長時間床に座ってこたつを使っていると、だんだん腰が痛くなったり、背もたれにもたれたくなったりしますよね。
こたつに椅子を組み合わせて使えたら素敵ですよね。
でも、こたつに合う椅子って探すのが難しい!!
ふかふかの座り心地の良い椅子やソファーだと、厚みが出て足がヒーターにぶつかってしまいますし…。(地味に痛いですよね。)
逆に、低いこたつ椅子に限定するとデザインや性能が限られてしまいます。
そこで今回は、こたつと椅子を組み合わせて使うためのポイントと、こたつと椅子の組み合わせ方についてご紹介いたします。
目次
【こたつ×椅子】ベストな組み合わせは?
ここからは、こたつと椅子の組み合わせを紹介していきます。
こたつの高さによっても組み合わせ方は変わるので、40㎝を基準に高さを分類しています。
ぜひ、ご自宅のレイアウトの参考にしてくださいね。
こたつ×ソファー
ソファーとこたつを組み合わせて使うと気持ちよさそうですね。
長時間座っていてもつらくないですし、ソファーに座りながらぬくぬくと暖を取る。まさに至福のひと時ですね。
ソファーもこたつも物によって高さが変わってしまうので、併用する場合は、こたつのヒータに足が当たらないかなど高さに気をつけましょう。
こたつ、ソファー両方のサイズを測って足が余裕をもって入れられるかチェックしてみましょう。
ソファーは比較的座面が高いので、40㎝以上のこたつと組み合わせることをおすすめします。
①こたつ×フロアソファー
足全体をこたつに入れたい場合は、座面が低いフロアソファーがおすすめです。
ソファーというより大きい座椅子をイメージするとわかりやすいかもしれません。
床に座る感覚で座ることができるので、こたつと併用しても違和感がないのが特徴です。
ローソファーは寄りかかることもできるので、こたつに入ってゴロンと寝転ぶこともできます。
こたつをフロアソファーで囲んでしまえば、ゆったりしすぎて出られなくなってしまいそうですね。
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②ハイこたつ×ソファー
ハイタイプのこたつは椅子やソファーとも組み合わせて使いやすいタイプとなっています。ゆとりをもってこたつに足を入れることができます。
もしハイこたつを検討されている場合は、椅子やこたつ布団が一緒についたセットでの購入がおすすめです。
「サイズが違っていた!」「こたつ布団が短くて暖が取れない!」という心配もなく、快適に過ごすことができますよ。
こちらのテーブルは、ペダルを踏むことで高さを59~71cmまで自由に変えることができます。
座椅子からソファまで幅広い椅子に合わせやすくておすすめですよ。
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座椅子と組み合わせる
ソファーだと幅を取るな…と悩んでいる方は、座椅子とこたつを組み合わせましょう!
和室など普段から床に座って過ごすことが多い方や、冬場だけこたつを使用する方におすすめです。
座椅子はソファーよりも場所を取らず、持ち運びしやすいというメリットがあります。
リクライニング機能が付いた座椅子なら、背を伸ばしてのびのびとくつろぐこともできますよ。
①40㎝以下のこたつ×座椅子
高さ40㎝以下のこたつに座椅子を使うのであれば、15㎝以下の低めの座椅子を使うようにしましょう。
足の出し入れが楽になりますよ。
②40㎝以上のこたつ×座椅子
高さ40㎝以上のこたつなら、多少厚みのある座椅子にも座ることができます。
リクライニング式の座椅子なら、こたつで寝転びたいときにもマット代わりになりますよ。
マットとして下に敷くときには、衣類がヒーター部分と接触しないよう気を付けてくださいね。

「椅子が高くて足が入りにくい」を回避する3つのポイント
こたつで使う座椅子を購入したのに、いざ使ってみると座椅子とこたつの隙間がほとんどなく困ったことはありませんか?
