お布団やベッドのシーツの洗濯頻度ってどのくらいが最適なんでしょう?
寝具は毎日肌に触れて使うもの。
気持ちよく使えるように、いつでも清潔にしておきたいですよね。
シーツについた汚れは目に見えにくいからこそ、定期的にお手入れして快適な睡眠環境を整えましょう。
この記事では、『シーツの洗濯頻度と洗濯方法』について解説します。
目次
ベッドのシーツを洗濯する頻度
ベッドや布団に敷いているシーツは、週に1回洗濯するのが理想的です。
人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかいていると言われています。
寝ている間にかいた汗や皮脂などの汚れが付着しているベッドシーツは、見た目以上に汚れているものです。
シーツを汚れた状態で放置してしまうとダニやカビが繁殖してしまうこともあるので、定期的に洗濯して清潔に使いましょう。
シーツの洗う頻度は週に1回が目安ですが、季節によって洗う頻度は少し変わります。
汗をかきやすい夏は週に1回以上、汗をかくにくい冬は2週間に1回を目安にシーツを洗濯してください。
また洗濯するときは、洗濯表示によって洗い方を変えるようにしましょう。
シーツの洗濯方法
ここからは、ベッドのシーツを洗濯する方法を解説します。
しっかり乾かしきるためにも、午前中からお洗濯に取り掛かりましょう!
①目に見える汚れを落とす
洗濯する前に目で見えるゴミやホコリを取り除いておきましょう。
シーツの内側の四つ角は、特にホコリがたまりやすいので入念にゴミを取り除いてください。
シーツ表面のゴミは、コロコロ(粘着クリーナー)を使うとゴミが取りやすいですよ。
汚れやシミがひどい場合は、洗剤をつけてもみ洗いしておきましょう。
②洗濯表示を確認する
汚れを落とした後、洗濯をする前にシーツについている洗濯表示を確認しましょう。
洗濯機OK | 手洗いOK | 洗濯不可 |
桶のマーク |
桶と手のマーク |
桶と×のマーク |
出典:消費者庁HP.「洗濯表示(平成 28年12月1日以降)」.
https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/guide/wash_01.html
桶に×のマークが入っているときは洗濯できません。
シーツはほとんどの商品が洗濯できるようになっていますが、万が一洗濯不可の場合はクリーニング店に相談してください。
ポイント①洗濯処理について
洗濯機で洗うときは、洗濯表示に合った洗濯コースを選ぶことも大切です。
洗濯機で洗えるかどうかだけでなく、可能な洗濯処理についても確認しておきましょう。
桶の中に書いてある数字は「液温の上限」を示しています。
桶の下にある横棒は「水流の強さ」を表現しているので併せて確認しておきましょう。横棒が多いほど弱い処理が必要になります。
たとえば、こちら(↑)の洗濯記号は「液温の上限温度は40度、洗濯機で弱い処理ができる」という意味になります。
洗濯表示を守らないと生地の劣化を早めてしまうことがあるので、洗濯表示に適したコースを選んでくださいね。
ポイント①漂白処理について
シーツについたシミや黄ばみを落とすのに漂白剤を使いたい場合は、漂白剤の取り扱い表示も確認しておきましょう。
漂白剤OK | 酸素系漂白剤のみOK | 漂白不可 |
出典:消費者庁HP.「洗濯表示(平成 28年12月1日以降)」.
