「ロールスクリーンを取り付けたいけど、壁に穴をあけたくない。」
「突っ張り棒みたいに、簡単に固定できたらいいのに~!」
と、思っていませんか?
この記事ではそんなあなたに『つっぱり式でロールスクリーンを固定する方法』を伝授していきます!
はじめにお伝えしておくと、ロールスクリーンを自分で一から設置するのは至難の業です。
DIYにトライしたい場合には専用バーや専用キットを上手に活用する方法がおすすめですよ!
目次
ロールスクリーンはつっぱり棒で自作できるのか?
ロールスクリーンをつっぱり棒で自作できるのか?できないのか?
その答えは・・・
限りなく「できない」に近い!と思います。
ロールスクリーンの構造は簡単そうに見えますが、実は複雑で緻密です。
まずチェーンを引いてスクリーン(生地)を巻き上げる仕組みを自作しなければいけません。
そして、本体の確実に固定し落下事故を防ぐ必要があります。
さらに、巻きズレの発生を予防するため、生地の裁断や端処理にはシビアな仕上がりが求められます。
これらをクリアするのは、とても難しそうですよね。
(世の中にはDIYがものすごく得意な人もいるので、もしかしたらプロ顔負けの「自家製ロールスクリーン」を作製させる人もいるかもれないけど・・・。)
巻きズレがなく、昇降操作がスムーズなロールスクリーンを完成させる道のりはけっこう長いのです。
100均で売ってる「突っ張り棒+生地」で簡単にロールスクリーンがつくれたらよかったんですけどね・・・。
もし手軽に揃えられる材料で作製するなら、すだれやのれんのように降ろしっぱなしで使用するスタイルがいいでしょう。
ここまでお話してきたように、ロールスクリーンのDIYはハードル高いのでおすすめできません。
特別な技術やアイディアがない限りは、あきらめた方がよさそうです。
ですが、この記事をお読みになっている方の中には、
- DIYの過程が楽しみたい。
- 自分の好きな生地でロールスクリーンを作りたい。
という方もいるかもしれませんね。
ロールスクリーンのDIYなら専用キットが楽で便利!
手軽にロールスクリーンを作りたいときは「ロールスクリーン専用キット」の購入を検討してみてはいかがでしょうか。
「ロールスクリーン専用キット」とは、ロールスクリーンの本体メカ部分(巻き上げる仕組みが内蔵されている)、操作用チェーン、ボトムバーなどがセットになって販売されているものです。
通常のロールスクリーンの「スクリーン(生地)がついてないバージョン」のようなものです。
布や生地さえあれば簡単にロールスクリーンを自作することができます。
「お気に入りの布を使ってロールスクリーンを作りたい!」
「今あるロールスクリーンの生地はそのまま、メカ部分だけ取り替えたい」というときには便利に活用できそうですね。
ロールスクリーン自作キットの組み立て方
今回は当店のつっぱり式ロールスクリーン自作キットを例に組み立て方を紹介します。
自作組み立てキット、取り付けたい布、はさみ、ホッチキスを準備しておきましょう。
①バンドを添わせる
ロールスクリーンを表向きに広げます。 |
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②ホッチキスで止める
ホッチキスで、バンドと生地を留めていきます。 |
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③生地に折り目をつける
バンド部分が隠れるよう、生地に折り目をつけます。 |
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④ローラーパイプに生地を通す
ローラーパイプの溝部分に、生地の折り返した部分を通していきます。 |
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⑤生地を巻いていく
生地を一巻きして、両端からパイプが少し見えるように調節します。 |
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⑥黄色のバンドをつける
途中まで生地を巻いたら、スクリーンを裏返します。 |
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⑦生地に折り目をつける
黄色のバンドが隠れるように生地に折り目をつけます。 |
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⑧ボトムバーに生地を通す
ボトムバーに折り返した生地を通していきます。 |
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⑨ボトムキャップを取り付ける
ボトムバーの両端にキャップを取り付けます。 |
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⑩昇降ユニットを取り付ける
パイプの操作位置側に昇降ユニット(チェーンがついている器具)、反対側に固定リングを取り付ければ作成完了です。 |
また専用キットを活用する場合でも、スクリーンの「正確な裁断」や「ほつれのない端処理」は必要なので、購入する前にクリアできそうか考えておきましょう。
ロールスクリーン(ロールカーテン)を自作する方法
手間はかかりますが、ロールスクリーンはゼロから自分で作ることもできます。
ここからは、つっぱり棒を使ってロールスクリーンを自作する方法を解説します。
