フロントレースカーテンをご存じですか?
フロントレースカーテンとは、レースカーテンを室内側に取り付けるスタイルのことです。
レースカーテンの模様が美しく浮かび上がるフロントレースカーテン。
キレイだなーと思うけれど、
「実際の使い勝手はどうなの?」
「コーディネートって難しくない?」
と疑問に思うこともたくさんあるのではないでしょうか?
この記事では、そんなフロントレースカーテンについて徹底解説いたします。
インテリア初心者さんでもチャレンジできるように、コーディネートで失敗しないためのポイントも丁寧に解説していきますね。
目次
フロントレースカーテンのメリット&デメリット
レースカーテンが手前(室内側)になるフロントレーススタイル。
なんとなくイメージはつくけれど、実際の使い勝手などはちょっと想像しづらいですよね。
ここではフロントレースカーテンのメリットとデメリットをご紹介いたします。
フロントレースカーテンのメリット
フロントレースカーテンのメリットは以下の通りです。
★フロントレースカーテンのメリット★
- 見た目がおしゃれ
- 優しい印象になる
- レースカーテンの劣化軽減
フロントレースカーテンは、何といっても見た目がおしゃれです。
ドレープ生地にレースの美しい模様が浮かび上がる、なんとも遊び心溢れるデザインですね。
ドレープカーテンをふんわりとレースが包んでくれるので、柔らかでフェミニンな印象になります。
レース・ドレープカーテンを開閉する以外にも、ドレープを閉じて、レースカーテンをふんわり止める方法もおすすめです。
また、ドレープカーテンが窓側に来るので日差しによるレースカーテンの劣化を軽減できることもメリットです。
フロントレースカーテンのデメリット
購入前はデメリットについても知っておきたいですよね。
フロントレースカーテンにはどのようなデメリットがあるのでしょうか?
★フロントレースカーテンのデメリット★
- 厚地カーテンにカビが生えやすい
- 開閉が面倒
- コーディネートが難しい
フロントレーススタイルにすると、厚みのあるドレープカーテンが窓側に来ることになります。
窓の結露した水が厚地カーテンに付着するとカビが生えることもあるので、適度に換気してカーテンを乾かすようにしてください。
日中にレースカーテンだけを使いたい場合、窓側にあるドレープカーテンだけを開けなくてはなりません。
そのため、きちんとタッセルなどで止めておかないと窓が日差しが入る部分が狭くなってしまうので注意しましょう。
フロントレースカーテンは、丈やレースカーテンの選び方次第で印象が大きく変わります。
コーディネートについては、後ほど詳しく解説しますね。
フロントレースを上手にコーディネートする3ポイント
ここからはフロントレースカーテンを美しく見せるためのコーディネートのポイントについて解説します。
フロントレースカーテンのコーディネートのポイントは以下の通りです。
★コーディネートのポイント★
- カーテン丈の長さに注意
- レースカーテンは生地選びが重要
- ドレープカーテンは非遮光がおすすめ
それぞれ順番に解説していきますね。
①カーテン丈の長さに注意
既成サイズのカーテンは、レースカーテンの方が短く設定されています。
これは、レースカーテンがドレープカーテンの下からはみ出ないようするためです。
逆に、既成カーテンをそのままフロントレーススタイルで取り付けると下からドレープカーテンはみ出てしまいます。
フロントレースにするときは、オーダーサイズカーテンがおすすめです。
レースカーテンの丈をドレープカーテンよりも2-3cmほど長めに設定して注文しましょう。
コーディネートできるか心配な方は、ドレープカーテンとレースカーテンを同じ丈&同じAフックで注文しましょう。
同じ形状で注文しておけば「思った感じにならなかった!」と思っても、前後を入れ替えることができます。
コーディネートに自信がない方や、気軽にカーテンを模様替えしたい方におすすめです。
②レースカーテンは生地選びが重要
フロントレースカーテンにするなら、絶対にこだわりたいのがレースカーテンの生地選びです。
フロントレースカーテンに向いているカーテンと、そうでないカーテンがあります。
例えば、機能的で便利なミラーレースなどは、光を通しにくいためフロントレースには適していません。
オパール加工や刺繍編みレース、オーガンジー生地など上質なものを選びましょう。
オパール加工とは、織物に透かし模様をつける加工法のこと。
透け感が出るため、軽やかで上品な透け模様が楽しめます。
薄手で、透け感を楽しめるタイプの方がよりフロントレース本来の味わいを楽しめます。
レースの模様をしっかり浮き立たせたいときはフラットカーテンや、ひだ倍率の低いカーテンなど真っ直ぐなシルエットのレースカーテンがおすすめですよ。
③ドレープカーテンは非遮光&無地がおすすめ
レースカーテン同様、ドレープの生地も吟味して選んでいきましょう。
ドレープカーテンとして使うなら、光を通す非遮光タイプがおすすめです。
ドレープカーテンから差し込む光が、レースの模様を映し出してきれいですよ。
また、ドレープカーテンはレース模様が映える無地のものを選びましょう。
色は好みに合わせて選んで大丈夫です!
