寒い冬には、ふんわり暖かいカーペットが恋しくなりますよね。
冬用のカーペットを選ぶときには、厚み、目付量、素材に注目するのがおすすめです。
また「吸湿発熱加工」や「アルミ基布」など、熱エネルギーを効率的に活用する機能カーペットも検討してみましょう。
この記事では、『おすすめ!暖かいカーペット』についてご紹介していきます。
目次
カーペットで足元を暖かく、健康的に!
『頭寒足熱』という四字熟語をご存知ですか?
「頭を冷やし足元を暖かくする」ことを意味し、これにならうと勉学や安眠に適した健康的な過ごせると言われています。
カーペットは繊維の中に空気の層を備えており、断熱性に優れた床材です。
足元が冷える冬にも重宝すること間違いなし。
心地よく暖かい室内環境を整えるためにも、寒暖差によって身体に負担をかける「ヒートショック」を防ぐためにも、カーペットをぜひ積極的に活用しましょう。
足裏ひやりは危険!カーペットでヒートショック対策を
冬の日の朝、フローリングの上を素足で歩くと足の裏がひやっとしますよね。
足裏と床の接触温度の差が大きいと足裏の皮膚が持つ熱が瞬間的に床へ逃げ、血管の収縮によって『ヒートショック』を引き起こす恐れがあります。
(※ヒートショックとは、寒冷や著しい温度差により身体に大きな負担がかかった状態のこと。主に脈拍や血圧の変動(上昇)を引き起こす。)
単に「寒さ」や「冷え」を感じるだけでなく、ときには健康に害を及ぼすこともあるので注意しましょう。
カーペットは繊維の中に空気の層を備え、肌に優しく冷たさを伝えにくいという特徴があります。
つまり、健康的に暖かく暮らすために最適な床材なのです。
暖かい空気は床から逃げていく
暖房で暖められた空気は、床から外へと逃げていきます。
そのうち床から逃げる熱の割合は、全体の約7%にあたります。
省エネ効率を高めるためにも、断熱性の高いカーペットを敷くことをおすすめします。
床暖房を使用する場合には、熱が伝わりやすいフローリングの方が適しているように思われますが、カーペットには床暖をオフにした後も長時間温度を保てるというメリットがありますよ。
暖かさを重視したカーペット選び!5つのポイント
ここからは「暖かさ」を重視したカーペット選びのポイントを解説していきます。
① 素材は「ウール」や「コットン」がおすすめ
保温性に優れているのは「ウール」や「コットン(綿)」などの天然繊維です。
ウールは羊毛、コットン(綿)は綿花を原料としています。
ウールには自然の調湿効果があり、コットン(綿)には吸水性に優れているという特徴があります。
暖かさを保ちながらも、じめっと感はない。
さらさらの肌ざわりも魅力の素材です。
直接手や足で触れたときの暖かさや心地よさを重視したいなら、ウールやコットンがおすすめです。
② 「厚み」や「目付量」をチェック!
暖かいカーペットを選ぶときには、「厚み」や「目付」を目安にしてみてもいいですね。
パイルカーペットの厚みは中材のないもので約1㎝前後、中材のあるものだと商品にもよりますが約2~3㎝のものが主流です。
目付とは1平方m当たりのパイル重量のことを意味します。
目付の数値が大きいほど繊維の密度は高くなるので、パイルがギュギュッと詰まったしっかりした質感を期待できますよ。
ただし、このように具体的な数字は目安にはなりますが、とらわれすぎるのも厳禁です。
おおよその参考にするのはいいのですが、やはり実物を手にとって厚みや弾力を確認することも大切です。
特性の一部だけを切り取るのではなく、いろんな要素を総合して検討することを心がけましょう。
実際にさわって比較してみると「こっちがいい!」というのが、よりはっきりわかることもありますよ。
当店ではカーペットの無料サンプルをご用意しています。
もし気になる商品があれば、サンプル生地をご自宅までお届けしますので、ぜひお気軽にご請求くださいね。
③ 床暖房・ホットカーペットと併用するなら
床暖房やホットカーペットを併用する予定なら、必ずそれに対応している製品を選ぶようにしましょう。
当店ではホットカーペット・床暖房対応商品には、このような(↓)マークを記載しています。
耐熱でない製品に熱を加えてしまうと、接着剤が溶けるなどのトラブルにつながるのでご注意ください。
また、中材にボリュームのあるカーペットだと床暖房やホットカーペットからの熱を感じにくくなるかもしれません。
暖かさをダイレクトに取り入れたい場合には、生地の間に薄い綿をはさんだキルティングラグなどがおすすめです。
その他、熱伝導率に優れた省エネカーペットも暖房器具との併用に適してます。
アルミ素材を基布に使用しているので、冷暖房効率UPが期待できますよ。
④ 部屋全体にカーペットを敷き詰めよう
室内空間を暖かく保つために大切なポイントは、カーペットの敷き方です。
2畳や3畳サイズのラグ(カーペット)をピンポイントで敷くよりも、部屋全体にぴったり敷き詰める方が断熱性が高くなりますよ!
