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カーテンのヒダとは?2倍と1.5倍の違いやメリット・デメリットを解説
カーテン

カーテンのヒダとは?2倍と1.5倍の違いやメリット・デメリットを解説

びっくりカーペット

カーテンの『ヒダ』をご存知ですか?
『ヒダ』とは、カーテン上部にある、生地をつまんで山になっているような部分のことです。

『1.5倍ヒダ』『2倍ヒダ』などカーテンのヒダには種類があり、見た目も特徴も違っています。

一歩踏み込んでカーテンの『ヒダ』にもこだわることで、窓辺の印象をワンランクアップできますよ。

そこで、この記事では窓装飾プランナーが『カーテンのヒダ』について詳しく解説します。

カーテンのヒダとは?

ドレープカーテン

ヒダとは、カーテン上部にあるギュッとつまんだような部分のことです。
インテリア用語でプリーツと呼ばれています。

カーテンが緩やかにウェーブを描いているのも、カーテン上部にヒダがあるおかげです。

カーテンはヒダの有無や種類によって印象が大きく変わるので、ぜひ知っておいてくださいね。

ヒダの役割

ヒダのあるおしゃれなカーテン

そもそもカーテンにはなぜヒダがあるのでしょうか?

ここでは、カーテンのヒダの役割を3つ紹介します。

ウェーブを美しく見える

カーテンにヒダをとることで、波のような美しいウェーブ(ドレープ)が生まれます

規則正しく並んだヒダは、インテリア性も高めてくれますよ。

カーテンのヒダを長くきれいに保ちたいときは、形状記憶加工のカーテンがおすすめです。

カーテンがすっきり収まる

もしカーテンがヒダのない真っ直ぐな布であれば、コンパクトに折りたたむことが難しいですよね。

カーテンはヒダがあることで、ヒダに沿ってすっきりと折りたたむことができます

遮光性・保温性UP

ヒダのあるカーテンは、真っ直ぐな形状に比べて生地の重なり部分が多いです。
そのため光を遮ることができ、遮光性がアップします。

また、カーテンにヒダがあるとウェーブ部分に空気の層ができ、断熱効果・保温効果もアップしますよ。

カーテンのヒダが細かくなるほど遮光性・保温性がアップするので、機能性を重視したい方はヒダ倍数の多いカーテンがおすすめです。

ヒダの種類

カーテンのヒダには様々な種類があります。

例えば…

【ピンチプリーツ】
ピンチプリーツのカーテン上部

カーテン上部をギュッとつまんだような形状のプリーツ。
既製カーテンを含め、多くのカーテンで取り入れられています。

【ギャザープリーツ】
ギャザープリーツのカーテン上部

テープについている紐を引っぱることでヒダをつくるギャザープリーツ。
ふんわりとしたボリュームのある仕上がりになります。

【フラットカーテン】
フラットカーテンの上部のヒダ部分

ヒダのないフラットなシルエットのカーテン。
シンプルなインテリアと相性が良いです。

他にも、ヒダがぺたんと折りたたまれたボックスプリーツ、舞台のどん帳などに使われる片ヒダなどたくさん種類があります。

全部を解説していくとキリがないので、この記事では一般家庭でよく見かけるピンチプリーツフラットカーテンについて掘り下げて解説していきますね。

カーテンのヒダ倍数について

カーテンの詳細などを確認すると、ヒダ倍数のところに『1.5倍ヒダ』や『2倍ヒダ』などの数字が書かれていますね。

「2倍って何が倍になるの?」と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか?

そこで、ここではカーテンのヒダ倍数について解説します。

1.5倍、2倍ヒダの『倍』ってどういう意味?

ヒダが美しい白カーテン

では『1.5倍ヒダ』や『2倍ヒダ』の『倍』って何の数字なのかご存知ですか?

答えは、カーテンを縫製するときに使われる生地の量のことです。

そもそもカーテンのヒダ倍率とは、「カーテンを仕立てるために、仕上がり幅に対して何倍の生地が必要か」ということを表しています。

例えば、仕上がり幅100cmのカーテンを仕立てる場合、2倍ヒダであれば幅200cm1.5倍ヒダであれば幅150cmの生地が必要というわけです。

カーテンのヒダ倍率が高いほど生地をたくさん使うので、ウェーブの細かいカーテンに仕上がります。

カーテンのヒダ倍率の違いを写真で比較!

