
こしまど
High waisted window
腰高窓
腰窓とは、床から窓の下枠まで約80㎝~100㎝ほどの高さにある窓のことを指します。
大人が立った時、ちょうど腰の高さに窓の下枠がくることから、腰高窓と呼ばれることもあります。
腰窓と似た窓に、肘掛窓と呼ばれる窓があります。
こちらは日本家屋に見られる窓で、大人が畳の上に座ってちょうど肘を掛けられる位置に窓の下枠がくる窓のことです。
腰窓は、掃出し窓より窓枠が小さく、外気が屋内に入ってきにくいので冷暖房効率の良い窓です。
また、窓枠が小さく窓の下に荷物や棚を置くスペースがあるため、そこに本棚やテーブルを置くことができます。
窓の側に物が置かれていると、外から人が侵入しにくいので、腰窓は防犯面でも優れています。
日本以外の西欧住宅では、腰窓を外部の景観を眺めることができるピクチャーウィンドーとして使われることがあります。