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UVカットシートのUVカット率とその他の便利な効果とは?日焼け防止や災害・防犯にも役立つ窓ガラスシート
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UVカットシートのUVカット率とその他の便利な効果とは?日焼け防止や災害・防犯にも役立つ窓ガラスシート

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外に出かけるときは日焼け止めクリームや日傘などで紫外線対策をして出かける人は多いですが、室内の紫外線対策をしている人は少ないのでは?

家の中に居ても紫外線対策は必要です。

紫外線は家の窓から部屋の中に侵入して、人間の肌や家具、床が日焼けをしてしまいます。

特に、窓周辺は紫外線による日焼け被害が酷く、フローリングや畳、窓からの日差しが当たる範囲に配置した家具やカーペットなどが日焼けをしてしまいます。

この紫外線による日焼け被害は窓にUVカットシートを貼ることである程度軽減することができます。

ここでは、室内の紫外線対策にUVカットシートの効果について解説したいと思います。

UVカットシートで夏の紫外線を防ぐことができるのか?

窓ガラスにUVカットシートを貼って紫外線を防げるのか疑問に思った方は多いのではないでしょうか。

見た目は薄い無色透明のシートなので、効果に疑問を感じてしまうのは仕方がないかもしれません。

市販されているUVカットシートは1枚のシートに見えて、すごく薄いシートを複数重ねた多層構造になっています。

その層の中に紫外線を吸収する紫外線吸収剤が使用されています。

UVカットシートの種類によりますが、UVカット率が99%と高い値のシートも多数あり、取付けに工事の必要がなくコストも安く手軽に紫外線対策を施すことができます。

UVカットシートのUVカット率

市販されているUVカットシートを見てみると、商品の説明に「UVカット率80%」「UVカット率99%」と表示されているのを見たことがあると思います。

UVカット率の違いで、効果にどれぐらい違いがあるのか気になりますよね?

基本的に、高い紫外線遮断効果を求めるなら、UVカット率が90%以上のUVカットシートを選びましょう。

夏は特に紫外線量が多く、日焼けの心配があります。

紫外線量の多い時期は、窓ガラスにUVカットシートを貼るだけでなく、UVカット効果を持つレースカーテンやドレープカーテンを一緒に使うことで紫外線による日焼け被害を抑えることができます。

また、紫外線には「UV-A」「UV-B」「UV-C」の3種類があります。

UV-Cは地球のオゾン層によって吸収されて地表には届きませんが、その他のUV-AとUV-Bは地表まで到達します。

日射を浴びて肌が赤くなり炎症が起きたり、日焼けをするのはUV-AとUV-Bが原因です。

UVカットシートはこの紫外線を遮断して、人間の肌や家具などを守ってくれます。

UVカット率が高いと遮熱効果もある?

UVカット率99%のUVカットシートで紫外線をほとんど遮断することができるなら、日射による熱も遮断できるのでは?

そう思った方がいるかもしれませんが、UVカットシートに遮熱効果はありません。

UVカットシートは紫外線を遮断してくれますが、日射による熱までは遮断できません。

これは、無色透明ではないスモークになっているUVカットシートでも同様です。

ただ、遮熱効果のあるUVカットシートは存在します。

遮熱効果のあるUVカットシートには、「遮熱効果あり」といった効果の説明がされています。

どれぐらいの遮熱効果があるのかはUVカットシートそれぞれで違いますが、すりガラスのようなスモークの入った色の濃い(黒色)カラーシートは遮熱効果のあるUVカートシートです。

