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【カーテン】色の選び方大辞典!2つの色彩テクニックを活用して心地よい空間に
カーテン

【カーテン】色の選び方大辞典!2つの色彩テクニックを活用して心地よい空間に

びっくりカーペット

カーテンは日差しや熱から守ってくれるだけでなく、部屋の印象を大きく左右する重要なインテリア。
機能や素材だけでなく色やデザインにもこだわりたいですよね。

でも、カーテンは色の種類がとにかく多い!
正直、部屋の雰囲気に合うものを選ぶとなると「どの色が他の家具と合うのか」と悩んでしまいますよね。
私も悩む方なので、引っ越しの時はかなり苦しみました。

本当は爽やかなブルーのカーテンがいいけれど、
失敗すると取り返しがつかない!と結局無難な色を選んでしまったり…。
なかなか難しいですよね。

そこで今回はカラーコーディネートに役立つ色彩テクニックと、部屋別のおすすめカラーについてお伝えいたします。

色の心理的効果について

カーテンの色

色にはそれぞれ印象や人に与える心理的効果があります。

例えば、緑や青は心を落ち着かせ安らぎを与える効果があります。
そのため「元気になれるような明るい空間」のメインカラーにはそぐわないですが、「リラックスできる空間」にはぴったりの色です。

「こんな空間にしたい!」という理想の部屋のイメージと、色の持つイメージを照らし合わせて選ぶようにしましょう。
ここではカーテンでよく使われる色を8つに分類して紹介いたします。

