いつも使っているロールスクリーンがうまく動かないと、焦りますよね。
きっと「修理をお願いしなくちゃ~!」と考えている人も多いと思います。
だけど、ちょっとまって!
実はロールスクリーンの不具合は、自分で簡単に直せちゃうこともあるんです。
ロールスクリーンの買い替えや、本格的な修理を検討する前に、これからご紹介する方法をぜひ試してみてくださいね。
この記事では『ロールスクリーンの直し方(修理方法)』について、詳しく解説していきます。
目次
ロールスクリーンの故障と原因

まずは、ロールスクリーンでよくあるトラブルをご紹介します。
- 巻き上がりが途中で止まる
- 一番下まで下がり切ったままになっている
- スクリーンが斜めになっている
このような不具合のときは、ちょっとした調整で改善することも多いんです。
特にロールスクリーンの操作方法が、ひゅるるるっと巻き上がる「プルコード式(注1)」の場合、『巻き上げ』や『巻きズレ』などが発生しやすいのですが、これらのトラブルはスプリングやローラーパネルの調整でうまく対処することができるかもしれません。
(注1)

ここからは『自分でできる!ロールスクリーンを直す5つの方法』について、くわしくご紹介していきますね。
自分でできる簡単な方法を試してみて、それでもダメなときには販売店やメーカーに相談してみましょう。
解決策① ローラーパイプを回す
ロールスクリーンが下がりきったまま動かない!というケースでは、上に戻らないようにロックがかかっているかもしれません。
コードやチェーンを、勢いよく引っ張った心当たりはありませんか?
このようなときに、まず試してほしいのは『ローラーパイプを回転する』という方法です。
ローラーパイプとは、スクリーン(生地)を巻き上げているパイプのことです。
スクリーンを一番下まで下げきった状態にすると、ローラーパイプがむき出しの状態になります。

手順は簡単です♪
はじめに、スクリーン(生地)を一番下まで下げきります。
ローラーパイプが見えたらそれをつかんで、手前から奥側へ優しく回してみましょう。
様子を見ながらそっと手を離して、スムーズに巻き上げられることを確認してください。

反対向きに回すと、故障する可能性があるのでご注意ください。
解決策② 巻き取りスピードを調整する
スクリーン(生地)の巻き上げが途中で止まるときには、メカのサイド部分でスプリングの調整をしましょう。
ロールスクリーンには、このように(↓)巻き取りのスピードを調整するところがあります。
メカ部分に内蔵されているスプリング(バネ)が作用して、ロールスクリーンを巻き上げる仕組みになっています。

「強」へ回転させれば巻き取りスピードは速くなり、「弱」へ回転させれば巻き取りスピードは遅くなる仕組みになっています。
ロールスクリーンが巻き上げの途中で止まるのは、スプリングがゆるくなっている可能性があります。
このような場合には、スプリング調整を「強」(速い)の方へ回転させてみましょう。

スプリングを強くしすぎると破損の原因になります。
少し巻いては操作を確認し、何度も調整をくり返すようにしてください。
巻き取りスピードの調整をする箇所はメカのサイド部分にあり、外側にカバーがついている場合もあります。
回転させるためには、ドライバーや六角レンチが必要なこともあります。
この作業をやってもロールスクリーンが巻き上がらない場合は、メカ部分のスプリングが外れているか、切れているのかもしれません。
一般の方が修理するのは難しいので、販売店やメーカーに相談してみましょう。
解決策③ 巻きずれを解消する
スクリーン(生地)が斜めになってしまう”巻きずれ”。
巻きずれが発生すると、生地がサイドブラケットにあたって傷んだり、ほつれたりしてしまうので早めの対応が必要です。
巻きずれが生じると、このように(↓)スクリーンの端がタケノコのような状態になってしまいます。


ロールスクリーンの巻きずれの原因
巻きずれは一度発生すると、根本的なところが解決していない限り、何度もくり返す可能性が高いです。
ロールスクリーンの巻きずれが発生する原因には、次のようなものがあります。
- 水平に取り付けられていない。
- ブラケットの取り付け位置が適切でない。
- あやまった操作方法を行っている。



ロールスクリーンの取り付け位置が水平でない場合や、ブラケットの位置が等間隔でない場合には、一度取り外してから設置し直しましょう。
市販の水平器(100均でも購入できますよ♪)や、スマホアプリなどの活用して、適切な位置を見定めることも大切です。
スムーズに作業するために、なるべく2人以上で行いましょう。
またロールスクリーンを上げ下げする際には、生地を直接引っ張るなどして操作しないように注意してください。
プルコードの位置が、左右どちらかに偏っている場合も巻きズレの原因になります。
中央になるように調整しましょう。

