「和室の窓といえば障子」というイメージがありますよね。
が、しかし!
障子は1枚あたりの単価が高額ですし、そもそも枠がなければ取り付けられません。
「使い勝手やお値段のことを考えるとやっぱりカーテン?」とも思いますが、洋の要素がミスマッチに感じてしまうこともありますよね。
そこでおすすめしたいのが、天然素材やペーパーを使用したナチュラルな和風ロールスクリーンです。
この記事では『和室におすすめのロールスクリーン』や『取付方法&活用術』についてご紹介していきますね。
目次
和室に映える!ロールスクリーンの色はどれ?
和室にロールスクリーンを取り付けるとしたら、どんな色がすてきでしょうか。
グリーン?ブルー?オレンジ?
けっこう迷うポイントですよね。
色選びに迷ったら参考にしていただきたいのがインテリアの『配色黄金比』です。
色の配分をベースカラー(70%)、メインカラー(25%)、アクセントカラー(5%)にわけてプランニングすると全体的にまとまりのある印象に仕上がります。
ベースカラー (70%) |
壁・床・天井 |
メインカラー (25%) |
カーテン・ラグ・家具 |
アクセントカラー (5%) |
クッション・小物など |
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
和室ならではの落ち着きのある雰囲気を大切にしつつ、配色黄金比を参考にして壁や天井の色なども勘案しながら選びましょう。
和室は床が畳なので、お部屋の中で黄緑(黄色)が大きな面積を占めますよね。
そこに個性的なカラーのロールスクリーンを組み合わせると、ちょっとうるさい感じになってしまうかもしれません。
(ロールスクリーンの面積にもよりますが)
ビビットな色よりも、アンニュイなくすみカラーで統一する方法がおすすめです♪
和室にぴったり!おしゃれ素材のロールスクリーン
ロールスクリーンって”モダン”な印象がありますよね。
ほっこり落ち着く和室には、なんだかしっくりこない?気がしませんか。
だけど、そんなことはありません!
『ロールスクリーン×和室』の組み合わせって、とてもおしゃれで人気があるんですよ~。
カーテンのようなたまりがないので、すっきりシンプルな印象の窓辺に仕上がります。
さらに障子やカーテンと比較して、価格がリーズナブルで取付けが簡単なこともロールスクリーンの魅力なのです。
「和モダンペーパー」や「天然素材」のロールスクリーンは、優しく懐かしい雰囲気がすてきで和室にぴったり♪
ではではさっそく!和室におすすめのロールスクリーンをご紹介していきます。
①和モダンペーパーのロールスクリーン
和モダンペーパーで仕上げたナチュラル素材のロールスクリーン。
まるですだれのような風貌は、和室の窓にもぴったり。
懐かしい雰囲気に心が和みますね。
非遮光タイプで透け感があるので閉じた状態でもほどよく明るい。
まるで木陰で過ごしているような気分に浸れます。
カラーは全7色をご用意しています。
色合いやライン使いに個性が溢れているので、どれにしようか選ぶのも楽しいですよ。
②リネン調のロールスクリーン
麻のような雰囲気を持つ、おしゃれなロールスクリーン。
ナチュラルな風合いを思いっきり楽しみましょう。
シャリ感のある生地と渋みのあるカラーが、窓辺をセンスよくモダンに演出してくれます。
パッとみたデザインはシンプルな印象ですが、質感に特徴のあるおしゃれなスクリーンです。
ネジ穴不要のつっぱり式で、木枠を傷つけることなく設置できますよ。
ネジ穴不要のつっぱり式!リネン調ロールスクリーン
『ファストシリーズ 日本製スリムつっぱりロールスクリーン 非遮光リネン調タイプ』
1mm単位でオーダーできる!激安日本製スリムつっぱりロールスクリーン
③遮光ロールスクリーン
しっかり遮光したいなら、「1級遮光タイプ」がおすすめです。
強い陽射しが差し込む窓には、光をシャットアウトす遮光タイプだと重宝します。
朝ゆっくり眠りたい派の人は、寝室の窓に遮光タイプを選びましょう。
紫外線対策もできるので、室内の畳やインテリアの日焼けを防いでくれますよ。
カラーは和室に合わせやすいくすみカラーの全8色!
お好みに合わせてお選びくださいね。
④つっぱりロールスクリーン
ネジ穴や専用工具不要!つっぱりロールスクリーン。
内側から外側にむかって圧をかけて固定する仕組みになっているので、簡単に取付けできますよ。
ロールスクリーンの片側を設置場所にあてがい、伸縮させながら押しめばOK!
