お風呂に入っているときに、「窓の外から見えちゃってる?」と心配になったことはありませんか?
特に浴室の窓が隣家と近い場合や、人通りのある道路沿いに面している場合には外からの視線が気になってしまいますよね。
バスタイムは心も体も休めるためにも、浴室用ブラインドで浴室の目隠し対策をしていきましょう!
浴室専用のブラインドは、耐水性があり、タイル壁にも手軽に取り付けられるのでお風呂場でも安心してお使いいただけますよ。
この記事では、「お風呂の窓に目隠しをしたい」あなたに、『浴室用ブラインド』の特徴・取り付け方について解説していきます。
当店のスタッフの自宅に『浴室用ブラインド』を実際に取り付けてもらったので、実際の使い心地や感想も併せてご紹介していきますね。
目次
浴室の窓に目隠しは必要?
プライバシーを守るため、浴室の窓はほとんどが透けにくい『すりガラス』になっており、丸見えになってしまう事は少ないです。
ですが、お風呂を使う夜の時間帯は、室内の方が明るいためシルエットが透けて見えてしまうことがあります。
目隠し対策をしておいた方が、ゆっくりと身も心も休めることができますよ。
お風呂の目隠しにおすすめのアイテム
お風呂でゆっくりと寛ぐためにも、浴室の窓はしっかり目隠ししておきたいところ。
すりガラスや面格子が付いている家も多いですが、それだけだと夜など室内が明るい時に少し心もとないですよね。
実際にお風呂の目隠しとして、使われれているのは以下のようなアイテムです。
- ブラインド
- カーテン
- ロールスクリーン
- 目隠しシート
- すりガラス
- すだれ
価格やデザインなどに違いもありますが、お風呂の目隠しアイテムを購入するときは機能面にも注目して買いましょう。
それぞれの特徴について解説していきますね。
ブラインド
インテリア専門店の目線から言わせていただきます。
機能重視で浴室の窓につけるアイテムを選ぶなら、ブラインドが断然おすすめです。
アルミ製やプラスチック(PVC)素材のブラインドは、錆びやカビにも強いため水回りでの使用に適しています。
また、目隠ししながら換気することもできるので、プライバシー対策にぴったりのアイテムです。
浴室でブラインドを使うメリットについては次の章で詳しく紹介しますね。
突っ張り式で穴あけ不要!プラスチック素材の高遮蔽ブラインド
『高遮蔽 つっぱりPVCブラインド 単色タイプ』
つっぱり式で賃貸でも安心のPVCブラインド!特殊形状スラット&コードの穴がないので光漏れ軽減
カーテン
突っ張り棒などで手軽に設置できるカーテンも、浴室の目隠しとしてよく使われます。
可愛らしいデザインのカーテンも多いので、浴室をおしゃれにコーディネートしたい方におすすめです。
水回りでも使いやすいシャワーカーテンや、浴室用の防カビ加工のカーテンを選びましょう。
一方で、カーテンはヒダがあるため狭い浴室で使うと圧迫感が出てしまうことがあります。
また、カビに侵されやすいのでこまめになお手入れが必要です。
ロールスクリーン
つっぱり式のロールスクリーンなら、浴室に設置することができます。
水に強い、はっ水加工付きのロールスクリーンを選びましょう。
真っ直ぐなシルエットなので、浴室の窓をすっきりと演出してくれます。
遮熱断熱機能付きのロールスクリーンなら、お風呂の寒さ対策にもなります。
ロールスクリーンの生地は風を通さないので、換気をするときにはスクリーンを全開にしなければなりません。
換気中に室内が丸見えになってしまうのが気になる方は、別のアイテムを選びましょう。
【つっぱり式!】1級遮光・遮熱断熱機能付きで浴室窓の寒さ対策・目隠し対策におすすめ!
