赤ちゃんやお子さんが過ごすスペースに人気のジョイントマット。
クッション性に優れているので、赤ちゃんが転んだりハイハイをしても安心して使えますよね。
ですが、ジョイントマットは厚みがあるため通気性が悪く、場合によってはカビが生えてしまうことがあります。
小さいお子さんが使うものだからこそ、日ごろからしっかりお手入れをして、いつでも清潔に使えるようにしましょう!
この記事では、『ジョイントマットにカビが生える原因』『ジョイントマットのカビ予防方法』について解説します。
『カビが生えたときの対処法』についても併せて紹介していきますね。
目次
ジョイントマットにカビが生える原因
カビが発生するには、3つの条件が必要だと言われています。
それが、『湿度』『温度』『栄養分』です。
湿度 | 80%以上 |
温度 | 20~30度 |
栄養分 | ホコリ、食べかす、人のアカなどの汚れ |
このような条件だと、カビが発生しやすくなります。
梅雨や夏はカビが発生しやすいのは、気温や湿度が高いからなんですね。
では、ジョイントマットにカビが発生するのはどうしてなのでしょうか?
まずはジョイントマットにカビが発生する原因について解説します。
食べこぼし・ゴミ
ジョイントマットにはつなぎ目がありますよね。
このジョイント部分は隙間ができやすく、髪の毛や食べこぼしなどの小さなゴミが入り込んでしまいます。
そのため、ジョイントマットをめくって掃除しないとカビの養分であるゴミがどんどんたまってしまうんです。
湿気
ジョイントマットは通気性が良くないため、湿気がたまりやすいです。
室内の暖かい空気と、フローリングの冷たさの寒暖差によって結露が発生すると湿気がたまってしまいます。
ジョイントマットの上でお昼寝をすると、汗が湿気としてこもってしまうので注意しましょう。
ジョイントマットの上に水分があると、隙間からジョイントマットの裏側へと水分が入り込んでしまいます。
お子さんがジュースをこぼしてしまったり、お漏らししてしまったときは、ジョイントマットをめくって拭き取るようにしてくださいね。
これでバッチリ!ジョイントマットのカビ予防対策
ジョイントマットは使い方次第でカビを予防することができます。
ジョイントマットのカビ予防方法は以下の通りです。
- 裏面にも掃除機を掛ける
- ジョイントマットを陰干しする
- 角パーツ付きのジョイントマットにする
- 大きいサイズのジョイントマットにする
それぞれ詳しく解説しますね。
裏面にも掃除機を掛ける
カビを予防するためには、ジョイントマットの裏側にゴミを溜め込まないことが大切です。
ジョイントマット表面にゴミが落ちていると隙間から裏側に入り込んでしまいます。
ゴミがたまらないよう、最低でも週に1回はジョイントマットの表面に掃除機を掛けてください。
また、1ヶ月に1回はジョイントマットをめくって裏側も掃除するようにしましょう。
ジョイントマットの裏面と、ジョイントマットを敷いているフローリング部分の両方に掃除機を掛けてくださいね。
全部ひっくり返して掃除するのは少し大変ですが、習慣化してしまうと楽になりますよ。
ジョイントマットを陰干しする
ジョイントマットの裏面は、思っている以上に湿気がたまっています。
定期的にジョイントマットを陰干しして湿気がこもらないようにしましょう。
ジョイントマットは1枚ずつのサイズは小さいので、手間もかからず陰干しできます。
ジョイントマット下のフローリングを掃除している間に、ジョイントマットを陰干ししておきましょう。
また、お子さんがジュースをこぼしたのを内緒にしていたり、結露で水分がたまっていたりと、知らないうちにジョイントマットの裏面が濡れていることもあります。
毎週のお掃除のときに、ジョイントマットをチラッとめくって濡れていないか確認しておくと安心ですよ。
角パーツ付きのジョイントマットにする
ジョイントマットは縁に凹凸があり、それを連結して使いますよね。
この凹凸部分は、ホコリやゴミがたまりやすいので注意が必要です。
とくに壁際までジョイントマットを敷くときは、凹凸部分の中がホコリやゴミのたまり場になってしまいます。
角パーツ付きのジョイントマットにすることで、隙間なくぴったりと敷き詰めることができますよ。
大きいサイズのジョイントマットにする
ジョイントマットは、マットのつなぎ目からゴミや湿気が入り込みます。
カビ予防をするのであれば、つなぎ目の少ない大きいサイズのジョイントマットを選びましょう。
取り外すときも分解する枚数が少なくすむので、お手入れもしやすいですよ。
【これNG!】ジョイントマットにカビが生えやすい使い方
カビが発生しやすい使い方をしていれば、いくらジョイントマットのカビ対策をしても意味がありません。
ここからは、ジョイントマットにカビが発生しやすいNGな使い方を紹介します。
ジョイントマットの裏側をお手入れしてない
ジョイントマットの裏側はついつい掃除をサボってしまいがちです。
「マットをめくって掃除するのが面倒!」「マットをめくって掃除する時間がない!」と言うお気持ちすごくわかります。面倒ですよね…。
ですが、定期的にお手入れをしていないと、ジョイントマットの隙間からどんどんゴミが入り込んでしまいます。
見えないものにフタしてしまわず、定期的にジョイントマットをめくってお手入れするようにしましょう。
ジョイントマットの上に厚手のラグ・布団を敷いている
ジョイントマットに厚手のラグや布団を敷いて過ごしていませんか?