木枠や壁に穴を開けたくないときや、賃貸物件で使いたいときにもおすすめです。
障子のようなほど良い明るさが欲しい時は非遮光タイプを選びましょう。
押入れの扉がわりや収納スペースの目隠しにも、ぜひ活用してくださいね。
短納期出荷!賃貸OKの1級遮光・遮熱断熱機能付きロールスクリーン
『ファストシリーズ 日本製つっぱりロールスクリーン1級遮光タイプ』
1mm単位でオーダーできる!激安日本製つっぱりロールスクリーン
⑤調光ロールスクリーン
生地の重なり具合によって光量を細かくコントロールできるのが調光ロールスクリーン。
スクリーン生地が2重に構成されていて「光を透過する部分」と「光を透過しない部分」を組み合わせて使います。
スクリーン生地にはほどよい透け感があるので、陽の光を柔らかく受け止めてくれる感じ。
障子とよく似た、柔らかい風合いが味わえますよ。
⑥バーチカル(縦型)ブラインド
お部屋を広くすっきり演出する、スタイリッシュなバーチカル(タテ型)ブラインド。
モダンで洋風なイメージがありますが、和室に組み合わせても和洋折衷でハイセンスなお部屋に仕上がります。
ベーシックなカラーはもちろん、鮮やかなおしゃれカラーも揃っています。
和室に障子以外を取り付けたいときは、こちらの記事をご参照ください。
和室に合うロールスクリーンの選び方
ここからは、和室に合うロールスクリーンの選び方を解説します。
和室にロールスクリーンを合わせるときは、以下の4つのポイントに気をつけましょう。
- 和風な素材感
- 和室と相性の良いアースカラー
- シンプル・ナチュラルなデザイン
- 遮光・UVカット機能で畳の日焼け予防
それぞれ詳しく解説してきますね。
和風な素材感
ロールスクリーンは、光を通さない遮光タイプや天然素材を使ったものなど、スクリーンの種類が豊富です。
和室にコーディネートするときは、スクリーンの生地感にも気をつけましょう。
おすすめは、天然素材を使ったロールスクリーンです。
自然素材を使ったロールスクリーンは、ほっこりした和室によく合います。
他にも、ほど良く日差しを取り込む非遮光タイプの生地も、障子のような雰囲気があって素敵ですよ。
和室と相性の良いアースカラー
和室のコーディネートで難しいのが色選びです。
和室はベースカラーが洋室と違うため、どんな色を合わせればよいのか迷ってしまいますよね。
色選びに迷ったときに、失敗が少ないのがアースカラーです。
アースカラーとは、大地のブラウン、森のグリーンなど自然の中にある色のこと。
自然素材の多い和室と相性が良いと言われています。
あとは、障子の色である白やアイボリーも和室に違和感なく溶け込みますよ。
シンプル・ナチュラルなデザイン
和室は簡素なデザインでまとめられていることが多いですよね。
そこに鮮やかなデザインを合わせると浮いてしまうので、柄が主張しすぎないロールスクリーンを選びましょう。
無地のロールスクリーンが失敗も少なく和室に溶け込みやすいです。
植物デザインなら、ナチュラルな和室にも合わせやすいですよ。
遮光・UVカット機能で畳の日焼け予防
畳は紫外線を浴び続けると、日焼けして変色や退色してしまうことがあります。
日焼けから畳を守れるよう、UVカットや遮光機能のついたカーテンを選びましょう。
あわせて『上敷き』や『カーペット』を敷いておくと、畳に直射日光が当たるのを防いでくれます。
畳の汚れ防止にもなるのでおすすめですよ。
ロールスクリーン以外にも!和室と相性が良いの窓周りアイテム
窓周りに取り付けられるアイテムと言えば、ロールスクリーンやカーテン、ブラインドなどたくさんありますよね。
ロールスクリーン以外の窓周りアイテムを和室にコーディネートすることも可能です。
それぞれ特徴があり、和室に合わせたときの使用感も変わるのでぜひ知っておきましょう。
ここでは、窓周りアイテム別に和室で使用するときのポイントを解説します。
障子の代わりに使える窓周りアイテムについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
幅広く使えるロールスクリーン
シンプルなデザインのロールスクリーンは、無駄な造作がない和室と相性が良いです。
素材やデザインの種類も豊富なので、和室の雰囲気に合わせてお選びいただけます。
また、ロールスクリーンは窓以外にも取り付けできることも強みです。
例えば…
- 窓の目隠し
- 小上がりの間仕切り
- 床の間や仏間の目隠し
- 押入れの襖代わり
などなど、アイデア次第で様々な場所に活用できますよ。
障子のような風合い!プリーツスクリーン
蛇腹折りになっているプリーツスクリーンは、和室に人気の窓周りアイテムです。
生地を折りたたむように上下に開閉して使います。
プリーツスクリーンの魅力は、なんといっても『和室との相性が良い』こと。
柔らかく光を取り込む不織布が使われているので、障子のような風合いをお楽しみいただけます。
障子のように張り替えるなどのメンテナンスが必要なく、お手入れも簡単なので障子の代わりに使う人も多いですよ。
プリーツスクリーンの選び方や、和室でのコーディネート方法についてはこちらの記事をご覧ください。
モダンに演出するブラインド
羽根が等間隔に並べられたブラインド。
