こたつ布団の捨て方に迷っていませんか?
ごみとして出すなら「燃えるごみ」「資源ごみ」「粗大ごみ」のどれか?とは思うけど・・・
うーん、全部に当てはまりそうな気がしますよね。笑
どの日に捨てるのが正解なのでしょうか??
一般的にこたつ布団は、「粗大ごみ」に分類されることが多いようです。
ただし、ごみ出しのルールは自治体によって異なるので、住んでいる地域の情報を必ず確認するようにしましょう。
この記事ではこたつ布団の捨て方(処分方法)について、「回収日時や場所」「こたつ布団を十字にくくる方法」など、くわしく解説していきます。
目次
こたつ布団は「粗大ごみ」に分類されることが多い
こたつ布団(掛布団・敷布団)は「粗大ごみ」に分類されるのが一般的です。
粗大ごみとはその名のとおり、サイズの大きいごみのことを意味します。
粗大ごみのサイズ基準は自治体によって異なりますが、例えば「一つの辺が30㎝以上」というように、具体的な数字で示されていることもあります。
こたつ布団はカサ高く重量もありますので、多くの場合、燃えるごみではなく、粗大ごみとして扱われるようです。
こたつの掛け布団は『燃えるごみの日』にも出せる?
こたつ布団は燃えるごみに出していいのか?
ちょっと迷いますよね。
たしかに燃えるか、燃えないかと言われると・・・
燃えそう!なイメージがありますものね。
燃えるごみは週に何度か収集日がありますし、このときに出せたら一番楽ではあるけど、残念ながら燃えるごみの日には回収してもらえない可能性が高いです。
どうしても燃えるごみの日に出したいときには、はさみで小さく切り、少量ずつにわけて出す人もいるようです。
ただし、あくまで公式のルールでは『粗大ごみ』に分類されていることが多いので、それに従って処分することをおすすめします。
布団を小さく切る作業は意外に力仕事ですし、時間もかかります。
粗大ごみで費用が発生するとしても数百円程度なので、粗大ごみとして出す方が簡単&安心ですね。
ごみ出しのルールは、自治体ごとに違う
ごみ出しのルールは、お住まいの自治体ごとに定められています。
つまり住んでいる場所によって、全然ちがう!のです。
こたつ布団をごみに出すときには、次の点をチェックしてみましょう。
- ごみの分類方法
- ごみの回収場所、日時
- 事前に必要な手続き
- ごみ回収にかかる費用
ごみルールについては自治体の紙面上での案内のほか、ホームページでも閲覧できます。
また、”ゴミ出しアプリ”を配信している自治体もあるので、上手に活用しましょう。
分別方法や出し方の検索、ごみ収集日程をアラームで設定しておくことができますよ。
わからない場合には、市役所などのごみ担当窓口に電話して問合せましょう。
★粗大ごみ回収ルールの具体例
処理費用は無料。事前手続きは不要。
→コンビニなどで処理券を購入する。
→処理券を貼り付ける。
→回収場所に出す。(または、ごみ処理センターに直接持ち込んでもよい。)
※処理費用は1枚あたり200円。
簡単3ステップ!こたつ布団の捨て方を解説
ここからはこたつ布団の捨て方について、くわしくお伝えしていきます。
実際に回収場所に出す前に、必要な手続きや作業があるので順番にやっていきましょう。
①日時や場所を確認する
まずはじめに、ごみ回収の日時や場所を確認します。
自治体によってルールが異なるので、お住まいの市町村のホームページや配布物などを参考にしましょう。
月に一度、第〇曜日は粗大ごみの日と決まっている場合もあれば、申し込み時に個別で日時を指定されることもあります。
回収場所については、いつもと同じごみスペースのこともあれば、自宅前まで収集に来てもらえることもあります。
本当に住んでいる地域によっていろいろですね。
また、ゴミ収集センターへ自分で直接持ち込むという方法もあります。
3月,4月の引っ越しシーズンには混雑して、通常時よりも収集まで日数がかかるケースが多いので、この場合は収集センターに直接持ち込んだ方が早く処分できるかもしれませんね。
粗大ごみを持ち込むと、処理料金が割安になる自治体もありますよ。
②ビニール紐でくくり、コンパクトにまとめる
こたつ布団はビニール紐で十字に縛り、コンパクトにまとめてからごみに出しましょう。
(※こちらでは一般的な方法をご紹介しています。実際にごみとして出す際には、自治体ごとのルールをよく確認しましょう。)
(1)布団を小さくたたんで、ビニール紐の上に置く
(2)紐を十字に交差させる
(3)こたつ布団の上下をひっくり返し、紐をギュッとひっぱる
(4)中央で交差して、しっかり結ぶ
(5)完成です♪
荷物を持ち上げたときにビニール紐がゆるんでしまわないように、ギュッと力を入れながら結ぶのがポイントです。
③指定された日時にゴミを出す
こたつ布団を捨てる準備ができたら、あとは指定された日時を待ちます。
くれぐれも、出し忘れには注意してくださいね。
「カレンダーに書き込む」「アラームを設定する」「ごみ収集アプリを活用する」などの工夫をして、予定していた日にスムーズに処分できるように準備しておきましょう。
◇早すぎるとトラブルになることも!
