引っ越しのとき、どうするか迷うのが「カーテン」。
窓サイズに合わせて新調したいところですが、全部を買いそろえると費用がかかりますよね。
古いカーテンを再利用することも合わせて検討してみましょう。
この記事では『引っ越し時のカーテンの取り扱い方法』について、詳しく解説していきます。
カーテンについて考えておくことをパターン別にまとめたので、ぜひ参考にご覧ください。
目次
引っ越しのときカーテンどうする?4パターンで検証
引っ越しのときって手続きや荷造りで、しばらくバタバタが続きますよね。
「あれも、これも・・・」と考えているうちに、つい忘れちゃうのがカーテンのこと。
ローテーブルやラグなら新生活が落ち着いてからゆっくり選べますが、カーテンだけはそうもいきません。
当日までに準備が間に合わないとお部屋の中が丸見え状態になっちゃうので、どうするのかを事前に考えておきましょう。
ここからは「引っ越し時に知りたい!カーテンの取り扱い方法」について、パターン別に解説していきます。
カーテンをどうするか迷う場面は主にこの4つではないでしょうか。
- 捨てる
- 再利用する
- 梱包する
- 新調する
ではでは①~④の?について、順番にお応えしていきます。
①古いカーテンを捨てる方法
新居用には新しいカーテンを買う予定だし、今あるカーテンは捨てるつもり!と思っている人も多いでしょう。
だけど、カーテンを捨てるのちょっと待って。
- ゴミの処分の方法は確認しましたか?
- ほんとに捨てちゃって後悔しませんか?
- 新カーテンは手元に届きましたか?
「カーテンを捨てる」前にチェックしておくべきアレコレをまとめたので、まずはさらっとお読みください。
◇カーテンは燃えるゴミの日に出しても大丈夫?
カーテンを捨てるとき、気になるのが処分方法ですよね。
2枚、3枚となるとけっこう重みもかさもありますし、「燃えるゴミとして出しても大丈夫?」と疑問に思うかもしれません。
自治体によってもルールが違うので一概には言えませんが、カーテンは燃えるゴミとして処分できるケースが多いようです。
ただし、燃えるゴミOKな場合でも「金属部分は取り外す」「小さく折りたたむ」「大きいカーテンは切る」「古着回収にリサイクルゴミとして出す」などの詳細な決まりが定められていることもあるので注意しましょう。
自治体のホームページを参照したり役所の担当窓口にたずねて、カーテンの処分方法を確認しておくことをおすすめします。
◇引っ越し前の場所に置いていく(残す)のはNG?
今住んでいる部屋にカーテンを置いていく(残す)という方法も、場合によってはアリです。
物件探しで部屋の内覧をしているとき、おそらく前の住人の持ち物っぽい年季の入ったカーテンを目にしたことはありませんか。
フローリングや畳の日焼けによる劣化を防ぐため、入居者がいない部屋ではカーテンを引きっぱなしにしていることが多いですよね。
だとしたら・・・「うちのいらないカーテン、置いてったら役に立つ?」という考えが浮かびます。
こちらとしてもゴミ出しの手間が省けますし、もしかすると一石二鳥ないいアイディアかもしれません。
ただし一方的にすると押し付けになりかねませんので、必ず大家さんサイドの意向を確かめておきましょう。
手続きで電話したついでに「不要なカーテンがあるのですが、残していってもかまいませんか。」とたずねてみるといいですね。
◇引っ越しが多い人は残しておくべし
今後も引っ越しの予定があるなら、不要になった古いカーテンも残しておくことをおすすめします。
「新しいカーテンを買うし、もういらない!」と思って捨てると数年後に「残しておけばよかった~」と後悔するかもしれません。
ここからは私の経験談なのですが・・・
引っ越しするときに「まだきれいだけど、収納場所をとるし。」という理由でカーテンを処分したことがありました。
それから数年後・・・再び引っ越すことになり、今度は一度にたくさんのカーテンが必要な事態に!
ただでさえお金のかかる引っ越しなのに、プラス分のカーテン代は余計な出費でした。
こんなことならあのカーテンを置いておけばよかった~としみじみ思ったのです。
ということで近い将来また引っ越す予感がする方は、できるだけカーテンを残すことをおすすめします。
◇捨てるタイミングは新カーテンが届いてから!
