足元から素早く暖まるホットカーペットは冬場大活躍のアイテムですよね。
「ホットカーペットにカバーを敷きたいけど、普通のラグを敷いても大丈夫?」と疑問に思ったことはありませんか?
お洒落なラグやふかふかの座り心地のラグをホットカーペットに敷けたら、ぬくぬく生活をもっと充実できそうですね。
ホットカーペットカバーにして良いラグにはどのような特徴があるのでしょう。
この記事では、『ホットカーペットカバーの選び方』と『サイズの目安』について解説していきます。
目次
ホットカーペットカバーの機能
ホットカーペット本体は地味なデザインが多いですが、おしゃれなカバーを上に敷くことで部屋のインテリアにも馴染みます。
そんなホットカーペットカバーには、「おしゃれ」以外にもさまざまな機能があることをご存知でしょうか?
ホットカーペットカバーの機能
ホットカーペットカバーの機能は主に4つです。
★ホットカーペットカバーのメリット★
- ホットカーペット本体の汚れ防止
- 保温性UP
- 低温やけど防止
- インテリアとして映える
ホットカーペット本体は電化製品のため、汚れが付くと落とすのが大変です。
またホットカーペットは、座ったり寝転んだりと長時間触れることが多いため、直接触れていると低温やけどする恐れがあります。
ホットカーペットにカバーをすることで、清潔・安全に使うことができるんですね。
またカバーをつけることで熱が逃げることを防ぎ、保温効果を高める効果があります。
暖かいだけでなく、電気代の節約にもつながりますよ。
ホットカーペットカバーは専用品でなくてもOK
ホットカーペットカバーは専用品でなくても大丈夫です。
普通のラグやカーペットもホットカーペットの上に敷くことができます。
ホットカーペットカバーがお洒落になれば、お部屋の景色がガラリと変わりますよ。
ホットカーペットカバーとしてラグやカーペットを購入するときは、床暖房・ホットカーペット対応商品を選びましょう。
↓当店ではホットカーペット対応のラグにはこのようなマークが付いています。
ラグ探しの参考にしてくださいね。
ホットカーペットカバーのサイズ目安
『130㎝×190㎝』『190㎝×190㎝』のようなサイズ表記だとわかりやすいのですが、『2畳』や『3畳』と表記されているとサイズ感がいまいち掴めないですよね。
実際のところ1畳、2畳と畳数が同じでも、店舗によってもサイズが違うという事が多々あります。(時には10㎝以上違っていることも…!?)
また長方形・正方形など形状が違うことでサイズが変わるという事もあります。
ここでは、当店で取り扱っているカーペットの畳数のサイズ目安をご紹介します。
あくまで目安にはなりますが、ホットカーペットのサイズえらびの参考にしてください。
♦1畳サイズ
1畳サイズの目安は約90㎝×150㎝です。
2人掛けソファーの前に敷いたり、ベッドの前だけ敷いたりと、コンパクトに使えるサイズです。
♦1.5畳サイズ
1.5畳サイズの目安は約140㎝×200㎝です。
ゴロンと寝転ぶなら1.5畳サイズ以上が望ましいでしょう。
1畳サイズのホットカーペットの上に敷くと、背中など必要な部分だけ暖められて省エネですね。
リビングや個人部屋、一人暮らしの6畳間などに敷きやすいサイズ感ですね。
L字ソファの前に座って寛ぎたいという方にもおすすめですよ。
♦2畳サイズ
2畳サイズ(正方形)の目安は約200㎝×200㎝です。
2-3人掛けソファーのあるリビングや、2-4人掛けのダイニングに敷きやすいサイズです。
コンパクトなこたつとも併用して使える大きさです。
2畳サイズは、正方形だけでなく長方形もあります。
2畳サイズ(長方形)の目安は約160㎝×230㎝です。
長さがあるので、3人掛けソファーの前に敷くときなどに便利なサイズです。
♦3畳サイズ
3畳サイズの目安は約200㎝×250㎝です。
かなり大きいサイズですね。
広めのリビングに敷いたり、4人掛けのダイニングに敷いたりできるサイズです。
ゴロンと寝転んですごしたい方にもおすすめです。
また、4人掛けのダイニングこたつなど大きめのこたつとも併用して使えます。
ホットカーペットカバーの選び方【サイズ編】
ここからは、ホットカーペットカバーの選び方について解説していきます。
上記のサイズを目安に、ホットカーペットカバーのサイズを決めていきましょう。
サイズを決めるときのコツは2つあります。
ポイント①ホットカーペットのサイズを基準にしよう
ホットカーペットカバーは、ホットカーペットの大きさが基準となります。
先ほど説明したように、カーペットやラグは同じ畳数だったとしても商品によってサイズに幅があります。
「思ったより小さかった(大きかった)!」とならないために、ホットカーペットは畳数だけでなく『長さ(㎝)』も確認するようにしましょう。
自宅にホットカーペットがある場合は、目測で判断せず実際にサイズを測るようにしてください。
これからホットカーペットを購入する方も同様です。
ホットカーペットのサイズを把握してからカバーのサイズを検討しましょう。
ポイント②迷ったときは一回り大きいサイズを選ぼう