カーテンのヒダ倍率によってどのくらいカーテンの印象が変わるのでしょうか?
ここでは、カーテンに多い『2倍ヒダ』『1.5倍ヒダ』『フラットカーテン』の3種類のカーテンを写真で見比べてみたいと思います。

まずは、カーテン上部のヒダ部分を見てみましょう。

★カーテン上部のアップ写真★

【2倍ヒダ】
2倍ヒダのカーテンの上部
【1.5倍ヒダ】
1.5倍ヒダのカーテン上部
【フラットカーテン】
フラットカーテンのヒダのアップ

カーテン上部のアップ写真だと、ヒダの違いがよくわかりますね。

2倍ヒダは、ヒダをつまんだ部分が3つ山になっているので3つ山ヒダとも呼ばれています。
1.5倍ヒダはヒダの山が2つできているので、2つ山ヒダと呼ばれていますよ。

続いては、カーテン全体が見える写真でヒダの違いを比べてみましょう。

★カーテンの全体写真★

【2倍ヒダ】
2倍ヒダのカーテンの全体像
【1.5倍ヒダ】
1.5倍ヒダのカーテン全体写真
【フラットカーテン】
フラットカーテンの全体写真

カーテン全体が見える写真だと、ヒダの緩急の違いがはっきりとわかりますね。

ヒダ倍率が高いほどたっぷりの生地が使われるため、カーテンのヒダが細かくなります
ヒダのないフラットカーテンだと、一枚布を吊り下げたようなざっくりとした風合いになっていますね。

【ヒダ倍数別】メリット・デメリットを解説

フラットカーテン

カーテンのヒダ倍率は「絶対にこれが良い!」と決まっているものではありません。
お部屋のインテリアや、お部屋での過ごし方、予算などによってぴったりのヒダは変わるからです。

お部屋に合ったカーテンヒダを選ぶためにも、ヒダの特徴について知っておきましょう。

ここからは、カーテンのヒダ倍数ごとのメリットとデメリットを解説します。

2倍ヒダ

2倍ヒダのカーテン

2倍ヒダとは、仕上がり幅の2倍の量で作るカーテンのことです。

ウェーブが細かく、深くなるため上品な仕上がりになります。

メリット

2倍ヒダカーテンのメリットは以下の通りです。

  • 高級感がある
  • 遮光性・保温性に優れる

生地をたっぷり使った2倍ヒダのカーテンは、重厚感があり、エレガントな仕上がりになります。

ウェーブが細かく、深くなるため遮光性や保温性も高くなりますよ。

デメリット

2倍ヒダカーテンのデメリットは以下の通りです。

  • 費用が高い
  • 柄が見えづらい

生地をたくさん使う2倍ヒダのカーテンは、その分費用も高くなります。

ウェーブが深くなる分、カーテンの柄は見えづらくなるので注意しましょう。

おすすめの取り付け場所

2倍ヒダカーテンがおすすめな場所は、お客様を迎えるリビングや応接間などです。

ドレープカーテンを閉じて使うことが多い場所なら、美しいヒダを存分にお楽しみいただけます。

また、西日が強く当たる部屋など、遮光・遮熱対策をしたい場所にもおすすめですよ。

高級感があるため、カジュアルなインテリアに取り付けてしまうと浮いてしまうので気をつけてくださいね。

1.5倍ヒダ

1.5倍ヒダのカーテン上部

2倍ヒダに比べてカジュアルな印象に。

ウェーブが浅いので、すっきりとした印象の窓辺に仕上がります。

メリット

1.5倍ヒダのメリットは以下の通りです。

  • カーテンの種類が多い
  • 2倍ヒダよりリーズナブル
  • 柄物・無地のどちらも合う

1.5倍ヒダはオーソドックスなヒダ倍数なので、既製品にも多くリーズナブルに購入しやすいです。
2倍ヒダより使用する生地の量が少ないため、費用を安く抑えることができます。

