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窓の種類まるわかりガイド!『設置場所』『開き方』からみる窓の名称と特徴を解説
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窓の種類まるわかりガイド!『設置場所』『開き方』からみる窓の名称と特徴を解説

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家づくりをしている中で、『窓』選びについて悩んでいませんか?

普段何気なく見かける窓ですが、窓にどんな種類があって、どんな役割を果たしているのか意外と知らない方も多いと思います。

窓は主に『設置する場所』と『開閉方法』によって分類されています。

窓の種類を知って、あなたの家にぴったりの窓探しをしていきましょう。

この記事では、『窓の役割』と『窓の種類』について解説します。
目で見てわかる!写真・イラスト付きで解説していきますので、イメージを膨らませながらご覧ください!

「こんなにあった!」窓の役割とは?

朝にカーテンをシャーッと開けて、窓からお日様を浴びると気持ちが良いですよね。
窓があることで部屋を明るくすることができます。

それ以外にも、窓にはたくさんの役割があるんです。

窓の種類を知る前に、まずは窓の役割について知っておきましょう!

★窓の役割

  • 日差しや熱を取り込む
  • 風通しを良くする
  • 景色を楽しむ
  • 開放感を演出する
  • インテリア性を高めてくれる

窓があることで、日光や風が室内に入ってくることができますよね。

また、外の景色を見ることができるので室内に開放感を与えてくれる役割もあります。

丸くて可愛い窓や、大きくて開放感のある窓など、おしゃれな窓は外から見ても美しいですよね。

採光や換気などの機能面だけでなく、住まいのデザイン性を高めてくれるのも窓の役割なんですよ。

【写真付き!】設置場所からみる窓の種類と特徴

まずは設置場所別に窓の種類と特徴を解説します。

今回は、設置場所の中でも特に住宅に関わりのある窓をピックアップしました!