カーテン捨ててスッキリしたけど、新居でつけるカーテンがない・・・!
こんな困った事態に陥らないよう気を付けましょう。
新しいカーテンが無事に手元に届くまでは、古いカーテンを手放さないことが鉄則です。
カーテンを注文したから安心ではありません。
思っていたより配送に時間がかかったり、届いたけどトラブルがあったので交換したいということもあるかもしれませんよね。
そんなときあると便利なのが古いカーテンです。
多少サイズが合わなかったとしても、ないよりずっといいのでしばらく保管しておきましょう。
②長さ(丈)・幅を調整して再利用する方法
転勤が多いご家庭では同じ場所に2~3年しか住まないというケースもあるでしょう。
引っ越しするたびにカーテンを買い替えられたらいいけど、勿体ないですよね。
特にお気に入りのカーテンはそうそう手放せません。
リサイズして使えるのであれば自分で手直しして、引っ越し先でも再利用したいですね。
◇カーテンの丈直しは初心者でもトライしやすい
カーテンのサイズは「長さ(丈)」✖「幅」で決まりますが、長さ(丈)の調整は比較的簡単です。
裾が長すぎたり短すぎたりする場合には、折り返し部分をほどいて縫い直しましょう。
約4㎝ほどの微調整なら「アジャスターフック」というカーテン取付けパーツでも対応できます。
(アジャスターフックで調整できる丈はフックの仕様によって異なります。パッケージ等でご確認ください。)
見た目はやや不格好になるかもしれませんが、裾上げテープなどを活用する方法もありますよ。
かたやカーテンの幅直しはどうでしょうか?
まず幅が余っている場合。
これは手直しせずにそのまま使えばOKです。
多少野暮ったく感じるかもしれませんが、使用上はそれほど問題にならないでしょう。
幅が足りない場合は手直しのハードルがやや高くなるので、私だったら買い直すかも。←
(少し足りないくらいならそのまま使います。)
中にはカーテンのサイズ直しを取り扱っている専門店もあるので、検索してみるのもおすすめ。
裁縫に自信がないなら、プロにお任せする方が安心ですよね。
ただし、場合によっては買い直した方が安上りなこともあります。
お直しでカーテンがない期間をどうしのぐか?も、考えておかなければいけません。
③引っ越し時のカーテン梱包方法
引っ越しのとき迷うのが、カーテンをいつどうやって梱包するのかということ。
カーテンにはプライバシーを保護する役割があるので、退去ギリギリまで使いたいですよね。
そして入居後にはスムーズに取り付けられるように段取りしておきましょう。
カーテンをきれいに梱包したい場合には、段ボールに詰めるのがおすすめです。
ギュウギュウに詰め込むとシワになるので、スペースにゆとりを持たせてふんわり入れましょう。
段ボール箱には「カーテン」と大きな文字(赤マジック)で書いておくと、他の荷物と判別しやすくなります。
シワがよってもかまわないからコンパクトに収納したいという場合には、ビニール袋に梱包して空気を抜きかさばらないようにしましょう。
空っぽのスーツケースなどがあれば、その中に畳んで収納してもいいですね。
ちょっと荒業ですが、私は荷物を入れた段ボールの隙間にカーテンを詰め、緩衝材みたく活用したことがあります。
(カーテン生地の傷み、破損にご注意ください。)
④新調するタイミングやポイント
カーテンを新調するときってちょっとドキドキ?しますよね。
うっかり買い忘れてしまったり、慌てて注文してサイズミスしないように注意しましょう。
◇引っ越し先のカーテンはいつ買うべき?