UVカットシートの種類とその他の効果

ここでは室内に侵入する紫外線をカットしてくれるUVカットシートを解説していますが、窓ガラスに貼れるシートにはいくつか種類があります。

  • 飛散防止シート
  • 防犯シート
  • 日射調節シート
  • 装飾シート

シートの種類は大まかに分けると4種類あります。

窓ガラスに貼るシートは目的別で名称が違って、機能や効果も若干違いがあります。

ただ名称が異なるだけでUVカット効果を合わせて持つシートがほとんどです。

逆に、UVカットシートという名前で飛散防止の効果や装飾が施されたデザイン性の高いシートもあります。

実際にどのような窓ガラスシートがあるのか、いくつかご紹介しますね。

飛散防止シート

窓ガラスが割れてしまったときに、ガラス片が周囲に飛び散らないように防いでくれます。

窓ガラスに何らかの衝撃が加わり、ガラスが割れてしまうと破片が周囲に飛び散ります。

飛び散ったガラス片が人に刺さり傷つけたり、床や地面に飛び散ったガラス片を踏んで怪我をすることもあります。

このようなガラス片が飛び散るのを防いでくれるのが飛散防止シートです。

飛散防止シートにもUVカット効果を持つシートがあります。

台風が上陸しやすい地域にお住まいの方は、飛散防止シートとカーテンを一緒に使えば、台風による暴風で飛んできた物が窓ガラスを割ってもガラスの飛散を防いでくれます。

防犯シート

UVカット効果を持つ防犯シートを窓ガラスに貼ることで、空き巣などが窓から侵入するのを防ぎます。

警察庁の統計データによると、侵入窃盗(空き巣)で一番多い侵入口は窓から侵入されています。

その手口は、窓ガラスを割って侵入するといった方法が多く、侵入窃盗を防ぐためには窓まわりの防犯対策が必要です。

防犯シートを貼ることで、窓ガラスが割られても侵入口が大きくならないので空き巣が侵入あきらめる可能性が高くなります。

空き巣が嫌うのは、「侵入に時間がかかること」です。

侵入に時間がかかれば、通行人などに侵入する姿を発見されてしまいやすくなります。

防犯シートを貼ると、窓ガラスを割っても割れた箇所が大きく広がらなないので、侵入が難しくなり結果的に空き巣の侵入を防いでくれます。

日射調節シート

紫外線だけでなく窓から日射が侵入することで部屋の温度が上昇します。

夏は窓から入る日差しは室温を高くして、室内に居ても日焼けの危険があります。

それに、エアコンを冷房で稼働させても室温が下がらずに過ごしにくいと感じた方も多いのでは?

この部屋に侵入する日射を調節してくれるのが日射調節シートです。

遮光タイプ
遮熱タイプ

日射調節シートには、「遮光タイプ」「遮熱タイプ」があります。

遮光タイプでは可視光線を遮ることができ、遮熱タイプでは日射による熱を遮断することができます。

日射調節シートに遮像効果はないため、視線を遮りたい場合はスモークあるシートを選びましょう。

装飾シート

装飾シートは無色透明のシートではなく、目隠し用のスモークや装飾が入ったシートです。

装飾の柄模様は様々で、インテリアの一部として好みのデザインのシートを窓ガラスに貼ることができます。

スモークの濃さにも違いがあり、しっかりと目隠しをしたい場合はスモークの濃いシートを選びましょう。

また、スモーク処理されている装飾シートには多少の遮光効果があります。

遮像性の高いレースカーテンや遮光カーテンと組み合わせて使うこともできます。

特殊ガラスに貼れるUVカットシート

窓ガラスにも種類があって、一般的によく使用される無色透明の窓ガラスをフロートガラス(単層ガラスとも呼びます)と呼びます。

フロートガラスならほとんどのUVカットシートを貼ることができます。

でも、特殊ガラスの場合はUVカットシートを貼れない場合があります。

より正確に言うと、UVカットシートを貼ることはできるが、熱割れなどの原因になってしまい窓ガラスが割れてしまう危険があります。

網入りガラスや線入りガラス、複層ガラスなどの特殊なガラスがあります。

最近は、複層ガラスの中でもLow-E複層ガラスという、複層ガラスに金属コーディングを施したタイプのガラスが住居の窓ガラスに使用されていることがあります。

このLow-E複層ガラスにUVカットシートを貼る場合、Low-E複層ガラス対応のUVカットシートを使用してください。

窓ガラスにUVカットシートを上手く貼る方法

窓ガラスにUVカットシートを貼ろうとして、シートの中に空気が入ってしまったり、シートが捲れて窓ガラスに上手く貼れないことがあります。

ここでは、窓ガラスにUVカットシートを上手く貼る方法を解説します。

UVカットシートが貼れる窓ガラス

UVカットシートを窓ガラスに貼ろうと考えている方は、UVカットシートの貼れる窓ガラスとご自宅の窓ガラスの種類を確認してください。

UVカットシート毎に貼れる窓ガラスと貼れない窓ガラスがあります。

例えば、先程ご紹介したLow-E複層ガラス対応UVカットシートのように複層ガラスに貼ることはできるが、スモークの入ったくもりガラスには貼ることができない場合もあります。

