クッション性があり、キッズスペースに敷かれることの多いジョイントマット。
赤ちゃんやお子さんが使うものだから、できるだけ清潔にしておきたいですよね。
ではジョイントマットって、どのくらいの頻度でお手入れすればよいのでしょう?
どうやってお手入れすればよいのかも、気になりますよね。
そこで、この記事では『ジョイントマットのお手入れ頻度』と『ジョイントマットの掃除方法』について解説します。
目次
ジョイントマットはお手入れが大変?
キッズラグとして人気のジョイントマットですが、「お掃除が大変」「汚れやすくて困る!」と言う話もよく耳にしますよね。
使っているママさんたちにお話を聞いていると、ジョイントマットが汚れやすいわけではなく、『ジョイントマットの裏側に汚れがたまりやすい』と言うのが実情のようです。
ジョイントマットは、小さいマットを連結して使います。
連結しているつなぎ目部分に隙間があると、そこから食べかすや髪の毛などのゴミが入り込んでしまうのです。
ゴミがマットの裏側に入り込んだまま放置していると、ゴミや湿気を養分としてカビやダニが繁殖してしまうことも…。
そのため、ジョイントマットを清潔に使うためには裏側まできちんと掃除しなければなりません。
ジョイントマットの上に家具や室内用のジャングルジムなどを置いたりすると、毎回めくって掃除するのはちょっと大変かもしれませんね。
掃除を簡単にするために、マットの上には物や家具をなるべく置かないようにしましょう。
ジョイントマットのお手入れ頻度は?
ジョイントマットは、赤ちゃんやお子さんが触れたり口にしたりする場所。
清潔に使うためにも、ジョイントマットはできるだけ毎日掃除するようにしましょう。
忙しい場合でも、週に1回は掃除機掛けをするようにしてください。
そうは言っても、毎日本格的にお掃除するのは疲れてしまいますよね。
お手入れは続けられないと意味がありません。
お掃除が苦手な方は「毎日のお手入れは軽めにして、週にガッツリ掃除する!」など、負担にならないお手入れのペースを探してみてくださいね。
【頻度別】ジョイントマットの掃除方法
ここからは、ジョイントマットの掃除方法を頻度別に解説します。
ここで紹介する頻度はあくまで目安ですので、ご家庭での使用状況などに合わせて自由にアレンジしてみてください。
毎日のお手入れ
ジョイントマットは、できるだけ毎日掃除機を掛けるようにしましょう。
雑巾などの乾拭きでも効果があります。
掃除機を掛けてジョイントマットの上のゴミを減らすことで、マットの下に汚れがたまるのを防ぐことができますよ。
掃除が終わった後、時間があるときはチラッとジョイントマットをめくってみてください。
湿気などで濡れていたり、汚れが目立ったりしているときは、汚れた部分をタオルで拭き取りましょう。
週に1回の拭き掃除
手垢や汗などの汚れは、掃除機だけで落としきるのが難しいです。
週に1回、ジョイントマットの拭き掃除をしておくと黒ズミなどを予防できます。
掃除機を掛けたあと、固く絞った雑巾で水拭きしましょう。
クイックルワイパーで拭き取るのも簡単でおすすめです。
仕上げにアルコールスプレーを吹きかけて、20秒ほど待ってから乾拭きをしましょう。
アルコールの殺菌作用で、カビや細菌の繁殖を抑えられますよ。
アルコールスプレーがない場合は、除菌シートで拭き取るのもおすすめです。
水拭きした後は、換気や扇風機でマット表面の水気を乾かしましょう。
月に1回のお手入れ
ジョイントマットは、裏側や敷いている床部分にも汚れがたまっています。
月に1回は、ジョイントマットの裏面も掃除しておきましょう。
日ごろのお手入れの手順で掃除した後、ジョイントマットの裏面にも掃除機を掛けます。
その後、ジョイントマットを風通しの良いところで陰干ししましょう。
干している間にジョイントマットを敷いていた部分にも掃除機を掛け、お部屋も換気しておくと湿気やカビ対策になります。
ジョイントマットの湿気を取り除けるよう、晴れた風通しの良い日におこないましょう。
マットが汚れたときは水洗い
ジュースや食べ物をこぼしてしまったときや、トイレの失敗でジョイントマットが汚れてしまうときもありますよね。
そんなときは、汚れた部分を取り外して水洗いをしましょう。
ラグやカーペットだと全部を洗濯しなければなりませんが、ジョイントマットの場合は汚れた部分のみ洗えばよいのでお手入れが楽ちんですね。
汚れた部分を取り外し、洗面台やお風呂場で水洗いします。
ゴシゴシ洗うと表面がボロボロになってしまうので、優しくなでるように洗ってくださいね。
30度くらいのぬるま湯で洗うと汚れが落ちやすいです。
※熱湯で洗うと変形することがあるので、ぬるま湯で洗うようにしてください。
洗濯が終わったらタオルで水気を拭き取り、風通しの良いところでしっかり乾かしましょう。
汚れがひどい場合は、中性洗剤や重曹を薄めたお湯に30分ほどつけ置きしてから洗うときれいになりますよ。
ジョイントマットお手入れの4ポイント
ジョイントマットはきちんとお手入れしておくことで、長く清潔にお使いいただけますよ。
ジョイントマットのお手入れをするときの4つのポイントについて解説します。
ジョイントマットを掃除するときのポイントは以下の通りです。
- 臭い・ベタベタは重曹で撃退!