ロールスクリーン(ロールカーテン)のDIYに必要なもの
ロールスクリーンの構造は複雑なため、ゼロからDIYするのは難しいためすだれ巻き上げ器を使ってDIYしていきます。
つっぱり棒を使ってロールスクリーンを作成するために必要なものは以下の通りです。
- つっぱり棒2本
- 好みの生地・布
- すだれ巻き上げ器
以外と必要な材料は少ないことがわかりますね。
つっぱり棒は、スクリーンの上部と下部に使用するため2本準備しておきましょう。
事前に窓枠の内寸を測っておき、必要なつっぱり棒の長さを決めておきます。
ロールスクリーンらしいすっきりとしたシルエットに仕上げたいときは、細めのつっぱり棒がおすすめですよ。
大きな生地が必要な時は、生地の重みに耐えられるようしっかりとしたつくりのつっぱり棒を選んでください。
自分好みの生地を取り付けできることは、手作りロールスクリーンの醍醐味だと思います。
遮光性やデザイン性などを考慮しながら生地を選んでいきましょう。
端を縫ったりするので、生地は実際の大きさよりも少し大きめに準備しておいてください。
生地が分厚すぎると、きれいに巻き上がらないので注意してくださいね。
すだれ巻き上げ器とは、すだれを巻き上げるための器具です。
作りたいスクリーンの大きさに対応しているものを選びましょう。
①生地の端を縫製する
まずは生地の端がほつれないよう、生地の周囲を1~2cmほど折り返して縫製します。
手縫いやミシンが苦手な場合は、布用ボンドを使っても良いでしょう。
②つっぱり棒を通す部分を作る
次に、つっぱり棒を通す部分を作ります。
生地の上下を数センチずつ折り返して縫製しましょう。
この時、折り返してできた穴の部分につっぱり棒を通すことになるので、少しゆとりを持たせておくと安心ですよ。
布への負荷が大きい部分なので、布用ボンドではなく針と糸でしっかりと縫いつけましょう。
③すだれ巻き上げ器を取り付ける
スクリーンの準備ができたら、すだれ巻き上げ器を取り付けます。
すだれ巻き上げ器の取り付け方法はメーカーによって違うので、取扱説明書を確認して取り付けてください。
すだれ巻き上げ器を取り付けるときは、スクリーンの上下・裏表が逆にならないよう気をつけてくださいね。
④ロールスクリーンを巻き上げてみる
実際にロールスクリーンを昇降してみて、動作に問題がなければ取付完了です。
ロールスクリーンは買った方が「安い」「早い」「きれい」
ロールスクリーンの自作は難易度高めで、費用もかさみがちです。
ならばあえてイバラの道を行かずとも、買った方が安くて早くてきれいに仕上がります。
(※注 メーカーや製品によっても、お値段・取り付け方法・見た目は異なるため、個別に比較検討することをおすすめします。)
ちなみに【びっくりカーペット】オリジナルのつっぱりロールスクリーンは取付け簡単!ネジ穴不要!
ミリ単位でサイズオーダーできるのに、リーズナブルなお値段です。
ロールスクリーンはつっぱり式がおすすめ!
ここからは【びっくりカーペット】オリジナル「つっぱりロールスクリーン」の詳細をご紹介していきます。
つっぱり式とは、内側から外側に圧をかけて固定する仕組みのこと。
従来のネジ固定式とは異なり、穴あけ不要で簡単に取り付けることが可能です。(↓)
※こちらの商品は遮熱・断熱機能付きで冷暖房効率◎リビング階段やお部屋の間仕切りにも便利!
最短翌日出荷で素早くご自宅にお届けします。
「つっぱりロールスクリーン」の4つ魅力
当店オリジナルのつっぱりロールスクリーンのおすすめポイントは次の4つ。
- 取付け簡単(穴あけ、専用工具不要)
- ぴったりサイズにオーダーできる
- スクリーン(生地)のカラー&機能が豊富
- お値段がリーズナブル
「つっぱりロールスクリーン」は穴あけや専用工具なしで簡単に取り付けられるのが最大の魅力です。
取り付けたい場所にあわせて、ぴったりサイズにオーダーできるので「この部屋のこの棚の上につけたい!」というケースにも対応可能。
スクリーン生地はオーソドックスな「非遮光」のほか、「遮光」「防炎」「はっ水」などの機能も充実しているのでライフスタイルや設置の目的にあわせて選びましょう。
サイズオーダーなのにリーズナブルなお値段も魅力で、非遮光タイプでは3,900円(税抜)~ご用意いただけます。
たぶん専用キットや専用つっぱりバーにスクリーン生地を取り付けるよりも、つっぱりロールスクリーン(一体型)を取り付ける方が費用を安く抑えることができるはず。
つっぱりロールスクリーンについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
「つっぱりロールスクリーン」の取り付け方法
当店オリジナル「つっぱりロールスクリーン」の取り付け方法はとっても簡単です。
だけど「簡単」と言われても、なかなかイメージできないですよね。
ということで、つっぱりロールスクリーンの取り付け方法をさくっとご紹介していきます。
①押しこみながら設置する
②テンショングリップを回して固定
③ぐらつきがないか確認
なお、ここでは取り付け方法をイメージしていただくために大まかな流れをお伝えしました。
※より詳細な取り付け方法を知りたい場合は、こちらの記事をご参照ください。↓
隙間の少ないスリムタイプのつっぱり式がおすすめ
「すっきりしたシルエットのつっぱりロールスクリーンが欲しい」
といったお客様からのリクエストを受けまして、この度スリムタイプのつっぱりロールスクリーンが新登場しました!