「カーテンを新調する予定だけど、いつ買うべきか迷っている」という方にアドバイス。
新居の窓サイズが分かり次第、なるべく早めに手配することをおすすめします。
カーテンの選択肢は日数に余裕があるほど広くなります。
たとえば引っ越し当日に「今すぐカーテンがいる」というときには実店舗で既製品カーテン購入するしかありませんが、「一か月後に転居先に届けばOK」ならネット通販でも購入できますし、サイズオーダーの依頼も可能でしょう。
(※サイズオーダーに必要な期間は購入店舗や商品によって異なります。あらかじめご確認ください。)
「カーテンが引っ越しに間に合わないかも!」とヒヤヒヤしないよう、さくっと採寸→即注文。
先延ばしにしないことで”カーテン忘れ”を防ぐことがポイントです。
ちなみに当店のサイズオーダーカーテン「100サイズカーテン」の場合は、ご注文から出荷まで約10日~2週間ほどのお時間をいただいております。
商品や時期によっても異なるので、詳しくは商品ページの「出荷目安」をご確認ください。
◇間に合わないときの対処方法!100円ショップで何とかなる
どうしてもカーテンが間に合わない!なら、100円ショップに駆け込みましょう。
カーテンはブルーシートやアルミシートでも代用可能です。
ガムテープやポール用クリップなどを合わせて活用し、カーテンが届くまでの数日間をしのぎましょう。
手間はかかりますが、新聞紙をつなぎ合わせて窓辺に吊るすのもおすすめです。
◇サイズミスに注意!測り方のポイント
カーテンの正しい採寸方法、知っていますか?
人生にそう何度もすることじゃないですからね。
わかります!って人はそんなにいないんじゃないかなと思います。
ちょっとややこしいですが、一つひとつ確認しながら進めていきましょう。
メジャー、メモ、電卓をお手元にご用意ください。
またカーテンの採寸方法や注文方法は販売店舗やメーカーによって様々です。
必ず購入店舗の案内にのっとり、採寸するようにしましょう。
ここでは例として当店の「100サイズカーテン」の採寸方法をご紹介していきます。
①カーテン幅の採寸
カーテン幅はカーテンレールの「固定ランナー~固定ランナー」の距離を測ります。
※固定ランナーとはカーテンレールに固定されている(動かない)輪っかのことです。
②カーテン丈の採寸
カーテンの丈もカーテンレールを基準にして採寸します。
レールについている輪っか(ランナー)の下から測り始めましょう。
◇掃き出し窓の場合
掃き出し窓の場合は「採寸サイズ-2㎝」で注文します。
(レースカーテンの場合はドレープカーテンより短い「採寸サイズ-3㎝」がおすすめ。)
◇腰窓の場合
腰窓の場合は「採寸サイズ+15㎝」で注文します。
(レースカーテンの場合はドレープカーテンより短い「採寸サイズ+14㎝」がおすすめ。)
カーテンの採寸方法はコチラのページで詳しくご紹介しています。↓
新居の窓にぴったり!激安100サイズカーテンがおすすめ
「新居の窓にぴったりなおしゃれなカーテンが欲しい」なら、当店の100サイズカーテンを是非ご検討ください。
せっかくのおしゃれカーテンもサイズが合わないと裾がずって不便だったり、寸足らずで不格好だったりしますよね。
柄とか色とかうんぬんの前にスマートな窓辺に仕上げるためには「サイズがぴったりであること」が一番大切です。
サイズオーダーは敷居が高いというイメージがあるかもしれませんが、100サイズカーテンなら既製品並みのお手頃価格でサイズオーダーがかないます。
お裁縫が苦手・・・という方にもぴったり!
もし全ての窓を新調するのは費用的に難しいという場合には、リビング・ダイニングなど過ごす時間の長い部屋だけ新調するのもおすすめです。
大人気!100サイズカーテン特集
「100サイズカーテン」の中から当店イチオシ商品をピックアップしました。
おしゃれなデザインはもちろん、暮らしに役立つ便利な機能も充実しています。
引っ越し先の新居の窓にはぴったりサイズのお気に入りカーテンをつるしましょう。
◇北欧カーテン
◇モダンカーテン
◇ナチュラルカーテン
◇ボーダー・ストライプ柄カーテン
◇キッズカーテン
◇ドレープ&レースカーテンセット
まとめ
この記事では「引っ越しのときにカーテンどうする?」という疑問に詳しくお答えしました。
カーテンを捨てるのか?捨てるしかないのか?
いつどうやって捨てるのか?
リメイクのやり方は?
今の部屋に残すのもアリなのか?
おすすめの梱包方法は?
新調するならいつ買うのがいい?
サイズ選びで気を付けるポイントは?
などなど。
ずらっとご紹介してきました。
いろんな選択肢の中からあなたにとってベストな方法を見つけてくださいね。
ではでは
引っ越しでしばらくバタバタする日々が続くと思いますが、どうぞお体にお気をつけてお過ごしください。