スタイリッシュな雰囲気で和室と相性が悪そうに見えますが、素材感やデザインを工夫することで和室にもコーディネートしやすくなりますよ。
竹や木材を使った天然素材のブラインドなら、天然素材を多く使っている和室にもよく合います。
天然素材のブラインドは、アルミブラインドに比べて重量があり、費用も高くなります。
手軽にブラインドを使いたいときは、木目調のデザインのアルミブラインドもおすすめですよ。
ブラインドを和室にコーディネートする方法については、こちらの記事をご覧ください。
和室に合わせて選べる!ドレープカーテン
カーテンのメリットはデザインや機能性が豊富なこと。
畳を保護する遮光カーテンや、おしゃれなデザインカーテンなど、目指したい和室に合ったカーテンをお探しいただけます。
カーテンを和室に取り付けるときは、デザイン選びが重要です。
和室の趣ある雰囲気に合ったカーテンを選ぶようにしましょう。
華美なものよりも、素朴な天然素材のカーテンや、シンプルなカーテンがおすすめです。
ヒダのないフラットカーテンなら、和室の窓辺をすっきりと演出できます。
色はビビットなカラーではなく、淡い色や渋みのある色の方が和室によく馴染みますよ。
和室にカーテンを取り付けるポイントについてはこちらの記事をご覧ください。
和室ロールスクリーンの活用例
ロールスクリーンが活用できるのは窓だけではありません。
収納スペースの目隠しになったり、リビングにある小上がり和室の仕切りにしたりと活用方法も色々あります。
ここからは、当店スタッフ&お客様投稿のレビュー写真とともに、和室ロールスクリーンの魅力をお伝えしていきますね。
①障子の代わり(代用)にロールスクリーン
和室といえば、窓は障子なのが一般的ですよね。
ですが、障子は定期的な貼り替えが必要なので、けっこう手間もお金もかかる・・・。
つい面倒になって「穴があいたまま」「黄ばんだまま」の状態が、長く続いているというお宅も多いのではないでしょうか。
そんなときに活躍するのが、つっぱりロールスクリーンです。
こちらの写真は、当店スタッフの自宅の窓です。
ずっと障子を使っていたのですが貼り替えが大変なので、このたび「つっぱりロールスクリーン」にチェンジしたそうです。
清潔感のあるナチュラルな窓辺に仕上がっていますね~!もちろん、億劫な貼り替え作業ともさようなら~~です。
スタッフいわく・・・
「ほどよく光を取り込めるのに、外からは見えない!」
「大きいサイズでも、しっかり固定できているので安心」
「木枠に穴をあけずに取り付けられて、うれしい」
とのこと。
大満足の様子でした♪
ちなみに、購入前は「両サイドの隙間からの光が差し込んでくるかも。」と気になっていたそうですが、ちょうど窓のサッシの位置と重なったので快適に使えているそうです。
びっくりカーペットのつっぱりロールスクリーンは、幅260㎝までオーダーしていただけます。
和室の障子の代用には、ぜひロールスクリーンをご検討ください♪
また、猫と暮らしているご家庭の場合は、障子をロールスクリーンに変えることで障子が破られるのを予防できますよ。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
②収納スペースの目隠しにロールスクリーン
押し入れなど収納スペースの目隠しにも、ロールスクリーンがおすすめです。
引き戸の場合だと、全開にしたとしても扉の半分が閉まった状態なので物の出し入れがしにくくストレスを感じますよね。
そんなときには思い切って扉を外し、ロールスクリーンを設置してみてはいかがでしょうか。
壁やふすまの色と合わせれば、お部屋にナチュラルに馴染みます。
ロールスクリーンで押し入れの目隠しをする方法についてはこちらの記事でご確認ください。
③お仏壇の前にロールスクリーン
観音開きの扉は手前にスペースが必要な分、開け閉めの際に不便を感じることがあります。
こちらのお写真をご覧ください。
もともとこの場所には手前に観音開きの扉がついていたそうですが不便な点があり、この度ロールスクリーンを新調されました。
落ち着きのある風合いは、和テイストのお部屋にぴったりです。
④リビングの小上がり和室にロールスクリーン
最近の住宅で人気なのが、リビングの一角に小上がりの和室がある間取りです。
扉をつけると厚みがある分お部屋が狭くなるし、費用が高額になるし、圧迫感も出てしまいますよね。
だけど、リビングとの境に仕切りがほしいときもありますよ。
そんなときはロールスクリーンを取り付けてみてはいかがでしょうか?
お手頃価格で簡単に目隠しできますし、圧迫感なくおしゃれに仕上がります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
まとめ
この記事では『和室におすすめ!ロールスクリーン』をご紹介してきました。
ロールスクリーンにはベーシックな無地をはじめ、ペーパーや麻など和モダンな素材感を楽しめるタイプも豊富にご用意しております。
寝室や陽射しの強い窓に取り付ける場合には、屋外からの光の侵入をブロックする『遮光タイプ』がおすすめです。
押入れの扉がわりに使用するなら、取り付けが簡単な『つっぱりロールスクリーン』をぜひご検討くださいね。