『つっぱりロールスクリーン 1級遮光+はっ水タイプ』
1mm単位でオーダーできる激安つっぱりロールスクリーン
目隠しフィルム
手頃な価格で目隠ししたい方におすすめなのが、窓ガラス用の目隠しフィルムです。
水で貼って剥がせるタイプのフィルムなら何度でも貼り直しができるので、DIY初心者の方でもトライしやすくなっています。
おしゃれなデザインのフィルムもたくさんあるので、浴室のインテリアを華やかにすることができますよ。
目隠しフィルムは、凹凸のある窓ガラスや表面がザラザラした窓ガラスには貼り付けできないこともあります。
購入する前に、浴室の窓に適しているのか確認しておきましょう。
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飛散防止効果・UVカット率99%・ペア・網入りガラス対応!目隠し効果でプライバシー保護!
すだれ
価格がリーズナブルで、取り付けも簡単なすだれも浴室の目隠しにおすすめです。
窓の外側に設置するので、浴室の見た目を変えることなく目隠し対策することができます。
すだれは消耗品なので、定期的に買い替えなければならないのがデメリットです。
浴室の窓にブラインドがおすすめな3つの理由
浴室の窓に取り付けるのであれば、断然ブラインドがおすすめです。
ブラインドはスタイリッシュなデザインで洗練された印象をお部屋に与えてくれますが、浴室に取り付けるのにもぴったりのアイテムなんです。
ここでは、浴室にブラインドを取り付けるメリットを3つご紹介します。
①プライバシーをしっかり保護できる
ブラインドの良さは、プライバシーを保護してくれること。
ブラインドは羽根の向きを調節することで、外からの視線を遮ることができます。
日光は程よく取り入れつつ、外からは見えないようにすることも可能です。
羽根を調節することで、上下からの視線も遮ることができます。
浴室の窓からお隣さんの2階の窓が見える場合(我が家がまさにそうです)の目隠し対策としても効果的ですよ。
②目隠ししながら換気できる
浴室は湿気がこもりやすいので換気をしっかり行いたいところ。
ところが、窓に目隠し効果がある『すりガラス』や『目隠しシート』だと、窓を開けると目隠し効果がなくなってしまいます。
また、カーテンやロールスクリーンなども同様で、風が入るよう全開にしてしまうと目隠しの役割を果たしません。
一方ブラインドは、羽根の角度を調節すれば外からの視線は遮りつつも室内に風を通すことが可能です。
お風呂場は湿気対策が特に必要な場所なので、プライバシーを保護しつつ換気できるのは嬉しいですね。
③水に強くカビが発生しにくい
私事になりますが、当店に入社する前お風呂の窓にカフェカーテンをつけて目隠しにしていたことがあります。
ペーパーのような薄手生地で、はっ水加工がされているものでしたが、いつの間にかカビだらけになってしまって悲鳴を上げたことがあります。
布製の生地は、はっ水加工がされていても湿度の高い場所が苦手です。
カビが生えないようにこまめに拭いたり、乾燥させたりとお手入れが大変になってしまうことも。
その点、アルミ製のブラインドは布のようにカビの心配はありません。
まさに、水周りにぴったりの窓装飾といえるでしょう。
ただし、湿度が高い場所で長期間放置していると、スチールなどが使われているブラインドだと錆びてしまうことがあります。
お風呂にブラインドを取り付けるときは『浴室ブラインド』を選ぶようにしましょう。
浴室で使うブラインドの選び方
ブラインドの中には『浴室タイプブラインド』という種類のものがあります。
見た目に大きな違いがあるようには見えませんが、『浴室タイプのブラインド』『普通のブラインド』一体どのような違いがあるのでしょうか?
