ブラインドの操作って、なんとなーく難しそうな気がしますよね。
ひとたびマスターすれば簡単にできるのですが、はじめはとっつきにくく感じるかもしれません。
- 開け閉めがうまくできない~
- 固定したい位置でとまらない~
- スラット(羽根)が斜めになっちゃって戻らない~
などなど、困ってしまう場面がたくさんありますよね。
これを機にやり方をじっくり確認してみませんか?
この記事では「ブラインドの開け方」について写真つきで詳しく解説していきます。
目次
ブラインドの開け方を詳しく解説!
はじめてのブラインド操作って、思いのほかてこずるものです。
わりと力が必要ですし、左右どちらに引っ張ればいいか迷う場面もあるでしょう。
なんとなく苦手意識を持ってしまいますよね。
かくゆう私も、思っている位置で固定できなかったり、羽根(スラット)が斜めになっちゃったりして、てんやわんや?になった経験があります。
今思えば「使ってるうちにわかるようになるだろう。」という根拠のない自信がよくなかったなと。
やっぱり最初に使い方を確認しておく方がスムーズにマスターできますね。
ということで、つまづきやすいポイントも押さながら『ブラインドの開け方』について解説していきます。
ブラインドの主な操作方法
ブラインドの開け方には「羽根(スラット)の昇降」と「スラットの角度調整」の2パターンがあり、それぞれに必要な操作は異なります。
次の章からは、一番メジャーなブラインドの操作方法別に開け方についてレクチャーしていきますね。
ブラインドの開け方・閉め方
ポール式とは、羽根の昇降をコードで行い、羽根の角度調節をポールで行う操作方法のことです。
- ブラインドを上げたいとき。
- スラットの角度を調節してオープンにしたいとき。
の2パターンがあり、それぞれに必要な操作は異なります。
ブラインドを昇降したいときにはコード、スラットの角度を調整したいときにはポールで操作します。
(※一般的な操作方法である「コード&ロッド式(ポール式)」の場合)
①羽根(スラット)を昇降する方法
下から上へブラインドを上げたいときには、昇降コードを下方向へ引っ張ります。
上げたままの状態をキープしたいときには、右方向(または左方向)へ角度をつけてぐっと引きましょう。
※ブラインドによっては引っ張る方向は異なります。
しっかり引いてロックがかかれば、コードから手を放しても羽根(スラット)が落ちてくる心配はありません。
ブラインドを下げたいときには、ロックを外してから操作する必要があります。
左方向(または右方向)へ角度をつけて引っ張ると、再び上げ下げができるようになります。
②羽根(スラット)の角度を変える方法
羽根(スラット)の角度調節は、室内に届く光や風の量をコントロールしたいときに便利な機能です。
「やり方がわからないから、ずっと同じ角度のまま。」という人もいるかもしれませんが、それではブラインドを使用するメリットが半減してしまいます。
日差しが強いなと思ったらスラットに角度をつける、風を入れたいなと思ったらスラットを平行にするなど、そのときどきで調節すると室内での過ごしが快適になりますよ。
スラットの角度調整はポール(操作棒)を使用します。
まず本体上部のフックにポールをひっかけます。
そして、操作棒(ポール)をくるくる回転させるとスラットの角度が変わります。
スラットの角度によって、外からの見え方も変わります。
【スラットを内側に傾ける】
羽根を内側に傾けると、下からの視線を遮ることができます。
マンションなど高層階のお部屋の目隠し対策に効果的です。
【スラットを外側に傾ける】
羽根を外側に傾けると、水平や上からの視線を遮ることができます。
地上階の窓の目隠し対策におすすめです。
こんなときどうする?!「ブラインド操作がわからない!」を解消
ブラインド操作が思うようにいかないと、あたふたしますよね。
あなたはこんなことで困っていませんか?
- ブラインドを所定の位置で止められない。
- ブラインドが斜めになった。
- ブラインドのおろし方がわからない。
などなど。
いずれにしても、このままじゃ不便。
早く何とかしなくちゃ!って状況ですよね。
パターン別に対処方法をご紹介していくので、ぜひ試してみてください。
Case1.ブラインドが止まらない
毎日ブラインドの上げ下げしてるけど、実は止め方がわからないんだよね・・・。
というあなたに解説します。
ブラインドを好きな場所で止めるには、ロックをかける必要があります。
こちらをご覧ください。↓
ブラインドのコードが出ている箇所に、小さな滑車がついているのがわかるでしょうか?
