「今使っているこたつが低い・・・」とお悩みではありませんか。
こたつの中が狭いと、窮屈で過ごしにくいですよね。
足を出し入れするときや寝返りするときに、こたつの天板にゴツンとすねをぶつけてじんわり涙(+声にならない悲鳴)・・・という苦い経験をしたのも、きっと1度や2度ではないと思います。
あと数㎝高さがあれば、スペースに余裕がうまれてゆったり過ごせそうですよね。
また、座卓だと足が痛いから「思い切ってダイニングテーブルくらいの高さにしたい!」と大規模リニューアルを検討している人もいるでしょう。
この記事ではそんなあなたに!
『こたつの高さをUPさせる!3つの継ぎ足し方法』をご紹介していきます。
目次
こたつの高さがUPすると、こんなに快適!
こたつの中が狭くて、しょっちゅう足をぶつけてしまう。
そんなときには、こたつの脚に工夫を凝らしてみませんか?
天板の位置が高くなると、ゆったり快適に過ごせるようになりますよ。
まずはこたつの高さがUPしたときのメリットを考えてみましょう。
メリット①「痛っ」が減って、出し入れスムーズ
こたつを長く愛用していると、きっと誰もが一度は経験するつらい出来事。
そう、それは「スネの負傷」です。
私も何度かやってしまったことがあるのですが、あまりに痛いと声すら出せないですよね。涙
そんなわけで、こたつに足を出し入れするときってちょっと慎重になってしまうのです。
だけど!1日に何度もする動作なのに、そのたびに気を使わなくちゃいけないなんて面倒だし、いくら心がけててもぶつけるときはぶつけます。
こたつの脚を継ぎ足して長くし、このお悩みを解消しましょう。
天板の位置が数㎝高くなるだけで、足の出し入れが格段にスムーズになりますよ。
メリット② 寝返りだって楽ちん
こたつの醍醐味って、ごろんと横になってくつろげることですよね。
中はあったかいし、布団はふわふわだし。
至福のひとときを感じる瞬間だと思います。
だけど、寝返りをうつときは身体がひっかかり、思うようにできないってことはありませんか?
そんなときも、こたつの脚が長いと便利です。
中の空間が広いので、寝返りがスムーズ!うとうと心地よい時間を満喫できますよ。
メリット③ 座椅子を使用してもゆとりができる
こたつで食事をしたり、勉強したり、テレビを見たり。
こたつに入って30分、1時間、2時間と長い時間を過ごすという人も多いでしょう。
ずっと座っているとお尻が痛いし、床からの冷気を感じることもありますよね。
こたつを長時間使用するときは、厚みのある座椅子やクッション(座布団)を併用するのがおすすめです。
だけど、お尻がフカフカになる分、中が窮屈になってしまうというデメリットは否めません。
座椅子やクッションを使いつつ、広々使いたいな~という人は脚の継ぎ足しを検討してみましょう。
こたつ脚の継ぎ足し方法3選!ゆとりプラスで広々過ごそう
ここからは、こたつ脚を継ぎ足す(長くする)方法を3つご紹介していきますね。
例えば必要な長さが10㎝未満なら、市販のアイディアグッズで比較的簡単に高さを出せます。
もし20㎝・30㎝プラスするような大規模リノベーションに挑戦したいなら、継ぎ足しではなくこたつの脚を丸ごと交換することを検討してみましょう。
方法① 『こたつの継ぎ足』を活用する
- あと5㎝、こたつを高くしたい。
- 安く手軽な方法で調整したい。
そんなときには「こたつの継ぎ足」の活用がおすすめ!