掃き出し窓

掃き出し窓

掃き出し窓とは、窓の下枠が床まで伸びている大きな窓のこと。

部屋の掃除をしたときに、ホコリを外へ掃き出す時に使われていたことからこの名前がついたそうです。

ベランダや庭へ出入りするためにも使われますね。

面積が大きいので、掃き出し窓のあるお部屋は広々とした開放感がありますよ。

腰高窓

小窓

腰高窓とは、大人の腰の高さ(床から80~100センチくらい)の位置にある窓のことです。

光を取り込んだり、換気をするために使われています。
部屋だけでなく、廊下などにも設置されていることが多いです。

子どもや高齢者が身を乗り出してしまうと危険なので、転落事故を防ぐためにフェンスや手すりなどを取り付けておくこともありますよ。

出窓

デマド

腰高窓くらいの高さにあり、壁よりも外側に突き出した窓のことを出窓と言います。

外に突き出した形状になっているので、外から見てもすぐにわかりますよね。

窓が外側に突き出した状態になっているので、腰高窓より広い景色を楽しむことができますよ。

天窓

天窓

天窓とは、屋根に取り付けられる窓のことです。
北側の部屋や玄関など、外からの光を取り込みたい場所に使われます。

日光が直接降り注ぐので、夏場は熱く感じられることもあるかもしれません。

高窓

高窓

天井近くの高い場所に取り付けられる窓のことを、高窓と言います。

外からの視線を遮り、プライバシーを守りながらも明るさを確保できる窓です。

ハイサイドライトと呼ばれることもあります。

地窓

地窓

床面近くの低い位置に取り付けられる窓を地窓と言います。

高窓と同じで外からの視線を遮ることができる窓です。
低い位置に窓がついているので、ソフトな光が差し込みます。

座って過ごすことの多い和室でよく見かけますね。
ローサイドライトと呼ばれることもあります。

コーナー窓

コーナー窓

コーナー窓とは、部屋の角(コーナー部分)に取り付けられる窓のことです。

コーナー窓には、開閉できないフィックス窓が設置されている場合もあります。

出窓の一部に分類されることもありますよ。

スリット窓

スリット窓

『スリット』とは隙間のことで、縦に細長い窓に取り付けられた窓のことスリット窓と言います。

複数のスリット窓が並んで設置されることが多いです。

細長いスリット窓は室内を覗き込まれる心配が少なく、防犯的な観点から最近注目を集めている窓です。

ひじ掛け窓

ひじ掛け窓の写真

ひじ掛け窓とは、座ったときに肘を置ける高さに設置されている窓のことです。

座って過ごすことの多い和室でよく見かけます。

全開口窓

全開口窓とは、開口部分が非常に大きい窓のことです。
幅いっぱいまで窓を開口できることから、フルオープン窓と呼ばれることもあります。

横幅がかなり広く、高さもあるため開放感は抜群です。

窓を折りたたむタイプと、窓を壁に引き込むタイプがあります。

【イラスト付き】開き方から見る窓の種類と特徴

窓は左右に開く、上下に開くなど、開閉方法によって分類することもできます。

取り付ける場所や、使い方によって適している窓の種類が変わるので、事前に知っておきましょう。

ここからは、開き方による窓の分類をイラスト付きで解説していきます。

FIX窓

フィックス窓のイラスト

フィックス窓とは、開閉することができない窓のことです。

はめ殺し窓と呼ばれることもあります。少し(いや、かなり)物騒な言い方ですよね…。

イラストでは縦長の長方形ですが、横長の長方形や円形など形のバリエーションが豊富です。

開閉しない窓や、景色を楽しむための窓に取り付けられます。

引き違い窓

引き違い窓のイラスト

引き違い窓とは、2枚(またはそれ以上)の窓ガラスが異なるレールの上を左右に動く窓のこと。
ふすまや障子の開き方と同じ構造となっています。

引き違い窓は、左右の開閉具合を細かく調節できるのがメリットです。
ですが、窓が重なってしまうので内側にある窓が掃除しにくくなるというデメリットもあります。

日本の建物ではよく見かけるタイプの窓ですが、世界的には珍しいそうですよ。

上げ下げ窓

上げ下げ窓のイラスト

上げ下げ窓とは、2枚のガラスを上下にスライドして開閉する窓のことです。
引き違い窓を縦に向けたようなイメージですね。

上下ともに開閉できるタイプと、片方のみ開閉できるタイプがあります。

キッチンなどの限られたスペースにも取り付けでき、採光や通風機能も期待できます。

片開き窓

片開き窓のイラスト

片開き窓とは、窓枠の左右どちらかを軸として開閉する窓のことです。

欧米では一般的に使われている窓で、、部屋の内側に開くタイプ(内開き)と部屋の外側に開くタイプ(外開き)があります。

窓をしっかり閉じることができ、気密性が高いのが特徴です。
窓を開くときに網戸をあけなければならならず、虫が入ってくることもあるので気を付けてください。

両開き窓

両開き窓のイラスト

2枚のガラス戸が、左右の窓枠を軸に開閉する両開き窓。

映画などでは、「バンッ!」と大きく窓を開け放つシーンでよく使われていますね。

左右に大きく開くので、開放感を演出できます。
幅やサイズの種類が多く、インテリアのアクセントとして取り付けられることが多いです。

内倒し窓

内倒し窓のイラスト

内倒し窓は、ガラス戸の上部が室内側に倒れるようにして開閉します

トイレや浴室などの換気や採光に使われることが多い窓です。
プライベートな場所にも取り付けできるよう、一定の角度以上で開かなくなる防犯性の高い窓も販売されています。

また、室内側に窓を開くので、隣の家が近い場合や、外に障害物がある場所に取り付けると開閉がしやすいですよ。

外倒し窓

外倒し窓

外倒し窓は、ガラス戸の上部が室外側に倒れるように開閉します

ガラス戸が外に向かって倒れるので、窓のすぐそばに家具が置いてある場所でも開閉が可能です。
内倒し窓と同様、一定以上で窓が開かなくなるストッパー付き窓も販売されています。