白ホワイト

カーテン

白にはお部屋を広く見せたり、清潔感を与えてくれます
また、ウェディングドレスなどにも使われているように気持ちを一新させたり、純真な印象を与える効果があります。

白いカーテンと言えばレースカーテンをイメージしがちですが、白のドレープ(厚地)カーテンもお洒落ですよ。

アイボリーアイボリー/ベージュ

カーテン

アイボリーは「象牙色」とも呼ばれており、上品で高級感を感じられるカラーのひとつといわれています。清潔感や心身を落ち着かせる心理効果を期待できます。

ベージュは自然界に多くある色で、安心感や落ち着いた雰囲気の空間をつくることができます。

アイボリー、ベージュはオフニュートラルカラーニュアンスカラーとも呼ばれ、インテリアに取り入れると白や黒よりも優しい風合いが出ます。

特に麻など自然素材のカーテンだとナチュラルな雰囲気を楽しむことができますよ。

ブラウンブラウン

カーテン

茶色は木など自然界に多い色のため、親しみやすい印象を与えます
また心を落ち着つかせ、安らぎを与えてくれる効果があります。

茶色のカーテンは、ナチュラルなデザインや高級感を感じさせるデザインが多く、落ち着いた雰囲気の部屋と良く合います。

イエローオレンジ/イエロー

オレンジは焚火に近い色であることから、見る人に暖かみを感じさせます
また、人の目を引き親しみを演出します。

黄色は光に最も近い色と言われ、気持ちを明るく前向きにしてくれる効果があります。
黄色信号のように、注意を促す色でもあります。

オレンジや黄色は、北欧テイストとも相性が良く柄物のカーテンが多いことも特徴です。
お部屋がパッと華やかになりますね。

レッドレッド/ピンク

カーテン

赤は情熱の色とも言われ、エネルギーがみなぎり、パワーを引き出します。
アドレナリンの分泌が促され、脳が活性化する色とも言われています。

ピンクはかわいらしさや幸福感を感じさせてくれます。
疲労感を軽減し、リラックスさせてくれる色です。

赤やピンクなど暖色系のカーテンはお部屋を明るく彩ります。
特にピンクは、かわいいデザインのものも多く子供部屋にも最適です。

グリーングリーン

カーテン

緑は森など自然や生命力を連想させ、リラックス効果が高い色です。
緑は眼の疲労に良いとも言われています。

緑のカーテンは、まるで森林の中にいるような爽やかで穏やかな気持ちにしてくれます。
他の色とも合わせやすいため、リビングなどにも取り入れやすいですよ。

ブルーブルー/パープル

カーテン

青は空や海など世界の広い部分を占めているため、万人から好かれやすい色です。
清涼感があり、感情を鎮めて集中力を高める効果があります。

紫は情熱的な赤と冷静な青が織り交ざった神秘的な色と言われています。
芸術性を感じさせ、高級感を醸し出す効果があります。

青いカーテンは「北欧」「フレンチカントリー」など、旬のおしゃれなコーディネートでもおすすめです。
紫のカーテンは高級感があり、部屋を上品なイメージにしてくれます。

どちらもベージュやホワイト、ブラウンと合わせると遊び心のある空間になります。アクセントとして取り入れるのも良いでしょう。

グレーグレー/ブラック

カーテン

グレーは白と黒の両方の性質を持っている色で、明るければ白、暗ければ黒の効果を濃く引き継ぎます。
落ち着いた印象を与え、緊張を和らげる効果があります。また、都会的でセンスがよく見える色でもあります。

黒は強さや威厳を感じさせる色です。
礼服などにも取り入れられ、気を引き締める効果があります。

グレーや黒のカーテンは、モダンやシックといったかっこいい雰囲気の部屋に良く合います。
白っぽいグレーであれば、あらゆる色と馴染みやすく幅広いコーディネートに使えるでしょう。

ただし、統一しすぎると重い雰囲気になってしまうので緑や青などをアクセントに取り入れてバランスをとってくださいね。

インテリアがおしゃれに決まる!2つの色彩テクニック

部屋に新しくカーテンを購入するとなれば、
カーテンの色だけでなく、他の家具との相性も気になりますよね。

相性の良い色の組み合わせがわかる配色パターンと、カラーコーディネートの配分率についてご紹介いたします。

①配色パターン

ここでは、基本的な配色パターンをご紹介いたします。
配色パターンに則って色を決めれば、大胆な色使いでもまとまりのあるお部屋にすることができますよ。

トーンを揃える

「色」と聞くと、赤・青・黄などをイメージすると思います。
でも、同じ赤でも「くすんだような赤」や「パステルな赤」など様々な種類がありますよね。

色には色相(色味)、明度(明るさ)、彩度(鮮やかさ)という3つの属性があります。
赤・青・黄という色の違いは色相と呼ばれるものです。
一方、明度と彩度を組み合わせたものをトーンと呼びます。何となく聞いたことがありますよね。
白・黒・グレーなどの無彩色と組み合わせることで、トーンは変化します。
インテリアなど配色を考えるときには、同じトーンで配色すると統一感が生まれやすいです。

ダーク
ビビット

ライト

↑同じ色相ですが、トーンによって雰囲気が変わっていますね。

まとまりある配色パターン

コーディネートが苦手な方でもやりやすいのが、同系色の配色パターンです。
同系色配色だと部屋に統一感が生まれやすいため落ち着いた印象になります。

同系色には、同一色と、類似色があります。
メインカラーを複数設定するときには同系色で選ぶようにしましょう。

同系色

同一色

同一色とは同じ色相でトーンが異なる色のこと。
トーンが変われば、色味は少し違って見えますね。
色数を絞ることができるので、失敗の少ない配色と言えます。
メインカラーを決めたら、同一色を意識して配置するとまとまりやすい です。

色相環
類似色
類似色は色相環で近くにある色のこと。
同一色よりも色彩に幅が出ますね。
類似色は色同士が喧嘩しにくいため、まとまったコーディネートがしやすいです。
また、色相環で隣同士の隣接色は、より統一感がでる組み合わせです。
同系色を使ったインテリア例
インテリア
緑で落ち着いた雰囲気の空間になっていますね。
同系色のコーディネートだと、まとまりがでる反面、単調な雰囲気になってしまいます。
大きな柄のカーテンなどを取り入れ、アクセントにしてみましょう。
また、色の彩度や明度にコントラストをつけることで、メリハリを出すこともできます。

