ロールスクリーンを取り外したいけど、やり方がわからない・・・と困っていませんか?
上の方にあってよく見えないし、ヘタにいじって壊すとやっかいだし、ちょっとハードルが高いですよね。
だけど、大丈夫。
ロールスクリーンの外し方はとっても簡単です。(拍子抜けするくらい)
ものの数秒で取り外すことができるので、正しい方法を確認してさくっとマスターしましょう!
この記事では『ロールスクリーンを壁から外す方法』や『スクリーン生地をパーツから外して洗濯する方法』を動画や写真をまじえつつ解説していきます。
◇注意点
※ロールスクリーンの外し方は、メーカーや製品の仕様によって異なります。
ここでは当店で取り扱っている商品を例にあげてご紹介します。
目次
壁からロールスクリーンを取り外す方法
壁からロールスクリーンを取り外す方法は、とても簡単。
ロールスクリーンを巻き上げ、上部パーツのツメをカチッと外すだけで完了!するので物おじせずにトライしましょう。
一度やり方をマスターしておくとスクリーン生地のお手入れをしたいときや設置場所の掃除をしたいときなど、必要な場面ですぐに取り外せるようになるのですこぶる便利です。
ただし、誤った方法で行うと破損やトラブルの原因になるので注意しましょう。
動画で外し方をチェック!
まずは動画で『ロールスクリーンの外し方』をチェックしてみましょう。↓
ロールスクリーンを巻き上げた状態で両手で支え、外側から内側の順にツメを外します。
(※天井付けロールスクリーンの場合)
写真&図で外し方をチェック!5つのステップで解説
ここからは写真&図で「ロールスクリーン外し方の手順」をご紹介していきます。
- 動画じゃよくわかんなかった!
- 細かいとこまで見えなかった!
- やってみたけどうまくいかなかった!
という方は、次の手順に沿って行いましょう。
- 取り付け方法&操作方法の確認。
- 部品の仕組みを確認。
- 取り外し方(方向)を確認。
- スクリーン生地をすべて巻き上げる。
- 両手で本体を支えながら、ツメを外す。
①取り付け方法&操作方法の確認
まずはご自宅のロールスクリーンの「取り付け方法」や「操作方法」を確認しましょう。
これによって取り外すときに力を加える方向やパーツの形が異なります。
◇ロールスクリーンの取り付け方法
ロールスクリーンの取り付け方法には、窓枠の内側に取り付ける「天井付け」と窓枠の外側に取り付ける「正面付け」の2種類があります。
◇ロールスクリーンの操作方法
ロールスクリーンの操作方法には、「チェーン式」と「プルコード式」の2種類があります。
(そのほか、プルハンドル式やワンタッチチェーン式などいくつか種類がありますがここでは割愛させていただきます。)
②部品の仕組みをチェック
ロールスクリーンを壁から外すときに関係しているのが、「ブラケット」というパーツ。
ロールスクリーンを取り付けるときは、まずこのブラケットを壁や窓枠にネジで固定したうえで、本体を設置するという仕組みになっています。
ロールスクリーン本体を取り外すときにはブラケットを指先でプッシュしましょう。
ブラケットの形状は、操作方法(チェーン式/プルコード式)によって異なります。
◇ロールスクリーン(チェーン式)
◇ロールスクリーン(プルコード式)
③取り外し方をチェック
パーツ(ブラケット)の仕組みがわかったら、取り外す方向を確認しましょう。
ロールスクリーンの「取り付け方法」や「操作方法」に照らし合わせて行います。
ブラケットの凸部を指先でプッシュしながら、製品本体を動かします。
天井付け:室外側から室内側の順にツメを外す。
正面付け:天井側から床側の順にツメを外す。
④スクリーン生地を巻き上げる
ロールスクリーンの「取り付け方法/操作方法」「パーツの仕組み」「取り外し方法」が確認できたら、取り外し作業にうつりましょう。
まず、スクリーン生地を一番上まで巻き上げます。
⑤両手で本体を支えながら、ツメを外す
「ブラケット」の凸部を指先でプッシュしながら、
天井付けの場合は室外側から室内側の順に
正面付けの場合は天井側から床側の順に
本体を両手で持って、動かしながらツメを取り外します。
端から順番に行い、全部できたら取り外し作業完了です!
