古くなったタイルカーペットの処分はどうしていますか?
タイルカーペットなら汚れたり古くなった箇所を新しいタイルカーペットに張り替えて使うことができます。
では、古くなったり汚れが酷いタイルカーペットはどうやって捨てたらいいのでしょうか?
意外と知られていないタイルカーペットの捨て方について解説します。
タイルカーペットの捨て方で困っている方は参考にしてくださいね!
目次
タイルカーペットのゴミ分類
タイルカーペットの捨て方を解説する前に、タイルカーペットは何ゴミに分類されるのか解説します。
自治体ごとにタイルカーペットの分類に違いがありますが、多くの自治体でタイルカーペットは粗大ゴミとして処分されます。
例として、新宿区と大阪市でのタイルカーペットの分別について調べました。
東京都新宿区の場合 | 粗大ゴミ |
大阪府大阪市の場合 | 粗大ゴミ |
2つの都市ではタイルカーペットを粗大ゴミとして扱っています。
また、自治体によって粗大ゴミを「不燃ゴミ」や「資源ゴミ」と表示しているケースもあります。
タイルカーペットがどのゴミに分類されるのか、お住まいの自治体のホームページ等を確認して処分手続きを行う必要があります。
自治体ごとで違う粗大ゴミの捨て方
タイルカーペットを含む粗大ゴミの捨て方は、大まかに分けると3通りの捨て方があります。
- 自治体が指定するゴミ集積所に出す
- 自治体のゴミ処理施設へ持ち込む
- 廃棄物処理業者へ回収依頼する
また、自治体によって粗大ゴミを「不燃ゴミ」や「資源ゴミ」と表示しているケースもあります。
タイルカーペットがどのゴミに分類されるのか、お住まいの自治体のホームページ等を確認して処分手続きを行ってください。
大阪市や新宿区など、大都市で暮らしている場合は、粗大ゴミは自治体が指定するゴミ集積所に出して回収してもらいます。
ゴミ集積所は普段の家庭ゴミを出している場所と同じケースがほとんどですが、例外もあります。
例えば、私が以前暮らしていた神戸市では、「家庭ゴミと一緒の場所に粗大ゴミを出さないでください」と案内されて「家庭ゴミが置かれている場所から少し離れたわかりやすい場所に置いてください」と細かく指定されたことがあります。
また、地域によってはゴミを捨てる本人が粗大ゴミをゴミ処理施設に持ち込んで処分手続きを行ってもらうケースもあります。
ゴミ処理施設へ粗大ゴミを持ち込んだ場合、粗大ゴミの重量分の処理料金を持ち込んだ処理施設で支払って処分を行ってもらいます。
そして、タイルカーペットを廃棄物処理業者に依頼をして引き取ってもらう方法があります。
タイルカーペットの捨て方で業者に引き取ってもらう場合は各業者で料金が違います。
廃棄物処理業者に依頼する
タイルカーペットを大量に処分する場合、回収・処分は自治体ではなく廃棄物処理業者に依頼して回収・処分を行ってもらいます。
ゴミには「産業廃棄物」と「一般廃棄物」があります。
産業廃棄物とは、事業者が出すゴミ全般のことを指しますが、コンクリートブロックやウッドタイル、一定以上の量と大きさを持つ廃棄物が産業廃棄物に分類されます。
一般廃棄物とは、一般家庭で出たゴミ全般のことで、食品トレイや紙くずなどです。
事務所の床に敷き詰めていたタイルカーペットを新しくするため、古いタイルカーペットを大量に処分する場合は、産業廃棄物として処分する必要があります。
産業廃棄物の場合、自治体のゴミ集積所に出して回収してもらうことができません。
そのため、産業廃棄物の回収・処分を行っている産業廃棄物処理業者に回収を依頼する必要があります。
廃棄物処理業者の料金 | 3,000円~15,000円 |
料金に違いがある理由は、廃棄物処理業者によって料金設定が違います。
例えば、タイルカーペット/㎡で料金はいくら、タイルカーペット/kgで料金はいくら、タイルカーペット/枚数で料金はいくら等の料金設定があります。
事業者がタイルカーペットを大量に廃棄する場合は、事前に廃棄物処理業者に料金の見積りをしてもらう必要があります。
また、一般のご家庭でも廃棄物処理業者にタイルカーペットの処分を依頼することはできます。
その場合、業者が自宅までタイルカーペットを回収しに来てくれるので、ゴミ出しの手間が少なくなります。
タイルカーペットを細かくカットすれば燃えるゴミで出せる?
