透けにくいレースカーテンはある？外から見えにくいカーテン選びのポイント

人通りの多い道路に面している窓や、1階にある窓は外からの視線が気になりますよね。

レースカーテンだけで過ごしていると、室内の様子が見えてしまってないか心配な方もいるのでしょうか？

外から見えやすい場所は、透けにくいレースカーテンを活用して目隠し対策していきましょう！

この記事では、窓装飾プランナーが透けにくいレースカーテンの種類と選び方のポイントについて解説します。

透けにくいカーテンの種類

透けにくいレースカーテンは、大きく分けると『ミラーレースカーテン』と『遮像レースカーテン』の2種類あります。

どちらも透けにくい機能を備えていますが、透けにくい時間帯や構造が違っているんです。

まずはこの2種類の違いについて解説しますね。

ミラーレースカーテン

ミラーレースカーテンは、日中に外から見えにくくしてくれるカーテンのことです。

ミラーレースカーテンは、裏面に光沢のある生地を使用することで太陽光を反射し、室内の様子を見えにくくしてくれます。
太陽光を反射するので、UVカットや遮熱効果も期待できるんですよ。

ですが、太陽の光が届きにくいくもりの日や夜は室内が透けてしまうので注意が必要です。

ミラーレースカーテン一覧

ミラーレースカーテンについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

遮像レースカーテン

一方、遮像レースカーテンは特殊繊維（断面が特殊な形状をしている繊維や、セラミックが練りこまれた繊維など）によって高い遮像性を発揮するカーテンのことです。

遮像レースカーテンは、繊維に遮像効果があるため昼だけでなく夜も見えにくくしてくれます。

光を反射させる目くらまし効果と透過光を屈折させるレンズ効果のダブル効果で、中からも外からも見えにくくしてくれますよ。

遮像レースカーテン一覧

遮像レースカーテンについて詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

どのくらい透けない？レースカーテンを写真で比較

では、ミラーレースカーテンと遮像カーテンはどのくらい透けないのでしょうか？

ここでは、実際の写真で透け具合を比較したいと思います。

昼間の透け具合

まずは、日中のレースカーテンの透け具合です。

普通のレースカーテンと、ミラーレースカーテン、遮像レースカーテンの3種類を比較します。

ミラーレースや遮像レースと比較してみると、通常のレースカーテンはやや透け感があります。
窓の外が人通りの多い道路だと、「外から見えてるかも？」と気になってしまいそうですね。

一方、ミラーレースカーテンと遮像レースカーテンは、どちらもあまり透けていません。
これなら、日中も外からの視線を気にせずに過ごせそうですね。

夜間の透け具合

夜は室内の方が明るくなるため、外から見えやすくなってしまいます。
レースカーテンの透け具合はどうでしょうか？

早速写真を見ていきましょう。

通常のレースカーテンは、お昼間と同じくらい透けてしまっていますね。
ミラーレースカーテンも、夜は外の光を反射できないので少し透けてしまっています。

夜に周囲が暗い中で明るい室内が透けていると、目立ってしまいそうですね。

一方、遮像レースカーテンは明るさは伝わるものの、室内の様子はほとんどわかりません。

透けにくいレースカーテンを選ぶポイント

レースカーテンで室内が透けないようにするには、どうすれば良いのでしょうか？

ここでは、透けにくいレースカーテンを選ぶときのポイントを紹介します。

目隠ししたい時間帯を意識する

まず一つ目のポイントは、透けにくくしたい時間帯を意識することです。

写真で見た通り、ミラーレースカーテンは日中しか効果を発揮できません。
そのため、夜も透けにくくしたいときはミラーレースカーテンだと不十分ということになります。

1日通してしっかりプライバシーを守りたいときは、遮像レースカーテンの方が安心ですね。

逆に、透けにくくしたいのが日中だけであれば、ミラーレースカーテンでも十分に効果を発揮してくれますよ。

中から外を見たいときはミラーレース

遮像レースカーテンは昼も夜も透けにくくしてくれますが、逆に室内から外の様子も見えにくくなってしまいます。

外からは見えないようにしつつ、外の景色を見たい場合は、遮像レースカーテンよりもミラーレースカーテンがおすすめです。

夜は室内の様子が見えないように、ドレープカーテンを閉じてくださいね。

夜はドレープカーテンと併用する

遮像レースカーテンは昼も夜も透けにくくしてくれますが、室内の明るさを遮ることはできません。

室内の明るさが外に漏れていると、空き巣犯などに生活サイクル（夜の帰宅時間など）を悟られてしまいます。
そのため、防犯対策のために室内の様子を分からなくしたいときは、遮像レースカーテンだけでは少し頼りないかもしれません。