前面にレースカーテンが来るので、「派手かな?」と思う色でもお部屋に優しく馴染みます。
求めている雰囲気やテイストを大切に、あなたらしい色を選んでくださいね。
フロントレースにおすすめのカーテン6選
ここからはフロントレースにおすすめの、レースカーテンをご紹介いたします。
当店のオーダーカーテンなら、既製品並みの価格でカーテンサイズを1cm単位でオーダーすることができます。
ドレープカーテンよりも長めの寸法で注文してくださいね。
フロントレーススタイルは、レースカーテンが主役!
刺繍や模様など、デザインはしっかりとこだわって探していきましょう。
カラーコーディネートを楽しみたい方は、色付きのレースカーテンもおすすめですよ。
当店スタッフおすすめのコーディネートをご紹介
フロントレーススタイルはレースカーテンが主役なので、無地のドレープカーテンを合わせれば基本的に問題ありません。
ですが、併せるカーテン次第でフロントレースカーテンはさらにおしゃれに仕上げることができるんですよ。
ここからは、当店スタッフおすすめのフロントレースカーテンのコーディネートを紹介します。
インテリア初心者さんや、「どう組み合わせたら良いのかわからない…」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
透け感のあるドレープ×レースカーテンの組み合わせ
こちらはレーザーで生地の一部をかたどった、変わったデザインのカーテンです。
遮光生地なので外から差し込む光のシルエットがおしゃれですよね。まるでプラネタリウムを見てる気分♪
フロントレーススタイルにすれば、淡くロマンチックな空間に仕上がりますよ。
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カラーレースカーテンのフロントスタイル
当店スタッフの一押しは、カラーレースカーテンのフロントスタイルです。
白や淡い色のドレープカーテンに、お好きな色のカラーレースカーテンを組み合わせてみましょう。
白いレースとは違った独特の透け感をお楽しみいただけます。
ドレープカーテンを壁に近い色にすることで、お部屋を広く見せる効果もありますよ。
スタイルカーテンのフロントレース
縁や裾におしゃれな装飾が施されたスタイルレースカーテンも、フロントレースカーテンにおすすめです。
ふんわりとレースカーテンをたゆませることで、センターの装飾が美しく華やぎます。
優雅な窓辺を演出したい方におすすめです。
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ロールスクリーン×レースカーテンの組み合わせ
フロントレースカーテンは、ドレープカーテンだけでなくロールスクリーンとも相性が良いんです。
ロールスクリーンは、天井付けやつっぱり式で窓に取り付けます。
※こちらはプリーツスクリーンとカーテンを組み合わせた例です。
シルエットが真っ直ぐなロールスクリーンは、レースカーテンの柄をしっかり映してくれますよ。
ロールスクリーンとレースカーテンを併用することで目隠し対策がしやすくなります。
ロールスクリーンの「巻き上げると外から丸見えになる」というデメリットも、レースカーテンと併用することで解決できますよ。
窓枠内に設置できるつっぱり式なら、フロントレースカーテンと併用しやすいのでおすすめです。
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ロールスクリーンにレースカーテンを合わせる方法については、こちらの記事をご覧ください。
組み合わせに迷ったときはサンプルで比較!
フロントレーススタイルだと、普通のコーディネートの時よりも透け感や、カーテン同士の組み合わせが重要になりますよね。
色選び、生地選びで悩んだらサンプルをもらって実際に重ねてみましょう!
非遮光の透け感を見たいときは、窓辺で日光にかざしてみるとわかりやすいです。
「こんなはずじゃなかった!」とならないためにも、実際に手に取って、目で見て確かめてみてくださいね。
当店では無料でサンプルをご請求いただけます。
まとめ
この記事ではフロントレースカーテンについて解説してきました。
フロントレーススタイルは、レースカーテンが主役です。
生地やデザインはしっかりとこだわって選びましょう。
普通の取り付け方法でも楽しみたい方は、ドレープカーテンとレースカーテンを同じ丈&Aフックで注文してくださいね。
真っ直ぐなシルエットのロールスクリーンと組み合わせるのもおすすめです。
フロントレースカーテンは、お部屋を優しく華やかに彩ってくれます。
美しく浮かび上がるレースの模様を存分に楽しんでくださいね。