一般家庭の窓だけでなく、飲食店の厨房の排煙窓としても使われていますよ。

雨が室内に入ってくる可能性があるので、天気の悪い日は外倒し窓を閉めて置くようにしましょう。

突き出し窓

突き出し窓

突き出し窓は窓枠の上側を軸として、ガラス戸の下部を外側に押し出して開閉する窓のことです。

ガラス戸が屋根代わりになってくれるので、雨が室内に侵入するのを防いでくれます。
開口部分が狭くなるので、通気性はそこまで高くありません。

横すべり出し窓

横すべりだし窓のイラスト

横すべりだし窓は、窓枠の左右にある溝に沿ってガラス戸を外にすべり出して使います

狭いスペースや細長い窓にも設置できるので、人気の高い窓です。

ガラス戸が屋根代わりになるので、雨が室内に入ってくるのを防いでくれますよ。

縦すべり出し窓

縦すべりだし窓のイラスト

縦すべり出し窓は、上下に設置された溝に沿ってガラス戸を押し出す構造をしています。
横すべり出し窓を90度傾けた形ですね。

通気性が良く換気をしたい窓に向いています。
すりガラスを使用すれば、プライバシーを守りつつ室内に風を取り込むことができますよ。

回転窓

回転窓

ガラス戸の中心を軸として、左右または上下に回転して開閉する窓を回転窓と言います。

回転の角度によって通風具合を調整することができるのがメリットです。

窓を回転させることで、室内にいながら室外側の窓も掃除することができます。2階など、外側からの掃除が難しい窓にぴったりですね。

室内外に突き出す形になるので、格子や網戸などを設置できないのがデメリットになります。

ルーバー窓

ルーバー窓のイラスト

ルーバー窓は、ジャロジー窓とも呼ばれ、細長いガラスをブラインドのように少しずつ重なるように並べた形状をしています。

重なり合っている細長いガラスを回転させることで、通風や調光の調節をすることが可能です。

すりガラスにすれば室内を隠しながら風通しを確保できるので、お風呂やトイレの窓に使われています。

オーニング窓

オーニング窓のイラスト

横長のガラス戸が2~4枚ほど並んでいる形状のオーニング窓。
ルーバー窓と同じように、ガラスが回転することで開閉できる窓です。

ルーバー窓とよく似ていますが、オーニング窓にはガラスの1枚1枚にサッシがついています
そのため、ルーバー窓よりも気密性が高いです。

引き込み窓

引き込み窓

引き込み窓は、ガラス戸を横にスライドしたときに、壁の内側にガラス戸を引き込むことができます

見た目がすっきりとしていて、開放感がありますよね。
めいっぱい窓を開けることができるので、庭やベランダに面している窓にぴったりです。

壁にも施工が必要になるため、コストが高い傾向にあります。

ツーアクション窓

ツーアクション窓のイラスト

ハンドル操作によって、縦軸と横軸を起点に2方向に開閉できる窓をツーアクション窓と言います。

  • 通気性をアップさせたいときは片開きにする
  • 外からの視線が気になるときは内倒しで開く

というように、必要に応じて開閉方法を変更できる便利な窓です。

構造が複雑なため、販売されている数が少なく、費用も高くなりやすい傾向があります。

カーテン・ブラインドは窓の種類に合わせて選ぼう!

カーテンやブラインドなど、窓に取り付けるアイテムのことをウインドートリートメントと言います。

ウインドートリートメントはインテリア性を高めてくれるだけでなく、遮光・遮熱・防音など機能面も意識して選ぶことで暮らしを豊かにすることができますよ。

窓の取り付け位置や窓の種類に合わせて、ぴったりのウインドートリートメントを選んでいきましょう。

ここからは、窓の種類別におすすめのウインドートリートメントを紹介します。

「掃き出し窓」におすすめの窓周りアイテム

バーチカルブラインド

面積の大きな掃き出し窓は、取り付ける窓周りアイテムによってお部屋の印象が変わります。
また、掃き出し窓は外に出入りする役割もあるので、開閉しやすい『横開きの窓周りアイテム』がおすすめです。

★掃き出し窓におすすめの窓周りアイテム

  • カーテン
  • バーチカルブラインド

シャーッと開閉できてデザイン・機能も豊富なカーテンは、掃き出し窓にぴったりの窓周りアイテムです。
面積の大きな掃き出し窓は、日差しや外気の影響を受けやすいので、遮光や遮熱など必要に応じて機能を選んでいきましょう。

おしゃれなカーテン おしゃれなカーテン

バーチカルブラインドとは、いわゆる縦型のブラインドです。スタイリッシュな見た目が特徴的ですね。
羽根(ルーバー)の向きを調節することで、真横からの日差しを遮ることができます。
眺望も良いので、マンションの高層階にお住まいの方におすすめです。

