寒い時期に活躍してくれるホットカーペットは、暖かい季節が来ると収納しますよね。
カーペットを収納するとき、どんなことに気をつければよいのでしょうか?
次のシーズンホットカーペットをきれいに使うためには、「収納前のお手入れ」や「正しい保管方法」についてもチェックしておきたいですよね。
そこで、この記事では『ホットカーペットの収納方法』と『ホットカーペットを保管するときのポイント』について解説します。
目次
ホットカーペットの敷きっぱなしはNG?
「片付けるスペースがないから、ホットカーペットはラグの下に敷きっぱなしにしておこうかな。」と考えている方もいるかもしれません。
が、ホットカーペットの敷きっぱなしはNGです!
暖かい季節もホットカーペットを敷きっぱなしにしていると、カビ・ダニなどのトラブルの原因になってしまいます。
水分を含んだ重たい空気は床付近に集まるため、ホットカーペットとラグの間は湿気がたまりやすいんです。
冬場は空気も乾燥していますし、ホットカーペットを運転することで、ホットカーペットとラグの間の湿気を乾燥させることができます。
しかし、湿気の多い梅雨や夏の時期は湿気がたまりやすく、ホットカーペットも運転しないのでダニやカビが発生しやすくなるんです。
また、ホットカーペットと床の間に、湿気が溜まるとフローリングが傷んだりカビが生えたりすることもあります。
暖かい季節になったら、ホットカーペットはきちんとお手入れして収納してくださいね。
【4ステップ】ホットカーペットのしまい方・収納方法
ここからはホットカーペットの収納の方法について解説します。
ホットカーペットの収納は乾燥などに時間がかかるので、午前中にスタートするのがおすすめですよ。
①掃除機を掛ける
まず、お手入れ作業をおこなう前に電源プラグを抜きます。
その後、ホットカーペット全体に掃除機を掛けていきましょう。表面・裏面どちらにも掃除機を掛けるようにしてください。
②汚れがひどいときは水拭き
ホットカーペットは洗濯できない商品がほとんどです。
染みができていたり、汚れがひどいときはホットカーペットを水拭きして汚れを落としましょう。
薄めた中性洗剤をきれいな布やスポンジに含ませて固く絞り、汚れを拭き取りまます。
その後、水に浸して固く絞った布で洗剤を落としましょう。乾いた布で水気を拭き取れば、水拭き完了です。
※水拭きすると、ホットカーペットの中に水分が含まれてしまいます。
濡れてしまうと完全に乾燥させるのに時間がかかってしまうので、水拭きは収納する数日前までに済ませておくようにしましょう。
③湿気を取り除く
ホットカーペットを収納するときに湿気が含まれていると、カビやニオイが発生する原因になります。
ダニ退治モードで3時間以上運転し、しっかり湿気を取り除きましょう。
ダニ退治機能がない場合は、一番高い温度設定で運転してください。
ホットかペットが暖かいうちに収納すると、結露が発生し湿気が発生してしまいます。
運転後は、ホットカーペットが冷めてからお片付けするようにしてくださいね。
★ワンポイント★
どれだけ湿気を取り除いても、長期間収納しているとホットカーペットは湿気をおびてしまいます。
湿気があるとホットカーペットは暖まりにくいので、季節の使い初めには使用前に5~6時間通電して乾燥させましょう。
④折りたたんで収納する
お手入れが終わったら、ホットカーペットを折りたたんで収納します。
ホットカーペットの折りたたみ方は製品によって変わるので、お手持ちの取扱説明書をご確認ください。
詳しいたたみ方については、次の章でご紹介しますね。
また、ホットカーペットに食べ物のカスや飲み物の汁などの汚れがついていると、カビや虫が発生する恐れがあります。
ホットカーペットに汚れがつかないよう、ポリ袋や段ボールに入れて収納してください。
電気カーペット・ホットカーペットの折りたたみ方!
ホットカーペットの正しいたたみ方は、商品の種類ごとに違います。
間違ったたたみ方で収納するとホットカーペットの故障にもつながるので、必ず説明書通りに折りたたんでください。
取扱説明書をなくされた場合は、インターネットで検索すると見つかる場合もありますよ。
ここからは、当店で取り扱っているホットカーペットを例に、たたみ方を紹介していきます。
紹介する商品はコチラです↓
それでは早速たたみ方を見ていきましょう!
