「布団カバーってどのくらいの頻度で洗ったらいいの?」と悩んでいませんか?
布団カバーは汗や皮脂などが付着しているため、そのままにしているとダニやカビが繁殖してしまいます。定期的に洗濯して清潔に使えるようにしましょう。
この記事では『布団カバーの洗濯頻度』と『布団カバーの洗濯方法』について解説します。
目次
布団カバーの洗濯頻度
年間を通して数回程度しか洗わないという人もいるかもしれませんが、布団カバーの洗濯頻度は週に1回が理想です。
季節や体質にもよりますが、人は寝ている間にコップ1杯の汗をかいています。
見た目ではわかりませんが、寝汗や皮脂は布団カバーに吸収されるため想像以上に汚れているんです。
洗濯をせずに使い続けると雑菌が繁殖し、ダニやカビの温床になってしまいます。
寒い冬でも寝汗はかいているので、年中通して週1回の洗濯を目標にしましょう。
布団カバーの洗濯方法とポイント
ここからは、布団カバーを洗濯する方法とポイントについて解説します。
5ステップでできるので、ぜひご家庭でチャレンジしてみてくださいね。
①洗濯絵表示を確認
お手入れを始める前に、まずは布団カバーの洗濯絵表示を確認しましょう。
桶のマークは洗濯処理方法について示されています。
洗濯機OK | 手洗いOK | 水洗い不可 |
桶のマーク |
桶と手のマーク |
桶と×のマーク |
出典:消費者庁HP.「洗濯表示(平成 28年12月1日以降)」.
https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/guide/wash_01.html
布団カバーはほとんどが、「洗濯機OK」か「手洗いOK」になっています。
もし「水洗い不可」のマークが書かれている場合はクリーニング店に相談してください。
【ポイント】漂白剤の表示もチェック
布団カバーが黄ばんでしまっているときに便利なのが漂白剤です。
染みついた汗や皮脂もしっかり洗浄することができます。
漂白剤を使用するときは、洗濯絵表示の漂白剤取り扱いのマークを確認しておきましょう。
漂白剤は三角のマークです。
漂白剤OK | 酸素系漂白剤OK | 漂白不可 |
出典:消費者庁HP.「洗濯表示(平成 28年12月1日以降)」.
https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/guide/wash_01.html
三角に×がついている場合は漂白剤が使えないので注意してください。
②布団カバーについたゴミを取る
洗濯絵表示を確認したら、いよいよお手入れ開始です。
洗濯をする前に、布団カバーについたゴミやホコリを手で取り除きましょう。
コロコロを使うと、衣類の繊維や髪の毛など手で取りにくいゴミも取り除くことができます。
内側の四隅はゴミがたまりやすいので、入念にゴミを取り除いてくださいね。
③蛇腹に折りたたむ
布団カバーのごみを取り除いたら、布団カバーを蛇腹に折りたたみましょう。
蛇腹折りにすると、汚れ落ちのムラが少なくすみます。
絡まりにくくなるので、シワも少なくすみますよ。
【ポイント】ファスナーは閉じておく
布団カバーのチャックを開きっぱなしにしていると、中に他の洗濯物やゴミが入ってしまうことがあります。
ゴミが入ると取り出しにくいですし、他の洗濯物が入ってしまうと、生地が伸びて傷んでしまうことがあるのでチャックは閉じておきましょう。
裏返してファスナーを閉じておくと、内側の汚れもきれいにできておすすめですよ。
④洗濯ネットに入れて洗う
布団カバーのゴミを取り除けたら、ほど良い大きさに畳んで洗濯機で洗います。
布団カバーは面積が大きいので、シワができると取るのが大変です。
シワにならないよう、洗濯機で洗うときは洗濯ネットに入れて洗いましょう。大きめのネットに入れるのがおすすめです。
洗濯ネットに入れておくことで、シワになりにくく生地が傷むのを防いでくれます。
他の洗濯物に絡まる心配もないので、洗濯後もササッと取り出すことができますよ。
洗濯ネットがない場合は、他の洗濯物に絡まらないよう布団カバーだけで洗濯をおこなってください。
【ポイント】洗濯コースについて
シーツを洗濯するとなると、洗濯コースも悩みどころですよね。
シーツはサイズが大きいので、たっぷりの水で洗える「大物洗い」コースがおすすめです。
洗濯表示に書いてある洗濯の液温も守ってくださいね。
またデリケートな素材の場合は、「手洗い」「おうちクリーニング」など生地に優しい洗濯コースを選びましょう。
⑤洗濯カバーを干す
洗濯が終われば、布団カバーを干していきます。
日当たりが良く、風通しの良い場所に干して乾かしましょう。
布団カバーが生乾きだと、雑菌が繁殖しニオイの原因になります。
できれば午前中のうちから洗濯をして、布団カバーをしっかり乾燥させてくださいね。
【ポイント】早く乾かすコツ
シーツを干すときは、生地が重なり合わないようにし、空気の通り道を作ることが大切です。
洗濯竿が2本あるときは、2本にシーツを掛けM字になるように干しましょう。
洗濯竿が1本しか使えない場合は、シーツを干した竿にハンガーを掛けてる方法がおすすめです。
布団カバーはコインランドリーで洗濯できる?