「出窓」におすすめの窓周りアイテム

出窓にロールスクリーンとカーテン

出窓にカーテンを取り付ける場合には、『窓に沿ってカーテンを取り付ける方法』と『室内側に取り付ける方法』があります。

★出窓におすすめの窓周りアイテム

  • レースカーテン
  • ドレープカーテン
  • ハニカムスクリーン
  • ロールスクリーン

出窓らしい優雅なインテリアを楽しみたい方は、窓に沿ってレースカーテンを取り付けましょう。
フリルやレースのついた装飾性の高いレースカーテンなら、おしゃれでエレガントな窓辺を演出してくれますよ。

出窓に沿ってカーテンを取り付ける場合は、出窓用のカーテンレールをご準備くださいね!

室内側にカーテンやロールスクリーンを取り付けることで、遮光性や遮熱性を高めることができます。

外からの熱や日差しが気になる場合は、遮熱効果の高いハニカムスクリーンを選びましょう。

おしゃれも楽しみつつ遮熱もしたい場合は、写真のように遮熱ロールスクリーンとカーテンの併用もおすすめですよ。

ロールスクリーン 北欧カーテン

「腰高窓」におすすめの窓周りアイテム

シェードカーテン

面積の小さな腰高窓には、ブラインドやスクリーンなどすっきりしたシルエットの窓周りアイテムが向いています。

★腰高窓におすすめの窓周りアイテム

  • シェードカーテン
  • ロールスクリーン
  • ブラインド
  • カフェカーテン

同じ部屋に掃き出し窓がある場合は、カーテンと同じ生地で作成もできるシェードカーテンがおすすめです。

腰高窓はカーテンレールがついていない場合が多いです。
賃貸などで壁に穴をあけずに窓周りアイテムを取り付けたい場合は、つっぱり式のブラインドやロールスクリーンを取り付けましょう。

「スリット窓」におすすめの窓周りアイテム

細長いスリット窓には、小さい幅でも製作できる窓周りアイテムを選びましょう。

★スリット窓におすすめの窓周りアイテム

  • ロールスクリーン
  • シェードカーテン

当店のロールスクリーンは製作最小幅が20センチとなっており、幅の狭いスリット窓にも取り付けることができます。

つっぱりロールスクリーン

「天窓」「高窓」におすすめの窓周りアイテム

天窓や高窓は手が届かない場所に窓が設置されているので、地上がから操作できる窓周りアイテムが便利です。

★天窓・高窓におすすめの窓周りアイテム

  • ロールスクリーン
  • ブラインド
  • バーチカルブラインド

これらの商品を注文するときはチェーンを長めに注文し、地上からでも操作ができるようにしましょう!
※詳しくは購入する店舗に直接お問い合わせください。

ロールスクリーンやバーチカルブラインドは、重量が軽いので開閉操作がしやすいです。
高い場所に設置されている窓は強い日差しが入ってくるので、遮熱タイプの商品を選びましょう。

費用は掛かってしまいますが、電動で操作できるロールスクリーンも便利ですよ。

まとめ

この記事では、『窓の役割』と『窓の種類』について解説してきました。

窓は光や風を取り込み、外の景色を映す役割をしています。
素敵なデザインの窓は、インテリア性を高めてくれる効果もありますよ。

窓は取り付け場所や開閉方法によって名前が変わります。

取り付ける場所や、どんな目的で窓を取り付けるのかをイメージし、ぴったり合う窓を選んでくださいね!

びっくりカーペットスタッフ

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たおちゃん

この記事を書いたのは…

窓装飾プランナーの資格を取得しました。
コラムを通して、ライフスタイルに合う素敵な住まいづくりをお手伝いします。

可愛い雑貨が大好きで、お店に行くと何時間でも眺めていられるタイプです。笑
車のシート用に座布団サイズのギャッベを購入したので、遠出のドライブに行きたい今日この頃。

シアタールームを作って、ポップコーンを食べながら、大好きなディズニー映画を見るのがひそかな夢です。
憧れのマイシアター、いつか実現したいと思います!

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