病院やオフィスでよく見かけるブラインド。
「日差しを調節できて便利そうだけど、実際のところ使い勝手はどうなの?」と悩んでいませんか?
普段カーテンを使っていると、ブラインドの使い勝手などはイメージしづらい部分があると思います。
買ってから後悔しないためにも、機能性やメリットはきちんと知っておきたいですよね。
そこで今回は、ブラインドのメリットと上手な活用法をご紹介いたします。
目次
ブラインドの種類
ブラインド、と言っても実いくつか種類があるのをご存知でしょうか?
ブラインドはスラット(羽根)の向きによって名称が変わります。
スラットが横向きのものを『ベネシャンブラインド』
スラットが縦向きのものを『バーチカルブラインド』といいます。
日本では、横型のベネシャンブラインドを見かけることが多いかもしれませんね。
横型のブラインドは外からの視線を遮りつつ、程よく日光を取り入れられるので、最近家庭でも取り入れたいという方が増えてきています。
ビルなどの高層階ではバーチカルブラインドを取り入れていることが多いです。
ブラインドのメリット
ブラインドってよく見かけるけれど、実は機能性など細かいところは知らないという方も多いのではないでしょうか?
ブラインドとカーテンどちらが良いのか比較したいという方もいると思います。
せっかく購入するのであれば、メリットも知った上で吟味したいですよね。
ブラインドには、カーテンにはないメリットがたくさんあります。
(もちろんカーテンにも、カーテンならではのメリットはたくさんあります。)
ブラインドの主なメリットは以下のとおりです。
★ブラインドのメリット★
- スタイリッシュな見た目
- 室内に入る光の量をコントロールできる
- 外からの視線を遮ることができる
- 降ろした状態でも風通しを確保する
- 湿気の多い場所にも◎
ここでは、ブラインドのメリットについて詳しく解説いたします。
①スタイリッシュな見た目
ブラインドのメリット、それはスタイリッシュな見た目です!
百聞は一見にしかずということで、まずはお客様からのレビュー写真をご覧ください。
どちらのお部屋もとっても素敵ですよね。
レビューをくださったお客様、ありがとうございます。
ブラインドはどんなお部屋にも合わせやすく、スタイリッシュ。
シンプルなデザインだからこそ、お部屋を洗練された印象にすることができます。
モダンテイストのお部屋にも合わせやすく、窓まわりをスッキリと見せることができますよ。
②室内に入る光の量をコントロールできる
カーテンは日差しや視線を遮ることができるけれど、調節するのが難しいというデメリットがあります。
特にお昼間など、ほどよく日差しを取り込みたいときなんかは苦労しますよね。
その点、ブラインドであれば横と縦のスラットの角度を調整できます。
そのため、日光の取り入れ具合を調整したり、外からの視線を遮ったりできます。
ベネシャン(横型)ブラインドとバーチカル(縦型)ブラインド両方の特性を生かして、お部屋を明るく快適な空間にしましょう。
ベネシャン(横型)ブラインドは上下の光をコントロールできます。
昼間は良いけど、夕方の西日がきついなど時間帯によっても角度を調節できるので便利ですね。
バーチカル(縦型)ブラインドは横からの光をコントロールできます。
マンションの上階などで水平に日差しが差し込むような場合は、バーチカル(縦型)ブラインドを選びましょう。
③外からの視線を遮ることができる
お天気の良い昼下がり、清々しい気持ちで窓を開けると外の通行人とバッチリ目があってしまった…という気まずい経験はありませんか?(私はあります。)
リビングの窓が人通りの多い道路に面していると、天気が良くてもなかなかカーテンを開けられなくて歯がゆい気持ちになってしまいますよね。
ブラインドであればスラットを調節することで日差しを取り込みつつも、外からの視線を遮ることができます。
ベネシャンブラインドであれば、隣家の2階からの視線など角度のある視線も遮ることができますよ。
日光を取り入れつつ、プライバシーを守ってくれるところがブラインドならではのメリットです。
④降ろした状態でも風通しを確保できる
換気をするときに、カーテンであれば開けないとなかなか風が通らないですよね。
カーテンを閉じたまま窓を開けてしまうとカーテンがすごい勢いでまくれ上がってしまうことも…。
ブラインドならばスラットを水平にすることで、ブラインドを降ろした状態のまま風通しを確保することができます。
ある程度の角度をつければ視線や日差しをシャットアウトしながらも、風を通すことができますよ。
風が強い日だとブラインドが風にあおられて「ガタガタ」と音がなってしまうこともあります。
音が気になる方は、ブラインドが動かないよう緩衝材を窓枠につける、重りを吊るすなどの工夫をしましょう。
⑤湿気の多い場所にも◎
布製のカーテンだと、キッチンやお風呂場の窓まわりに取り付けるのは少し不安になってしまいますよね。
お手入れをしっかりしないとカビが生えてしまいますし…。
