採寸方法は?
ブラインドの採寸方法やサイズの決め方は、店舗によって異なります。
ここでは例として、当店のカーテンレール付けとつっぱり式ブラインドの採寸方法を紹介します。
■カーテンレール付け■

カーテンレール付けするときは、カーテンレールの両端に固定されているランナー(固定ランナー)間の距離を測ります。
高さは窓枠下や床面など、お好みで調整してください。
■つっぱり式■

つっぱり式ブラインドは、窓枠内の高さと幅を採寸します。
ぴったりサイズだと窓に納まらないので、採寸サイズより1cm小さいサイズでご注文ください。
賃貸でブラインドを取り付けるメリットは?
ブラインドには様々なメリットがあります。
■賃貸にブラインドを取り付けるメリット
- 調光性が高い
- 外からの視線をコントロールできる
- 窓辺がスタイリッシュになる
- 家具が近くにある窓にも使いやすい
ブラインドはカーテンよりも簡単に外からの視線を遮ったり、光の量を調節することができます。
また、カーテンのようにヒダがないため窓辺がスタイリッシュになるのも嬉しいポイントです。
モダンなインテリアにも合わせやすく、狭いお部屋もスッキリ広く見せることができますよ。
木製(ウッド)ブラインドは賃貸に取り付けできる?
木製のブラインドは、残念ながら賃貸で使えないことが多いです。
天然木を使ったウッドブラインドは重量があり、カーテンレール付けやつっぱり式が難しいためです。
空間をナチュラルに見せたいときは、木目調のアルミブラインドがおすすめですよ。
ウッドブラインドよりも価格が抑えられ、つっぱり式やカーテンレール付けで賃貸の窓にも設置できます。
▼賃貸OK!つっぱり式の木目調アルミブラインド
賃貸浴室にもブラインドは取り付けできる?
水に強いブラインドであれば、浴室にも設置することができます。
ブラインドは外からの視線を遮る効果が高いため、浴室の目隠しにおすすめです。
つっぱり式で耐水性の高いブラインドをお選びください。
バーチカルブラインドは賃貸でも使える?
バーチカルブラインドや取り付けの種類は限られますが、一部のバーチカルブラインドは賃貸でも取り付け可能です。
カーテンレール付けか、木枠取り付けプレートを活用して設置してください。
まとめ
この記事では、『賃貸で使えるアルミブラインド』についてご紹介していきました。
賃貸住宅の窓にブラインドを取り付けるときは、壁に穴を開けない方法を選びましょう。
■賃貸でもできるブラインドの取り付け方法
- カーテンレールに取り付ける
- つっぱり式(ノンビス)にする
- 木枠取り付けプレートを活用する
窓にカーテンレールが付いている場合は、カーテンレールをそのまま活用することができます。
カーテンレールのない窓にはつっぱり式がおすすめです。
取り付け方法を工夫して、賃貸の窓もブラインドですっきりと見せましょう!
