ここでは、浴室タイプのブラインドの特徴を解説していきます。
①耐水性
浴室用のブラインドを選ぶうえで大切な要素の1つ目が、さびにくいことです。
ブラインドの羽根に使われているアルミやPVC素材は水に強いため、さびつく心配はありません。
ですが、ネジや細かいパーツ部品にスチールが使われていることがあります。
そのため、浴室のような湿度が高い場所で使用するとさびてしまうことがあるため注意が必要です。
浴室専用のブラインドはすべてのパーツがアルミやプラスチックなどでできているため、さびの心配はありません。
多湿なお風呂場でも安心してお使いいただけます。
②取り付け方法
一般的なビス(ネジ)止めタイプのブラインドは、木枠にネジ穴をあけてブラケットを固定します。
ですが、浴室の窓枠はタイル壁になっていることも多いため、ビス止めタイプのブラインドが難しいケースも。
浴室にブラインドを設置するときは、『つっぱり式』のブラインドを選びましょう。
壁につっぱる力を利用しているので、ネジ穴をあけずにブラインドを取り付けできます。
ちなみに、浴室専用のブラインドはつっぱり式になっていますよ。壁を傷つけずに設置できるため、賃貸住宅の浴室でも安心です。
③お手入れのしやすさ
ブラインドは、羽根が横向きになっているためほこりやゴミが溜まりやすいのがデメリットです。
きれいに保つためには、乾いたタオルなどで1枚1枚拭き掃除をしなければなりません。
浴室専用のブラインドなら、水に強いので、水をかけて丸洗いすることが可能です。
シャワーとサッと流すだけでも汚れを落とすことができるので、お手入れも簡単ですね。
※ブラインドを洗う際には商品説明書のお手入れ方法を確認してから行うようにしましょう。
浴室用ブラインドをスタッフ宅のお風呂に取り付けてみたレポ!
百聞は一見に如かずという事で、今回は当店スタッフKさんのお宅に実際にブラインドを取り付けていただきました!
Kさんがブラインドを取り付けたきっかけは、「浴室の窓がお隣さんと向かい合わせになっていたから」だそうです。

こんにちは。自宅にブラインドを取り付けたKです。
我が家の浴室はすりガラスなので透けてはいないけど、シルエットが見えそうで心配!
面倒くさがりなので「取り付けやすいものがいい!」と、浴室タイプのブラインドにしてみました。
取り付けた商品
彼女が今回浴室の窓に取り付けたのはこちらの商品です。
日本製アルミブラインド パティオ【浴室タイプ フッ素コート】
◆この商品にした理由
- 水をかけるだけで簡単に掃除ができる
- フッ素コート付きで汚れに強い
- つっぱり式でタイルに穴を開けなくて良い
- すっきりデザインのワンポール式なら、操作コードが垂れ下がらず引っ掛ける心配がない
ワンポール式とは?
ワンポール式とは、羽根の角度や昇降操作をするポールが1つにまとまっている操作方法のことです。
ポールひとつで操作できるので、見た目がすっきりしています。
採寸
ブラインドを購入する前に、まずは採寸です。ブラインドは、取り付け方によって必要な製品幅が変わります。
今回は、つっぱり式の浴室ブラインドだったので『天井付け』で設置しました。
天井付けならブラインドが窓枠内にすっぽりと収まるので、シンプルな窓辺にすることができます。
窓が歪んでいると、せっかく採寸をしても上手くはまらないことがあります。
念ため窓枠内の上部と下部の2か所で幅を計測して、窓枠に歪みがないかもチェックしておきましょう。

我が家の浴室窓は、浴槽のすぐ近くなので採寸するときの足場に苦労しました。
怪我をしないよう、足元に注意しながら採寸を行ってくださいね。
天井付けの場合、製品幅は幅・高さとも窓枠の内寸よりマイナス1cmで注文するようにしましょう。
※取付位置によって操作ポールの長さが異なるので、取り付け位置の高さも忘れずに計測してくださいね。
取り付け手順
ブラインドが届いたら、いよいよ取り付けです。
届いた商品を開けてみるとこんな感じでした(↓)。
部品も少なく、手軽に取り付けられそうですね!