指定された日時よりも遅れると、粗大ごみを収集してもらえないですよね。涙
じゃあ、早めに出しておけばいいと思うかもしれませんが、そういうわけでもありません。
ごみ出しのタイミングが早すぎると、トラブルの元になることがあるので注意しましょう。
例えば「生ごみじゃないし、少しくらい早くてもいいよね?」「当日の朝バタバタしたくないから、前日の夜に出しておこう」というのは、控えた方がよさそうです。
(お気持ちはよくわかるのですが・・・)
粗大ごみ収集のルールでも、『朝8時以降に』と記載されていることが多いです。
夜間の人通りのない時間帯に粗大ごみを出すと、放火などのトラブルにつながる可能性があるので、朝まで待ってからゴミに出しましょう。
そのほかにも雨に降られて水浸しになる、動物の排泄物で汚れるなどの心配もあります。
ごみに出してから回収されるまでの時間を、なるべく短くする工夫を心がけましょう。
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こたつ布団は正しく捨てないと、回収してもらえない!
ごみ出しのルールを守ることは、とても大切なことです。
それは回収作業をスムーズにするために、ご近所トラブルを避けるためにだけでなく、巡り巡っては自分のためになります。
ごみ出しルールを守っていないと「ごみに出したけど、回収してもらえなかった!」というパターンに陥ってしまいます。
ごみは出して終わりなのではなく、無事に回収してもらえたことを確認して、やっと完了するのです。
もし回収してもらえなかったら、汚れた布団をもう一度自宅に持ち帰らないといけなくなります。涙
これだと二度手間、三度手間になってしまいますね。
こたつ布団が回収してもらえないのは、こんなとき
こたつ布団は、どういうときに回収してもらえないのでしょうか?
こたつ布団の場合は「ごみの分類が間違えている」「まとめ方が不適切」などの理由があります。
例えば・・・
- こたつ布団は粗大ごみなのに、資源ごみの日に出した。
- 紐で結んで出すように案内されていたのに、何もしないで出した。
というパターンをよく見かけます。
普通ごみのように、大きめのビニール袋にギュッと詰め込んで置いてあっても、戻ってきてしまうのですね。
捨てたものは一回で回収してもらえるように、あらかじめごみ出しルールをよく確認しておきましょう。
粗大ごみ以外の回収方法
粗大ごみとして処分する場合、日程や時間帯のことで融通が利かないことがあります。
留守が多い方や、引っ越しなどで急いでいる方にとっては、不便に感じてしまうかもしれませんね。
◇不用品回収業者に依頼する
- 粗大ごみの申し込み手続きが面倒。
- なるべく早く処分できる方法を探している。
- 屋外への運び出しを手伝ってほしい。
このような場合には、不用品回収業者を利用するのも一つの方法です。
不用品回収業者は町中で車を走っていることがあるので、その場で引き留めて依頼すればすぐに対応してもらえるでしょう。
話がさくさく進むのは、大きなメリットですよね。
(実際の引き取り作業は、日を改めてというケースも多いです。)
そして、必ず引き取ってもらえるという確約があるわけではありません。
処分費用が発生することもあります。
「無料だと聞いていたのに、後から費用を請求された」「高額な費用を支払ってしまった」などの被害を受ける人も多いようなので、利用する際には慎重に話を進めましょう。
たとえ少し手間がかかったとしても、自治体のごみ回収を利用した方が安心だと思います。
◇海外支援物資として寄付する
使わなくなったこたつ布団は、海外への支援物資として寄付するのもおすすめです。
処分する予定だった布団が、社会に役立ててもらえるなんてうれしいですよね。
寄付されたこたつ布団は本来の用途だけでなく、食器や割れ物、家具等を輸出するときの緩衝材として活用されるそうです。
このような場合には、中古品でも歓迎してもらえますよ。
送料の負担が発生するかどうかは、寄付先の団体によって異なります。
こたつ布団の寄付を必要としている団体がないか、一度調べてみましょう。
団体によってはメールフォームで申し込むだけで、すぐに宅配業者が集荷に来てくれるなど、便利な仕組みを整えてくれているところもありますよ。
そのほかにもキルティングラグや毛布のようなものなら、動物愛護団体でも寄付を募っています。
こたつの敷布団に使用していた薄手ラグを処分したいなら、問い合わせてみてもいいでしょう。
◇リサイクルショップで買い取ってもらう?
「まだきれいだし、リサイクルショップで買い取ってもらえないかな?」
こんなふうに思っていませんか。
処分するだけでなく、少しでも値段がつくとありがたいですよね。
ですが残念ながら、布団類は新品を購入する人が多いため、中古品布団のニーズはあまり高くありません。
リサイクルショップでは買い取りを断られてしまう可能性もあります。
ただし、新品(新品同様)で使用感の少ない布団なら、期待できるかもしれません。
リサイクルショップに何件か問い合わせてみて、買取価格を比較してみるのもいいですね。
こたつ布団だけでなく、こたつ本体も処分する予定なら、セットで買い取ってもらえるように交渉してみるのもおすすめです。
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まとめ
この記事では、こたつ布団の捨て方について詳しく解説してきました。
こたつ布団は敷き布団も掛け布団も、『粗大ごみ』に分類されるのが一般的です。
ごみ出しのルールは自治体によって細かい取り決めが違うので、住んでいる場所の情報を集めてから捨てましょう。