ブラインドの羽根のことをスラットと言います。
ブラインドはスラットの向きを調節することで、日差しや外からの視線をコントロールできるのが魅力です。
ですが、「隣の2階から見えないようにするには羽根をどっちに傾けたらいいの?」「夜に外から見えないようにするにはブラインドの向きをどうしたらいいの?」と実際の操作方法について悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
当店でも、お客様からブラインドの向きに関する質問をいただくことが多いです。
そこでこの記事では、窓周りアイテムのプロ『窓装飾プランナー』の資格を持つスタッフがブラインドのスラットの向きの決め方について解説します!
目次
ブラインドのスラットとは

スラットとは、羽根のことです。
横向きブラインド(ベネシャンブラインド)の羽根をスラット、縦向きブラインド(バーチカルブラインド)の羽根をルーバーと呼びます。
スラットにはリーズナブルでカラーが豊富なアルミ、ナチュラルな風合いの天然木、耐水性が高く音が発生しにくいPVCなどの素材が使用されることが多いです。
スラットは、ラダーコードと呼ばれる紐で等間隔に束ねられています。
操作棒や操作コードを使うことで、スラットを昇降させたり、スラットの角度を変えたりすることが可能です。
※この記事ではスラットが横向きのブラインド(ベネシャンブラインド)のスラットの向きについて解説します。
ブラインドのスラットの向きの変え方
ブラインドは操作方法によって、スラットの向きの調節方法も変わります。
まずはブラインドの操作方法の種類別に、スラットの向きを調節方法について紹介しますね。
■コード&ロッド式(ポール式)■

コード&ロッド式(ポール式)とは、ブラインドの昇降はコードで、スラットの向きの調節は操作棒でおこなうスタイルです。
操作棒をくるくると回転させることで、スラットの向きを変えられます。
■ワンポール式■

ワンポール式とは、昇降操作とスラットの角度を1本のポールで行うことができる操作方法のことです。
ポールについているグリップを回すことで、スラットの角度を調節できます。
■ループコード式■

ループコード式は輪っかになった1本の操作コードで、昇降とスラットの角度調節を行う操作方法です。
①のコードを引くとスラットが室内側に傾き、そのままコードを引いているとスラットが上がっていきます。
②のコードを引くとスラットは窓側に向き、そのままコードを引くとスラットが下に降りてきますよ。
ブラインドの操作方法について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
視線も日差しも自在にコントロール!スラットの役割について

では、ブラインドのスラットにはどんな役割があるのでしょう?
ここからは、ブラインドのスラットの2つの役割について解説します。
調光(遮光・採光)・断熱
ブラインドは、スラットの角度を調節することで室内に入る日差しの量を自在にコントロールできます。
遮光してお部屋を暗くしたり、明るくしたり…。
強い日差しだけを遮って明るさは取り込むなど、かなり細かく日差しを調節できるんです。
また、日差しを遮ることで断熱効果も期待できます。
【遮光】

スラットの角度を垂直に近い状態にすると、外からの光をシャットアウトすることができます。
太陽が眩しいときや、夜にプライバシーを守りたいときは、ブラインドのスラットを閉じておきましょう。
【採光】

逆に外からの太陽を取り込むことができるのもブラインドならではの強みです。
スラットの角度を水平に近づけるほどに、たくさんの日差しを取り入れることができるようになります。
ロールスクリーンやハニカムスクリーンは日差しを取り込むときに生地を完全に上げなければなりません。
一方、ブラインドは羽根の角度を変えるだけで手軽に日差しも取り込むことができます。
スラットの角度を上手に調節すれば、眩しい日差しはブロックしつつ、室内に柔らかく光を取り込むことができますよ。
目隠し

ブラインドは、スラットの角度を変えることで、外からの視線を遮ることができます。
ロールスクリーンやプリーツスクリーンなど、他の窓周りアイテムだと、外の景色を楽しむためには生地を全開にしなければなりません。
そうなると、室内の様子も丸見えになってしまいますね。
一方のブラインドは、スラットに角度を調節することでプライバシーを守りながらも、ある程度外の景色を楽しむことができます。
羽根に角度をつけることで、明るさは取り込みながらも外からの視線をブロックすることができますよ。
このように、調光と目隠しを両立できるのは、ブラインドならではのメリットです。
【ブラインド】スラットの向きで日差しの量をコントロールする方法
ブラインドはスラットの向きを調節することで、室内に入る日差しの量を細かくコントロールできます。
暑い日は日差しを遮り、寒い日は日光を取り込むことで、夏も冬も快適にお過ごしいただけますよ。
この章では、スラットの向きで日差しをコントロールする方法について解説します。
スラット(凸面)を窓側に傾ける

スラットの凸面を窓側に傾けると、日差しの暑さや眩しさを抑えることができます。
日差しが羽根によって反射することで、眩しさを軽減し、部屋の上部に柔らかく光を拡散してくれますよ。
日中に家の中で勉強やテレワークをしていると、日差しが眩しくて作業に集中できないことがありますよね。
ブラインドのスラットを窓側に傾けることで、部屋の明るさは確保しつつ、手元の眩しさだけを減らすことができますよ。
夏のジリジリした日差しの暑さや眩しさを軽減しつつ、お部屋を明るくしたいときにもおすすめですよ!
スラット(凸面)を室内側に傾ける

日中にお部屋で過ごすときは、外の自然光も取り込みたいですよね。
スラットの凸面を室内側に傾けると、光が遮られることなく室内に差し込みます。
上から下に向かって日差しが入り込むので、床や部屋全体が明るい印象になりますよ。