では早速、ブラインドを取り付け方をみていきましょう。
ステップ①取り付け場所をきれいにする
まずは、ブラインドを取り付ける場所をきれいにします。
つっぱり式のブラインドの場合、ブラインドを固定するための受け皿(プレート受け)を両面テープで壁に設置します。
両面テープがくっつきやすいよう、最初にプレート受けを張り付ける壁面を乾いた布などできれいに拭きましょう。
ステップ②プレート受けの取りつけ
次は壁面にプレート受けを取りつけていきます。
プレート受けとはこの部品のことです(↓)。
壁に取り付けられるよう、写真のように裏側に両面テープをつけましょう。
※上下の向きが決まっているので注意してください。

プレート受け用の両面テープが大きくて疑問だったのですが、外すときに使うからだそうです。
余った部分は下側にはみ出るように貼り付けてくださいね。
両面テープをつけられたら、両方の壁面にプレート受けを貼りつけましょう。
ステップ③ブラインドを取り付ける
プレートの受け皿が取りつけられれば、次はいよいよブラインドの取り付けです。
ブラインド上部のバー(ヘッドボックス)を、プレート受け皿に押し当ててはめ込んでいきましょう。
ステップ④ヘッドボックスを固定する
次に、プレート受け皿に取り付けたヘッドボックスを固定していきます。
まず、左右の端にあるダイヤルを回してつっぱります。
この時、左右が均等になるように注意しましょう。
つっぱれたら、固定用のレバーを操作してでさらにロックしていきます。
あとは、カバーをスライドさせればつっぱり部分も見えなくなってすっきり!

固定用レバーがちょっと固かったけど、その分しっかりしてる感じでした。
取り付けた後は、しっかり固定されていましたよ。
ステップ⑤丈を微調整
このブラインドは取付け後に製品の高さが調節でき、窓にぴったり納められます。
「ブラインド思ったより長くて、下のバーが窓枠に接触しちゃう!」など、丈が長い場合は短く調整することができます。
調整方法は、マイナスドライバーやコインなどで2か所を回すだけ!手軽にできるのが嬉しいですね。
感想
実際に取り付けたKさんの感想はざっとこんな感じでした。
(※あくまで個人の感想です。)
- 説明書通りに進められて、取り付けるのが簡単だった
- やっぱりオーダー品はサイズぴったりで気持ちがいい
- ポールが高い位置にあるので邪魔にならず、子供のいたずらが少なそう
- ワンポール式は余分なコードがなくて使いやすい
- 羽根を上に束ねた状態(全開)の時も操作コードを巻き付けておけば邪魔にならない
- 1か月ほど使ってみたが、特に汚れや傷みは見られていない
つっぱり式のブラインドは、専用工具もいらないので取りつけがとっても簡単です。

お風呂で眼鏡を外しているので余分なコードがあると引っ掛かかりそうで不安でしたが、ワンポール式はコンパクトに収まっているので安心して使えました。
子供のいたずら防止にもなるので、「紐が邪魔にならないようにしたい」と思う方はぜひワンポール式をお選びください。
当店おすすめ!浴室用ブラインド4選
ここからは当店おすすめ!浴室用のブラインドをご紹介致します。
PVCブラインド
PVC素材の熱伝導率は、なんとアルミ素材の約1000分の1!
水に強く、熱を通しにくい素材のため浴室の暑さ・寒さ対策におすすめなんです。
ちなみに、我が家でもPVCのブラインドを浴室窓に設置しています。主観ではありますが、窓からの冷気が格段に減っていますよ。
当店のPVCブラインドはコード穴の見えない高遮蔽で光漏れもしっかり防いでくれます。
【賃貸OK!】浴室でも使えるつっぱり式!高遮蔽で光漏れも少ないです
『高遮蔽PVCブラインド 単色タイプ』
つっぱり式で賃貸でも安心のPVCブラインド!特殊形状スラット&コードの穴がないので光漏れ軽減
アルミブラインド
水に強いだけでなく、『掃除しやすい』『遮熱効果付き』など便利な機能付きブラインドもご用意しております。
是非じっくりご覧ください。
まとめ
この記事では浴室タイプのブラインドについて解説してきました。
ブライドは、外からの視線を遮りつつも風通しをキープすることができます。
また、布製の窓周りアイテムと違って水に強いです。
お風呂に取り付けるなら、錆びに強い「浴室用ブラインド」にしましょう。
錆びに強い浴室ブラインドなら、水をシャーっとかけて洗うことができるので手軽にお手入れができます。
つっぱり式なので、ネジ穴をあける必要がなく、専用工具もいらないので取りつけがとっても簡単です。
浴室用ブラインドでプライバシーを保護して、ゆったりとしたお風呂タイムをお過ごしくださいね。