家でキャスター付きの椅子を使うと、「床に傷がつかないか」気になってしまうと思います。
畳やラグの上だと思うようにキャスターが動かず、思わず「イラっ」としてしまうこともあるのではないでしょうか?
私も在宅勤務をしたことがありますが、椅子を動かすと分厚いラグがキャスターに引っかかってしまいとってもストレスでした。
最近は在宅勤務の方も増えてきているので、家での仕事環境も快適になるよう整えたいですよね。
心地よく仕事に励むために、机の下にチェアマットを敷いてみませんか?
チェアマットは、椅子や机から床を守ってくれるだけでなく、キャスターをスムーズに動かせるようにするなど様々な役割を持っています。
この記事ではチェアマットのメリット&デメリットと、失敗しないチェアマット選び方のポイントについて解説していきます。
目次
チェアマットのメリット&デメリット
チェアマットと聞くと「椅子の下に敷くのは知ってるけど、正直敷く意味ってあるの?」と疑問に思っている人もいるかもしれません。
ここでは、チェアマットを敷くことのメリットデメリットを解説していきます。
チェアマットのメリット
チェアマットを敷くメリットは以下の4つです。
★チェアマットを使うメリット★
- 床の傷や汚れ防止
- 椅子による音の軽減
- キャスター移動がスムーズ
床を守ってくれることは、チェアマットを敷く一番の目的と言っても良いでしょう。
チェアマットを敷くことで、キャスターによる傷や汚れから床を守ってくれます。
在宅用の仕事机はもちろん、お子様の学習机の下に敷くのもおすすめです。
キャスター付き椅子の“ゴロゴロ音”って意外と大きいんですよね。
特に集合住宅だと階下の人に気を遣っている方も多いのではないでしょうか?
チェアマットがクッション代わりになるため、ある程度の音を防ぐことができますよ。
チェアマットのデメリット
チェアマットのデメリットは以下の3つです。
★チェアマットを使うデメリット★
- 吸着タイプのフロアタイルだと
床材(畳など)によっては使えない - ズレやすい
- (プラスチック系だと)足が冷たい
- 見た目がダサい
小さいチェアマットを選んでしまい、椅子と一緒にマットもめくれ上がってしまった!など
床材によっては使えない、ズレやすいといったデメリットの原因は、チェアマット選びにあります。
チェアマットの選び方については次の章で詳しく解説していきますので、失敗しない選び方をマスターしてくださいね。
見た目がダサい…。
個人の感覚も強い部分だと思いますが、インテリアにこだわりたい方にとっては悩ましい問題ですよね。
チェアマットと言えば真っ黒や透明の地味なイメージがありますが、最近はデザイン性に富んだおしゃれなチェアマットも増えてきています。
↓当店でもおしゃれなチェアマットをたくさんご用意しておりますので、是非参考にしてくださいね。
失敗しない!チェアマット選びのポイント4つ
先ほども説明したように、チェアマットは選び方を失敗してしまうと使いづらくなってしまうことがあります。
選び方のポイントをしっかり覚えて、仕事デスクにぴったり合ったチェアマットを探してみてくださいね。
ポイント①サイズ
サイズはチェアマット選びで特に重要です。
チェアマットのサイズにゆとりがあれば、椅子の出し入れをスムーズに行いやすいです。
サイズに迷ったときは大きい方を選ぶようにしましょう。
机やいすの大きさ、どのようにチェアマットを敷くのかでサイズを決めていきましょう。
チェアマットは幅120㎝×奥行90㎝が一般的なサイズです。
以下のようなコンパクトな仕事デスクにおすすめのサイズです。
- 脚の大きさが直径70㎝以下の椅子
- 事務椅子などコンパクトなサイズの椅子
- ディスプレイが1-2台のシンプルなデスク
- 椅子周辺だけをカバーできるチェアマットが良い
机といす全体をカバーできるマットが欲しい場合や、大型のゲーミングチェア・ディスプレイが3台おける幅広デスクなど、デスクの面積が広い場合は大きいサイズのマットを探しましょう。
幅130cm×奥行160cm程度の大判サイズなら、大きなチェアにも使いやすいですよ。
デスクの下にも敷いて床材が傷まないようにしたいという方も大きいサイズがおすすめです。
床全体をカバーできるカーペットを敷くのも良いでしょう。
ポイント②形
チェアマットの形は、長方形かT字が一般的です。
長方形
長方形(スクエア型)のチェアマットは用途に合わせて縦横の向きを自由に変えられます。
デスク内もカバーするならデスクに垂直に、幅広のデスクで左右に動く場合はデスクに水平に敷き込みましょう。
大きいサイズなら、デスク全体に敷き込むこともできますよ。
長方形は種類が豊富なので、デザインや厚みなどにこだわって選びたい方におすすめです。
T字型
T字型のチェアマットは、デスクの脚を避けて敷き込めるのがメリット。
椅子が動く最小限のスペースに敷きたい場合はT字のチェアマットを選びましょう。
T字型はデスクを持ち上げなくても敷くことができるので、一人暮らしの方でも気兼ねなく使うことができます。
チェアマットだけを移動することもでき、デスクやチェアマットの裏面も掃除しやすいです。
ポイント③素材
ホットカーペットは素材によっても使い心地が変わります。
使い心地や、足元の踏み心地重視の方はチェアマットの素材にもこだわりましょう。
チェアマットに主に使われる素材は、PVC、ポリカーボネート、EVA、そしてカーペットの4つです。
チェアマットの素材選びについてはこちらの記事でも詳しく紹介しているので、気になる方はご覧ください。
PVC
チェアマットの定番素材!
