モフモフふわふわのシャギーラグ。
おしゃれですよね~。
ですが洗濯となると、カサがあるし、毛足が長いし、ちょっと大変そう・・・。
- 洗濯機にこのまま入れてもいいの?
- 汚れがこびりついているところがあるけど、どうしよう。
- サイズが大きいので、洗濯機の容量が心配。
など、いろいろ気になることがありますよね。
そこで、この記事では『シャギーラグの正しい洗濯方法』をレクチャーしていきます!
上手にお手入れして、長く愛用したいですね。
目次
シャギーラグは自宅で洗濯できる?
フカフカの肌ざわりが魅力!のシャギーラグですが・・・
ずっと敷きっぱなしにしていると、気になるのが衛生面。
- べたつきを感じる。
- 色が黒ずんでいる。
- においがする。
など、使っているうちにだんだん汚れてきてしまいますよね。
素肌に直接触れるものだからこそ、定期的にお手入れしたいものです。
まずは洗濯表示をチェック
シャギーラグを洗濯する前に、まず「洗濯してもOKか?」を確認しましょう。
洗濯できるかどうかは「洗濯表示」を見るとわかります。
シャギーラグをめくって、洗濯表示が記載されているタグをさがしましょう。
↓こんなタグがついていると思います。(商品によってはついていないものもあります。)
輸入ラグなどは、洗濯表示の方法がちがったり、なかったりすることもあります。
その場合は購入した店舗に問い合わせて、お手入れ方法を確認しましょう。
★洗濯機OKの表示
洗濯機で洗えるものには、洗濯桶のマークが表記されています。
図の中に書かれている数字は、お湯の温度を表しています。
ここに書かれている数字よりも低い温度で洗濯しましょう。
この例のマークなら「40℃以下の水温で洗濯しましょう。」ですね。
https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/guide/wash_01.html
★手洗いOKの表示
また、このマークのときは手洗いOKのマークです。
お風呂の浴槽などにお水をはって洗いましょう。
洗濯機の容量をチェック
シャギーラグを洗うときに、もう一つ気をつけてほしいことがあります。
それは・・・洗濯機の容量です!!
もし「洗濯機で丸洗いOK!」のラグであっても、必ず洗濯機で洗えるというわけではありません。
ラグの大きさが洗濯機の容量におさまるのかを確認しましょう。
そうでないといざ洗い始めてから「こんなのできない!」ってボイコットされたり(これ、ほんと困る)、故障など思わぬトラブルにもつながります。
当店では「お洗濯に必要な洗濯機の容量」をラグのサイズ別にご案内しています。
ちなみにわが家の洗濯機は8キロ。
普段の洗濯にはこれで十分です。容量が足りないって場面はほとんどありません。
ですが・・・大物(シーツ、カーテン、ラグ)を洗うときには9キロとか10キロとか、「もっと容量の大きい洗濯機にしておけばよかったー!」と思うことがよくあります。
10キロもあったら、もっと大きなラグも洗えただろうな~。(ってひとりごと。)
洗濯できる場合でもドラム式は避けたほうが良い理由
もしご自宅の洗濯機がドラム式ならば、洗濯機でのお洗濯は避けた方がいいでしょう。
ドラム式の洗濯機は「たたき洗い」で汚れを落とすため、縦型洗濯機に比べて繊維が傷みやすい傾向にあります。
洗濯ものが中で偏りやすいので、ラグなど大きなものを洗うと洗濯機の故障や破けの原因になってしまうこともあります。
大切なラグですから、手洗いする方が安心ですね。
洗う前の下準備
いきなり「洗濯機へGO!」ではなく・・・
洗う前にちょっと下準備が必要です。
- 掃除機やコロコロでゴミを取り除く。
- 目立つ汚れは部分洗いする。
- 洗濯ネットにきれいにたたんで入れる。
など、先にしておくとスムーズに洗えます。
シャギーラグを洗濯するのに便利なグッズ
シャギーラグを洗濯するのに欠かせないアイテムといえば、『洗濯ネット』です。
洗濯ネットに入れないでお洗濯すると「洗濯物が飛び出す」「脱水中に異常振動する」などのトラブルが発生、洗濯物が破けたり、洗濯機が故障したりするなどのおそれがあります。
ですから、洗濯ネットは必ず使いましょう。
ラグやシーツを入れる大きな洗濯物専用のネットを用意します。
カーペット用洗濯ネット
掃除機やコロコロでしっかりゴミ取り
一番大事なのはこれです!
「洗濯前に掃除機やコロコロで、ゴミをとりのぞく!!」です。
長い毛足におおわれていて、普段は気づかないけれど・・・
シャギーラグ、けっこうたくさんゴミをためこんでいます。
ゴミを抱えたままシャギーラグを洗濯機に入れるのはNGです。
乾いた状態ならパラパラなホコリ、ちり、食べかすも、水分を含むと繊維にこびりついて取れにくくなってしまいます。
★シャギーラグに掃除機をかけるときのコツ
シャギーラグは毛足が長いので、底の方にゴミがたまりやすいです。
掃除機をかけてもかけても、きれいにとりきれないことがありますよね。
そんなときには、次の2点に気をつけて掃除機をかけましょう。
- ゆっくり時間をかけて前進させる。
- 縦、横、ななめと角度をかえて掃除機をかける。
掃除機は前後に何度も動かすよりも、ゆっくり時間をかけて前進させる方が、しっかりごみを吸ってくれます。
1秒で10cm進むくらいを目安でやってみてください。
かけおわったら、今度は掃除機をかける向きをかえてかけましょう。
毛足のねている方向をかえることで、しっかりゴミを吸いとることができます。
目立つ汚れを下処理
コーヒーやケチャップなど、目立つ汚れがある場合は先に部分洗いしましょう。
部分洗いの方法は以下の通りです。
- 汚れが絡んでいる場合は、タオルやティッシュなどでつまみとる。
- カーペットの裏側に雑巾を敷く。
- 中性洗剤をうすめたぬるま湯を用意して、布にひたす。
- 汚れている箇所を布でトントンたたくようにして汚れを落とす。
こすってしまうと汚れが沈着してしまうので、汚れている個所は軽くたたくようにしてくださいね。
ラグのたたみ方と洗濯ネットへの入れ方
洗濯機でラグを洗濯する場合は、ラグの破けや洗濯機の故障を防ぐために必ず洗濯ネットを使用しましょう。
ラグのたたみ方と洗濯ネットへの入れ方をお伝えします。
- 両端を中央にむかって折る。
- さらに縦半分に折る。
- 端からくるくる巻く。
- ネットに入れる。
- この状態で洗濯機へ!