こちらはキャップのような形状をしているアイテムで、こたつ脚の先端にカポッとはめ込めば天板の位置が高くなる仕組みになっています。
これならDIY初心者でも簡単に高さを調整することができますね。
こたつの継ぎ足は、ホームセンター(ニトリ、コーナン、カインズ)やネット通販(アマゾン)、100均(ダイソー・セリア)などで販売しています。
商品によっては二つ重ねて使用できるタイプもあり、継ぎ足が一段では高さが足りないなと思ったら買い足して二段にするなどのアレンジもOK!です。
黒・白・茶色などオーソドックスなカラーはバリエーションが豊富なので、こたつに合わせて馴染みやすい色を選びましょう。(逆に全然違う色を合わせてもおしゃれかも。)
また、継ぎ足を購入する際にはサイズミスにご注意ください。
自宅のこたつ脚の寸法を正確にはかり、サイズに対応していることを必ず確認しましょう。
方法② DIY(自作)で脚をチェンジする
座卓のこたつを、ダイニングテーブルのこたつにチェンジしたいなと思っていませんか。
椅子やソファに座って使用できたら、脚がしびれる心配もなく楽に過ごせますよね。
ですが、残念ながら先ほどご紹介した「継ぎ足」では、ここまでのリノベーションは難しいでしょう。
というのも、座卓タイプの高さは約40㎝前後であるのに対し、ダイニングタイプの高さは約80㎝前後にも及ぶからです。
おおよそ2倍の長さが必要になるわけで、これを継ぎ足しで調整するとなると、ちょっと無理がありますね。
じゃあ、どうしたらいいのか?ということですが・・・
いっそのこと脚を丸ごと取り外してしまい(あるいは切断しても)新しいものに交換してみてはいかがでしょう。
このように↓天板と脚をネジで固定しているタイプなら、分解するのも簡単です。
DIY用の長いテーブル脚は取り付け金具とセットで販売されているので、上手に活用するといいですね。
なお天板に新たな穴を開ける場所があるか、穴を開けられそうな素材かは事前に確認しておく必要があるでしょう。
お気に入りの天板はそのままに、好みの高さにアレンジできるのはうれしいですよね。
DIYが得意な方は、是非この方法を検討してみましょう。
方法③ 高さ調節ができるこたつを購入する
今あるこたつを活用して脚の長さを出したいと考えている人にとっては余談になってしまうのですが・・・。
もし、買い替えも含めて検討しているなら脚の長さを調節できるこたつがイチオシです。
当店でもいくつか取り扱いがあるタイプなのですが、こんな風にはじめから継ぎ足できる設計になっているんです。
高さ調整できるのは10㎝未満が一般的ですが、中にはこんなにダイナミックな変身を遂げるこたつもあります。
座卓としてはもちろん、ソファと組み合わせて使いたいときにも便利!
外した脚は天板の裏に収納できる親切設計だと、紛失することもありません。
「こたつの高さが合わないけど、市販の継ぎ足だとデザイン的にちょっと・・・」と躊躇してしまう人は、高さ調節OKなこたつへの買い替えも検討してみましょう。
◇当店おすすめ!高さ調節OKのこたつ
オールシーズンお洒落に使える!一人暮らしサイズのこたつテーブル
『チェイス ブラウン 約75x60x37cm』
ヴィンテージテイスト好きにオススメ!コンパクトで使いやすいこたつテーブル。
天板のストライプがおしゃれ!高さが調節できるこたつテーブル
『ライド 約150cmx85cmx36cm』
足継ぎで高さ調節できる!中央に入った象眼模様のラインがワンポイントのこたつテーブル
こたつ脚を継ぎ足すときの3つの注意点
こたつ脚を継ぎ足すとき、注意しておきたいことを3つご紹介します。
注意点① 高くし過ぎてもツライ
こたつの脚を長くすると、空間にゆとりが生まれるのでのびのび使用できます。
ですが、高ければ高いほどいいというわけではありません。
天板の位置を必要以上に高くするとこたつで食事や作業をするときに不自然な姿勢になり、かえって過ごしにくくなる可能性もあります。
はじめから5㎝も10㎝も継ぎ足そうとするのは考え物かもしれませんね。
様子を見ながらちょっとずつ、ほどよい高さを探ってみることをおすすめします。
注意点② 継ぎ足しすぎるとグラグラして危険
こたつの高さ調節に便利な「継ぎ足」ですが、商品によっては二つ重ねられるタイプもあります。
継ぎ足同士を簡単に連結できる設計になので、たとえば「2㎝だとまだ高さが足りないし、二段重ねにして4㎝にしよう!」という使い方もできるんです。
仕組み的には3段4段とエンドレスに積み重ねていけるわけなのですが、通常は1段か2段の使用が適切です。
無理に使用するとぐらつきや転倒の原因になることがあるので、継ぎ足を使用する際には説明書に記載されてている内容を必ず守るようにしましょう。
注意点③ 掛け布団やコードの長さは大丈夫?
こたつの継ぎ足をすると、足りなくなるのが掛け布団やコードの長さです。
意外と見落としてしまいがちなところなので、よく確認するようにしましょう。
天板を高くしてから「布団と床面に隙間ができた」とか「延長コードがないと届かない」ことが発覚すると慌てることになるので、事前に準備しておくことが大切です。
まとめ
こたつの脚を継ぎ足す方法には、いくつかの方法があります。
最もオーソドックスなのは「継ぎ足」を購入して天板の位置を高くするというやり方です。
継ぎ足はホームセンターや100均で販売しているので、こたつの脚のサイズや形状にフィットするものを探しましょう。
なお継ぎ足はサイズ選びが重要なので、事前に寸法をはかっておくことをお忘れなく。
これから新しく購入する予定の人は、はじめから継ぎ足できるこたつがおすすめです。
さらに天板裏に収納スペースがあるものなら、外した脚を紛失するようなこともなく便利です。
是非ご検討ください。