同じ畳数でもサイズが違うため、ぴったりのサイズがなかなか見つからなかったり、
お気に入りのデザインのサイズがホットカーペットと若干サイズが違ったりする場合もあると思います。
サイズ選びに迷ったときは、大きいサイズを選ぶようにしましょう。
せっかくお洒落なカバーを敷いても、グレーのホットカーペットの部分が見えてしまうと台無しですよね。
清潔・安全に使うためにも、ホットカーペット全体を覆えるカバーでなければ意味がありません。
カバーの方が大きい場合は暖かくない部分が出てきてしまいますが、使用するうえで大きな問題はありません。
良く座る場所にホットカーペットが来るよう敷き方を工夫すれば大丈夫です。
カバーを選ぶときは『大は小を兼ねる』と覚えておくと良いでしょう。
ホットカーペットカバーの選び方【素材編】
サイズが決まれば、『どんなラグ』を購入するか決めていきましょう。
ホットカーペットカバーを購入するときには、色やデザインだけでなく機能も重要になります。
掃除しやすい、座り心地が良いなどどんな機能が欲しいかを先に考えておくと整理しやすいですよ。
ポイント①熱伝導率の高いアルミ基布のラグで省エネ♪
熱伝導率の良いアルミ基布を塗布することで、冷房や暖房の温度が素早くラグに伝わります。
ホットカーペットの熱も、素早くラグに伝わるのですぐに暖まれます。
『冬あったか・夏ひんやり』なアルミ基布ならオールシーズン通して快適に過ごせますよ。
ポイント②カバーの定番!キルティングラグ
中に薄く綿が入ったキルティングラグ。
「ホットカーペットカバーといったこれ!!」とイメージする方も多いのではないでしょうか?
インスタグラムで話題の『イブル』など、最近脚光を浴びつつあります。
綿がある分、ラグの間に空気が含まれているため保温効果も高いです。
ポイント③洗える・防水ラグでお手入れ簡単
リビングやダイニングにホットカーペットを敷いて、みんなで温まりながら食卓を囲む…。
ほっこりする光景ですよね。
ですが、ホットカーペットカバーに食べ物や飲み物をこぼしてしまうと大変です。
普通の床と違い、ホットカーペットの上だと汚れが温まってしまい臭ってしまうことがあります。
ホットカーペットの上で飲食をする場合は、清潔に使えるようにお手入れしやすいラグを選びましょう。
洗濯可能なラグだと手軽に洗えるので便利ですね。
洗濯機洗い可能であればさらに楽チンですよ。
また、はっ水加工付きなど防水機能の付いたラグなら汚れが付きにくいですよ。
ポイント④低反発ラグで座り心地◎
ホットカーペットが暖まると、思わずゴロンと寝転びたくなるのは私だけでしょうか?
寝転ぶ事はなくとも、リビングや自室だとホットカーペットを敷いている床に座る事は多いと思います。
そんな時、底付き感があると座るのがツラいですよね。
また薄すぎるラグだと、長時間同じ姿勢でいることで低温やけどしてしまう危険性もあります。
もちっとした感触の低反発ラグなら、底付き感もなく快適に座ることができます。
ただし、分厚すぎるとホットカーペットの熱が伝わりにくくなるので注意しましょう。
スムース
丸洗い可能な7㎜のウレタンラグ。
極細繊維マイクロファイバーを使用しているため、とろけるような優しい肌触り。
スベリ止め付きでホットカーペットと併用してもズレにくく快適に過ごせます。
ポイント⑤スベリ止めで『ズレ』防止
ホットカーペット周辺に掃除機をかけているときに、カバーだけがズレてしまったことはありませんか?
元気な小さいお子さんやペットのいる家庭だと、跳ねたり走ったりしているうちにホットカーペットとカバーの位置がズレてしまいますよね。
ズレやすいカバーだとちょっとしたことでホットカーペットとカバーの位置がズレてしまいます。
また、一部のズレを戻そうとすると、なぜか他の部分がズレてしまって、結局全部退けて敷き直し…なんていう面倒な事になってしまうこともしばしば。
スベリ止め付きのラグを選ぶようにしましょう。
ご自宅のラグにスベリ止めが付いていない場合は、スベリ止めシートを購入するという方法もあります。
スベリ止めシートを購入するときは必ず『ホットカーペット対応』であることを確認してください。
それさえクリアしていれば、シートタイプでも厚みのあるタイプでも、どんな形状のものでも大丈夫です。
ウレタン入りのふかふかスベリ止めシートなどもあるので、底付き感があるラグもグレードアップできちゃいますよ。
まとめ
ホットカーペットカバーの選び方・サイズの目安について解説してきました。
ホットカーペットのカバーは専用品や付属のカバーでなくても大丈夫です!
床暖房・ホットカーペット対応の商品を選びましょう。
ホットカーペットカバーのサイズは、ホットカーペットのサイズを基準にして選びましょう。
『大は小を兼ねる』。ホットカーペットを覆えるように大きいサイズのラグを探しましょう。
洗える・防水機能付きのお手入れしやすいラグは、リビングやダイニングなど幅広い場所で使いやすいです。
暖房効率を重視するなら、熱伝導率の良いアルミ基布ラグが良いでしょう。
今年の冬は、ホットカーペットでぬくぬく♪
ポカポカでゆったりと寛げる、素敵なホットカーペットカバーを見つけてくださいね!