けいたいあんていかこう
形態安定加工とは、カーテンの波打つような美しいウェーブを作っているヒダ(プリーツ)を長持ちさせるために、スチームを使った熱処理を施し、型崩れがしにくいカーテンに加工する方法のことです。
形態安定加工にはスチームを使った熱処理のほかに、樹脂加工を施す場合もあります。
形態安定加工が施されたカーテンは、型崩れがしにくいカーテンになりますが、時間と共にヒダが広がったり、洗濯を繰り返すことでウェーブが崩れてしまいます。
形態安定加工でも美しいカーテンのウェーブを永久に維持することはできません。
また、カーテンが置かれた場所の環境が湿気の多い場所だと、湿気の少ない場所と比べて形態安定加工の効果がなくなるのが早くなります。
形態安定加工に類似した加工法に、形状記憶加工があります。
カーテンの美しいウェーブを保ちつつ、洗濯もしたいという場合は形状記憶加工が施されたカーテンがおすすめです。