カーテンを洗濯するタイミングっていつが良いのか悩んでいませんか?
とくに梅雨の時期はカビが心配ですよね。
雨のせいでカーテンのような大物はなかなか洗濯できない上に、黒カビが生えてしまうと洗濯だけで落とすのは難しい場合もあります。
梅雨入り前にカーテンを洗濯することで、カビ対策をしていきましょう!
この記事では、『カーテンの洗濯時期におすすめのタイミング』と、『カーテンの洗濯・お手入れ方法』について解説していきます。
目次
カーテンを洗濯する時期はいつが良い?
カーテンはしっかり乾かさないとカビや匂いがついてしまいます。
そのため比較的天候が安定していて、カーテンを干しやすい梅雨前と冬前に洗濯するのがおすすめです。
「毎月洗濯してきれいにしておきたい!」と思う方もいるかもしれませんね。
ですが、カーテンはデリケートなので洗濯しすぎるとカーテン生地が傷んでしまいます。
カーテンの理想の洗濯頻度は、厚手のドレープカーテンだと年に1~2回、レースカーテンは年2~3回程度が目安です。
洗濯しないまま放置すると、目に見えない手垢やホコリが蓄積し、カビが発生することもあります。
定期的にお手入れして、カーテンを清潔に保ちましょう。
梅雨前にカーテンを洗濯するメリット
梅雨前にカーテンを洗濯するのは、カーテンのカビ対策をするためです。
カビは『温度』『湿度』『餌』があることで繁殖します。
梅雨時期は気温と湿度ともに高く、カビにとって住み心地の良い環境なんです。
カーテンについたホコリや汚れは、カビにとって栄養源となります。
そのため、汚れが付いたままのカーテンで梅雨を迎えることは、カビ発生のリスクを増大させてしまうんです!
梅雨の前に洗濯でカーテンの汚れを落として、カビの発生を予防していきましょう!
【カビも撃退!】カーテンの正しい洗濯方法5ステップ
汚れをしっかりと落とすためにも、カーテンは正しく洗濯しましょう。
ここからは、カーテンの洗濯方法を解説いたします。
手順さえわかっていればとっても簡単なので、ぜひご家庭でも洗濯してみてくださいね。
①カーテンを取り外す
まずはカーテンレールから、カーテンを取り外します。
このとき、カーテンに破れやほつれがないかなど、傷み具合を確認しておきましょう。
カーテンからカーテンフックを取り外します。
カーテンフックは、洗濯後に再度取り付けるので、なくさないようにまとめておきましょう。
②洗濯表示を確認する
カーテンは種類によって、カーテンが洗濯できるかどうかや、カーテンの洗濯方法などが変わってきます。
カーテンを洗濯する前に、まずはカーテンの洗濯表示を確認しましょう。
洗濯表示の見方については、下記の表を参考にしてください。
洗濯機OK | 手洗いOK | 洗濯不可 |
桶のマーク |
桶と手のマーク |
桶と×のマーク |
『洗濯機OK』の場合は、洗濯機で洗うことができます。
桶マークの中に数字が書いてある場合は、数字の温度よりも低い水温で洗濯をおこなってください。
桶と手のマークの場合は、デリケートな素材なので手洗いで洗濯をおこないましょう。
洗濯不可のマークがついているときは、残念ながら自宅で洗濯することはできません。
クリーニング店に出して洗ってもらようにしましょう。
③カビや汚れが目立つ場合は予洗い
カーテンにカビが生えていたり、汚れが目立つ場合は、予洗いをしましょう。
まず、歯ブラシなどで目立つ汚れを払い落とします。
目立つ汚れを落とせたら、酸素系漂白剤を溶かしたぬるま湯にカーテンをつけ込みます。
(※色落ちの恐れがあるので、塩素系漂白剤は使わないでください。)
酸素系漂白剤が使えるかどうか、洗濯表示を確認するのも忘れずに!
漂白剤が使えない場合は、つけ置きよう洗剤や中性洗剤につけ込んでください。
漂白剤OK | 酸素系漂白剤OK | 漂白剤不可 |
三角のマーク |
三角と線のマーク |
三角と×のマーク |
詳しくはこちらの記事も参考にしてください。
④カーテンを洗う
予洗いできたら、いよいよカーテンを本格的に洗います。
カーテンをヒダに沿って蛇腹に折り、適度な大きさにたたんでいきます。
ヒダと揃えて折ることで、カーテンのヒダを美しく保つことができますよ。
ここからは、カーテンを洗濯機で洗う場合と、手洗いする場合に分けて解説していきます。
洗濯機で洗う場合
カーテンが傷まないよう、洗濯ネットに入れてから洗濯機かけます。
カーテンを洗濯ネットに入れるときは、ゆったりサイズのネットに入れた方がシワになりにくいです。
大物洗い用の大型洗濯ネットがあると便利ですよ。
カーテン・カーペットも洗える!大物洗い用洗濯ネット
洗剤は中性洗剤やおしゃれ着用洗剤を使います。
『大物洗いコース』や『手洗いコース』など生地に優しい洗濯コースにし、脱水も30秒~1分程度に設定しましょう。
スイッチを入れたら待つだけなので、とても楽ちんですね!