全体に敷き詰めておけば「歩いたときに足裏が冷たい!」というストレスも少なくなりますし、寒暖差による血管の収縮(ヒートショックにつながる)も和らぎます。
またカーペットには繊維製品ならではの肌ざわりの良さや柔らかさがあり、リラックス効果や転倒時の衝撃を吸収する効果も期待できます。
このようなことからリビングはもちろん、書斎や寝室でもカーペットにも取り入れてみましょう。
⑤ 廊下が寒いときには、廊下敷きカーペット
廊下は部屋と部屋をつないでいるので、1日に何度も往来しますよね。
それにも関わらず、廊下にはエアコンや床暖房がないことが多く、玄関などの開口部と接していることから家の中でも気温が低くなりやすい場所なのです。
廊下を安全で心地よい場所にすべく「廊下敷き」を活用してみませんか?
廊下敷きとは廊下専用の長いカーペットのこと。
サイズオーダーすれば自宅の廊下に合わせて、きれいに敷きこむことも可能です。
おすすめ!暖かいカーペット7選
ここからは、当店おすすめの暖かいカーペットをご紹介していきます。
- 冷暖房のエネルギーを効率的に活用する「アルミ基布」のカーペット
- 保温性に優れたウールや綿(コットン)のカーペット
- 低反発ウレタン入りの厚手もっちりラグ
などなど、『冬に活躍する暖かいカーペット』がたくさんありますよ。
部分的に敷くのか、部屋全体に敷き詰めるのかによっても選び方は異なるので、まずはサイズを考えてから決めてもいいですね。
ピンポイントに部分敷き!ラグ&カーペット
◇シフォン
ふわっふわの毛足の手触りがクセになる!
おしゃれなマイクロファイバーシャギーラグ『シフォン』。
洗濯機でも洗えるのでいつでも清潔に保つことができます。
ホットカーペットとセットでの商品も販売しておりますので、お部屋の寒さ対策にご活用ください。
◇ モフル
ベースに「アルミシート」を施した、6層構造の技あり省エネカーペット。
モロッカンキルトのデザインはインテリア問わず、コーディネートしていただけます。
アルミシートがホットカーペットや暖房の熱を素早く全体に伝え、「蓄熱わた」「普通わた」「ウレタン」の3層がしっかり保温してくれます。
さむーい冬をお得&快適に乗り越えたい方におすすめの1枚です。
蓄熱綿・アルミシート入りで電気いらずの暖かさ!フランネルが心地いい、 厚手のあったか6層ラグ
『モフル グレー』
断熱効果で省エネ対策に!滑らかなマイクロファイバー素材の、キルティングがおしゃれな冬ラグ
◇ キヨラ
天然素材ウール100%を使用した、贅沢な1枚。
職人の手で一つひとつ丁寧に織り上げています。
人気のヴィンテージスタイルやメンズライクスタイルにもおすすめ!
弾力のあるしっかりとした踏み心地が魅力です。
ウールには天然の調湿効果があるため、「夏は涼しく、冬は暖かく」が叶いますよ。
◇メリー
ふわふわの手触りがたまらない!フェイクムートンラグ『メリー』。
韓国インテリアやホワイトインテリアにぴったりの、シンプルなデザイン。
ポコポコした毛足は、無地でも存在感がありますね。
柔らかく長い毛足が、しっかりと保温効果を発揮してくれます。
ふわふわ&もこもこ♪お部屋に合わせてサイズが選べる!淡色&ふわふわのフェイクムートンラグ
『メリー 4匹』
洗濯機で洗える!モフモフのボリューム感が心地いい!おしゃれで暖かいデザインラグ
◇ ホリデープラス
全16色の豊富なカラーバリエーション!
全厚約20㎜!もっちり低反発ウレタンを使用したフランネルラグ。
毛足が短いのでゴミが絡まりにくく、掃除機やコロコロでのお掃除も楽々できます。
はっ水加工つきなので、液体をこぼしても慌てない。
表面で水玉上になってとどまるので、サッと拭き取るだけでお手入れOKです。
部屋全体に敷き詰める!サイズオーダーカーペット
◇ ウールネオ
保温率60%以上を誇る(Aランク)、ウール素材のカーペット。
日本国内にある一流加工工場でプロの職人さんたちが丁寧に仕上げた1枚です。
防虫加工を施しているので、虫食いをしっかりガード。
遊び毛防止機能つきだから、フワフワと空中に舞う量を減らせます。
100サイズ 遊び毛の出にくい高機能ウールカーペット 【ウールネオ ライトブルー】
高機能な自然の恵みをたっぷり詰め込んだウール素材を使用した機能性ウールカーペット!遊び毛が出にくいので、お掃除も楽々♪
◇ コリエ
ウール素材の敷き詰めカーペット。
繊維がギュギュッとつまった高密度な仕上がりです。
適度な弾力のあるしっかりとした踏み心地を実現しました。
冬は暖かく、夏は涼しく過ごしたいあなたにおすすめです。
カラーバリエーションは豊富な12色展開!
まとめ
この記事では『冬におすすめ!暖かいカーペット』をご紹介してきました。
足元の暖かさは心地よく過ごすためだけでなく、健康においても大切です。
厚みや目付量などを参考にしつつ、実物を手に取って質感や感触を確かめながら選ぶことをおすすめします。
そのほか熱エネルギーを効率的に活用する機能もありますので、より暖かさを重視したい方はこちらも検討してみましょう。