また柄物・無地のどちらも合わせることができるので、コーディネートの失敗も少ないです。

デメリット

1.5倍ヒダのデメリットは以下の通りです。

  • 高級感は2倍ヒダに劣る

1.5倍ヒダは大きなデメリットが少なく扱いやすいですが、高級感が欲しい窓には少し物足りないかもしれません。

おすすめの取り付け場所

1.5倍ヒダのカーテンは、ナチュラルなインテリアや北欧インテリアなど、すっきりとしたインテリアと相性が良いです。

リビング、子供部屋、寝室などどこにでも使いやすくなっています。

コーディネートしやすくデメリットも少ないので、迷ったときは1.5倍ヒダを選ぶとよいでしょう。

フラットカーテン

ナチュラルな色合いのフラットカーテン

ヒダをとらないカーテンのことをフラットカーテンノンプリーツカーテンと言います。

ヒダ山がないため、全体的にすっきりとした印象です。

カーテンをしっかりと閉じられるよう、仕上がり幅の1.1倍~1.3倍くらいの布幅が必要になります。

フラットカーテンについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

メリット

フラットカーテンのメリットは以下の通りです。

  • 素材感や柄が映える
  • カジュアルな印象になる
  • 価格がお手頃

フラットカーテンはヒダがないため、生地の模様や素材感が強調されます。
天然素材のカーテンや、柄物のカーテンと特に相性が良いですよ。

少ない生地でカーテンを仕立てることができるので、価格を安く抑えられることもメリットです。

デメリット

フラットカーテンのデメリットは以下の通りです。

  • 閉じたときの収まりがよくない
  • カーテンのウェーブが均一になりにくい
  • 種類が少ない

フラットカーテンはヒダがない分、閉じたときに収まりにくいのがデメリットです。
また、カーテンのウェーブも均一になりにくくなります。

また、フラットカーテンと言えども多少のウェーブは生まれます。
完全にまっすぐなカーテンが欲しいときは、シェードカーテンロールスクリーンがおすすめですよ。

おすすめの取り付け場所

フラットカーテンは、ざっくりとしたラフな風合いが魅力です。

ナチュラルなインテリアや、スッキリと見せたいシンプルなお部屋に向いています。

また、カーテン生地が良く映えるので、天然素材のカーテンや柄物のカーテンを取り付けたい場所にもおすすめですよ。

ヒダ倍数別!おすすめカーテンを紹介

ここからは、ヒダ倍数ごとに当店おすすめのカーテンを紹介します。

カーテンのヒダにもこだわることで、お部屋の雰囲気をワンランクアップさせられますよ。

2倍ヒダ

2倍ヒダのおしゃれなカーテンを取り付けた部屋

お部屋をワンランクアップさせてくれる2倍ヒダのカーテン。

2倍ヒダの重厚感に負けない、高級感のあるカーテンを選びましょう。

1.5倍ヒダ

プリーツのあるおしゃれなカーテン

オーソドックスで取り入れやすい1.5倍ヒダのカーテン。

どんな場所にも合わせやすく、機能もデザインも豊富です。

フラットカーテン

ひだのないおしゃれなカーテン

カーテンの素材感や模様を見せたいときは、フラットカーテンがおすすめ。

天然素材のカーテンをフラットカーテンで取り付ければ、生地の美しい陰影をお楽しみいただけますよ。

まとめ

この記事ではカーテンのヒダについて解説してきました。

カーテンのヒダとは、カーテン上部にある生地をギュッとつまんだ部分のことです。

ヒダがあることで、カーテンのウェーブを美しく見せることができます。
また、カーテンを閉じたときにスッキリと収まるのもヒダがあるおかげです。

ヒダの種類や有無によって、同じカーテン生地でも印象が大きく変わります。
目指したいインテリアに合わせてカーテンのヒダを選んでくださいね。

びっくりカーペットスタッフ

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たおちゃん

この記事を書いたのは…

窓装飾プランナーの資格を取得しました。
コラムを通して、ライフスタイルに合う素敵な住まいづくりをお手伝いします。

可愛い雑貨が大好きで、お店に行くと何時間でも眺めていられるタイプです。笑
車のシート用に座布団サイズのギャッベを購入したので、遠出のドライブに行きたい今日この頃。

シアタールームを作って、ポップコーンを食べながら、大好きなディズニー映画を見るのがひそかな夢です。
憧れのマイシアター、いつか実現したいと思います!

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