ロールスクリーンを取り外した後、もう一度取り付ける場合はこちらの記事をご参照ください。
つっぱり式ロールスクリーンの取り外し方
ネジ穴不要で賃貸にお住まいの方にも人気のつっぱり式ロールスクリーン。
つっぱり式はネジで固定しないので、取り外し方も他のロールスクリーンとは異なります。
つっぱり式ロールスクリーンの場合は、テンショングリップを回して解除し、片側に押し込みながら本体を取り外しましょう。とっても簡単ですね!
つっぱり式の取り付け方法や、詳しい取り外し方はこちらの記事で紹介しております。参考にしてください。
危ない!壊れた!トラブルを防ぐ3つの注意点
ロールスクリーンの取り外し作業では、
- 足元がグラついて転落した。
- ロールスクリーンが落下して破損した。
- 無理な方向に引っ張ってパーツが破損した。
などのトラブルが発生することがあります。
このようなケースを避けるために、次のポイントに注意して行いましょう。
- 足場を安定させる。
- サイズ幅が1メートル以上ある場合は、複数人で作業する。
- ブラケット(取り付けパーツ)を壊さないように注意。
①足場を安定させる。
ロールスクリーンを取り外している途中でグラつかないように、足場を安定させることを心掛けましょう。
キャスター付きの椅子などを使用すると転落事故につながります。
②幅が1メートル以上ある場合は、複数人で作業する。
ブラケット(取付けパーツ)を端から順番に外す作業を1人で行うと、まだついている箇所に負荷がかり破損の原因になってしまいます。
スクリーン幅が1メートル以上ある場合は、必ず2人以上で作業を行いましょう。
1人が取り外し作業をして、もう1人がロールスクリーン本体を支える方法が理想的です。
③ブラケット(取り付けパーツ)を壊さないように注意。
ブラケット凸部はプラスチックでできています。
間違った方向に圧をかけると、ツメがバキッと折れて破損してしまうのでご注意ください。
また、使用が長期間に渡っている場合はパーツが劣化している可能性があります。
ホコリや油などの汚れで凸部が動かなくなっていることもあるので、その場合は汚れを拭き取ったうえで再度確認してみましょう。
動かしにくい場合は、取り外しを見送ることも検討しましょう。
ウォッシャブル生地の外し方
ウォッシャブルタイプのロールスクリーンの場合、本体から生地を取り外してお洗濯することができます。
このような場合でも、まずは設置場所から本体を取り外すことから始めます。
◇注意点
※ウォッシャブル生地の外し方は、製品によって異なります。ここでは当店で取り扱っている商品を例にあげてご紹介します。
ご紹介するのはこちらの商品です。
写真で外し方をチェック
- 本体を設置場所から取り外す。(上記参照)
- スクリーン生地をすべて引き出す。
- スクリーン生地を巻き取りパイプから取り外す。
- ボトムバーを取り外す。
1. 本体を設置場所から取り外す。
壁や窓枠など、設置している場所から本体を取り外します。
2. スクリーン生地をすべて引き出す。
スクリーン生地を最下部まで降ろします。
プルコード式の場合、途中で生地が巻き戻されないようにストッパーをかけましょう。
3. スクリーン生地を巻き取りパイプから取り外す。
スクリーン生地を押さえ、巻き取りパイプの端からゆっくりはがします。
4. ボトムバーを取り外す。
スクリーン下部についているボトムキャップを取り外し、ボトムバーを横方向にスライドさせて抜き取る。
お洗濯の際には、巻き取りパイプやボトムバーの取り外しを忘れないように注意してください。
商品によっては洗濯機で丸洗い可能なタイプもあります。
ロールスクリーンを取り外して洗う方法はこちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ
ロールスクリーンの外し方は商品の種類によって異なるので、取扱説明書を確認しましょう。
手元にない場合は「メーカー名」「製品名」「購入店舗」などで検索してみることをおすすめします。
取り外す際には足場を安定させ、無理のない姿勢で行うようにしてください。
できれば2人以上で作業できる方が安心ですね。