雨の続く日や、洗濯する布団カバーの枚数が多いときは、コインランドリーを活用しましょう。
コインランドリーにもよりますが、およそ1000円程度で洗濯から乾燥までおこなえます。
洗濯機洗いができる布団カバーなら、コインランドリーでも洗濯ができます。
複数枚の布団カバーを同時に洗濯できるので、季節の変わり目にまとめて洗いたいときに便利ですよ。
コインランドリーを活用するときは、洗濯表示の乾燥機についての表記を確認しましょう。
↑このように、中に点が2つ書いてある場合は、乾燥機OKです。
費用が気になる場合は、乾燥のみコインランドリーを活用するのもおすすめですよ。
お手入れしやすい両サイドファスナー布団カバー!
ここからは、当店おすすめの両サイドファスナーの布団カバーを紹介します。
両面がファスナーになっているので布団カバーの着脱がとっても簡単に♪
まず両面についているファスナーを開き、スポッと真ん中まで布団カバーを通します。
両端まで広げれば、あっという間に取付完了です♪
楽に取り付けできるので、家事の時短にもなりそうですね。
着脱簡単布団カバー!ベーシックデザインが好きな方におすすめのシンプル無地。
『ソル ブラウン』
カチオン染めで環境に優しい!便利ファスナーで、めんどくさい布団カバーの付け替えがらくらく&時短に。
面倒な付け替えがらくらく!カジュアルなストライプ柄でマリンテイストにもぴったり◎
『ボードン ネイビー』
洗濯機OK&便利ファスナーで、めんどくさい布団カバーの付け替えがらくらく&時短に!
布団カバー以外の寝具もしっかり洗濯を!
シーツや枕カバーなど、布団カバー以外の寝具も同じように汚れが溜まっています。
特に注意が必要なのが、頭皮や汗が染み込みやすい枕カバー。
枕カバーを洗わないまま使っていると雑菌が繁殖し、ニキビなどの肌トラブルに繋がることもあります。
週に1~2回は洗濯をして、いつでも清潔に使えるようにしましょう。
洗い替え用の枕カバーを準備したり、カバーの上にタオルを敷いて敷き替えるようにすると洗濯が楽になりますよ。
ベッドシーツは1週間に1回の洗濯が目安になるので、布団カバーとまとめて洗濯するのがおすすめです。
コインランドリーを活用すれば、一気にお洗濯を完了できますよ。
ベッドのシーツを洗濯する方法については、こちらの記事をご覧ください。
まとめ
この記事では、『布団カバーの洗濯頻度』と『布団カバーの洗濯方法』について解説してきました
人は寝ている間にコップ一杯の汗をかいています。
シーツは寝ている間にかいた汗を吸収するので汚れやすいです。
ダニやカビが繁殖しないよう週に1回は洗濯をして、ラグを清潔に保ちましょう。
洗濯するときは洗濯絵表示を確認し、指示通りに洗濯します。
生地を傷めないよう、洗濯ネットに入れて洗ってくださいね。