メリハリある配色パターン

ここからは上級者向けの配色パターンです。
アクセントにメリハリのある配色がしたい!北欧テイストなど海外風インテリアにしたい!
という場合は、対照色を選ぶようにしましょう。

対照色
対照色
色相環で正反対にある色を補色と言います。
対照色とは、補色の周辺にある色のこと。
補色の場合コントラストが大きくなり、配色が難しくなります。
大胆な色使いをしたいときには対照色を選ぶようにしましょう。

対照色を使ったインテリア例

インテリア

青を基調とした部屋に、オレンジが映えますね。

メリハリのあるコーディネートをするコツは、色数を絞ること。
使う色が多いと、メリハリがぼやけてしまい全体的にごちゃごちゃとした印象になってしまいます。
色数は3-4つに絞るのがベター。どうしても色数を増やしたいときには、同一色を使うようにしましょう。

②カラーコーディネートの黄金比

カラーコーディネートに黄金比があるのをご存じですか?

インテリアの色を決めるときは、配色のバランスが非常に重要です。
配色の黄金比を知っていると、カラーコーディネートがグンとしやすくなります。

ベースカラー メインカラー アクセントカラー
どんな色? 部屋のベースとなる色。部屋全体のイメージを決める色なので、白やベージュなど安心感を与える色が多い。 ベースカラーの次に多い色。ベースカラーと合わせるか、対比させるかで部屋の印象が大きく変わります。 クッションや小物など、比較的入れ替えしやすい色。個性を出したり、季節感を出したりすることができます。
配分率 70% 25% 5%
エレメント 壁・床・天井 カーテン・ラグ・家具 クッション・小物

ベースカラー(70%)、メインカラー(25%)、アクセントカラー(5%) に分けて考えるとコーディネートがしやすいです。

また、カーテンはメインカラーに置くのが一般的です。
ベースカラーと合わせるとより落ち着いた雰囲気に、
アクセントカラーと合わせるとメリハリのある部屋になります。

理想の部屋をイメージしながら、色の配分率を決めていきましょう。

【部屋別】おすすめのカーテン色

みんなで団欒できるためのリビング、体と心を休める寝室など…。
家にある部屋はそれぞれに目的があります。

カーテンは部屋の中でも大きな割合を占める部分。
カーテンの色は部屋全体の印象を大きく変えます。
部屋の目的に応じた色選びをして、快適で居心地の良い空間を作っていきましょう!

★コーディネートの秘訣★
カーテンの色選びの秘訣は、思い切って「ちょっと派手かな?」と感じるくらいの色を選ぶこと。
天井や床など部屋の大枠がナチュラルな色合いであることが多い日本では、多少鮮やかな色のカーテンを使っても色同士がぶつかることは少ないです。
同じ色の小物やクッションを並べれば統一感も出ます。楽しくコーディネートしましょう!

リビングのカーテン色

リビングは家族で団欒したり、お客様をお出迎えする人の往来の多い場所。
そのため、飽きの来ない色を選ぶようにしましょう。

遮熱カーテン『オニベジ』

心を落ち着かせてくれるグリーンは、家族みんなで寛ぐリビングにもピッタリの色です。
水色や黄色など幅広い色と合わせやすいですよ。

カーテン

ナチュラル、モダン、北欧など理想のイメージに合わせて柄物を選んでもOK!
黄色は部屋の雰囲気を明るくしてくれます。黒やネイビーなどと合わせると全体が引き締まりおしゃれな空間に。

寝室のカーテン色

寝室では心身ともに休めるよう刺激の少ないにし、赤やオレンジなどは控えるようにしましょう。

朝、日の光で目覚めたいという方は非遮光性のものを、
日差しが気になるという方は遮光性の高いものを選ぶようにしてくださいね。

カーテン

アイボリーやベージュは部屋を落ち着いた雰囲気にしてくれます。
天然素材のものはよりナチュラルで優しい風合いになりますが、非遮光のものが多いので注意しましょう。

寝室のおしゃれな実例

また、リラックス効果のある青や緑も良いでしょう。
こちらのカーテンは、非遮光・防音機能なのでぐっすり眠りたい方におすすめ!