巻きずれ調整シールの活用
巻きずれを解消したいときには、取り付ける位置などを調整してから『巻きずれ調整シール』をローラーパイプに貼りつけます。

巻きずれ調整シールは通常、ロールスクリーンを購入したときに添付されています。
1枚で調整できないときは、2枚3枚と重ねて貼り付けることもできますよ。
スクリーンのシワは、スチームアイロンでのばす
巻きずれでついてしまった『スクリーン(生地)のシワ』が、気になりませんか?
そんなときには、ぜひスチームアイロンを活用してみてください。
たっぷりの蒸気をあてることで、シワがのびてすっきりしますよ!
ここでは一般的な方法をご紹介しましたが、商品によってはスクリーン(生地)にスチームをあてない方がいい場合もあります。
あらかじめ商品の説明書の内容をご確認のうえ、自己責任で行うようにお願いいたします。
ロールスクリーンが巻き上がらないときは、こちらの記事に紹介している方法も試してみてくださいね。
解決策④ スクリーン(生地)を交換する
商品にもよりますが、スクリーン(生地)のみを交換できるタイプもあります。
例えばウォッシャブルタイプのロールスクリーンだと、もともとの仕様で簡単に取りはずし&取りつけができるようになっています。

スクリーンが破れたり汚れたりしてしまった場合には、本体ごと買い替えるのではなく、スクリーンだけを新しいものに交換することも検討してみましょう。
ただし、交換用のスクリーンが販売されていないことや、スクリーンを交換できない仕様になっている商品もあるのでご注意ください。
解決策⑤ チェーンやコードを交換する
チェーンやコードが切れてしまった場合には、新しいものにも交換しましょう。
販売店やメーカーに問い合わせてもいいですし、商品名がわかるなら自分で検索して購入することもできます。
(商品によっては、チェーンやコードの別売りをしていないケースもあります。)
メーカーや販売店の規定にもよるのですが、もし保証期間が定められていて、その対象に該当するなら、無料で対応してもらえると思います。(切れた原因が通常の使用範囲内であれば)
保証期間を過ぎている場合でも、送料を負担すれば新品のチェーンやコードを手配してもらえるラッキーなケースもあります。
また、チェーンの場合は切れたのではなく、『ジョイント部が分離しているだけ』という可能性もあります。
チェーンは身体への巻き付きを防ぐために、通常の操作以上の力がかかると、ジョイント部分が分離するようになっていることが多いのです。



「勢いよく引っ張ったときに、チェーンが外れた」ときは、同じところでカチッとはめて元通りにできないかを試してみましょう。
わざわざ新しいものに交換しなくても、解決するかもしれません。
解決策⑥ 操作方法を確認する
「ロールスクリーンが壊れた~!」と思ってたら、操作方法を間違えていただけだったいうパターンもよくあります。
ということで、正しい操作方法の確認しましょう。
『プルコード式』の場合は、ゆっくり下方向へ引くのがポイントです。
『チェーン式』の場合は、どちらのチェーンを引けばスクリーンが上がって、どちらのチェーンを引けばスクリーンが下がるのかを試してみてくださいね。

あやまった使い方をしていると、巻きずれや引ききり(一番下で止まってしまう)などのトラブルにつながります。
長く快適に使うために、丁寧に扱うことを心がけましょう。
ロールスクリーンの修理費用はいくら?
ロールスクリーンの修理費用は、だいたいどれくらいかかるのでしょうか?
一般的には2万円前後だと言われていますが、不具合の原因やDIYでどこまでトライできるかによっても変わってきます。
例えば、交換用のパーツを自分で取り替えられるなら、パーツ代や送料だけでおさまります。
(古い型のものだと交換用パーツの在庫がない場合もあるので、問い合わせをしてみましょう。)
一方で修理をプロに依頼するとなると、修理費用はもちろん、出張費や送料の負担も大きくなります。
事前に見積もりを依頼しておくと安心ですね。
メーカーや販売店によっては保証期間を設けているところもあるので、対象になるのかどうかを確認してみましょう。
問い合わせる際には、商品を購入した時期や品番などを控えておくとスムーズに対応してもらえます。
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もし、ここで紹介した方法を試してみてもロールスクリーンの不調が続くようなら・・・新品への買い替えをおすすめします!
ロールスクリーンはメカ部分で巻き上げる仕組みになっているので、いつかは寿命がやってきます。
使用環境にもよりますが、購入してから約5年以上経過してから生じた不具合なら、そろそろ手放してもいい時期かもしれませんね。
スクリーン(生地)もだんだん薄汚れてくる頃でしょう。
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まとめ
この記事では『ロールスクリーンの直し方』について、詳しく解説してきました。
「故障だー!」と思って慌てたけど、少し調整するだけで元通りに使えるようになることもあるので、正しい対策方法を試してみてくださいね。
よくわからないまま適当にさわると、かえってトラブルが大きくなるので注意してください。
びっくりカーペットでご購入いただいたお客様は、お電話でのご相談を受け付けております。
ロールスクリーンの操作で困ったことやわからないことがあれば、どうぞお気軽にお問い合わせください。