手頃な価格で、デザインやサイズの種類も豊富です。
購入してすぐの頃には特有のニオイがすることがありますが、使用しているうちに消えていきます。
ポリカーボネート
ポリカーボネートは、耐久性が高いのが特徴です。
重たいゲーミングチェアでも安心してお使いいただけます。
その分、PVCなどの他の素材に比べると値段が高くなりやすいです。
EVA
薄くしなやかなEVA素材。
比較的リーズナブルな価格で購入できるのも嬉しいポイント。
その分、他の素材に比べて耐久性はやや劣ります。
カーペット素材
『足の冷え』が気になる方におすすめなのが、カーペット素材のチェアマット。
毛足がクッションとなり、床の冷えを遮断するのはもちろん、踏み心地も良くなりますよ。
カーペットの素材には、ポリエステル、ポリプロピレン、ナイロンなどがあります。
椅子の下に使うなら、耐久性の高いナイロンやポリエステル素材がおすすめです。
当店では、50㎝×50㎝から1㎝単位でカーペットのサイズオーダーを受け付けています。
- T字カットしてほしい
- チェアだけじゃなくてデスクも広くカバーしたい
など要望に合わせて、カットや加工も可能です。
ポリカーボネートなどと比べるとお値段が高くなってしまいますが、その分耐久性にも優れています。
おおよその目安になりますが、100㎝×120㎝だと5000円台からお作り可能です。
あなたのデスクにぴったりのオンリーワンのチェアマットを作ることができますよ。
ポイント④厚み
せっかくチェアマットを敷いたのに床に傷がいってしまった!という失敗を防ぐためにも、マットの厚みは重要です。
★厚みの目安★
- 10㎏以下のコンパクトな事務椅子を使うなら1.5㎜以上
- ゲーミングチェアなどの大型椅子を使うなら2.0㎜以上
厚みがあるチェアマットは値段は高くなってしまいますが、その分丈夫で長持ちします。
コンパクトな事務椅子でも、頻繁に椅子を前後させる方や、チェアマットを長く使いたい方は厚みのあるチェアマットを選ぶようにしましょう。
ポイント⑤機能
その他、チェアマットについていると嬉しい機能をご紹介します。
仕事環境を良くして集中力アップさせたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
スベリ止め
チェアマットのデメリットの一つが、『ズレやすいこと』です。
せっかく丈夫なチェアマットを敷いても、椅子と一緒にズレてしまうと床に傷が付きやすくなってしまいます。
チェアマットを購入するときは、裏面にスベリ止め加工がついているか確認するようにしましょう。
もしスベリ止めが付いていない場合は、スベリ止めシールを購入すると良いでしょう。
ホットカーペット・床暖房対応
チェアマットは毛足のないサラッとした表面のものが多いため、「足元が冷えやすい」というデメリットがあります。
夏場は過ごしやすいですが、冬場に足元が冷えるのはツラいですよね…。
『ホットカーペット・床暖房対応』のチェアマットなら、足元でヒーターなどを使っていても安心です。
“頭寒足熱”効果でお仕事にも集中できそうですね。
モコモコのあったか靴下や、ひざ掛けなどで足回りを温めるようにするのも良いでしょう。
耐摩耗性
「長くマットを使いたい!」と耐久性を重視する方は『耐摩耗性』をチェックしましょう。
在宅勤務にも◎おしゃれなチェアマットおすすめ7選
ここからはお部屋のインテリアに合わせやすい、お洒落なチェアマットをご紹介いたします。
デスクがほんの少し華やかになるだけで、お仕事や勉強、ゲームへの意気込みも変わってきますよ。
①チェアマット ラス 約100x130cm
モダンな雰囲気のチェアマット。
かっこいい雰囲気にまとまるので、男性から特に人気が高いデザインです。
シンプルなデザインなので、
モノトーンインテリアやモダンインテリアと相性が良いですね。