ダイニング・キッチンのカーテン色

キッチンにぴったりのオレンジ色のカーテン

ダイニングやキッチンは赤やオレンジなど食材や料理がおいしそうに見える暖色系がおすすめです。
大柄のカーテンは、食事の時間をより一層楽しいものにしてくれますよ。

カーテン

茶色や緑などナチュラルな印象の色を使っても良いでしょう。
茶色×白の組み合わせなら、カフェ風のお洒落な空間に。

書斎のカーテン色

書斎は趣味の読書や仕事をするための空間。
落ち着いた色味のものや、シンプルなデザインのカーテンを選びましょう。

カーテン

芸術性を高めてくれる紫や、集中力を高めてくれる青色のカーテンがおすすめです。

遮光性のカーテンにすることで、書斎の本やパソコンをを日差しから守ることができます。

カーテン

また、グレーや黒のカーテンなら落ち着いた大人の空間に。
トーンの暗いものはモダンなイメージに、トーンの明るいものは開放的なイメージになります。

子供部屋のカーテン色

意外とお問い合わせや相談が多いのが、子供部屋のカーテン。
子供は大きくなるにつれて好みも変わっていくので、「これだ!」というカーテンを選ぶのはなかなか難しいですよね。

今回は『発育』の側面から子供部屋に最適なカーテンの色をご紹介いたします。
子供の成長に合わせて選んでいくようにしましょう。

乳幼児期

カーテン

子供は1歳の頃から大人と同じように色を認識できるようになります。
乳幼児期は、色彩感覚を養う大切な時期です。
カーテンも知覚を刺激できるよう、コントラストのある配色やビビットカラーのものがオススメです。

学生期

カーテン

部活や勉強に打ち込み始める小学校高学年頃からは、部屋を集中しやすい環境に整えてあげましょう。
カーテンは感情を落ち着け集中力が高まる青ベースがおすすめです。
寒々しい印象になる場合は、パステルな水色なども良いでしょう。

こちらのカーテンは、小さな星柄がはいっていることで、ネイビーでも重たくなりすぎません。可愛すぎない柄なので男の子のお部屋にもぴったり。

青年期

カーテン

大人に向かいはじめる青年期には、自分の好みの色などがはっきりしてきます。
部屋のテイストを好みに合わせることで、心地よい部屋づくりをすることができます。
カーテンの色も、子供の好みに合わせて選ぶとよいでしょう。

好みが定まっていない子供はベージュやアイボリーなどのオフニュートラルカラーがおすすめ。
どんな部屋にも合わせやすいですよ。

まとめ

カラーコーディーがうまくいく色彩テクニックと、部屋別のカーテンのおすすめカラーについて紹介してきました。

配色をするときには、ベースカラー(70%)、メインカラー(25%)、アクセントカラー(5%) に分けて考えるとコーディネートがしやすいです。

また、色にはそれぞれ印象や心理的効果があります。
カーテンは部屋の目的に沿った色を選ぶようにしましょう。

カーテンは壁や扉と違い、気軽に模様替えができることがメリットです。
思い切ってチャレンジしてみてくださいね。

びっくりカーペットスタッフ

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たおちゃん

この記事を書いたのは…

窓装飾プランナーの資格を取得しました。
コラムを通して、ライフスタイルに合う素敵な住まいづくりをお手伝いします。

可愛い雑貨が大好きで、お店に行くと何時間でも眺めていられるタイプです。笑
車のシート用に座布団サイズのギャッベを購入したので、遠出のドライブに行きたい今日この頃。

シアタールームを作って、ポップコーンを食べながら、大好きなディズニー映画を見るのがひそかな夢です。
憧れのマイシアター、いつか実現したいと思います!

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