カーペットやラグの捨て方で、細かくカットしたカーペット・ラグは燃えるゴミとして処分できる場合があります。
ですが、タイルカーペットは細かくカットしても燃えるゴミとして処分できません。
その理由として、タイルカーペットに使われる素材には、塩化ビニルやゴム素材が含まれているケースが多いからです。
タイルカーペットの裏地には、滑り止め用にゴム素材が使われている物が多く、ゴム素材を含むタイルカーペットは燃えるゴミとして出すことができません。
燃えるゴミで出せるカーペット(ラグ) | ウール、コットン、い草、竹等の天然繊維を使ったカーペット。 |
地域にもよりますが、ゴミを正しく分別して出さないと罰則(過料など)のある地域もあるので、きちんとゴミは分別してルールに則った捨て方をしてくださいね。
タイルカーペットの捨て方
それでは、タイルカーペットの捨て方について手順を解説します。
1.タイルカーペットの回収予約を行う
お住まいの自治体のごみ回収処分を担当する部署に、タイルカーペットの回収予約を行います。
この予約を行う段階で回収方法と処分手数料の説明があります。
ほとんどの場合、「最寄りのゴミ集積場所に◯日の△時までに出してください」と案内されるはずです。
タイルカーペットをゴミ処分場に直接持ち込む場合は、処分場の受付時間内であれば当日の持ち込みが可能なケースもあります。
また、廃棄物処理業者へ依頼する場合でも、事前に予約を行う必要があります。
業者に予約する場合は、1ヶ月前か遅くても1~2週間前に回収の予約をしましょう。
2.タイルカーペットを剥がす
タイルカーペットを床に固定している場合は、床から剥がします。
タイルカーペットを床に両面テープなどで固定していた場合、タイルカーペットを剥がすと両面テープのネバネバ(接着剤)が残ってしまうことがあります。
このネバネバは水で薄めた中性洗剤を使って拭き取ることができます。
また、ヒートガンを使って熱でネバネバを取る方法もありますが、床材の素材によっては熱に弱かったり、熱でワックスや塗料が剥がれる危険があるので注意してください。
中性洗剤以外にも、水で薄めたお酢を使ってネバネバを取ることができます。
また、市販の粘着剥がし剤を使うと両面テープのネバネバをキレイに取ることができます。
3.タイルカーペットを何枚かにまとめる
大きなタイルカーペットは適当なサイズにカットして、まとめておかないと回収されないことがあります。
タイルカーペットの大きさは、一辺が30cm~90cmといくつかサイズがあります。
大きなタイルカーペットは適当な大きさにカットしてまとめて処分しましょう。
タイルカーペットをまとめる目安は、一辺の長さが50cm以下で指定枚数でまとめるように指示されることがあります。
一辺が90cmあるタイルカーペットを処分する場合は、半分の45cmぐらいになるようにカットして指定枚数でまとめてからビニール紐で縛ってバラバラにならないようにしましょう。
4.指定のシールを貼る
タイルカーペットをご近所のゴミ集積所に粗大ゴミとして出す場合、粗大ゴミ回収用シールを購入して貼る必要があります。
お近くのスーパーマーケットやコンビニエンスストア等で粗大ゴミ回収用のシールを購入することができます。
(自治体の指定する販売所でシールを購入してください)
シールを購入する手数料は1枚200円~400円です。
この手数料は自治体ごとで違います。
また、タイルカーペットの数が多いとシールも複数枚購入する必要があります。
例えば、タイルカーペット5枚まとめの束が10セットできたら、10枚のシール(手数料2,000円~4,000円)が必要になります。
5.指定のゴミ集積所に出す
必要な枚数のシールを購入したら、処分するタイルカーペットに貼って指定のゴミ集積所に出しましょう。
ゴミの集積場所は、通常なら家庭ゴミを出す集積所と同じ場所ですが、タイルカーペット等の粗大ゴミの場合は集積場所が違うケースがあります。
例えば、マンションやアパート等の集合住宅では、家庭ゴミの集積所の他に粗大ゴミを集積する専用スペースを用意していることがあります。
マンションやアパートのローカルルールを知らずに家庭ゴミと同じ場所に捨てて、タイルカーペットが回収されなかったということが無いようにしましょう。
新しいタイルカーペットを選ぼう
古いタイルカーペットを処分したら新しいおしゃれなタイルカーペットを敷きましょう!
エコソフト
エコソフトはカラーの違うタイルカーペットを自由に組み合わせて使うことができます。
カラーバリエーションは8色で、インテリアスタイルや部屋の場所毎に形を変えて敷くことができます。






色んなバリエーションに組み合わせて部屋をおしゃれにコーディネートできます!
また、防炎機能と抗菌・防臭機能があるのでキッチンマットの代わりとしてリビングだけでなくキッチンにも敷くことができるタイルカーペットです。
組み合わせに必要なタイルカーペットの枚数の目安を参考に、必要な枚数のタイルカーペットをご注文くださいね。
【1枚から購入OK】洗える!防音対策もできる柔らかタッチのおしゃれなタイルカーペット
『ECOソフト 50x50cm』
子育てママやペットオーナー様に大人気!エコな素材と優秀機能のおすすめタイルカーペット
ユナイト
ユナイトは柄の入ったタイルカーペットでパズルのように色んな柄を組み合わせて使うことができるおしゃれなタイルカーペットです。
撥水機能で汚れに強く、リビングだけでなくダイニングやキッチンの床にも敷くことができます。


複数の柄を上手に組み合わせると、こんなにおしゃれな自分だけのカーペットを作ることができます!
6枚1セットなので、組み合わせで余ったタイルカーペットは予備として保管して汚れた時の交換用にすることもできます。
また、キッチンや玄関など少ないスペースにカーペットを敷きたいとき、余ったタイルカーペットを敷くこともできます。
タイルカーペットは床に接着しないようにしてください。
接着用の両面テープを使うと、両面テープのネバネバ(接着剤)が床に残ってしまう危険があります。
どうしてもタイルカーペットを固定したいという場合は、両面テープより先に養生テープを床に貼って、養生テープの上に好みの形でタイルカーペットを敷くとネバネバが床に残りません。
まとめ
タイルカーペットの捨て方は、自治体ごとで処分方法が違います。
そのため、必ず各自治体で捨て方を確認してからタイルカーペットを処分するようにしてください。
廃棄物処理業者に処分を依頼する場合は、回収日時と処分に必要な料金の見積りをしてもらってから依頼するようにしてください。
ルールを守らずに処分しようとすると、タイルカーペットを回収してくれないだけでなく、罰則を科せられる場合があるのでタイルカーペットの捨て方には注意しましょう。