手洗いする場合
手洗いする場合は、大きなバケツや浴槽を使います。
手荒れが気になる方は、ゴム手袋やビニール手袋をしておきましょう。
バケツにぬるま湯と洗剤を入れます。
おしゃれ着用洗剤など、生地に優しいタイプを選びましょう。
しっかりとかき混ぜたら、カーテンを入れて両手でおさえるようにして洗っていきましょう。
もみ洗いだとシワになってしまうので、必ず押し洗いしてください。
汚れが落ちたら、きれいなぬるま湯に入れ替えてすすぎをします。
洗剤が残らないよう、最低でも3回はすすぎをおこなってください。
すすぎができたら、浴槽に掛けて軽く脱水をします。
しずくが垂れてこない程度を目安にしましょう。
⑤カーテンレールに干す
脱水できたカーテンは、カーテンレールを使って干していきます。
カーテンフックを取り付けて、元通りにカーテンレールに吊るしていきましょう。
カーテンの脱水を軽めにしておくことで、カーテンの自重でシワが伸びていきます。
カーテンの水が床に垂れてしまうことがあるので、念のため新聞紙などを敷いておくようにしましょう。
カーテンをしっかり乾かすためにも、湿度の低い風通しの良い日に洗濯をしてください。
どうしても乾きにくい場合は、扇風機やエアコンを活用すると早く乾きますよ。
【梅雨入り準備】手軽にできるカーテンのカビ対策
カーテンにカビが生えてしまうと落とすのが難しくなってしまうので、カビが繁殖する前に予防することが大切になります。
最後に、梅雨時期にできるカーテンのカビ対策をご紹介します。
カーテンを洗濯しておく
湿気と気温が高くなる梅雨までに、カーテンの汚れを落としておくことが大切です。
梅雨前にはカーテンを洗濯をして、冬の間に溜まった汚れをキレイにしていきましょう。
私のおすすめは、ゴールデンウイークにカーテンを洗濯しておくことです!
衣替えをする方も多いと思うので、ゴールデンウイーク中の晴れの日は『洗濯デー』にしちゃいましょう。
日ごろからお手入れをする
カーテンは空気中のホコリや汚れをキャッチしてくれています。
梅雨前に洗濯することで汚れを落とすことができますが、毎日使っているうちにまた汚れてきてしまいます。
毎週選択するわけにはいかないので、日ごろからお手入れをして、カーテンに汚れがたまらないようにしておきましょう。
週に一回、掃除機のブラシなどでカーテンの汚れを払い落とすだけで大丈夫です。
ヒダの部分は汚れがたまりやすいので、入念に汚れを落としていきましょう。
部屋の湿度を下げる
カビが発生する要因である『湿度』を下げることも、カビ予防に効果的です。
日本の気候は、梅雨から夏にかけて湿度が高くなりやすくなっているので、湿気対策をばっちりおこなっていきましょう。
★主な除湿方法★
- 換気をして空気がこもらないようにする
- 除湿器を使う
- エアコンの除湿機能を使う
- 除湿剤を置く
- 扇風機やサーキュレーターを使う
湿度が下がると体感温度も下がるので、ジメジメとした暑さも軽減できますよ!
抗菌加工のカーテンにする
カーテンそのものをカビに強いタイプに買い替えるのも、ひとつの方法です。
こっちらのカーテン『リアン』『リアン レース』は、カーテンに抗菌・防臭加工が施されています。
臭いやカビの元となる菌の増殖を抑えてくれるので、梅雨時期も快適にお過ごしいただけますよ。
また、ひっかき傷に強い生地を使用しているのでペットを飼っているご家庭にもおすすめです。
菌を増殖させない!抗菌防臭はっ水生地がうれしいペット用高機能ドレープカーテン
『リアン グリーン』
ペットのニオイ気にならない!明るいカラーの遮光・ウォッシャブル・形状記憶ドレープカーテン
まとめ
この記事では、カーテンの洗濯時期と、カーテンのカビ対策について解説してきました。
カーテンにカビをはやさないためには、湿気の多い梅雨前にカーテンを洗濯しておくことが大切です。
洗濯をするときは、洗濯表示を確認し、表示に従って洗濯するようにしてくださいね。
カーテンがしっかり乾くよう、天気が良く風通しの良い日に洗濯をおこないましょう。
また、カーテンにカビをはやさないためには、日ごろのお手入れも大切です。
ブラシを使って、カーテンの汚れを落としたり、湿気がこもらないように工夫していきましょう。