座椅子とこたつの高さが合わないと「こたつに足が入りにくい」「足が窮屈で使いづらい」など何かと不便になってしまいますよね。
ここでは、「こたつと座椅子の高さが合わない」「椅子が高くて足が入りにくい」というトラブルを回避するためのポイントを3つご紹介いたします。
ポイント①座椅子とこたつの隙間は25㎝以上
座椅子を使ってこたつに入るときも、足をゆったり伸ばせるようにしたいですよね。
高さのあるこたつを使う、低いローソファーを使うなど、座椅子と天板までの隙間を広めに作るようにしましょう。
座椅子とこたつの隙間は25㎝以上開けると足の出し入れもスムーズにしやすいです。
細身の女性やお子様であれば20㎝以上でも大丈夫だと思います。
上記の数字はあくまで目安であり、適切な隙間は体格によって違います。
ご自宅に高さを調節できる椅子があれば、膝をゆったり伸ばせる椅子と机の距離を計測することをお勧めします。
ポイント②フラットカーボンヒーターで足元広く
同じ高さの机とこたつの一番の違いは、ヒーターの有無です。
机の場合だと問題なく使える高さであっても、こたつだとヒーターが足に当たってしまう可能性があります。
ヒーターが足に当たっていると窮屈で寛げないですし、ヒーターと衣類が接触することで発火につながる危険性もあります。
座椅子を使っても足元にゆとりを持たせたい場合は、フラットカーボンヒーターなど超薄型ヒーターのこたつを使うようにしましょう。
フラットカーボンヒーターは、ホットカーペットが天板に張り付いたような形状でこたつ内を均一に暖めてくれます。
「ヒーターが近くて足が熱い!」という事もなくお使いいただけるので、座椅子・ソファーとこたつを併用したい人には特におすすめです。
ポイント③こたつに継ぎ脚を装着する
座椅子が高くてこたつと合わない!あと数センチこたつが高ければ…とお悩みの場合はこたつに「継ぎ足」するという方法があります。
継ぎ脚はこたつの脚を高くすることができるアイテムです。
こたつの脚先に小さな脚を取り付けることで、天板の位置を数センチUPさせることができます。
ネット通販や100均、ホームセンターで購入できるので、ぜひ活用してみてください。
また、継ぎ脚付きで高さ調節できるこたつもあります。


継ぎ脚は簡単に付け外しができるので、高さ調節がしやすいです。
季節や気分によってソファーにも地面にも両方座って使いたいという方は、継ぎ脚付きのこたつを選ぶようにしましょう。
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こたつ脚の継ぎ足し方法についてはコチラの記事も参考にしてください
こたつで椅子を使うときの注意点
座椅子を使うと立ち座りしやすいなどのメリットもありますが、使用する際には注意すべきこともあります。
こたつで椅子を使うと、高さが出るため足とヒーター部分との距離が近くなります。
こたつの掛け布団を巻き込んだ状態でこたつを使用すると、ヒーター部分とこたつ布団が接触し発火や火災につながる危険性があります。
こたつを使用するときは、こたつ布団がこたつ卓内に入り込まないよう気を付けてご使用ください。
【番外編】こたつに椅子以外のものを組み合わせる方法
- 背もたれが欲しい!
- 座っていても腰が痛くないようにしたい!など
目的があってこたつに椅子を併用したい方は、椅子やソファーではなくクッションやラグで代用することもできます。
この方法は和室などでソファーを置きたくないときにも使えます。
ソファーや座椅子を購入するよりも手軽なので、一人暮らしの方にもおすすめです。
①背もたれが欲しい
こたつに入ってテレビを見ていると、寄りかかれる椅子が恋しくなりませんか?
座椅子やソファーがないと背筋を伸ばしてないといけないので、だんだん疲れてきてしまいますよね。
そんな時は、座椅子の代わりに大きいクッションや、ビーズクッションを使ってみましょう。
クッションならこたつと高さが揃うので、部屋に統一感が生まれます。
また、柄物やお洒落なデザインも多いのでコーディネートを崩すことなく取り入れることができますよ。
②座るとお尻が痛い
地面に座ってこたつを使いたいけれど、座っているとだんだん腰が痛くなる…と、腰への負担が心配な方は、座り心地の良いラグを敷きましょう。
チェアマットやラグは薄型なので、背の低いこたつとも安心して組み合わせられます。
床がフローリングの場合はお尻が冷えてしまいやすいので、クッション性に優れた厚みのあるラグが特におすすめです。
ウレタン入りラグやマイクロファイバーラグなどふかふかのラグを敷くと、座った時だけでなく寝転んだ時も気持ちが良いですよ。
ラグを選ぶときには、熱に強いホットカーペット・床暖房OKのラグを選ぶようにしましょう。
- こたつに座る:こたつの長さ+100㎝
- 寝転んで使う:こたつの長さ+150㎝のサイズを目安にしてくださいね。
必要な部分に座布団を敷く方法もあります。
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まとめ
今回は、こたつと椅子を組み合わせて使うためのポイントと、こたつと椅子の組み合わせ方について紹介してきました。
フラットカーボンヒーターなど薄型ヒーターのこたつは、足がヒーターに当たるのを防いでくれます。
座椅子とこたつは25㎝以上隙間を開けるようにしましょう。
こたつが低いと感じるときは、継ぎ脚をすると脚の長さを数センチUPできますよ。
こたつと椅子を組み合わせて使うときは、こたつ布団がヒーターに接触すると危険なので、こたつ布団がこたつ卓内に入り込まないよう気を付けてください。
足元ぬくぬく×クッション性の相乗効果で、ほっこりできること間違いなしの【こたつ×椅子】の組み合わせ!
今回ご紹介した【こたつ×椅子】の組み合わせを参考に、快適こたつライフをお過ごしください。