その点アルミ製のブラインドなら、カビに侵される心配もなく取り付けることが可能です。
湿気の多いキッチンや浴室の窓まわりアイテムとして活躍してくれます。
ただし、部品によっては錆びてしまう可能性もあるので浴室にブラインドを取り付ける場合は「浴室用ブラインド」を取り付けるようにしましょう。
ブラインドのおすすめ活用法4選
ブラインドを取り付けるなら、メリットが生かせるような場所に取り付けたいですよね。
デザインはもちろん、機能面にも着目して快適に過ごせるように工夫しましょう。
今回は特におすすめな活用方法を4つご紹介いたします。
①キッチン
(※こちらはお客様のレビュー写真です)
まずおすすめなのがキッチンです。
火や水を使うキッチンは、ゆらめきのある布製のカーテンを取り付けるのは少し不安ですよね。
ブラインドなら幅を取らずに取り付けることができます。
アルミ製のブラインドなら、火の元に近いキッチンで使用するときも安心ですね。
窓だけでなく、勝手口に取り付ければプライバシーをしっかり守ってくれます。
揚げ物や焼き肉など匂いが気になるときも、勝手口を開けて換気しながらお料理できますよ。
②浴室
浴室の窓って外からの視線が気になるものの、何を取り付ければ良いのか迷いますよね。
布製のカーテンはカビが生えてしまいますし…。
そんなときにもブラインドがとっても有効です。
アルミ製のブラインドならカビの心配もなく取り付けられます。
隣家の窓と近い場合も、視線をシャットアウトしてくれるので安心ですね。
我が家ではブラインドのスラットを調整して、窓を開けながらお風呂に入ることもあります。
露天風呂に入っているようでプチ贅沢な気分になれますよ♪
普通のアルミブラインドだと、錆びてしまう可能性もあるので浴室タイプのブラインドを選びましょう。
③出窓や小窓
ベネシャンブラインド、バーチカルブラインドはどちらもサイズに関係なく取り付けられるので小窓があるお部屋にぴったりです。
また、カーテンレールを必要としないため出窓などにも取付可能です。
リビングなどで小窓と大きな窓がある場合にも、同じ素材で取り付けられるので統一感をもたせやすいです。
掃き出し窓で開閉をスムーズに行いたい場合は、分割して取り付けるようにしましょう。
ブラインドなら日光を程よく取り入れられるので、出窓や窓際で植物を育てている方にもおすすめですよ。
④上階のお部屋の窓
高層マンションの上階のお部屋だと、外からの視線が気になることは少ないと思います。
その分、せっかくなら景色を楽しみたくなるのではないでしょうか?
カーテンだと開閉のみの2択になってしまいますが、ブラインドなら景色を楽しみつつも日差しのコントロールをすることができます。
より景色を楽しむことができるバーチカルブラインドが特におすすめです。
水平方向からの日差しも遮ることができるので、高層オフィスビルなどにも使われています。
ブラインドを取り入れるか迷ったら?
「賃貸などで壁に穴が開けられなくてもブラインドって設置できるの?」と、ブラインドを取り入れたくても迷ってしまうことがありますよね。
次は「ブラインドを取り入れづらいな」と感じたときに解決するための2つのポイントをご紹介いたします。
①【賃貸】なら穴あけ不要なつっぱり式がおすすめ!
賃貸やアパートだと壁に穴を開けることができないため、機械物のブラインドはなかなか取り入れづらいということがありますよね。
壁に穴を開けられない場合は、「つっぱり式のブラインド」がおすすめです!
つっぱり棒のように伸縮するブラケットを取り付けるだけなので、壁に穴を開けずに取り付けられます。
工具不要で取り付けも簡単です。
②カーテンかブラインドか迷ったら併用してみるのも◎
ブラインドとカーテン、どちらの機能が最適か迷ったときには思い切って併用してみるのもありです!
個性的でかっこいい雰囲気の窓になります。
デザインの良さもさることながら、機能面も充実しています。
- ブラインドのメリット
「日光をシャットアウトする」「上下からの角度のある視線を遮る」「風を通しながら目隠しする」 - カーテンのメリット
「目隠し効果を高める」「遮熱断熱効果を高める」
両方のメリットを良いとこ取りできる便利なスタイルなんです。
「寒い日に断熱効果がほしいときはカーテンを閉める」「風通しと目隠しを両立したいときはブラインドのみ使う」など、それぞれのシーンに合わせて幅広い使い方ができますよ。
詳しくはこちらの記事を参照ください。
まとめ
ブラインドのメリットについて紹介してきました。
お部屋をスタイリッシュな印象にしたい方にぴったりです。
アルミでできているブラインドは燃えにくくキッチン周りに最適です。
また、湿気にも強く、羽根を調節することで、様々な角度からプライバシーを守ることができるため浴室にもぴったりです。
浴室に設置する場合は、錆びないよう浴室用タイプを選びましょう。
完全に遮光したい、保温効果が欲しいという場合はカーテンと併用して使いましょう。
ブラインドのデザインだけでなく機能にも注目して、活用してみましょう!