洗い方・脱水方法
シャギーラグを洗濯ネットに入れたら、いよいよ洗います。
洗濯機で洗う場合は「弱水流」や「毛布モード」を選びます。
手洗いで洗う場合は「浴槽に水をためて踏み洗い」がおすすめです。
洗濯機の設定
シャギーラグはとってもデリケート。なので、洗濯機の設定は「弱水流」にしましょう。
洗濯機の種類によっては「毛布モード」があるときもあります。その場合はこちらを選びましょう。
洗濯槽の中でラグが浮いてくる場合は、「一時停止」を押して運転を止め、上から手でおさえて十分に洗剤液を染み込ませるようにしてください。
洗濯機に入らない場合は浴槽で踏み洗い
- 洗濯機の容量をオーバーしている。
- 手洗いはOKだけど、洗濯機はNG。
こんなときは、お風呂の浴槽で踏み洗いしましょう。
★浴槽で踏み洗いする方法
- 浴槽に水をためる。
- 洗剤を投入。かきまぜて溶かす。
- ラグを投入。
- 自分も浴槽に入る。
- リズムよくラグを踏みます。いっちに、いっちに。
- 水の色が濁ってきたら、きれいな水に交換して再び踏み洗い。これを何度か繰り返します。
- 水を抜いて、ラグを踏んで脱水。
- お風呂場の淵などしばらくかけて、水をきる。
- ある程度水が切れたら、物干しざおに干す。
足でくり返し踏んでいるあいだに、ラグの汚れがじわじわでてきます。
水が黒っぽくなってきたら、きれいになっている証拠!
くれぐれも、シャギーをすり合わせてゴシゴシ洗わないように気をつけましょう。
乾かし方
シャギーラグは、自然乾燥がおすすめです。
軽く脱水をかけてから、物干しざおやベランダに干して乾かしましょう。
(※長時間の脱水は繊維を傷めるため、避けてください。「弱」設定、または約30秒ほどを目安にかけましょう。)
水分をふくんだラグはとても重たいです。
干すときはなるべく2人以上で作業しましょう。
裏面を上にして干す
シャギーラグは表面(フワフワの方)を内側にして干します。
つまり、裏面を上にして干します。
こうすることでラグ表面に直射日光があたることを避け、風合いを守って色あせを防ぎます。
おしゃれ着など、大切な服も直射日光を避けて影干ししますよね。
ていねいに、裏表にしている人もいるでしょう。
シャギーラグも同じです。
大切にあつかって、長く愛用したいですね。
斜めに干す
シャギーラグは斜めに干しましょう。
ラグのだいたい対角線で折れるように、物干しざおやベランダにのせます。
干したときにラグが三角形になるようにすると、その部分に水分が集まって水切れが早くなりますよ。
また「対角線できっちり半分」ではなく、少しずらして干すと風通しがよくなり乾きやすくなります。
【洗濯機OK】お手入れしやすいおすすめシャギーラグをご紹介
洗濯機洗いできると、汚れてしまったときの安心感が違いますよね。
特にお子様やペットのいるご家庭では、万一に備えて洗濯機洗い洗いできるラグを選びましょう。
当店びっくりカーペットでは、洗濯機OKでお手入れしやすいシャギーラグを取り揃えております。
お気に入りの一枚を探してみてくださいね。
シフォン
長さ35mmのロングシャギーでふわふわの感触が気持ちの良い『シフォン』。
全15色の豊富なカラー展開でどんなお部屋にも敷きやすいオールラウンダーなシャギーラグです。
ウレタン入りなので、底付き感もなく優しい踏み心地。ああ、見てたらほおずりしたくなるー!!
大人気!洗濯機で洗える滑り止め付きマイクロファイバーロングシャギーラグ
『シフォン ミルクティ』
銀イオンで抗菌&消臭効果のある竹炭ウレタン入り!オールシーズン使えるふわふわロングシャギーラグ
シャナ
ボリュームたっぷりの毛足に癒される!高密度シャギーラグ『シャナ』。
雲のようにふわふわのシャギーは、思わず寝ころびたくなります。
毛足の長さは長すぎず、短すぎない約28mm。
デザイン性の高さとお手入れのしやすさを兼ね備えた、ほど良い長さが魅力です。
インテリアに馴染みやすいアイボリーとグレーの2色からお選びください
まとめ
シャギーラグを洗うときは、次の点に気をつけましょう。
- 洗濯表示を確認する。
- 洗濯機の容量を確認する。
- 洗濯前に、掃除機やコロコロでゴミを取り除く。
- 目立つ汚れは部分洗いする。
- ゴシゴシこすらないように気をつける。
- 長時間の脱水は避け、なるべく干して乾かす。
なお、ラグは水にぬれるととっても重たくなるので、取り扱いに注意しましょう。
2人以上で作業する方がスムーズです。