標準タイプのつっぱりロールスクリーンの直径は約59㎜ですが、スリムタイプのつっぱりロールスクリーンは約40㎜。
直径が約19㎜短くなっているため、全体がスリムな印象になっています。
スリムタイプなら、シルエットをすっきりさせることはもちろん、小窓など小さなスペースに取り付けたい場合にもおすすめです。
通常タイプとほぼ同額なので、お好みに合わせてお選びください。
つっぱり式のロールスクリーン・ロールカーテンを選ぶポイント
ここからは、つっぱり式ロールスクリーンを選ぶときのポイントについて解説します。
サイズ
つっぱり式のロールスクリーンを選ぶときに絶対にミスをしてはいけないのが、サイズ選びです。
つっぱり式のロールスクリーンはネジなどで固定せず、つっぱる力を利用して取り付けます。
そのため、幅が長すぎても短すぎても上手くつっぱることができません。
採寸は慎重に・正確にを心がけてくださいね。
つっぱり式のロールスクリーンの採寸方法とサイズの決め方は以下の通りです。
つっぱり式のロールスクリーンは窓枠の内側を採寸し、実寸サイズで注文します。
機能
ロールスクリーンを選ぶときは、デザイン・色だけでなく機能面にも注目して選びましょう。
ロールスクリーンには『遮光』『遮熱断熱』『防炎』『はっ水』など、生地にさまざまな機能が付いています。
キッチンの小窓には汚れに強い『はっ水』、燃広がりにくい『防炎』がおすすめです。
西日の強い部屋には眩しさを軽減する『遮光』、日差しの暑さを和らげる『遮熱断熱』機能があると便利ですね。
取り付ける場所に合わせてどんな機能が必要かイメージしながら選んでいきましょう。
操作方法
ロールスクリーンは、大きく分けて2種類の操作方法があります。
チェーン式は巻きズレが発生しにくく、安定して昇降操作することができます。
大きな窓におすすめの操作方法です。
生地の下にコードがついているプルコード式は、指先一つで簡単に操作できます。
小窓におすすめの操作方法です。
ロールスクリーンおしゃれデザイン特集
ここからはおしゃれなデザインのロールスクリーンたちをご紹介していきます。
こちらの商品はすべてつっぱり式のロールスクリーンとなっております。
お部屋の間仕切りとして使えば、インテリアのアクセントとしても活躍してくれること間違いなしです。
遮熱・断熱機能付きの省エネタイプなので、機能性も文句なし!
取り付けるスペースに合わせて、『通常タイプ』かコンパクトな『スリムタイプ』かお選びくださいね。
◇北欧デザインのロールスクリーン
定番の北欧デザインはやっぱりおしゃれ!
真っ直ぐなシルエットなので、カーテンよりも柄が映えますね。
◇キッズデザインのロールスクリーン
ポップな手書き風のロールスクリーン。子ども部屋の間仕切りに使いたい~!
◇モダンデザインのロールスクリーン
カフェみたい!なモノトーン調のロールスクリーン。
カラーコーディネートが苦手な方でもトライしやすいですよ。
なお、こちらでご紹介したロールスクリーンはほんの一例です。
【びっくりカーペット】ではそのほかたくさんのオーダーロールスクリーンを取り揃えておりますので、是非いろいろのぞいてみてください。(↓)
つっぱり式のロールスクリーンが見つからないときの対処法
先ほどご紹介した「つっぱりロールスクリーン」は、一体型で見た目がスマート。
取付け簡単で、リーズナブル!など、おすすめポイントがたくさんあるのですが・・・
が・・・
つっぱり式はまだまだ品数も少ないので、「欲しいロールスクリーンにつっぱり式タイプがない!」ということもよくあります。
そんな時は、つっぱりテンションバーを活用してみましょう!
つっぱりテンションバーとは、従来のネジ固定式ロールスクリーンをつっぱり固定式にチェンジするためのアイテムです。
これ(↓)です!
たとえばネジ固定式のロールスクリーンの中に「この柄ほしい!」「この機能がほしい!」というアイテムがあった場合、つっぱりテンションバーと組み合わせれば穴をあけずに取り付けることが可能です。
まとめ
ロールスクリーンのメカ部分は複雑な構造をしています。
一から自分で作製するとなると、一般的には難しいといえるでしょう。
トライする場合には、苦労が多いことを覚悟して取り組む必要がありそうです。
もしロールスクリーンを突っ張り棒で自作する目的が「費用を抑えたい」「ぴったりサイズのものがほしい」「壁に穴をあけずに設置したい」であるなら、当店オリジナルの「つっぱりロールスクリーン」をご検討ください。
お部屋の間仕切りや収納スペースの目隠し、階段からの冷気侵入防止など、様々な場面で活用できます。