ジョイントマットの上にラグや布団を敷いていると湿気や熱気が逃げにくくなり、カビが発生しやすくなってしまうんです。
汚れ防止にジョイントマットにカバーをしたいときは、薄手のラグを敷く用にしましょう。
洗えるラグなら、いつでも清潔にお使いいただけますよ。
▼薄手で洗える!赤ちゃんマットにおすすめのイブルラグ!
ジョイントマットの上で寝ている
ジョイントマットにはクッション性があるため、寝るスペースとして使っている方もいるのではないでしょうか?
ジョイントマットで遊んでて、そのままウトウト昼寝してしまうお子さんもいらっしゃいますよね。
ですが、人は寝ている間に大量の汗をかきます。
そのため、ジョイントマットの上で寝てしまうと、汗や熱気がジョイントマットにこもってしまうんです。
ジョイントマットをお昼寝スペースに使う場合は、定期的に陰干しするなどして湿気がこもらないように気を付けましょう。
窓際まで敷いている
意外と見落とされがちなのが、窓の結露による水分です。
冬になると、外と室内の寒暖差によって窓に結露が発生しますよね。
発生した結露は窓を伝って床に落ちたり、カーテンについたりします。(冬にカーテンがカビやすいのは、このためです。)
このとき、窓際までジョイントマットを敷いていると、ジョイント部分から水分が侵入してしまいます。
結露によって発生する水分は多いため、放っておくとあっという間にジョイントマットがカビだらけに…。(キャー!)
窓の結露対策をおこなうか、窓際までは敷かないようにすることで、カビの発生を予防しましょう。
ジョイントマットにカビが生えたときのお手入れ方法
気を付けていても、ジョイントマットにカビが発生してしまうこともありますよね。
ここからは、ジョイントマットにカビが生えてしまったときの対処法を解説します。
アルコールで消毒する
ジョイントマットにカビが生えてしまった場合は、アルコール(エタノール)を使った消毒がおすすめです。
アルコールの除菌効果で、カビ菌を退治しましょう!
ジョイントマットのカビ掃除方法は以下の通りです。
★ジョイントマットのカビ掃除方法★
- カビの生えたジョイントマットを取り外す
- ティッシュや雑巾でカビや汚れた部分を乾拭きする
- アルコールスプレーを吹きかける
- ティッシュで拭き取る
乾拭きで汚れが落ちない場合は、水洗いや水拭きをするのもおすすめです。
生乾きにならないよう、しっかりと陰干ししてくださいね。
普段のお手入れの仕上げに、アルコールスプレーをシュッと吹きかけておくと、カビ予防にもなりますよ。
汚れがひどい時は付け替えも検討
ジョイントマットの奥深くにまでカビが侵食してしまっている場合や、広範囲にカビが生えてしまった場合は、どれだけ洗ってもカビを落とせないことがあります。
汚れがひどい場合は、ジョイントマットを新しいものに付け替えましょう。
ジョイントマットの良いところは、一部分だけ取り換えができることです。
全部を取り替える必要がなく、汚れた部分だけ付け替えができるので経済的ですよね。
最初の購入時に予備のジョイントマットも購入しておくと、付け替えがスムーズにできますよ。
ジョイントマットを買い替えるならびっくりカーペットがおすすめ
ジョイントマットは、古くなると手垢や汚れによって黒ずんできてしまいます。
汚れがひどい場合はジョイントマットを買い替えましょう。
ここからは、当店おすすめのジョイントマットを紹介します。
当店のジョイントマットは角パーツ付き!
お部屋の壁に沿ってぴったり敷くことができますよ。
キューロ
「ジョイントマットを敷きたいけれど、インテリアも楽しみたい!」そんな方におすすめしたいのが、こちらのジョイントマット『キューロ』。
ニュアンスカラーが可愛らしく、お部屋をおしゃれに彩ります。
はっ水性があるので、飲み物をこぼしたもサッと拭き取れて安心です。
サラリ
短毛タイプのジョイントマット『サラリ』。
柔らかな毛並みなので、ゴロンと寝転んで過ごしても気持ちが良いですよ。
『30×30cm』『60×60cm』の2種類からお選びいただけます。
60cm×60cmの方がつなぎ目が少ないため、ゴミが入り込みにくいですよ。
シバルン
お部屋にいながらアウトドア気分を味わえるジョイントマット『シバルン』。
ナチュラルなグリーンカラーに心が癒されますね。
芝生よりも柔らかな質感なので、裸足で歩いても気持ちが良いですよ。
まとめ
この記事では、『ジョイントマットにカビが生えてしまう原因』と『ジョイントマットのカビ対策』について解説してきました。
ジョイントマットに食べこぼしやゴミ、水分がたまるとカビが発生してしまいます。
ジョイントマットにカビを発生させないために、以下のことに気を付けましょう。
- 裏面にも掃除機を掛ける
- ジョイントマットを陰干しする
- 角パーツ付きのジョイントマットにする
ジョイントマットにカビが生えてしまった場合は、アルコールを使った除菌がおすすめです。
カビ汚れがひどいときは、新しいマットに付け替えましょう。