https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/guide/wash_01.html
三角に×のしるしが入っている場合は漂白剤を使えないので注意してくださいね。
洗濯表示を確認したら、いよいよ洗濯をしていきます。
次の章では、洗濯機で洗う場合と手洗いする場合に分けて説明していきますね。
③-1洗濯機で洗う
洗濯機で洗える場合は、洗濯機に入れてスイッチを押すだけなので簡単です。
シーツを蛇腹折りにして洗濯機に入れて洗います。
洗濯機で洗うと、シーツに遠心力でシーツがねじれたり、他の洗濯物に絡まったりすることで、生地が傷んでしまう可能性があります。
シーツを洗濯機で洗うときは、洗濯ネットに入れて洗いましょう。
洗濯ネットに入れておけば他の洗濯物に絡まることがなくなるので、取り出す作業も楽になりますよ。
③-2手洗いする
洗濯機で洗えない場合は、浴槽を使って踏み洗いするのがおすすめです。
湯船に40度前後のお湯をはり、洗濯用洗剤を指定の容量通りに入れます。
シーツを蛇腹折りにして浴槽につけこみ、足で踏んで押し洗いしていきましょう。汚れが出てきたら浴槽のお湯を排水します。
その後、再度浴槽にお湯をはり、シーツを足で踏んで洗濯液を流してください。
洗剤が残っていると肌荒れの原因になることもあるので、2~3回お湯を入れ替えてしっかりすすぎましょう。
すすぎ終わったら、足で踏んだり、優しく絞ったりして脱水をおこなってください。
④乾かす
※写真はラグをM字に干しているところです。
脱水ができたら、物干し竿に干してシーツを乾かします。
シーツを干すときは、なるべく生地を重ねないようにし、空気の通り道を作りましょう。
そうすることで、シーツを早く乾かすことができます。
物干し竿が2本ある場合は、2本の物干し竿にM字になるようにシーツを干しましょう。
物干し竿が1本の場合は、シーツの間にハンガーを掛けることで生地が重ならないようにすることができますよ。
洗ったシーツをそのままにしておくと雑菌が繁殖してしまうので、できるだけ早く干すようにしましょう。
室内干しでなかなか乾かない場合は、扇風機やエアコンの除湿機能を活用してくださいね。
ポイント①乾燥機を活用する
早く乾かしたいときや、生乾きになってしまったときは乾燥機を活用するのもおすすめです。
乾燥機にかけるまえに、洗濯表示を確認しておきましょう。
高温乾燥処理OK | 低温乾燥処理OK | 乾燥処理不可 |
出典:消費者庁HP.「洗濯表示(平成 28年12月1日以降)」.
https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/guide/wash_01.html
高温乾燥処理ができる場合は、コインランドリーの乾燥機を利用することもできますよ。
コインランドリーで洗濯する方法
洗濯するシーツの枚数が多かったり、洗濯する手間を省くのに便利なのがコインランドリーです。
コインランドリーの洗濯機は容量が大きく、ものによっては1回で2~3枚のシーツを同時に洗うことができます。
他の洗濯物もまとめて洗えるので、家事の時間と手間を大幅に節約できますよ。
コインランドリーでの洗濯方法は、ご自宅での洗濯方法と同じです。
ご自宅で目視できる汚れを落とし、洗濯表示を確認した後コインランドリーに持って行って洗濯しましょう。
また、コインランドリーの乾燥機は温度が高いのでダニ退治効果も期待できます。
生乾きの心配もないので梅雨時期でも気兼ねなく洗濯できますね。
お金を節約するために、自宅でシーツを洗濯し、乾燥だけコインランドリーを活用する方も多いみたいですよ。
シーツを清潔に保つポイント
ここからは、シーツを清潔に使い続けるためのポイントを解説します。
朝起きたら布団を整える
人は寝ている間にたくさんの汗をかいています。
敷布団を敷きっぱなしにしたり、ベッドに掛け布団をかけたままにしていると、湿気がこもって菌が繁殖する原因に…。
朝起きたら敷布団は畳んでおくようにしましょう。
またベッドの場合は、掛け布団を外しておくとシーツに湿気がこもりにくくなりますよ。
除湿シートを敷く
布団の湿気対策には除湿シートがおすすめです。
シーツやマットレスの間に敷いておけば、寝汗の湿気を吸収してくれます。
洗濯機で洗えるタイプなら、いつでも清潔に使えますね。
吸湿センサー付きの除湿シートなら、お手入れのタイミングもわかりやすくで便利ですよ。
洗い替えを用意しておく
- 他の洗濯物が多くてシーツを洗えない
- 雨が続いててシーツを干せない
などなど、シーツを洗濯したくともできないことってありますよね。
そんなとき、洗い替え用のシーツを1~2枚準備しておくと便利です。
お天気の良いとき、タイミングが合うときに洗濯できるので心にゆとりを持つことができますよ。
洗い替え用に!着脱楽々♪伸びるシーツ
シーツの取り換えが面倒くさい!と言う方におすすめの着脱しやすいベッドシーツ『アリゴ』。
縦にも横にも伸縮しやすいくピタッと簡単に装着できます。サッと装着できて家事の時短になりそうですね。
シングルサイズからファミリーサイズまで、豊富なサイズ展開をご用意しております。
まとめ
この記事では、『シーツの洗濯頻度と洗濯方法』について解説してきました。
ベッドや布団のシーツは、汗や皮脂によって見た目以上に汚れています。
シーツは週に1回を目安に洗濯をして、清潔に使えるようにしましょう。
シーツを洗濯するときは、洗濯表示の指示に従って洗濯をしてくださいね。
きれいなシーツだと気持ちが良いですし、シーツを長持ちさせることができますよ。
洗い替え用のシーツを用意して、いつでも洗えるようにしておきましょう!