そのため、UVカットシートを貼りたい場合はご自宅の窓ガラスの種類を確認して、対応するUVカットシートを貼るようにしてください。

▼UVカットシートが貼れる窓ガラスの例
ガラスシートが貼れる窓ガラス

※注:ガラス戸や窓ガラスなど屋外に面しているものは内側からお貼りください。

UVカットシートを貼ることができる窓ガラスは上記のような表がUVカットシートの商品ごとに明記されています。

対応ガラスについては、それぞれのUVカットシートの詳細を確認してください。

UVカットシートに対応していない窓ガラスにUVカットシートを無理やり貼り付けると、窓ガラスが熱割れしてしまう危険があります。

ご自宅の窓ガラスの種類を確かめてからUVカットシートを貼り付けてくださいね。

UVカットシートの貼り方

それでは、UVカットシートの貼り方について解説します。

まず、UVカットシートの貼り方で注意することは、UVカットシートが水貼りタイプと粘着タイプのどのタイプなのかです。

水貼りタイプは、窓ガラス表面にシートを貼るために水分を使用します。

粘着タイプは、窓ガラスに貼るためにUVカットシートに粘着剤が使用されています。

このタイプの違いによって貼り方が少し違います。

水貼りUVカットシートの貼り方

最初に窓ガラスのサイズを測り、UVカットシートを貼り付ける窓ガラスのサイズにカットしてください。

窓ガラスのサイズにカットできたら、UVカットシートを貼り付けていきます。

1.窓ガラスの表面を掃除する

窓ガラスを窓拭きクリーナーなどを使ってキレイに掃除します。

ほこりや汚れが残ったままだと、シートと窓ガラスの間に空間が出来てしまうのでしっかりと掃除をしてください。

2.UVカットシートを貼るガラス面を水で濡らす

霧吹きなどを使って窓ガラス表面を水でたっぷり濡らしてください。

この時、窓ガラス表面を水が垂れるぐらい濡らしてください。

3.タオルやスキージーで押し当てながら貼る

UVカットシートをタオルや専用のスキージーで押し当てながら貼り付けていきます。

このとき、ガラスとシートの間に空気が入らないように注意してください。

4.貼り付け完成

UVカットシートを貼ることができたら完成です。

もしも、ガラスとシートの間に空気が残ってしまったり、シワができて上手に貼れていなかった場合は水貼りUVカットシートなら貼り直すことができます。

貼り方や細かな注意点については、こちらの記事で詳しく解説しています。

粘着UVカットシートの貼り方

粘着タイプのUVカットシートの貼り方ですが、手順は水貼りタイプのUVカットシートと同じように窓ガラスのサイズにカットします。

ただ、窓ガラスに貼り付ける際に、水を必要としないこと、そして水貼りタイプと異なり粘着UVカットシートはやり直しができません。

粘着タイプのUVカットシートから離型フィルムを剥がすと貼り直しが出来ません。

そのため、粘着UVカットシートを窓ガラスに貼る場合は水貼りタイプより慎重に貼り付け作業を行ってください。

UVカットシートを上手く剥がす方法

UVカットシートの貼り方でもご紹介しましたが、UVカットシートは水貼りタイプと粘着タイプの2種類があります。

水貼りタイプのUVカットシートなら、何度も貼り直しをすることができるので、シールの貼り付けを失敗してもやり直しが可能です。

一方で、粘着タイプのUVカットシートは貼り直しをしようとすると、粘着剤が窓ガラスに残ってUVカットシートを上手く剥がせないことがあります。

また、UVカットシートを張り替えようとして粘着剤の跡が窓ガラスに残ってしまうこともあります。

この粘着剤の跡は、市販されている粘着剥がし剤を使ってキレイに取り除くことができます。

粘着剥がし剤は最寄りのホームセンターで購入することもできるので、粘着タイプのUVカットシートを使用するときは一緒に粘着剥がし剤を購入しておくことをおすすめします。

まとめ

窓ガラスにUVカットシートを貼ることで、紫外線による日焼けの心配が少なくなります。

屋内に居ても外からの紫外線が窓から侵入してきます。

紫外線によって日焼けするのは人の肌だけでなく、室内の家具やフローリング、畳などが日焼けすることもあります。

UVカットシートの効果は、窓からの紫外線の侵入を和らげてくれるのと、無色透明の窓ガラスにスモークガラスのような外からの視界を防ぐといった効果もあります。

また、インテリアとしてデザイン性の高いUVカットシートを貼れば、外からの光にがまるでステンドガラスのように色鮮やかな光に変えて、部屋をおしゃれにすることもできるので、夏前にUVカットシートを窓ガラスに貼ることを検討してみてくださいね。

びっくりカーペットスタッフ

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この記事を書いたのは…

WEBライター歴が10年ありますが、インテリア業界は1年目の新人です。

夢は自分の部屋に好みのインテリアソファを置いて、そこでくつろぎながら読書することです。

休日はウォーキングに出かけるのが趣味になりました。
歴史物の書籍が好きで、戦国時代を題材にした本をよく読みます。
ウォーキングのついでに戦国時代の城跡を見に少し遠くまで出かけることも。

最近は早起きして早朝ウォーキングにも挑戦しています。

インテリア業界は未経験ですが、読みすくて有益な情報をコラムで紹介していけるよう頑張ります。

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