「仕事スペースは落ち着いた雰囲気にまとめたい!」という方にもおすすめです。
機能:はさみカットOK、抗菌加工、はっ水効果、床暖・ホットカーペット対応、防炎加工、滑り止め吸着シート4枚付
②チェアマット ルーノ 約100x130cm
木目調のシンプルなデザインのチェアマット。ナチュラルテイストがお好きな方におすすめです。
味わいあるリアルな木目なので、ナチュラルテイストやインダストリアル系のインテリアにも相性◎
お部屋のフローリングにも合わせやすいですよ。
厚さ2.3㎜で土足でも使えるほど耐摩耗性に優れています。
機能:はさみカットOK、抗菌加工、はっ水効果、床暖・ホットカーペット対応、防炎加工、滑り止め吸着シート4枚付
③ソルム グレー 約100x130cm
淡いグレーを基調としたおしゃれなデザイン調チェアマット。
落ち着きのあるデザインなので、仕事部屋に敷いても違和感なくお使いいただけます。
さりげなく足元にアクセントが欲しい方におすすめです。
はっ水加工付きなので、水がこぼれても安心ですよ。
厚さ2.3㎜で土足でも使えるほど耐摩耗性に優れています。
機能:はさみカットOK、抗菌加工、はっ水効果、床暖・ホットカーペット対応、防炎加工、滑り止め吸着シート4枚付
④ルージ アイボリー 約100x130cm
お部屋になじみやすいシンプルな木目デザインのチェアマット。
白は清潔感を与えてくれる色なので、机周りをすっきりとさせてくれます。
在宅ワークの気分を明るくしてくれそうですね。
フラットな表面でキャスターの動きもスムーズです。
はっ水・抗菌機能付きなので飲み物をこぼしてしまったときも安心ですよ。
⑤フロアガード 90cmx180cm
シンプルな透明のチェアマット。
透明・無地なのでどんなインテリアにも合わせやすいですね。
接着剤なしで貼り付けできるので、賃貸の床にも安心してお使いいただけます。
用途に合わせてはさみで自由にカットしてくださいね。
機能:はさみカットOK、抗菌加工、はっ水効果
キッチンマットやデスクの下に貼るだけ!大切な床を守る防水キズ保護シート
『フロアガード 90cmx180cm』
使い方いろいろ!ハサミでカットできる抗菌・防カビ効果付の防水キズ保護シート
⑥ユカピタ アンティークウッド 約90x180cm
90×180cmという大きめサイズのチェアマット『ユカピタ』。
ハサミでカットできるので、T字や長方形など使いたい場所に合わせて自由にサイズを調節いただけます。
簡単に貼って剥がせるのに、しっかり床に引っ付いてくれます。
跡が残りにくいので、賃貸でも安心してご使用ください。
また、自然な木目調柄なので、フローリングに敷き込んでもほとんど違和感がありません。
チェアマットを目立たせたくない方にもおすすめです。
機能:はさみカットOK
⑦グレーナ
耐久性に優れたナイロン素材カーペット『グレーナ』。
毛足が輪っかになっている(ループパイル)のでへたりにくく、チェアのタイヤが引っ掛かりにくいです。
防汚性・はっ水性に優れ、汚れてしまってもサッと拭き取ることができます。
チェアやデスク周りはもちろん、お部屋全体に敷き詰めて使うのもおすすめです。
機能:はさみカットOK、抗菌防臭加工、防ダニ、低ホルムアルデヒド、防炎加工、制電加工
↓当店では他にもおしゃれなチェアマットをたくさんご用意しております。是非お気に入りの一枚を探してみてください。
まとめ
この記事ではチェアマットのメリット&デメリットと、チェアマット選び方のポイントについて解説していきました。
在宅ワークを快適にするためにも、椅子のスベリ心地は大切です。
椅子をスムーズに動かせるようチェアマットを敷くようにしましょう!
チェアマットは、椅子の大きさに合わせてサイズや厚みを選びましょう。
大きい椅子の場合は、厚みのある耐摩耗性のチェアマットがおすすめです。
お洒落なチェアマットで、モチベーションアップさせながら在宅ワークに励みましょう!