プライバシー対策をするなら、夜はドレープカーテンも閉じるようにしましょう。

室内の明かりを外に漏らさない、遮光カーテンがおすすめですよ。

遮光カーテン一覧

室内を明るくするなら採光レースを選ぶ

遮像レースカーテンやミラーレースカーテンのデメリットは、室内が暗くなってしまうこと。
外の景色だけでなく自然光も遮ってしまうため、お部屋に光が入りにくくなってしまうんです。

透けにくさと、室内を明るさを両立させたいときは採光レースカーテンを活用しましょう！

採光レースカーテンは、特殊な繊維を使用することで、外からの自然光を室内に拡散してくれます。
『遮像』『UVカット』『遮熱』などの効果を発揮しながらも、室内を明るくしてくれる便利なカーテンです。

採光レースカーテンでどのくらい明るくなるのか、写真で見比べてみましょう。

あ、明るい…！

通常のレースカーテンに比べて、採光レースカーテンを使用した方が室内が均一に明るくなっていることがわかりますね。
採光レースカーテンは、「外からの視線は遮りたいけれど、お部屋はしっかり明るくしたい！」という方にぴったりです。

採光レースカーテン一覧

採光レースカーテンについてもっと知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

おすすめ透けにくいレースカーテン７選

ここからは、当店おすすめの透けにくい（ミラー、遮像、採光）レースカーテンを紹介します。

透けにくいレースカーテンで、外からの光を取り込みつつ、しっかりプライバシーを守っていきましょう。

【遮像】フェイト

UVカット・遮熱断熱・遮像機能が備わった、当店で大人気の高機能レースカーテン『フェイト』。

UVカット率85％、遮熱率33％と省エネ効果が高いです。

最短翌日出荷なので、「急な引っ越しで目隠し用のカーテンが欲しい！」と言う方にもおすすめですよ。

【遮像】ドリーミーミッキー　レース

ミッキーマウスのシルエットが描かれた遮像レースカーテン『ドリーミーミッキー　レース』。

キャラクターデザインのカーテンは、子供部屋のプライバシー対策にぴったりですね。
主張しすぎないデザインなので、リビングルームや大人が過ごすお部屋にもお使いいただけます。

自宅にいながら、ディズニー世界をお楽しみください。

【遮像】フルーレ

小さな植物デザインがあしらわれた、ナチュラルな風合いの遮像レースカーテン『フルーレ』。
シンプルななかに上品な可愛らしさがあますね。

遮像だけでなくUVカット機能もついているので、日中過ごす時間の長いリビングに取り入れたい一枚です。

【ミラー】イリゼ

機能性レースカーテンには珍しい、リネン混のミラーレースカーテン。
シンプルな無地デザインだからこそ、ナチュラルな素材感が際立ちますね。

天然素材の素朴な風合いと、ポリエステル素材のお手入れのしやすさを兼ね備えています。

【ミラー】プランタン

ミラー効果以外の機能も欲しい方におすすめなのが、高機能ミラーレースカーテン『プランタン』。

UVカット率68％、遮熱率20％となっており、日差しの強い窓にもおすすめです。

防炎機能付きなので、高層マンションにお住まいの方でもお使いいただけますよ。

【採光】パーフェクトレース

欲しい機能がギュッとつまった、高機能レースカーテン『パーフェクトレース』。

裏面はラミネート加工になっており、遮熱・遮像・防音・UVカット・採光機能がついています！

高機能なレースカーテンを求めている方におすすめです。

【採光】ストープ

シンプルでも飽きの来ないストライプ柄の採光レースカーテン『ストープ』。

UVカット・遮熱・遮像・防炎・採光機能付きです。
防炎機能付きなので、高層マンションの窓にもお使いいただけます。

まとめ

この記事では透けにくいレースカーテンについて解説してきました。

透けにくいレースカーテンは、大きく分けて2種類あります。

• 昼間に透けにくいミラーレースカーテン
• 昼も夜も透けにくい遮像レースカーテン

夜はレースカーテンだけだと透けやすくなってしまうので、ドレープカーテンと併用しましょう。

透けにくいレースカーテンは厚みがあるため、室内が暗くなりやすいです。
明るさを確保したいときは採光レースカーテンがおすすめですよ。