①半分に折りたたむ
まずは、ホットカーペットを半分に折りたたみます。
ホットカーペット裏面が内側にくるように折りたたみましょう。
ホットカーペットが縦長の形状になっていればOKです。
②中央に向かって折りたたむ
細長い状態になったカーペットを、更に折りたたんでいきます。
上下の端から中央に向かってホットカーペットを折りたたみましょう。
このとき、コントローラーが表向きに見えていれば正しくたためています。
③もう一度半分に折りたたむ
折りたたんだホットカーペットをさらに半分に折っていきます。
折り目とコントローラーが内側に来るように折りたたみましょう。
④完了!
これで折りたたみ完了です。
こちらのホットカーペットはコントローラーが隠れるように折りたたみますが、ホットカーペットの種類によってはコントローラーが見えるように折りたたむ場合もあります。
ホットカーペットを折りたたむ前には、必ず取扱説明書を確認するようにしてくださいね。
電気カーペット・ホットカーペットを保管・収納するポイント
ここからは、ホットカーペットを保管するときのポイントを紹介します。
湿気の少ない場所に保管する
ホットカーペットは湿気が大敵です。
収納前にしっかりと乾燥させるだけでなく、収納場所には風通しが良く湿気の少ない場所を選びましょう。
と言っても、そんな理想的な収納場所が家にないこともありますよね。(少なくとも我が家にはありません!)
そんなときは、除湿剤を活用して収納場所の湿気を取り除きましょう。
上に重いものを乗せないようにする
ホットカーペットを収納するときは、上に重たいものを置かないように注意しましょう。
重いものを上において収納すると、配線が傷んでしまうことがあります。
箱に入れて収納する、一番上に置くようにするなど、ホットカーペットの配線に負担がかからない収納方法を選んでくださいね。
「ナフタリン」などの防虫剤は使わない
衣類を収納するときは、ダニが発生しないよう防虫剤を使うこともありますよね。
衣類や普通のカーペットに使う分には問題ありませんが、ホットカーペットには「ナフタリン」などの防虫剤は使わないようにしてください。
「ナフタリン」などの防虫剤と一緒に収納すると、コントローラー部分が傷んだり、加熱や発火の原因になったりすることがあります。
ダニが気になるときも防虫剤は使わず、収納前後に『ダニ退治モード』で運転するようにしてください。
古いホットカーペットは買い替えも検討
ホットカーペットを収納する前に、ホットカーペットの状態もチェックしておきましょう。
ホットカーペットの生地や配線が傷んでいる場合は、思い切って買い替えを検討する方が良いかもしれません。
古いホットカーペットは消費電力も大きいため、新しい省エネ効果のあるホットカーペットを購入する方が電気代も節約できますよ。
また、ホットカーペットの耐用年数は一般的に4~5年と言われているので、それ以上長くお使いの場合は一度点検に出すことをおすすめします。
- 電源を入れても運転しないときがある
- コードを動かすと通電したりしなかったりする
- 運転中に異常な音がする
- 電源プラグ・コントローラーが以上に熱い
- 運転すると焦げ臭い
- 「弱」にしても以上に熱い
このような症状が出ている場合は、ホットカーペットが故障している可能性もあります。収納する前に販売店に相談しましょう。
当店おすすめ!コンパクトにたためて収納しやすいホットカーペット
ホットカーペットが古くなっている場合や壊れてしまった場合は買い替えも検討しましょう。
当店では、収納に便利なコンパクトに折りたためるホットカーペットを販売しています。
当店のホットカーペットはヒーター線の製造に接着剤を使用しておりません。
そのため、ヒーター線が固定されず動くので、曲げやすいためコンパクトに折りたたむことができるんです。
折りたたんだときにヒーター線が劣化しにくいため、長持ちします。
ヒーター線の周りにほどよい空間ができ、ヒーターの暖かさを長くキープしてくれますよ。
ホットカーペットカバーにおすすめのラグ特集はコチラ!
まとめ
この記事ではホットカーペットの収納方法について解説してきました。
ホットカーペットを収納するときは、ダニ・カビが繁殖しないよう汚れや湿気を取り除いておくことが大切です。
丁寧に掃除機を掛けたあと、『高温モード』や『ダニ退治モード』で運転しホットカーペットを乾燥させましょう。
また、ホットカーペットを保管するときはポリ袋や段ボールに入れておくと、汚れがつかないので安心ですよ。
風通しの良い、湿気の少ない場所に保管してくださいね。
ホットカーペットは正しい方法で折りたたまないと、配線が傷んでしまうことがあります。
折りたたみ方は商品によって違うので、取扱説明書を確認にするようにしてくださいね。