これを左右に切り替えることで、ブラインドの位置を自由に決められます。
ロックしたいときは昇降コードを右(または左)にぐっと引き、ロックを外したいときは昇降コードを左(または右)にぐっと引きます。
(※昇降コードを引く方向は、ブラインドの仕様によって異なります。)
こうすると止めたい位置でピタッと止まります。
Case2.ブラインドが斜めになった!直し方を知りたい
ブラインドあるあるの悲劇といえば、斜めの状態で止まっちゃうパターンです。
何とかしようとコードを引っ張ると、余計に事態が悪化。どんどん斜めになってしまいますよね。
さて。これはどうやって直せばいいのでしょうか?
ポイントはブラインドを一番下まで下げきってしまうことです。
下がってる側を上げたり、上がってる側を下げたりしようとせずにとにかく全部下げてみる。
またブラインドに緩衝している物があって斜めになっている場合には、取り除いて通常に操作できる状態にしてから下げるようにしましょう。
◇ブラインドが斜めになる原因とは?
ブラインドが斜めになる原因には、
- ブラインドの昇降に干渉している物がある。
- コードをばらして操作している。
などがあります。
まずはブラインドが下がる位置に、椅子や台など操作に干渉する物がないか確認しましょう。
スラットが引っかかり、斜めになっている可能性があります。
また、コードをばらして引っ張っていないかも要チェック。
このように(↓)コードが複数にわかれている箇所があるのですが、どれか1本だけを引っ張るとスラットが斜めになってしまいます。
昇降操作するときにはコードが1本になっている箇所か、コードイコライザー(↓)というパーツを引っ張るようにしましょう。
※コードイコライザー
Case3.ブラインドのおろし方がわからない
ブラインドを上げたはいいけど、おろせない!
それはブライドのストッパーによって、ロックがかかっているからかもしれません。
ブラインドのストッパー↓
一般的に、ブラインドは右方向に角度をつけて引っぱるとストッパーが掛かります。
ストッパーを解除してブラインドを降ろしたいときは、反対方向(左側)に角度をつけて引っぱってみましょう。
ブラインドを上げている途中で止めたいときは、右側に引っ張るとロックが掛かって止まってくれますよ。
「ワンポール式」「ループコード式」ブラインドの開け方
ブラインドの操作方法は主に以下の4つです。
- コード&ロッド式(ポール式)
- ワンポール式
- チェーン式(ループコード式)
- 電動式
上記ではオーソドックスな「コード&ロッド式(ポール式)」の開け方をご紹介してきましたが、ここからは「ワンポール式」や「チェーン式」「電動式」のブラインドの開け方について解説していきます。
※操作方法の違いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
ワンポール式の開け方・閉め方
ワンポール式は、昇降操作とスラットの角度調節を1本のポールで行うことができます。
チェーンが身体に巻き付く心配がないので、小さいお子さまやペットのいるご家庭でも使いやすいです。
【スラットの昇降方法】
ワンポール式のブラインドを昇降するときは、グリップ下にあるイコライザーを下に引っ張ります。
イコライザーを引く手を止めると、ブラインドは途中で止まります。
ブラインドを降ろすときは、少しだけイコライザーを引いて手を緩めましょう。
【スラットの回転方法】
スラットの回転は、グリップ部分で行います。
グリップを左右に回転させると、羽根が回転するのでお好みの角度に調節してください。
チェーン式(ループコード式)の開け方・閉め方
ループコード式は、昇降操作とスラットの角度調節をコードで行います。
少ない力で開閉ができるため、大きな窓に取り付けても操作がしやすいです。
【スラットの昇降方法】
ワンチェーン式のブラインドを開くときは、室内側のチェーンを真下にゆっくりと引いてください。
ブラインドを降ろすときは、室外(窓)側のチェーンを真下にゆっくり引きましょう。
チェーンを引く手を止めるとブラインドは止まります。
【スラットの回転方法】
ワンチェーン式のブラインドは、チェーンを引いたときにスラットが回転しますのでお好みの角度に調節してください。
リモコン回転式(電動式)の開け方・閉め方
リモコン回転式は、文字通りリモコン操作でブラインドを開閉します。
手が届きにくい高い位置にある窓でも操作しやすいのがメリットです。
リモコン回転式はリモコンの表示に従って、昇降操作とスラットの開閉操作を行います。
最近では、スマートフォンや音声操作で開閉できるものも増えてきているんですよ。
まとめ:ブラインドの開け方に迷ったら、説明書に戻るべし
ブラインドの開け方は操作方法や商品の仕様によって異なります。
ここで書かれている方法を試しても上手くいかないときには、商品説明書を確認してみましょう。
ブラインドを開けて好きな位置で止めたい場合には、左(または右)に角度をつけてコードを引っ張るのがポイントです。
角度が浅かったり、力が弱かったりすると止まらない場合もあるので数回練習してコツをつかんでおくことをおすすめします。