ここ数年で人気を博しているモノトーンインテリア。
「このクッションめっちゃカワイイ~!あ、こっちの本棚もイイ!!このカーペットは今しか出会えないかもーーっ!!!」
と、ついつい思いつくままに雑貨や家具を買ってしまう人いますよね?
そう、私です。
なまじお小遣いが少ないので、安物買いの銭失いの典型なのです。全然自慢できることではありませんが・・・。
そんな私がインテリアショップの店員になってしまったので、新しいカーペットが入ろうものならすぐに「買っちゃおうかな~?」なんて安易に物色しがちです。
気が付けば、カーテンはピンク系ベージュ、ラグはグレー、ソファーはアイボリー、椅子は黒、家電はシルバー、クッションはド派手・・・。
統一感をどこかへ捨ててきたかのようなカラーのるつぼ。
このままでは乱雑すぎてインテリアショップ店員としての名誉が死ぬ!
というわけで一念発起して、インテリアの色味を統一する作戦を徐々に進行中なんです。
そう、そのスローガンが今回の記事タイトルにも入っているモノトーンなんです!!
目次
モノトーンインテリは本当に流行っているのか
こちらはGoogle Trendsというインターネット上での検索キーワードの人気度を測ってくれるツールの画面です。
「モノトーンインテリア」という言葉を入力すると、2004年時点ではほとんど誰も検索していません。
ぐーんと勢力が伸びてくるのが2014年以降です。
ここからわかることは、「モノトーンインテリア」が注目されるようになったのが大体2014年頃。
この記事を執筆している2019年現在まで、人気度はやや衰えてきているものの根強く支持されているということですね。
つまり!モノトーンインテリアはまだまだ人気!!
完全にインテリアコーディネートの主流の一つになっている!!(はず?)
なぜにモノトーンインテリアが良いのか考察
- 無彩色で統一されるので色味のブレがない
- 白・黒・グレーのものは手に入りやすい
- 清潔感があって性別を選ばない
一番のメリットは、色味のブレがない点ではないでしょうか。
例えば、グリーンで揃えてインテリアをコーディネートしようとした時、青みが強いか黄味が強いかで印象は随分異なります。
こちらは当店で実際にお取り扱いのあるカーペットのカラーバリエーションなのですが、グリーンと一言で言ってもこれだけの種類があるのです。
「よ~し!グリーンのカーペットでカーテンとお揃いにしよっと!」
という場合に、果たしてそのカーテンのグリーンとうまく色味や彩度までもが合うでしょうか?
その点モノトーンであれば、白と黒との配分こそ様々ですが、彩度に関しては何も考えなくてOK。
これだけでもかなり楽なんですよね。
真っ白か真っ黒。あとはグレーの具合だけ。
モノトーンインテリアの床問題
モノトーンインテリアでお部屋をコーディネートしようとした際、ネックになるのが床ではないでしょうか。
面積が広いうえに、おいそれと貼り換えできないのが床材。
最近ではシンプルな白系の床材も増えては来ていますが、まだまだ根強いのは木の色を活かした茶色いフローリングです。
完璧主義のマジメな方ほど、茶色い床へのコンプレックスを持ってしまいがち。
ではどうすれば良いのか。
その答えの一つがカーペットです。
カーペットは元来床面全体を覆う敷物のことを指します。
つまりお部屋の形に合わせて加工ができるものが多いのです。
柱が出っ張っていたり、窓枠や沓擦り(ドアの下部)部分があってもそこをちゃんと避けてお部屋ぴったりに敷き込めます。
フローリングの色が気に入らない時、好みの色のカーペットで覆ってしまう のはオススメです。
リフォームに比べれば予算はずっと抑えることができますよ。
モノトーンなカーペットの魅力
モノトーン系のカーペットは無地系が多いのですが、どれも同じというわけではなく、テクスチャや機能は千差万別。
床面全体を覆うと、何かにつけて肌に触れることになりますので、質感にまでこだわって選ぶと後悔しません。
当店では、全部ではないので恐縮ですが、カーペット実物のカットサンプルをお客様に送付しています。
もし色味や質感で悩んでいらっしゃる場合は、サンプル請求をしてみてくださいね。
では、続いてオススメのモノトーンカーペットをご紹介してみます。
お部屋全体を覆うことを前提に、部分敷きにするラグは除いてご案内いたします。
おすすめのグレーのカーペット
モノトーンインテリアの大本命はグレー(灰色)ではないでしょうか。
なんと言ってもグレーのバランスで、優しい印象にもクールな印象にもコントロールができるのが魅力的。
薄めのグレーで塩系インテリア、濃いめのグレーで男前インテリア。
チョイスするトーンによってインテリアの印象は大きく変わります。
グレー(灰色)のカーペット
おすすめの白いカーペット
白系ですと、アイボリー(生成り)のカーペットが圧倒的に多いです。
白(ホワイト)と銘打つカーペットももちろんありますが、多少の黄味であれば許容範囲というならアイボリーで探してみたほうが選択肢は広がります。
以下の商品写真を見ていただくとよく分かると思うのですが、光の当たり具合とか、今この記事を見てくださっている端末(パソコンとかスマートフォンとか)の画面の設定によっても色味って異なって見えちゃいます。
また、カーペットの製造メーカーによっても基準が違っていたり・・・
通信販売が主な当店が言うのは心苦しい限りですが、できれば実物を見てみてください。
色味に関するこだわりが強ければ強いほど、見たほうが良いです。
カットサンプルをお送りできるものに関しては、もう遠慮なく請求してください!
白(ホワイト)のカーペット
アイボリーのカーペット
白っぽいものを中心にご紹介します。
おすすめの黒いカーペット
黒(ブラック)のカーペットは男前インテリアなどの流行に乗って、最近増えてきた気がします。
昔だと「部屋が暗くなるわ」と敬遠されることもありましたが、今やクールでカッコイイイメージの方が強くなりました。
モノトーンインテリアでも、黒が強めのダーク系を目指すなら床面の黒はオススメです。
床をモノトーンに仕上げるなら、クッションフロアもおすすめ
「やっぱりフローリングのまま、床をモノトーンにしたい!」
そんなときは、クッションフロアもおすすめです。
DIY初心者の方でも比較的簡単に敷きこむことができます。
貼って剥がせるテープなどを使えば、賃貸住宅の床をリフォームすることもできますよ。
フリーカットで貼り付けて置くだけ簡単DIY!見た目スッキリお洒落ジョイントダイニングカーペット(ヘムなし)
『ストーン 江戸間6畳 吸着ジョイントタイプ ビアンコ』
和室のイメージチェンジやペット用におすすめ!敷き詰めてフローリングにはっ水&抗菌加工クッションフロア
フリーカットで貼り付けて置くだけ簡単DIY!木目がお洒落ジョイントダイニングカーペット(ヘムなし)
『モクメ 江戸間6畳 吸着ジョイントタイプ アッシュオーク』
和室のイメージチェンジやペット用におすすめ!敷き詰めてフローリングにはっ水&抗菌加工クッションフロア
まとめ
モノトーンインテリアは根強い人気があります。
色合いのブレが出にくく、家具や家電でも白黒グレーのものは手に入りやすくコーディネートがしやすいのが特徴です。
しかし頑張ってモノトーンに揃えていくうちに気になってくるのが、フローリングの茶色。
そんなときに活躍するのが、床面全体を覆うカーペットです。
この記事では部屋全体に敷き込むのを前提に、モノトーンなカーペットの例を沢山掲載しました。