また、羽根に角度をつけることで、外から室内の様子は見えにくくなります。
明るさを取り入れつつ、室内のプライバシーはしっかり守れますよ。
冬に外の明るさや暖かさを取り込みたいときにもおすすめです。
スラットを水平にする

スラットを水平にすると、光を効率よく室内に取り込むことができます。
カーテンを開いて過ごしているときのように、お部屋全体が明るくなりますよ。
室内が明るくなり、日光も取り込むことができるので冬の日差しを取り込みたいときにおすすめです。

スラットを水平にすると外の景色が見やすいため、開放的な雰囲気になります。
夜もスラットを水平にしていると、室内の様子が丸見えになってしまうので注意が必要です。
時間帯ごとにスラットの角度を調節して使い分けましょう。
スラットを完全に閉じる

ブラインドのスラットを垂直にする(完全に閉じる)と、外からの日差しはほとんど入って来なくなります。
日中にお部屋を暗くしておきたいときや、室内の様子を見せたくないときにおすすめです。
スラットを閉じる向きによっても、光漏れの量は変わります。
■スラット(凸面)を室内側に閉じる■

スラットの凸面を室内側に傾けて閉じると、外からの日差しが入り込みやすくなります。
写真を見ると、羽根の下側から光が漏れているのがわかりますね。
窓際にベッドがある場合、羽根を室内側に閉じて寝ると枕元に光が差し込みやすいので注意しましょう。
逆に、室内からの光は外に漏れにくくなるので、夜はこちらの向きがおすすめです。
■スラット(凸面)を窓側に閉じる■

スラットの凸面を窓側に傾けた状態で閉じると、光がほとんど入って来なくなります。
室内側に傾けたときの写真を見比べると、羽根の下の光漏れが激減しているのがわかりますね。
夏の猛暑日など、日差しを完全に遮りたいときにはスラット(凸面)を窓側にしてしっかり閉じておきましょう!
ただ、ブラインドは構造上、完全に遮光するというのは難しいです。
しっかりと閉じた状態でも、羽根通しの隙間やコード穴から多少の光漏れは発生してしまいます。
光漏れをできるだけ抑えたいときは、隙間が少ない高遮蔽タイプのブラインドを選びましょう。
当店の高遮蔽ブラインドは、スラット同士の隙間が少なく、コード穴もないため、光漏れを少なくできますよ。
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【ブラインド】スラットの向きを調節して外からの視線を遮る方法
ブラインドは日差しだけでなく、外からの視線もコントロールすることができます。
ここからは、外からの見えないようにするときのスラット角度の調節方法を紹介しますね。
上からの視線が気になるとき

窓の近くにマンションやビルがあると、上からの視線が気になりますよね。
上からの視線が気になるときは、ブラインドのスラットを窓側に傾けましょう。
水平方向や上からの視線をブロックすることができます。
下からの視線が気になるとき

2階以上にあるお部屋やオフィスビルの場合は、地上(下)からの視線が気になりますよね。
そんなときは、室内側にブラインドのスラットを傾けましょう。
ブラインドのスラットを室内側に傾けることで、水平や下からの視線を遮ることができますよ。
横からの視線が気になるとき

1階のお部屋で道路に面した場所に窓があると、通行人の視線が気になってしまいますよね。
歩行者や自転車が多い場所では、室内の窓の方が低い位置にあるため上からの視線を遮るときと同じです。
窓側が下向きになるようにスラットの角度を調節しましょう。
子どもが頻繁に通る場所、車の通行量が多い場所では、通行人が窓を見上げる形になります。
下からの視線を遮るときと同じように、スラットが室内側に傾くように調節しましょう。
また、室内側に傾けると外からの日差しを取り込みやすいこともメリットです。
外の景色を楽しみたいとき

スラットの角度を水平にすると、外の景色を楽しむことができます。
光がたくさんお部屋に差し込むので、明るく開放感のある空間を演出できますよ。
ですが、スラットの向きを水平にすると、外から室内の様子も見えやすいので注意してくださいね。
少しだけ上向き・または下向きにスラットの角度を傾けておくと、外からの視線は遮りつつ、景色を眺めることができます。
夜にブラインドで室内が見えないようにするにはどうすればいい?

昼間は外が明かるいため室内の様子が見えにくいですが、夜は外が暗く室内が明るいため室内の様子が良く見えます。
夜はプライバシーを守るためにも、ブラインドをのスラットをしっかり閉じておきましょう。

スラットを窓側に傾けると、室内の明かりが外に漏れやすくなります。
室内側に傾けることで、室内の人の動きなどがわかりにくくなりますよ。
夜は少しの隙間でも明かりが漏れやすくなるため、ブラインドはしっかり閉じるようにしてください。
■夜に上からの視線が気になる場合■

2階や上からの視線が気になる場所ではブラインドを窓側に傾けても良いでしょう。
隙間ができるだけ少なくなるよう、しっかりスラットを閉じてくださいね。
また、寝室などプライバシー対策を行いたい場所は、カーテンとの併用もおすすめです。
カーテンはブラインドのような隙間ができにくいため、外から室内が見えないようにしてくれます。
ブラインドとカーテンを併用する方法についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
まとめ
この記事ではブラインドのスラットの向きについて解説しました!
ブラインドのスラットには調光・目隠しなどの役割があります。
日差しや外からの視線が気になるときは、ブラインドのスラットの角度を上手に調節しましょう!
上からの視線が気になるときは、スラットを窓側に傾けます。
下からの視線が気になるときは、スラットを室内側に傾けてください。
夜は室内の様子がより見えやすくなります。
室内の明かりが外に漏れないように、夜はスラットを室内側に傾けるのがおすすめですよ。
スラットを上手に活用して、外からの日差しや視線をコントロールしてくださいね。