- 陰干し&しっかり乾かす
- 裏面にナンバリングしておく
- 汚れがひどい時は買い替えも検討
それぞれ詳しく解説していきますね。
臭いやベタベタは重曹で撃退!
キッズスペースにジョイントマットを敷いていると、赤ちゃんの吐き戻し、食べこぼしなどで汚れてしまうこともありますよね。
また、ジョイントマットは肌に触れて使うものなので、皮脂などによってべたべたしてくることもあると思います。
臭いやベタベタが気になるときは、重曹スプレーを使って掃除しましょう。
★用意するもの
- 重曹(小さじ1杯)
- 30度くらいのぬるま湯(100ml)
- スプレーボトル
- 雑巾
スプレーボトルにぬるま湯と重曹を加えて、重曹水を作ります。
重曹が溶けたら臭いが気になる部分に吹きかけましょう。濡れた雑巾で拭いた後、乾拭きすればお手入れ終了です。
ちなみに、尿臭にはクエン酸が効果的です。
酸性であるクエン酸は、アルカリ性の糞尿臭を中和してくれるので、お子さんが粗相してしまったときや、おむつ交換中の失敗にも使えます。
重曹スプレーの重曹を、クエン酸に置き換えてクエン酸スプレーを作りましょう!
トイレトレーニング中のお子さんがいるときは、スプレーを常備しておきたいですね。
お漏らしの後処理をする場合は、おしっこがマットの下に汚れが染み込んでいることもあるので、マットをめくって掃除するのも忘れないようにしてください。
陰干し&しっかり乾かす
ジョイントマットを乾かすときは、陰干しをしてしっかり乾かすことを意識しましょう。
ジョイントマットは直射日光に当たると変色したり変形したりすることがあります。直射日光の当たらない場所で、陰干しするようにしてください。
また、濡れたジョイントマットが生乾きだと、後々カビが生えてしまうことがあります。生乾きで使わないよう、しっかりと乾かすようにしましょう。
お天気が悪く、外で乾かすのが難しい場合は、浴室乾燥機や扇風機などを使うのがおすすめですよ。
裏面にナンバリングしておく
ジョイントマットは使い込んでいくうちに、家具の重みや老朽化でマットが伸びてしまうことがあります。
そうなると、同じ組み合わせでないとピッタリと設置することが難しいです。
隙間ができてしまうと、そこからゴミが入り込んで汚れやすくなってしまいます。
ジョイントマットの裏面にナンバリングしておくと迷子にならず、同じ組み合わせで取り付けることができますよ。
同じ組み合わせでも、ジョイントマットがぴったり取り付けできない場合は、新しいジョイントマットと付け替えましょう。
汚れがひどいときは付け替えも検討
ジョイントマット全体に汚れが広がっていたり、全体が黒ずんできている場合は、ジョイントマットを付け替えましょう。
ジョイントマットは部分的に付け替えもできるのがメリットです。
汚れた部分だけ取り外し新しいものに付け替えましょう。
お手入れの楽さで選ぶなら大判ジョイントマット!
少しでも掃除の手間を減らしたいときは、大きいサイズのジョイントマットを選びましょう。
ジョイントマットは、マット同士のつなぎ目にある隙間からゴミが侵入することで汚れます。
大きいサイズのジョイントマットなら、つなぎ目が少ないので汚れが付きにくいですよ。
当店おすすめ!大判ジョイントマット
ここからは、当店おすすめ!大きめサイズのジョイントマットを紹介します。
当店の大判ジョイントマットは60×60cmなので、一般的な30×30cmサイズに比べるかなり大きいです。
▼45×45cmのこちらのジョイントマットも人気です。
【8枚組】ソフトでやさしい手触り。防音対策に便利な厚み約8mmのジョイントコルクマット
『モニカ ブラウン 約45x45cm』
8枚全て敷くと約1畳のサイズに!温もり感じるジョイントコルクマット
まとめ
この記事では『ジョイントマットのお手入れ頻度』と『ジョイントマットの掃除方法』について解説してきました。
ジョイントマットは、隙間から食べかすや髪の毛などのゴミが入り込んでしまいます。
放置しておくと、カビやダニが繁殖してしまうので、定期的にお手入れをしましょう。
掃除機掛けは、できる限り毎日するのがおすすめです。
週に1回は水拭き、月に1回はジョイントマットをめくって裏側も掃除しましょう。
湿気がこもるとカビが発生してしまうので、風通しの良い場所で陰干しをしてください。
ジョイントマットは赤ちゃんやお子さんが肌に触れて使うものなので、清潔に使えるように定期的にお掃除してくださいね。